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著者:青太郎氏


 壊れていく。少女の理性が、倫理が。では、壊していく俺はどうなのだろうか。
 すでに壊れているのだろうか。
 はたまた、ハナからこうだから、壊れてはいないのだろうか。
 まあ、そんなことはどうでもいい。


 第一章 後編


 最近の下着事情に疎い俺っちは水色のブラを物珍しく凝視した後、それをはぎ取った。
現れる膨らみの全貌。桜色の頂点に興奮を覚えつつ、下劣な笑みを形作る。こういう場合、その方があっているような気がした。
「やめて……」
 涙を浮かべる彼女。何の罪も咎もない、文字通り無実の少女。
だというのに、今はこうして暴虐の対象となっている。まったくの理不尽。
 しかし考えてみてほしい。
 捕食される獲物に、罪などあるのだろうか。
 そう、ないのだ。なくてしかるべきなのだ。
 だからこその理不尽。発生するべくして発生した不条理。
「澪ちゃん、おっぱい大きいね。まったく、何を食べればこんなになるんだか」
 頬を伝う涙が、絶望を映す。最後まで止まらないのだと、逃れられないのだと知る。
それゆえの涙。無遠慮にその実った果実ふたつ、鷲掴み。
「あう」
 揉んで揉んで、こねくり回す。まさかこんなに柔らかいものだとは。硬さがとれ、大人と大差ないその乳房に、俺は口づける。
「あっ……いやぁ……」
 白い肌に咲く赤い花。俺のものだという刻印。他の男に触らせる気など毛頭ない。こいつは俺のものだ。
「ちゃんとマーキングしないとね。澪ちゃんお友達に見せて自慢できるよ」
「そんなこと」
「ま、どっちでもいいけどね。澪ちゃんにすることに変わりはないから」
「ううっ……」
 増える一方の涙にある種の美しさを覚えながら、桃色の突端を吸う。
どこか懐かしさを感じるが、昔とは全然状況が違うことが、ひどい皮肉のようだ。
「あうぅ……うっ。はっ……あっ」
 空いてる方も指で挟んでみたり、潰してみたり。次第にそこが膨らんできて、硬くなってきた。
「気持ちいいんだね、こんなに乳首たたせるなんて」
 答えはない。図星ってところか。胸ばかりもあきてきたから、スカートの中に手を潜らせると――――。

「ん」
「あぁ……いやぁ」
 湿りけがある。一度澪から降り、スカートをはずすと、中心からシミの広がったしまパンが見えた。
「いやらしいねえ。こんなに感じてるなんて」
「見ないで……」
 そんなわけにもいかない。そこで、彼女の上着の膨らみに気づく。さぐれば、カメラが出てきた。旧式だが、いい品だ。
「澪ちゃんの思い出がまた増えるね☆」
 パシャリ、パシャリとフラッシュをたいていく。澪の目が見開かれ、驚愕が表情を占める。
まさか自分のカメラが、自分の痴態をおさめようとは、想像もしなかっただろう。俺のデジカメでも撮っとこうっと。
 制服の前がはだけ、胸をさらし、下はシミの広がっているパンツをさらしている。
ひどくやらしい。靴と靴下をきちんとはいているあたりが、それをさらにひきたてている。
「うああ……」
 ボトボト畳に落ちていく涙が、染み込んでいくのを見ながら、
「もちろん二人だけの秘密さ。だけど、澪ちゃんが僕に迷惑かけたら……わかるね?」
 パンツを横にずらし、女のそこに触れる。ぬめりが指を濡らし、奥へ進むのを助ける。
「んっ……あっ……んっ、はんっ」
 探るように、さまざまなところへ五指を動かす。そのたびに、顔を赤くして澪は声を上げる。
「あんっ、ああっ。あっああっ!」
 持て余した片手で乳首を締め付けると、ドロドロしたものが下着を通してたれてきた。
 そろそろか。
「じゃ、澪ちゃんそろそろ大人になろうか」
「え……」
 紅潮しつつ、ぼんやり見上げる彼女に平素の怜悧さはない。言っていることの真意が掴めずぼんやりしている。
その前で、俺は立ち上がり、下着ごと作業着の下を下した。
 現れる男。
「そんな……うそ……」
「うそじゃないよ。ほら、澪ちゃんのここは欲しがってるよ


 プニプニ、といった感じでいじれば、開閉していたそこは指をはさむ。
「ひあっ……あっ」
「喜んで、澪ちゃん。これで友達に自慢できるじゃない」
 実際、ここまで早い体験はそうそうないだろう。いや、あいつを襲った女の子たちは別か。
「いや……いや……」
 うつぶせになるように転がり、動かない手をなんとか擦らせて、芋虫のように逃げる彼女。
しかし、その腰を上げている格好は、むしろ逆効果。まるで男を誘っているか、それを準備しているかのようだ。
「そうかそうか。わかったよ、澪ちゃん」
「え」
 振り返り、儚い笑顔を見せる澪。もしかしたら、このひとに自分の気持ちが伝わって、改心してくれたのかもしれない。
……そう思ったのだろう。
 しかし現実はいつだってそんな儚い希望を踏み潰す。
「後ろからしてほしかったんだね」
 瞬間、笑顔が消え、希望が絶望とすりかわる。
恐怖と悲愴を浮かべたそんな彼女の目の前で、俺は腰をつかみ、下着を横にずらす。半身は勢いよく澪の中へ侵入していく。
「痛っ!」
 澪の悲鳴で止まることなく、進行は続く。妙な感触が肉棒を包み、それが多大な快楽を俺にもたらす。
なるほど、大人どもが夢中になるはずだ。これほどのものとは。
「気持ちいいよ、澪ちゃん。これで大人の女になれたね、よかったね」
 いいわけがない。しかし、この姿勢――キャラクターは崩す気はないので、こういう物言いになる。
つくづくいい性格をしていると我ながらあきれる。

「うっ……ひあっ……あっ……あ……」
 血が流れるのも、澪が痛がるのも構わず、ただ腰を動かす。快楽のため、現実を忘れるため。
そうだ、俺の生き方の本質はここにある。欲に、悦にまかせて歩んでいくこの人生。それを象徴する所業。
プリミティブかつアグレッシブなそれはまさしく獣。
 やはり『捕食』。
「ああ……あひっ!」
 突きの速度、角度を変えるだけで澪は律儀に反応を変えて返してくれる。
血に混じって、あのドロドロしたものがしまパンの隙間から畳へたれている。
それがとても卑猥で、俺の欲を満たすどころか高めていく。
「ひ……ああ……ああ……ああっ!」
「いいっ! いいよ澪ちゃん! どんどん僕のを締め付けて楽しませてよ!」

 グジュッ グジュッ グジュッ グジュッ
 グジュッ グジュッ グジュッ グジュッ
 グジュッ グジュッ グジュッ グジュッ

 澪のそこから発せられる水音。そこから垂れる量は、涙とともに加速度的に増えていく。いや、もう涙より多いだろう。
「ひああっ! ああっ!」
 ズボッ、ズボッといったりきたりする肉棒は、もう限界が近かった。
当然だ。あの締め付けでこんなに動かせば、どんな男も音を上げてしまう。
「澪ちゃん、そろそろ出すよ」
「え……?」
 得心いかず、呆ける澪に、俺はさらなる絶望を送る。
「僕の精液、受け取ってね」
「いや……中に出さないで」
 涙をまき散らし、首を左右に激しく振る澪。舞い上がる長い黒髪を、彼女を、不覚にも美しいと感じてしまう。
「ふふふ。そういって、こんなに締め付けてるじゃないか。欲しいんだろ? 僕のザーメン」
「いや……やめて……」
 グチュグチュ言わせる澪のそこの締まりが強くなってきた。体は正直だな。種子を欲している。
「赤ちゃんできちゃう……」
「そうだね。澪ちゃんママになるんだね。いい子産んでね」
 内外ともに笑みを浮かべる。狂気の喜び。壊していく悦び。
積み上げられた積み木を崩すような、洗練されたガラス細工を砕くような狂喜。
 壊れていく。少女の大切なものが。
 壊していく。少女の希望を踏みにじって。

「あ、そろそろ出ちゃうよ、澪ちゃん。しっかり味わってね」
 グプッっと深いストロークで澪の性器をかき回していく。快楽の波が強く、みじかくなっていくのが分かる。もう限界だ。
「あっ! ああっ! ひあう! あう!」
「で、出るう〜〜〜〜〜!」
 ドプッ ドプッ ドプッ ドプッ ドプッ ドプッ ドクッ…………。
「はぁはぁ」解き放たれた精が、澪の子宮に、膣にぶちまけられ、浸透していく。
俺は射精後特有の倦怠感にまかせ、澪に覆いかぶさっていた。
さすがに成人男性を支えられるはずもなく、彼女はドサリと畳にその身を落とす。
しばらく動きたくない。ああ、そうだ。手錠外さなきゃ……よし、外れた。
「あ……いやぁ……」
「よかったよ、澪ちゃん」
 耳元で満足そうに囁いてやる。脇から通した手で、しばらく巨乳をもてあそんでいると、
「どうして……」
 啜り泣きとともに聞こえるは疑問の声。なぜ自分が、なぜこんなことを。平平凡凡にして、当然の怪訝。
「女を抱きたかった。ただそれだけ」
 正直に答えた。もう演じるのはめんどくさい、つかれた。
「そんな理由で……」
「それだけて十分さ。俺にとってはね」
 ボールで遊ぶように、澪の胸をいじっている手を細い指が阻んだ。
「はなして」
「しかたないな」
 最後に乳頭をつまむと、「あんっ」とかわいい声が聞こえた。うんうん。体は正直でよろしい。
だるい体を起こし、ズボンをはく。見下ろせば、澪がごろりと仰向けになった。乳がでかいとうつぶせは辛いんだろうね。
 兎のような赤い目、今も流れる涙、それに濡れた鴇色の唇、いまだ屹立した乳首、あおむけでも形の崩れない豊満な胸……。
 下見れば、ストライプのショーツの透明なシミの中心が赤色に染まっている。
湿ったショーツがぴったり性器にくっついているので、その形がよくわかる。これはこれでエロい。
下着の隙間から、今も精液が流れている。ずいぶんたまっていたようで、大量の黄ばんだ子種が澪の子を産む器官から出てきている。
そういえば最後に出したのいつだったっけ。
 二つのカメラを再び使い、その痴態を撮り終えると、澪のカメラからフィルムを回収する。あとで現像して澪にでも送るかな。
「ほら、若い女の子がいつまでもそんなはしたないカッコすんな」
 どの口がいってるんだか、と自嘲しつつ、落ちてたブラとスカート、最後にカメラを渡し、澪を無理やり起こす。
「そうだ。番号交換しとこう」
 のろのろと澪が着替えている間に、俺はこいつの携帯を勝手に取り出し、赤外線通信を行う。
さすがにもう止める気力はないらしく、彼女はぼんやりそれを見ているだけだった。

 それからすることがなくなったので、澪の着替えをデジカメのムービーで撮影していると、電話が鳴った。
俺の携帯だ。……あいつからだ。
「どした」
『いや。気になってな。お前何かしてないだろうな』
「どう思う?」
 ご名答。“ナニ”しました。
『……ああ、今のでわかった。……俺が注意できる筋合いはないからこれだけ言っとく』
 さすが、付き合い長いと察しがいいね。ところでそっちの背後から女の声が聞こえるのはなして?
『大事にしてやれよ。……おい、盗み聞きするな。だから女じゃない。昔のダチだ。…………。
だから俺に女友達なんていないって言ってるだろ!』
「もしもーし」
『ああ、すまん。外野がうるさいからもう切るぞ』
「愛されてますなあ」
『……うっとうしいだけだ。じゃあな』
「はいはい」
 相変わらずのツンデレっぷり、よかどすなあ。ま、フラグたてても攻略しないけど。
 気がつけば、澪は見た目元通りだった。さすがに赤くなった目と涙の跡はそのままだったので、とりあえずタオルで拭いてやる。
「ほら、帰った帰った」
 急かすが、彼女は動こうとしない。何かを見つめている。視線をたどれば、そこには俺のベースがあった。
「……音楽やってたの?」
「やってたな」
 それがどうしたとばかりに答えると、
「私の演奏、どうだった」
「まだまだだな」
「そう……」
 それきり、澪は何も言わずに室外へでていった。俺はというと、なんとなく、ベースを触りたい気分になり、とりあえず指を滑らせる。
 聞きなれた音、しかしどこか色あせた音。
 …………あいつら、何やってんのかな。 
 もう一度やりてえな、あいつらと。
 ――――気がつけば、携帯に手を伸ばしていた。



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