今日の律と和の絡みを見て勝手に妄想しちゃいました
時間的に7話と8話の間です
百合成分は低いですがご勘弁を
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放課後、学校からの帰り道
律「おーい、和さーん!」
和「あら律さん、今日は早いのね」
律「いやー澪のやつが風邪ひいて休んじゃってさー。今日は部活休んでお見舞いに行こうって話になったんだ」
和「そうなんだ。でもほかの2人はどうしたの?」
律「実は唯が『お見舞いに行くならおみやげがいるね!』って言ってムギ連れてケーキ買いに行ったんだよ」
(唯の真似をしながら言う)
和「それって唯の物まね!?似てるわね、まぁあの子らしいったららしいけど」
律「似てたでしょ!そういうわけで私は先に行ってるってわけ」
和「なるほどね。それにしても澪さん、インフルエンザとかじゃなければいいけど」
律「あー、大丈夫大丈夫。あいつのことだからどうせおなか出して寝てたら風邪ひいたってとこでしょ」
和「でも寒いのにおなか出して寝るかしら」
律「あいつ、あー見えて結構ズボラだからたまにあるんだって」
和「そういうことにしとくわね。でもこれ聞いたら澪さん怒るんじゃないかしら」
律「あっ、くれぐれもこの話は澪やほかの2人には内緒ね!」
和「ふふ、分かったわ」
律「あ、そういえばクリスマス会のときに貰ったのり、重宝してるよ」
和「あらそうなの。選んだときはどうかなって思ったけど、喜んでもらえてるなら良かったわ」
律「私朝食はご飯派だからさー、良いおかずになってるよ」
和「実はプレゼント選んでるとき唯が、軽音部のみんなは食いしん坊だから、食べ物がいいって言ったからのりにしたのよね」
律「唯のヤロー、私たちがいない時はそんなこといってんだ、あとでおしおきだな!」
和「ふふ、あの子仲良くやれてるようね」
律「んー、仲良くっていうかこっちが面倒見てるって感じだな。和さんや憂ちゃんの苦労がよく分かるよ」
和「まぁ確かに手のかかる子だけど、良いところもたくさんあるのよねー」
律「それは確かにあるね、今ではうちらの良いムードメーカーだよ!」
和「唯って不思議な子なのよね、いつの間にか仲良くなってあの子のペースにはまっていく」
律「そして振り回される・・・だよね」
和「そうそう、そういえば追試のときの勉強、大変だったみたいね」
律「そーなんだよ!まっ、この律大先生のおかげで追試は受かったけどね」(ドンっと胸をたたく)
和「あら、勉強は澪さんと紬さんに教えてもらったって唯言ってたけど」
律「あのヤロー、おしおき2倍だ!」
和「ふふ、でも今こうして私たちが話できるのもあの子のおかげなのよね」
律「そうだなー、和さんには部の申請のときお世話になったし。そういう意味では唯も役に立つな」
和「でも部の申請は律さんが忘れただけなんでしょ?」
律「うっ!ま、まぁ過去のことだし水に流すということで」
和「そういうことにしとくわ」
律「そうそう。おっと、私ここ右だから、それじゃね」
和「うん。あ、澪さんお大事にって伝えてね」
律「了解しました(敬礼)!あ、和さん」
和「何?」
律「これからは律で構わないから、私たちもう友だちなんだし」
和「それもそうね、だったら私も和で構わないから」
律「分かった。じゃあね、和」
和「うん。ばいばい、律」
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スタスタ
律「あれ、なんでこんなに顔熱いんだろ(カバンから鏡を出す)、うわ!私顔真っ赤じゃん!なんで!?」
スタスタ
和「なんでこんなに胸がドキドキするんだろ、走ったわけでもないのに」
律・和「「私、どうしたんだろう・・・」」
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電信柱の影
紬「あらあら、なんだかお二人いい雰囲気ね」
唯「むーっ、りっちゃんめー浮気なんかして!澪ちゃんにチクってやる!」
紬「まぁ、唯ちゃんったら悪い子」
唯「和ちゃんに手だしたらりっちゃんでも許さないんだから!」
紬「あらあら(でもこれはこれで・・・イイ!)」ハァハァ
唯「あれ、ムギちゃん顔赤いよ。もしかして風邪!」
紬「風邪ではないけど・・・そうねこれは不治の病ね」
唯「不治の病って・・・えーっ、やだよームギちゃん死んじゃやだー」(泣き顔)
紬「唯ちゃんたちが仲良くやっててくれれば治る病気だから、心配しないで」(唯の頭ナデナデ)
唯「うん、よく分かんないけどムギちゃんのためにも仲良くする!」
紬「それでいいのよ・・・さぁ、澪ちゃんのお見舞いに行きましょ」
唯「そうだね、早く風邪治してもらって仲良くして、ムギちゃんの病気も治さないと!」
紬「ありがとう、唯ちゃん(でも仲良くすればするほど重症になるの・・・)」
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