当wikiは、高橋維新がこれまでに書いた/描いたものを格納する場です。

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ギャンブルと戦略性

A.

 ギャンブルは、運の要素が強いものから比較的弱いものまで様々あります。

 ジャンケンや、コイントスや、チンチロや丁半やルーレットやバカラは、運の要素がほとんど100%で、戦略性が欠片もありません。こういうギャンブルにのめり込める人がいるのはどういうことなんでしょうね。

※イカサマを戦略とは認めないという前提に立ちます。
※また、「対戦相手の心理の読解」もここでは戦略と考えていません。
丁半博奕では壺振りが次にどんな目を出すかを読むのが大事だということが言われますが、壺振りと参加者双方が経済学的な合理人だとすると、壺振りにとっては全ての戦略[目]から得られる効用が等価[丁半で参加者がどちらに賭けるかを決めるのは壺振りが壺を振ったあとです]である以上、その心理を読んでもしょうがないです。
※加えて、「流れの読解」もここでは戦略とは考えていません。全試行[勝負]が独立であるギャンブルにおいては、流れというものは数学的には否定されるべきです。

 ブラックジャックには戦略があります。こいこいにも戦略があります。麻雀は特に戦略性が高いです。競馬も戦略性が高い方でしょう。だから、頭を使えば使うほど勝てる確率が上がります。
 パチンコはこの戦略性がほとんどない気がします。台選びに戦略があるということを言う人がいますが、台選びに理屈はないような気がします。だから、パチンコにのめりこめるのが分かりません。

B.

 「あるギャンブルを、急にやろうと思った時に、どれくらい簡単にできるか」という視点から各ギャンブルを評価します。
 例えば、麻雀は評価が低いです。人数が4人限定なうえ、雀牌というかなり特殊な道具が必要です。この雀牌というのは、紙などで一から代用品を作ろうとすると、トランプや花札と比較しても大変だと思います。
 評価が高いのは、基本的に何人でもできるもの(チンチロとか)や、ややこしい道具が不要なもの(ジャンケンなど)になります。

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