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著者:別1-76氏




「綺麗な髪だねぇ。」

子供のころ澪を見て言った言葉。
今もずっと綺麗な髪だ。
だけど、昔と違うこと。
今の澪の髪には魔力がある。
あたしを惹きつけて離さない。

「澪。」
そして、あたしを酔わせ、狂わせる。

「澪。」
うん、澪の髪のせい。
惹きつけられる。澪の髪に。

「やっぱり澪の髪は綺麗だよ。」
澪の髪に触れながら言うと、澪は頬を赤く染める。
それがあたしをさらに狂わせるんだ。
髪から頬に手を流し、頬に手を添える。
潤んだ瞳があたしを見下ろす。
もっと、もっと狂っていく。
少し背伸びをして、あたしの唇を澪のそれに近づける。
澪の柔らかなそれが、またあたしを酔わせ、溺れてく。
少し澪に力をかけて、ベッドに押し倒す。
そして二度目のキス。
今度は触れるだけじゃなくて、もっと澪を味わうように深く深く。
「ん、んはぁ。ンん…。」
澪の口の端から漏れる声。
唇を離し澪を上から見つめる。
火照った顔、潤んだ瞳。
髪だけじゃない。
全てがあたしを狂わせて行く。
澪に溺れていく。

澪が両手をあたしの頬に添える。
そして引き寄せられる。
澪の柔らかい唇に。
3度目のキスは澪からしてくれた。
澪の舌があたしの舌と絡み合う。
狂っているのは、酔っているのは、溺れているのは、あたしだけじゃないんだな。

もっともっと澪に溺れたい。
もっともっと澪と溺れたい。

「あッ…。」

唇を離すと澪が名残惜しそうに声を漏らした。
たまらない。止まらない。
もっといろんな澪が見たい。
頬に、おでこに、首筋にキスを落とす。

そしてあたしは澪のタイを外してブラウスに手をかけた。




***********






「ん…ふぁあ。」
目を覚ますとあたしは澪のベットの中。
布団はかかっているものの、あたしも澪も一糸纏わぬ姿。
起き上がろうとしたけど、できなかった。
あたしの右腕には澪の頭がちょこんと乗っていて、あたしに抱きつくように澪が寝ていたから。
寝起きのぼーっとしてた頭が、覚醒していく。
それに伴って、目覚める新たな感覚。
抱きついている澪の胸が当たっている。
柔らかくて気持ちいい感触が、あたしを支配していく。
さっきも散々感じたのに、また求めたくなる。

ばかっ!さっきと違って澪は寝てるんだぞ!

あたしは自分に言い聞かせ平静を保たせようとする。

「りつぅ…。んん・・・。」
あたしの気持ちなんてこれっぽちも知らないで幸せそうに眠る澪から漏れた言葉。
あ〜もう!ばか澪!
…あたしの理性がもたないぞ?
そうやって考えられる当たり、あたしにもまだ余裕があった。
ほんのちょっぴりだけど。

「りつぅ…好き、だよ。」

澪の寝言はそんなちょっぴりの余裕なんていともたやすく壊す威力があった。

「ばか…。澪がいけないんだからな。」

あたしは左手を澪の頬に添えた。
今日はまだまだ長くなりそうだ。

このページへのコメント

萌え死にそうです。

0
Posted by ああもう 2010年07月12日(月) 20:13:27 返信

うん。やっぱり律澪最高。
甘すぎるっしょ!

0
Posted by よし 2009年12月06日(日) 00:02:46 返信

(*´ω`*)百合カワユス

0
Posted by (*´ω`*) 2009年11月18日(水) 09:46:52 返信

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