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グランド・セフト・オート：トリロジー：決定版
グランド・セフト・オート：トリロジー：決定版 
2013年9月の��の発売から本稿執筆時点で8年半が経過しています。オンラインが儲かるからなのかは分かりませんが、ロックスターは��をこすり続けています。��は元々PS3のソフトとしてリリースされた作品だったのですが、PS4版に続き、つい先日（2022年3月15日）にはPS5版も発売されてしまいました（日本では未発売なのかもしれませんが、あまり細かいことは調べ切っていないので各自補完してください）。ファンはずうっと「早く�困鮟个察廚隼廚ぢ海韻討い襪任靴腓Δ�、そんな中突如発表されたのが本作でした。往年の名作の「�掘廚函�VC」と「SA」をリメイクした作品だということでした。VCからこのシリーズを知り、その後SA・LCS・VCS・�犬箸修�DLC・��・CWとシリーズを追いかけ続け、�靴眩未辰謄廛譽い靴浸笋箸靴討蓮屬笋蕕覆ぁ廚箸いα�択肢はありませんでした。本作発売後の悪評もネット上で色々目にはしましたが、それでも自分を止めることはできませんでした。
全体的な感想としては、「リメイクというよりはリマスター」の一言に尽きます。SAはPS3でリマスターが発売されていましたが、あんな感じです。収録されている3作はいずれも、原作からグラフィックが若干向上している点を除けば、ほぼベタ移植です。本当は「若干」ではないかもしれません。原作の映像と並べて比較すれば向上具合がもっと分かりやすくなるとは思いますが、本作の映像を単独で見た時の体感は「若干」でしかありません。PS5向けの最新ソフトとグラフィックを比べれば大したことはないのです。
ほぼベタ移植なので、原作を楽しめた人は楽しめるかと思いますが、逆に原作がハマらなかった人にはハマらないと思います。原作における昔のゲームらしい理不尽要素もほぼそのままです。��のような体験を期待すると肩透かしを食らうと思います。ネット上での批判意見は、本作に��を期待してしまった人か、いつまでも次回作を出そうとしないロックスターを批判したい人が本作の批判にその点を絡めているのかのどちらかではないかと私は睨んでいます。あくまでリマスターだと覚悟したうえで本作単体を見てみると、そんなに言うほどひどくはありません。
あとはとことん細かい話になるので、箇条書きにしておきます。
<全体>
・全体的に時間制限が厳しいミッション等の制限時間が長めになり、易化している印象がある。
・車の操作は�鍵聞澆吠擦擦�R2がアクセル、L2がブレーキとなっている。�犬任魯�プションで「×がアクセル、□がブレーキ」という旧世代作のボタン配置にも変更できた記憶があるが、本作では変更不可（少なくとも私は変更方法を見つけられていない）。当然、変更はできた方が親切だろう。SAの自転車のみは、×連打で自転車を漕ぎ、□でブレーキという旧世代作の仕様であり（これも変更不可）、若干ややこしい。
・攻撃も�鍵聞澆吠擦擦�L2で構えて、R2で発射となっている（近接武器等による殴打もR2）。こちらも変更不可。
・ドライブバイの操作ボタンも変わっている。車またはバイクに乗っている際には、□で左側を見て、○で右側を見る。□を押しながらL1を押すと左側に撃つ。○を押しながらL1を押すと右側に撃つ。L1だけを押すと、カメラの位置が変わらぬまま左側（バイクの場合は正面）に撃つことになる。�鍵聞澆任呂修發修發△泙螢疋薀ぅ屮丱い鬚靴覆�なっていた気がするので、�鍵聞澆離椒織麈枌屬�こうだったかどうかは覚えていない。これも変更不可なので、ドライブバイを多用する本作では、慣れるまでややこしい。
・ヘリの操作ボタンも変わっている。R2で上昇、L2で下降、R1で右旋回、L1で左旋回である。これも変更不可
・ラジオの楽曲は、一部削除されているようである。私のお気に入りで聞けなかったものは今のところないが。
・私はPS5でPS4版をやったが、乗り物で高速移動をすると人やらアイテムやら建物やらの描画が追い付かないことが多々ある。私はあまり気にしない方ではあるので問題はなかったが、気になる人には気になると思う。
・屋内外の間を移動するとロード時間が挟まるのは全て原作のとおり。シームレスにはなっていない。
・メインミッション開始時にはオートセーブがされるので、やり直しは快適にできる。原作のようにいちいちミッション主のところまで戻る必要はない。ただSAを除き、ミッション途中のチェックポイントは基本的にない。
・夜や地下は暗すぎて見えにくい場合が多々ある。オプションで明るさやコントラストを最大にしてもまだ見えない。全体的に明るめの色調であるVCはまだマシであるが、�靴慮�園とか、SAのトンネル内とかはひどい。SAで、LVにあるAmmu-Nationで射撃場ミッションをやったところ、暗すぎて的が非常に見えづらかった。
<��>
・ポーズ画面で全体マップが見られるようになったのは明確な向上点である。原作ではミニマップしか見られずとても苦労した記憶がある。
・ヘリは登場するが乗れない。バイクは登場すらしない。原作再現ではあるが、乗れるようにしても良かったのではないか。
<VC>
・「カンノーリを持っていけ」というトロフィーは、普通に獲得しようとすると理不尽な作業量を要求される。犯罪者ランクというポイントを10万ポイント稼ぐとこのトロフィーを獲得できるのだが、この犯罪者ランクがなかなか溜まらないのである。細かい仕様は不明ながら、人を殺したり乗り物を破壊したりお金を稼いだりするとポイントがもらえるようである。しかし、100%クリアをしても3万点前後しか溜まらない。お金だけであと7万点を稼ごうとすると、おそらく7000万ドルほど必要になる。ただ100%クリアをしても、稼いだ累計額は100万ドルいけばいい方なのである（※ゲームの所持金の限界は9999万9999ドル）。結局タイムを更新するたびに報酬額が2倍になる"CONE CRAZY"というミッションをちまちま記録更新しながら何回もクリアするのが最適解になっている。これでもパッチで簡単になった方であり、パッチ前は100万ポイント必要だったとのことである。
<SA>
・おそらく北米版をもとにしているので、原作やPS3のリマスターに施されていた厳しい改変もない。私は初めてポン引きミッションや削除された採石場ミッションをやることができて少し感動した。
・ただ日本語字幕は原作のものを流用しているのか、CJがミッション中に殺害する一般人がバラスの手の者とされている点は変わっていない。
・服を買う時の妙なロード時間の長さは改善されていない。ファストフード店で注文を選ぶ時のテンポの悪さも。
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全体的な感想としては、「リメイクというよりはリマスター」の一言に尽きます。SAはPS3でリマスターが発売されていましたが、あんな感じです。収録されている3作はいずれも、原作からグラフィックが若干向上している点を除けば、ほぼベタ移植です。本当は「若干」ではないかもしれません。原作の映像と並べて比較すれば向上具合がもっと分かりやすくなるとは思いますが、本作の映像を単独で見た時の体感は「若干」でしかありません。PS5向けの最新ソフトとグラフィックを比べれば大したことはないのです。
ほぼベタ移植なので、原作を楽しめた人は楽しめるかと思いますが、逆に原作がハマらなかった人にはハマらないと思います。原作における昔のゲームらしい理不尽要素もほぼそのままです。��のような体験を期待すると肩透かしを食らうと思います。ネット上での批判意見は、本作に��を期待してしまった人か、いつまでも次回作を出そうとしないロックスターを批判したい人が本作の批判にその点を絡めているのかのどちらかではないかと私は睨んでいます。あくまでリマスターだと覚悟したうえで本作単体を見てみると、そんなに言うほどひどくはありません。
あとはとことん細かい話になるので、箇条書きにしておきます。
<全体>
・全体的に時間制限が厳しいミッション等の制限時間が長めになり、易化している印象がある。
・車の操作は�鍵聞澆吠擦擦�R2がアクセル、L2がブレーキとなっている。�犬任魯�プションで「×がアクセル、□がブレーキ」という旧世代作のボタン配置にも変更できた記憶があるが、本作では変更不可（少なくとも私は変更方法を見つけられていない）。当然、変更はできた方が親切だろう。SAの自転車のみは、×連打で自転車を漕ぎ、□でブレーキという旧世代作の仕様であり（これも変更不可）、若干ややこしい。
・攻撃も�鍵聞澆吠擦擦�L2で構えて、R2で発射となっている（近接武器等による殴打もR2）。こちらも変更不可。
・ドライブバイの操作ボタンも変わっている。車またはバイクに乗っている際には、□で左側を見て、○で右側を見る。□を押しながらL1を押すと左側に撃つ。○を押しながらL1を押すと右側に撃つ。L1だけを押すと、カメラの位置が変わらぬまま左側（バイクの場合は正面）に撃つことになる。�鍵聞澆任呂修發修發△泙螢疋薀ぅ屮丱い鬚靴覆�なっていた気がするので、�鍵聞澆離椒織麈枌屬�こうだったかどうかは覚えていない。これも変更不可なので、ドライブバイを多用する本作では、慣れるまでややこしい。
・ヘリの操作ボタンも変わっている。R2で上昇、L2で下降、R1で右旋回、L1で左旋回である。これも変更不可
・ラジオの楽曲は、一部削除されているようである。私のお気に入りで聞けなかったものは今のところないが。
・私はPS5でPS4版をやったが、乗り物で高速移動をすると人やらアイテムやら建物やらの描画が追い付かないことが多々ある。私はあまり気にしない方ではあるので問題はなかったが、気になる人には気になると思う。
・屋内外の間を移動するとロード時間が挟まるのは全て原作のとおり。シームレスにはなっていない。
・メインミッション開始時にはオートセーブがされるので、やり直しは快適にできる。原作のようにいちいちミッション主のところまで戻る必要はない。ただSAを除き、ミッション途中のチェックポイントは基本的にない。
・夜や地下は暗すぎて見えにくい場合が多々ある。オプションで明るさやコントラストを最大にしてもまだ見えない。全体的に明るめの色調であるVCはまだマシであるが、�靴慮�園とか、SAのトンネル内とかはひどい。SAで、LVにあるAmmu-Nationで射撃場ミッションをやったところ、暗すぎて的が非常に見えづらかった。
<��>
・ポーズ画面で全体マップが見られるようになったのは明確な向上点である。原作ではミニマップしか見られずとても苦労した記憶がある。
・ヘリは登場するが乗れない。バイクは登場すらしない。原作再現ではあるが、乗れるようにしても良かったのではないか。
<VC>
・「カンノーリを持っていけ」というトロフィーは、普通に獲得しようとすると理不尽な作業量を要求される。犯罪者ランクというポイントを10万ポイント稼ぐとこのトロフィーを獲得できるのだが、この犯罪者ランクがなかなか溜まらないのである。細かい仕様は不明ながら、人を殺したり乗り物を破壊したりお金を稼いだりするとポイントがもらえるようである。しかし、100%クリアをしても3万点前後しか溜まらない。お金だけであと7万点を稼ごうとすると、おそらく7000万ドルほど必要になる。ただ100%クリアをしても、稼いだ累計額は100万ドルいけばいい方なのである（※ゲームの所持金の限界は9999万9999ドル）。結局タイムを更新するたびに報酬額が2倍になる"CONE CRAZY"というミッションをちまちま記録更新しながら何回もクリアするのが最適解になっている。これでもパッチで簡単になった方であり、パッチ前は100万ポイント必要だったとのことである。
<SA>
・おそらく北米版をもとにしているので、原作やPS3のリマスターに施されていた厳しい改変もない。私は初めてポン引きミッションや削除された採石場ミッションをやることができて少し感動した。
・ただ日本語字幕は原作のものを流用しているのか、CJがミッション中に殺害する一般人がバラスの手の者とされている点は変わっていない。
・服を買う時の妙なロード時間の長さは改善されていない。ファストフード店で注文を選ぶ時のテンポの悪さも。
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