高橋維新のページ

　久しぶりに全話見たアニメです。
　筆者は空気アニメが苦手なので、無味乾燥でサーバルの可愛さばかりを押してくる1話を見た時の茫洋感は絶望にも等しく、「これを最後まで見られるのか」という不安に支配されました。
　でもまあ、2話・3話と見るうちにのめりこんでいったのは事実です。終盤は泣いていました。

　基本的には、かばんちゃんとサーバルの冒険譚なんですね。人間に放逐されたジャパリパークを旅しながら、他のフレンズの手も借りつつ、行けなくなっているところを何とか工夫して突破していく。その冒険の中で育まれる2人の友情と、徐々に明かされていく舞台設定とかばんちゃんの正体。2人で延々と「たまに敵も出てくる広大な廃墟」を旅するという設定は、The Last of Usにも似ていて、筆者はゲームをプレイしている感覚で見続けることができました。
　だから、1話の茫洋さはやっぱり惜しいです。あの1話がもっと人を引き付ける作り（＝続きが気になる作り）になっていたら、もっとヒットしたんじゃないかと思ったり。

　あと、フレンズってグロンギっぽいよね。なんか。

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