2020年のTHE MANZAIです。
<過去回>
→2019.12.8THE MANZAI2019
→2018.12.9THE MANZAI2018
→2017.12.17THE MANZAI 2017
→2016.12.18THE MANZAI 2016
1.アンタッチャブル
アンタッチャブルってサンドウィッチマンに似てますね。
ヒーローインタビューっていう設定はこすられまくったものですし、ネタ中に出てくる個々のボケも「こんなヒーローインタビューはいやだ」っていう大喜利に対する回答として見たときは結構しょうもないんです。
それでもあんだけウケるのは、ザキヤマの演技力と見た目のフラの賜物です。もちろん、柴田のちゃんとしたツッコミも不可欠です。
だからといってボケの大喜利力を上げていったらこれ以上おもしろくなるのかというと、そんなこともないのがお笑いの難しさだと思います。ザキヤマのあの見てくれはちょっとしょうもないぐらいのボケに一番合うのです。
2.ミルクボーイ
コーンフレークフォーマットのネタでした。あのフォーマットの最高傑作はおそらくコーンフレークなので、このコンビで去年のM-1の時より笑えることはもうないのでしょう。フォーマットの耐用年数が過ぎてからが勝負ですね。
3.かまいたち
去年のM-1ので見せたようなしゃべくり漫才でした。どんどん堂々としてきています。
4.ナイツ
残念ながら時事ネタへの踏み込みがちょっと浅かったかしら。
布袋も結構出てきたし、扱っているやつも全体的のソフトでした。もっと危ないやつをネタにしてほしいです。まあ、今年の時事ネタはほとんどコロナですから、難しさはあるでしょうが。
時事ネタの中に一つだけ古いネタを入れ込むとそのズレが笑いにつながったりすることはありますが、時事ネタとそれ以外の配分比が本当に半々ぐらいだったので、意表を突かれるということもなかったのです。
5.パンクブーブー
「お前だけじゃねえかよ」はおもしろかったです。
細かい話ですが、土下座のボケは、佐藤の動きにあんだけ時間を使うので、ウケないと悲惨です。黒瀬の「土下座がスポーティ」っていうツッコミでウケてはいたのですが、その黒瀬が佐藤の動きの最中に「競技みたいになってるけど」と言ってしまっていました。ツッコミで訪れるオチの先バラシをやってしまっていたのです。だからこの台詞はあんまり良くないのですが、他方でこの台詞ががないと「スポーティ」っていうツッコミが伝わりづらくなるうえに佐藤の動きが長いので間が持たない気もします。
全体的にもうちょい動きにかける時間を短くして、そのうえで分かりやすくしたらどうでしょうか(当然オチの先バラシになるような台詞は言わないようにします)。「エントリーナンバーワン テツオ・サトウ」みたいな台詞を動きを始める前に入れるとか、どうですか。
6.銀シャリ
冒頭の「昔話の主人公を女の子に変える」という話題でずっといくかと思ったら、これはただのツカミでした。本題は桃太郎という話のおかしさへのツッコミだったのですが、単純に笑いの数が少なかったです。笑いの数が少ないと見る方は勝手に大オチへの期待を高めてしまうのですが、これも大したことなかったです。
7.ミキ
プレマスターズ1位の枠だそうです。
息はぴったりで演技力もお互いありますね。
見た目がチンチクリンのお兄ちゃんがボケる漫才も見てはみたいです。
8.博多華丸・大吉
華丸はいつものオッサンなんですけど、大吉はオッサンを諫める常識人に徹していました。本当の姿はもっとブラックでしょうから、ちょっとそこだけ嘘くさかったですね。
9.サンドウィッチマン
こちらを参照のこと。
富澤にザキヤマなみのフラがあったらもっとおもしろくなるのかしら。
10.霜降り明星
せいやはモノマネっていう芸があるんですね。2人とももう少し自然さを身に付けて欲しいですね。マジでボケている人とマジでツッコんでしまった人をやりきる演技力を。
11.テンダラー
残念ながら特に言いたいことがなかったです。
12.海原やすよ ともこ
いつものスタイルでしたね。ともこがちょっと老けた気がします。
13.和牛
水田が薄毛に悩む川西に色々提案するというネタでした。何度も言っていますが、私は神経質な水田が見たいのです。
14.ウーマンラッシュアワー
「社会派」と言われてしまうネタなんでしょうね。笑いとして見たときの社会派ネタの問題点は、前に言っていますが、題材がありきたりで意外性がないことです。現政権という誰にでも見えているものをネタにするわけですから。
まあ村本の意図は笑いではないところにあるでしょうから、あれでもいいでしょう。ただ、この手のネタが好きそうな人たちの狭いコミュニティでウケているだけではそれで終わってしまいます。あのネタをもっとマジョリティに広げていきたいところでしょうが、その方法は私にも分かりません。教育を変えるしかないんでしょうね。
ナイナイは苦笑いしてましたけど、苦笑いするしかないでしょうねえナイナイは。
15.ブラックマヨネーズ
M-1で優勝した時に見せたような古き良きブラックマヨネーズでしたよ。
もう誰かが言っていることでしょうが、吉田の顔はブツブツが増してますね。小杉のハゲもどんどんひどくなるし。最初にそこをツッコんで欲しいところですが、それが処理されないままでも力業で楽しませてくれるのがブラマヨです。
16.タカアンドトシ
なんとなくオーソドックス。
17.千鳥
大悟がずっとニヤケてるんですよねえ。本来は自分の役目を演じ切れていないことのメルクマールになってしまうのでご法度なんですが、多分アドリブで色々台本にないことをやっているからニヤケてしまうのでしょう。そのアドリブで若干スベる大悟と戸惑うノブがこのコンビのおもしろさです。
18.NON STYLE
石田のおちゃらけている感じを好きになれるかどうか、です。
19.おぎやはぎ
小木くんはネタだとちゃんとしゃべれるんですよねえ。
20.笑い飯
鳥人系のネタでしたねえ。鳥人を超えるものを作るのは難しいでしょうけどねえ。「背中が2つある」という指摘が前日のIPPONグランプリとカブっているなあと思いました。
21.とろサーモン
去年ほどおもしろくはかったですね。
22.中川家
千鳥と同じ感じがしましたね。ボケの剛が勝手に色々なことをやるから礼二から思わず笑いが生まれてしまうんでしょう。アドリブで遊んでる感じは好きです。
23.爆笑問題
今年も見たよ!
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1.アンタッチャブル
アンタッチャブルってサンドウィッチマンに似てますね。
ヒーローインタビューっていう設定はこすられまくったものですし、ネタ中に出てくる個々のボケも「こんなヒーローインタビューはいやだ」っていう大喜利に対する回答として見たときは結構しょうもないんです。
それでもあんだけウケるのは、ザキヤマの演技力と見た目のフラの賜物です。もちろん、柴田のちゃんとしたツッコミも不可欠です。
だからといってボケの大喜利力を上げていったらこれ以上おもしろくなるのかというと、そんなこともないのがお笑いの難しさだと思います。ザキヤマのあの見てくれはちょっとしょうもないぐらいのボケに一番合うのです。
2.ミルクボーイ
コーンフレークフォーマットのネタでした。あのフォーマットの最高傑作はおそらくコーンフレークなので、このコンビで去年のM-1の時より笑えることはもうないのでしょう。フォーマットの耐用年数が過ぎてからが勝負ですね。
3.かまいたち
去年のM-1ので見せたようなしゃべくり漫才でした。どんどん堂々としてきています。
4.ナイツ
残念ながら時事ネタへの踏み込みがちょっと浅かったかしら。
布袋も結構出てきたし、扱っているやつも全体的のソフトでした。もっと危ないやつをネタにしてほしいです。まあ、今年の時事ネタはほとんどコロナですから、難しさはあるでしょうが。
時事ネタの中に一つだけ古いネタを入れ込むとそのズレが笑いにつながったりすることはありますが、時事ネタとそれ以外の配分比が本当に半々ぐらいだったので、意表を突かれるということもなかったのです。
5.パンクブーブー
「お前だけじゃねえかよ」はおもしろかったです。
細かい話ですが、土下座のボケは、佐藤の動きにあんだけ時間を使うので、ウケないと悲惨です。黒瀬の「土下座がスポーティ」っていうツッコミでウケてはいたのですが、その黒瀬が佐藤の動きの最中に「競技みたいになってるけど」と言ってしまっていました。ツッコミで訪れるオチの先バラシをやってしまっていたのです。だからこの台詞はあんまり良くないのですが、他方でこの台詞ががないと「スポーティ」っていうツッコミが伝わりづらくなるうえに佐藤の動きが長いので間が持たない気もします。
全体的にもうちょい動きにかける時間を短くして、そのうえで分かりやすくしたらどうでしょうか(当然オチの先バラシになるような台詞は言わないようにします)。「エントリーナンバーワン テツオ・サトウ」みたいな台詞を動きを始める前に入れるとか、どうですか。
6.銀シャリ
冒頭の「昔話の主人公を女の子に変える」という話題でずっといくかと思ったら、これはただのツカミでした。本題は桃太郎という話のおかしさへのツッコミだったのですが、単純に笑いの数が少なかったです。笑いの数が少ないと見る方は勝手に大オチへの期待を高めてしまうのですが、これも大したことなかったです。
7.ミキ
プレマスターズ1位の枠だそうです。
息はぴったりで演技力もお互いありますね。
見た目がチンチクリンのお兄ちゃんがボケる漫才も見てはみたいです。
8.博多華丸・大吉
華丸はいつものオッサンなんですけど、大吉はオッサンを諫める常識人に徹していました。本当の姿はもっとブラックでしょうから、ちょっとそこだけ嘘くさかったですね。
9.サンドウィッチマン
こちらを参照のこと。
富澤にザキヤマなみのフラがあったらもっとおもしろくなるのかしら。
10.霜降り明星
せいやはモノマネっていう芸があるんですね。2人とももう少し自然さを身に付けて欲しいですね。マジでボケている人とマジでツッコんでしまった人をやりきる演技力を。
11.テンダラー
残念ながら特に言いたいことがなかったです。
12.海原やすよ ともこ
いつものスタイルでしたね。ともこがちょっと老けた気がします。
13.和牛
水田が薄毛に悩む川西に色々提案するというネタでした。何度も言っていますが、私は神経質な水田が見たいのです。
14.ウーマンラッシュアワー
「社会派」と言われてしまうネタなんでしょうね。笑いとして見たときの社会派ネタの問題点は、前に言っていますが、題材がありきたりで意外性がないことです。現政権という誰にでも見えているものをネタにするわけですから。
まあ村本の意図は笑いではないところにあるでしょうから、あれでもいいでしょう。ただ、この手のネタが好きそうな人たちの狭いコミュニティでウケているだけではそれで終わってしまいます。あのネタをもっとマジョリティに広げていきたいところでしょうが、その方法は私にも分かりません。教育を変えるしかないんでしょうね。
ナイナイは苦笑いしてましたけど、苦笑いするしかないでしょうねえナイナイは。
15.ブラックマヨネーズ
M-1で優勝した時に見せたような古き良きブラックマヨネーズでしたよ。
もう誰かが言っていることでしょうが、吉田の顔はブツブツが増してますね。小杉のハゲもどんどんひどくなるし。最初にそこをツッコんで欲しいところですが、それが処理されないままでも力業で楽しませてくれるのがブラマヨです。
16.タカアンドトシ
なんとなくオーソドックス。
17.千鳥
大悟がずっとニヤケてるんですよねえ。本来は自分の役目を演じ切れていないことのメルクマールになってしまうのでご法度なんですが、多分アドリブで色々台本にないことをやっているからニヤケてしまうのでしょう。そのアドリブで若干スベる大悟と戸惑うノブがこのコンビのおもしろさです。
18.NON STYLE
石田のおちゃらけている感じを好きになれるかどうか、です。
19.おぎやはぎ
小木くんはネタだとちゃんとしゃべれるんですよねえ。
20.笑い飯
鳥人系のネタでしたねえ。鳥人を超えるものを作るのは難しいでしょうけどねえ。「背中が2つある」という指摘が前日のIPPONグランプリとカブっているなあと思いました。
21.とろサーモン
去年ほどおもしろくはかったですね。
22.中川家
千鳥と同じ感じがしましたね。ボケの剛が勝手に色々なことをやるから礼二から思わず笑いが生まれてしまうんでしょう。アドリブで遊んでる感じは好きです。
23.爆笑問題
今年も見たよ!
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