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2024春 甲子園への道のり by 名無し(ID:H8n+or7o5A)
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2023夏 甲子園への道のり

<北海道・東北>


*北北海道


秋 優勝:クラーク記念国際 8強:白樺学園
春 8強:白樺学園、クラーク記念国際、旭川明成

実績ではセンバツ出場のクラーク記念国際が有力だが、主軸の坂本が春の全道直前に大怪我で離脱、部長の体罰問題と逆風が続く。
その隙を突きたいのがプロ注のエース・西村を擁する白樺学園。攻撃では足を絡めた攻めが持ち味で大崩れはしなさそうだが。
連覇を狙うのは学校名が旭川大高から変わった旭川志峯。校名変更と同時に監督も交代と、新チームの土台を急ピッチで作っている。
春の全道初勝利を挙げた旭川明成はエース左腕の千葉の出来次第か。今年は女子野球部も創設され、男子もいいところを見せたい。
21世紀枠の候補にもなった稚内大谷、オレンジ色のユニフォームに生まれ変わって春の全道に進出した武修館などが続くか。


*南北海道


秋 準優勝:北海 4強:函館大柏稜、立命館慶祥 8強:札幌日大、北照、札幌龍谷
春 優勝:北海 準優勝:北海道栄 4強:立命館慶祥、札幌大谷 8強:札幌日大

秋春続けて決勝進出の北海が頭一つ抜ける。秋のエース・熊谷が故障を抱える中、春は岡田が台頭。熊谷も癒えて二枚看板が完成した。
連覇を狙う札幌大谷は昨年の4番・佐々木が残っている。体の大きさでは歴代随一と監督が称すように打線の破壊力には自信がある。
立命館慶祥は秋に続いて春も4強入り。甲子園出場こそないものの、春にも再三見せた粘りは上位校にとっても脅威になりそう。
春に準優勝と躍進の北海道栄、秋春ともに8強入りを果たした札幌日大、秋に札幌大谷に勝った札幌第一などが続く。
公立勢では春に同地区の北照を破った小樽双葉、秋の全道大会出場を果たした札幌新川らが波乱を起こしたいところ。


*青森


秋 優勝:青森山田 準優勝:弘前東 3位:八戸工大一 4位:青森商 8強:弘前、野辺地西、東奥義塾、青森北
春 優勝:八戸工大一 準優勝:八戸学院光星 3位:青森山田 4位:弘前学院聖愛 8強:東奥義塾、弘前、八戸工大二、弘前東

春の東北を制した八戸学院光星は昨年の甲子園を経験した2年生・洗平が順調に成長。今季は県で勝ちきれていないが果たしてどうか。
春を制した八戸工大一だが、東北では初戦でまさかのコールド負けとムラっ気がある。昨夏は準優勝、光星には夏に雪辱してこそ、か。
秋王者の青森山田だが春は光星にコールドで完敗。弘前学院聖愛は秋の地区初戦敗退から春は4位まで立て直してきている。
秋に光星を下すなどして準優勝を果たした弘前東もこのあたりに食い込む力は十分にある。中心になるのはこの5校の私学か。
公立勢では秋に聖愛を破るなど、秋春続けて8強に食い込んだ弘前が面白い。センバツに1回出場、初めての夏の甲子園を射止められるか。


*岩手


秋 優勝:花巻東 準優勝:専大北上 3位:盛岡大付 4位:一関二 8強:花巻南、盛岡誠桜、一関学院、水沢
春 優勝:花巻東 準優勝:一関学院 3位:盛岡三 4位:盛岡四 8強:大船渡、専大北上、水沢工、盛岡誠桜

秋春連覇、スラッガー・佐々木擁する花巻東が最有力だが、春の東北では勝負を避けられる場面も多く、他の打者のカバーは必須。
昨夏の甲子園で1勝、夏連覇を狙う一関学院は秋春と花巻東に連敗。投手陣が踏ん張って毒バチの一刺しを決めることができるか。
例年なら花巻東の対抗馬筆頭の盛岡大付は春に8強を逃して夏はノーシードに。エース・橋本を軸にどん底からの逆襲を狙う。
秋準優勝の専大北上、その専大北上を春に破り東北でも1勝を挙げた盛岡三、さらに盛岡四、秋春8強の盛岡誠桜が続く。
モリフを破って夏のシードとなった大船渡はエース・佐々木で勝負。現ロッテの兄・郎希ほどのスケールこそ無いが、意地を見せたい。


*秋田


秋 優勝:能代松陽 準優勝:由利 3位:明桜 4位:横手清陵 8強:横手、大館鳳鳴、大館桂桜
春 優勝:明桜 準優勝:秋田商 4強:秋田中央、秋田南 8強:大曲工、湯沢翔北、横手、花輪

春夏連続を狙う能代松陽はエース・森岡以外にも計算できる投手が揃うだけにやはり課題は攻撃力。春は完封負けでノーシードに。
猛追するのが春の東北で2勝の明桜。こちらも投手陣は粒揃い。東北大会で3試合34安打と打線が目覚めかかっているのも好材料だ。
2年連続準優勝の秋田南が春4強入りで悲願の初出場は射程圏。昨夏は途中でエースを故障で失う不運もあったが今年はどうか。
春準優勝できっちり仕上げてきた秋田商、4年ぶりの復活を狙う秋田中央、秋春ともに8強の横手なども追いかける。
春に能代松陽を撃破して8強入りの花輪は来年に学校の統廃合を控えてこれが単独で臨む最後の夏。歴史に名を残せるか。


*宮城


秋 優勝:東北 準優勝:仙台育英 3位:利府 4位:仙台三 8強:石巻工、仙台南、柴田、仙台二
春 優勝:仙台育英 準優勝:仙台商 3位:仙台一 4位:東陵 8強:仙台南、古川学園、利府、東北

夏の甲子園連覇を狙う仙台育英の戦力が充実。昨年を知る高橋、湯田、仁田は全員が150キロ台をマークするなど更に成長した。
ともにセンバツに出場したライバル・東北はなんとか待ったをかけたいが、春はベスト8で脱落と仙台育英に比べ安定感は欠く。
その東北を破って春に準優勝したのが仙台商。技巧派のエース・阿波にサブマリン・大友とこちらも投手陣は多彩だ。
この仙台商は一昨年の夏に仙台育英を破って波乱を巻き起こした張本人。その再現があれば40年ぶりの夏が見えてくる。
宮城ではナンバースクールとも称される仙台一仙台二仙台三が秋春いずれかで8強以上を経験と元気なのも楽しみ。


*山形


秋 優勝:山形中央 準優勝:鶴岡東 3位:山形城北 4位:九里学園 8強:新庄北、日大山形、酒田東、羽黒
春 優勝:鶴岡東 準優勝:日大山形 3位:東海大山形 4位:羽黒 8強:山形城北、山形中央、酒田南、山形商

強打で春を制した鶴岡東は春の東北で背番号20の三好が好投と好材料が多い。秋春とも決勝進出と安定感もある。
秋の王者・山形中央はU-18代表候補のプロ注・武田が投打でチームを引っ張る。武田を投げさせなかった春は8強止まりだった。
日大山形は春の東北でサヨナラ3ランお誕生日が飛び出すなど、勢いの付く勝ち方をしており、夏に繋がりそう。
春3位の東海大山形は28年ぶりとなる復活が見えてきたか。山形城北羽黒もコンスタントに上位に名を連ねる。
不祥事で秋を棒に振った酒田南は春8強。打線には力があると言われており、足りない試合勘を埋めれば禊の進撃もあるか。


*福島


秋 優勝:聖光学院 準優勝:学法石川 3位:田村 4位:平工 8強:学法福島、東日大昌平、いわき光洋、福島東
春 優勝:聖光学院 準優勝:日大東北 3位:学法石川 4位:郡山 8強:光南、白河、会津北嶺、相馬

昨夏の甲子園ベスト4、秋春優勝の聖光学院が最有力だが、エース・安斎は秋の東北準決勝で3本、春の東北では2本の
お誕生日を浴びるなどここにきて一発病の気配が。打線が早めに援護してカバーしてやりたいところだがどうか。
2年ぶりの出場を狙う日大東北は一昨年の甲子園を経験したエース・堀米涼太が双子の兄・翔太と組むバッテリーで勝負。
学法石川は秋春と聖光に連敗。強力打線が聖光戦では再三のチャンスを逸しており、勝負弱さを克服したいところ。
秋3位で東北大会を経験した田村、一昨年準優勝の光南、夏はノーシードだが秋に日大東北を破った東日大昌平が続く。


<関東・東京>



*茨城


秋 優勝:土浦日大 準優勝:常磐大高 4強:霞ヶ浦、常総学院 8強:水戸商、つくば秀英、土浦湖北、鹿島学園
春 優勝:常総学院 準優勝:土浦日大 4強:霞ヶ浦、常磐大高 8強:佐和、つくば秀英、岩瀬日大、藤代

秋、春とベスト4の顔ぶれが固定。準決勝から先は僅差の試合も多く、4強を中心にした混戦が予想される。
秋、春続けて関東大会を経験した土浦日大は主砲の香取、エースの小森と投打の軸が確立しているのが強み。
春の関東ベスト4の常総学院は県大会で3連続逆転勝利と粘りがある。昨夏はまさかの県大会初戦敗退、汚名返上といきたい。
春に150キロをマークした木村擁する霞ヶ浦、秋に準優勝を果たして初の聖地も見えてきた常磐大高も遜色ない。
秋、春と8強入りのつくば秀英だがともに土浦日大にコールド負け。春に創部初の8強入り・佐和は快進撃の再現を狙う。


*栃木


秋 優勝:作新学院 準優勝:青藍泰斗 4強:佐野日大、石橋 8強:上三川、栃木工、国学院栃木、文星芸大付
春 優勝:作新学院 準優勝:文星芸大付 4強:青藍泰斗、石橋 8強:佐野日大、茂木、宇都宮商、小山

春の作新学院はセンバツメンバーの大半をベンチから外してなお優勝するなど全員野球は健在。戦力の底上げを図る。
その作新をタイブレークまで追い詰めた文星芸大付は強打でならすが、春の関東で完封を食らうなど課題も残している。
秋準優勝の青藍泰斗は春に文星に打ち負けているが、個々の能力は高く、噛み合えば一波乱起こす力はある。
連覇を狙う国学院栃木はエース・盛永が残るものの秋の8強が最高とピリッとしない。夏に向けて追い込みをかけられるか。
21世紀枠の石橋は秋に続いて春も4強入りと一定の力は見せた。センバツで湿っていた打棒を鍛えて優勝戦線に名乗りを上げたい。


*群馬


秋 優勝:健大高崎 準優勝:明和県央 4強:桐生市商、樹徳 8強:桐生第一、前橋育英、利根商、市太田
春 優勝:健大高崎 準優勝:明和県央 4強:前橋育英、高崎商大付 8強:前橋工、樹徳、桐生第一、前橋商

3回目となる春の関東制覇を成し遂げた健大高崎はセンバツでピリッとしなかった小玉が負傷離脱も代わりの投手が奮闘。
1年生でも佐藤、石垣といった楽しみな存在が登場。過去春の関東を制したときは夏に戻れなかったジンクスを打破できるか。
トゥギャ崎キラーの前橋育英だが秋春と連敗。夏に雪辱なるか。連覇を狙う樹徳桐生第一も遜色ない存在。
秋春準優勝の明和県央だが、上記の学校ではトゥギャ崎以外と当たっていないだけに夏に真価が問われそう。
好投手擁する高崎商大付、公立勢では春に前橋育英を苦しめた前橋商といったあたりが波乱を起こせるか。


*埼玉


秋 優勝:昌平 準優勝:浦和学院 3位:山村学園 4位:東農大三 8強:滑川総合、正智深谷、聖望学園、西武台
春 優勝:昌平 準優勝:浦和学院 4強:大宮東、市川越 8強:狭山清陵、上尾、西武台、大宮南

秋春連覇の昌平が悲願の甲子園初出場を目指す。春の県大会では2番の金子が打率.611の大当たりで打線を牽引した。
新鋭の後塵を拝している浦和学院も力の差は小さい。選手は揃っており、モリダイの采配次第で三度目の正直は十分にありえる。
連覇を狙う聖望学園だが秋に不祥事が囁かれ、ガタつくチームを引き受けた飯牟礼新監督のチームづくりは道半ばといったところ。
秋3位の山村学園は春から1年生を積極的に起用しチームの活性化を図る。好投手・八巻擁する狭山清陵も楽しみな存在。
狭山清陵だけではなく春は大宮東市川越ら公立勢がベスト8に5校進出。古豪の上尾らも交え、私学包囲網形成となるか。


*千葉


秋 優勝:専大松戸 準優勝:成田 4強:市船橋、拓大紅陵 8強:木更津総合、志学館、八千代松陰、東京学館浦安
春 優勝:専大松戸 準優勝:木更津総合 4強:習志野、中央学院 8強:拓大紅陵、市船橋、東京学館、千葉日大一

センバツベスト8の専大松戸が秋春連覇中。エース・平野を春はリリーフ中心に運用し、投手陣の底上げを図っており盤石か。
ただ、ここにきて木更津総合が春の関東準優勝と上昇気配。秋、春と県大会で専大松戸に敗戦。三度目の正直を狙う。
連覇を狙う市船橋も秋4強、春8強と射程圏内。主砲・篠崎、切り込み隊長のハレクザッドと打線は強力。打ち勝てば頂点が見える。
同じく秋4強、春8強の拓大紅陵は春に専大松戸と接戦を演じた。習志野は春に市船橋を撃破し存在感を見せている。
そんな中、秋準優勝の成田が春は早々に姿を消してシード落ち。抽選会でどの強豪のブロックに割り振られるかが注目される。


*東東京


秋 準優勝:二松学舎大付 4強:帝京 8強:日体大荏原
春 優勝:帝京 準優勝:関東一 8強:東京成徳大高

攻撃力なら二松学舎大付。片井、大矢ら甲子園での経験も豊富な面々が揃っている。投手陣の踏ん張り次第で5季連続出場が見える。
10年ぶりに春の東京を制した帝京はエース・高橋の踏ん張り次第。春の関東でセンバツ王者に打ち勝った打線が自信をつけたか。
春準優勝の関東一は小柄な1年生サウスポー・坂本が台頭。外野も務める二刀流で、投打にわたって新戦力が活気をもたらしている。
昨夏準優勝の日体大荏原も秋8強と上位をうかがう存在。東京成徳大高は春にその日体大荏原を破って8強入りした学校だ。
秋春とも16強の修徳もきっかけを掴めばあるいは。今季は秋・春とも苦戦を強いられている都立勢の逆襲にも期待したいところ。


*西東京


秋 優勝:東海大菅生 4強:日大三 8強:世田谷学園、桜美林、国士舘
春 4強:日大三、早稲田実 8強:創価、聖パウロ学園、桜美林

センバツベスト8の東海大菅生はエース・日當の出来次第。センバツで迷言を残した上田監督の手腕も問われる夏になりそう。
秋春4強の日大三も指揮官交代の夏。小倉前監督の後を受けた三木新監督の采配に注目。強力打線がエース・安田を援護したい。
30年チームを率いる経験豊富な和泉監督率いる早稲田実も春は新戦力を発掘しながら都大会4強と調子を上げてきている。
秋春8強の古豪・桜美林も20年ぶりの甲子園が視界の隅に入る。国士舘創価らの中堅私学も追いかける。
秋、春と早期敗退も夏に強い日大鶴ケ丘も不気味な存在。都立勢は西でも苦戦。秋16強、春32強の日野らがかき回したいところだが。


*神奈川


秋 優勝:横浜 準優勝:慶応 4強:日大藤沢、横浜創学館 8強:藤沢翔陵、三浦学苑、相洋、東海大相模
春 優勝:慶応 準優勝:相洋 3位:横浜隼人 4位:東海大相模 8強:横浜創学館、横浜、藤嶺藤沢、立花学園

センバツ出場の慶応が春も優勝。センバツまで控えだった渡辺千が春は大当たり。厚みを増した強力打線が投手陣を楽にさせたい。
3連覇を狙う横浜もエース・杉山や熱闘甲子園のおもちゃ・緒方の経験は豊か。この2人を脅かす存在が出てくればチームが底上げされるが。
秋8強、春も4位止まりと苦戦が続く東海大相模の起爆剤は1年生。打では金本、投手も福田が台頭。先輩たちの刺激となるか。
東海大相模、横浜を連破した相洋は粘りで関東でも1勝。組み合わせ次第では初の甲子園も夢ではない位置につける。春の再現なるか。
初戦で大敗も春の関東で貴重な経験を積んだ横浜隼人、コンスタントに上位に顔を出す横浜創学館らが追いかける。


*山梨


秋 優勝:山梨学院 準優勝:駿台甲府 4強:日本航空、帝京三 8強:日大明誠、笛吹、東海大甲府、青洲
春 優勝:甲府工 準優勝:山梨学院 4強:東海大甲府、駿台甲府 8強:青洲、帝京三、吉田、日本航空

なんといってもセンバツ覇者の山梨学院。比較的日程が緩めの山梨にあって、スタミナとコントロールに優れたエース・林の存在は大きい。
昨夏準優勝の甲府工が春はタイブレークの末に山梨学院を撃破。春の関東で乱れた守備を立て直して夏も優勝争いに加わりたい。
ライバルに先を越された東海大甲府。秋は1点差での惜敗だったが春はコールド負けと惨敗を喫している。このままでは終われない。
好投手・平井を擁する駿台甲府も秋準優勝、春4強と悲願となる初の甲子園が射程圏内。2年ぶりを狙う日本航空も忘れてはいけない。
かつてセンバツベスト4の経験を持つ市川らの統廃合で2020年にできた青洲が秋春8強入り。8強の壁を超えて台風の目になりたいところ。


<東海・北信越>



*静岡


秋 優勝:常葉大菊川 準優勝:常葉大橘 3位:加藤学園 4位:知徳 8強:静岡、御殿場西、聖隷クリストファー、浜松開誠館
春 優勝:加藤学園 準優勝:日大三島 3位:常葉大菊川 4位:浜松開誠館 8強:静岡、聖隷クリストファー、藤枝明誠、掛川西

3年続けて春の東海覇者を輩出するなどこの時期は元気のいい静岡勢だが、甲子園では交流試合を除いて公式戦春夏6連敗中。現状打破できるか。
そんな今年の春の東海覇者が加藤学園。秋の東海でも4強とセンバツまであと一歩と迫った。エース・吉川から巧みな継投でかわす。
センバツ出場の常葉大菊川はエース・久保の立ち上がりがカギ。春の県大会では背番号10の内藤が完封を記録するなど、控えの底上げも進む。
昨年春夏連続出場の日大三島は当時のメンバーでもある主将・永野が投打の軸。秋の東海でミスが出た常葉大橘は攻守に精度の向上があるか。
悲願の初出場を狙う浜松開誠館聖隷クリストファー、きっちり春夏8強をキープする伝統校の静岡、好投手擁する知徳らが追う。


*愛知


秋 優勝:東邦 準優勝:至学館 3位:愛工大名電 4位:中京大中京 8強:豊川、大府、刈谷、星城
春 優勝:東邦 準優勝:至学館 4強:愛工大名電、愛知啓成 8強:享栄、中部大春日丘、桜丘、豊川

春夏連覇を果たした東邦は投手陣の整備が進み、宮国、岡本、山北らが計算が立つ。打線も石川、中村ナイトなど要所に人材が揃っている。
追いかける至学館はエース・伊藤が大黒柱。攻撃陣がどこまで援護できるか。麻王監督が夏限りで勇退、その花道を飾れるか。
昨夏の甲子園ベスト8・愛工大名電は強力打線が2年生エース・大泉らを援護。夏の苦手意識を払拭するためにも続けて結果がほしいところ。
春は早々に姿を消してノーシードとなった中京大中京も地力は十分。152キロ左腕・東松擁する享栄は練習試合で大阪桐蔭を撃破した。
長身アンダースローの鈴木颯がいる桜丘はハマれば上位を食える存在。5季連続8強入りの豊川は壁を破ることができるか。


*岐阜


秋 優勝:中京 準優勝:大垣日大 3位:市岐阜商 4位:岐阜 8強:関商工、岐阜城北、高山西、県岐阜商
春 優勝:県岐阜商 準優勝:大垣日大 3位:中京 4位:岐阜 8強:市岐阜商、岐阜第一、益田清風、多治見工

昨年と同じくセンバツ出場しながら秋春と県準優勝の大垣日大。エース・山田を中心に守り勝てれば5年ぶりの夏の甲子園が見えてくる。
ライバルも力の差は小さい。春の東海準優勝の県岐阜商は東邦(愛知)に競り勝つなど粘り強い。夏3連覇となれば1995-97以来となる。
中京は春から氏家監督が部長から転身して指揮を取る。エース左腕の菅澤は春の準決勝で温存と強豪同士の探り合いは既に始まっている。
伝統校の岐阜が秋春ともに4位と存在感を見せる。今年で学校創立150周年。夏出場となれば実に69年ぶり。華を添えることはできるか。
秋の東海を経験した市岐阜商らが続く。昨夏準優勝の帝京大可児は秋春ともに16強で1点差負けでノーシードだが決して侮れない。


*三重


秋 優勝:三重 準優勝:津商 3位:海星 4位:木本 8強:宇治山田商、近大工業高専、四日市工、白山
春 優勝:いなべ総合 準優勝:津商 3位:海星 4位:津田学園 8強:三重、皇學館、松阪商、宇治山田商

夏のシードは公立と私立で4校ずつとがっぷり四つ。どこが出てくるかわからない混戦模様となりそうだ。
春優勝のいなべ総合は県大会全4試合で逆転勝利と相変わらずファンタジスタ。3季連続準優勝の津商は加藤、松田の継投が必勝パターンだ。
私学では3連覇がかかる三重。昨夏の甲子園ではスタメンの大半を下級生が占めており経験値では他校の追随を許さない。
秋春3位の海星は機動力を武器に24年ぶりの復活を狙う。すっかり上位に定着した津田学園も僅差で追いかける。
秋春8強の宇治山田商、好投手・中山擁する高田、かつて白山を甲子園に導いた東監督が異動した昴学園など伏兵も多く潜む。


*新潟


秋 優勝:新潟明訓 準優勝:中越 3位:東京学館新潟 4位:日本文理 8強:北越、新潟、新潟江南、新発田中央
春 優勝:帝京長岡 準優勝:加茂暁星 4強:日本文理、中越 8強:高田北城、北越、長岡大手、東京学館新潟

昨夏準優勝の帝京長岡が春の県を制して悲願の初出場が見えてきた。昨年のエースだった兄の無念を2年になった弟・佑太が晴らせるか。
秋準優勝、春も4強入りの中越はエースで4番の野本次第。3連覇を狙う日本文理は高橋にエースとしての風格が出てきた。
秋優勝の新潟明訓は樋口、荒川のサウスポーコンビで勝負。そんな新潟明訓、日本文理を立て続けに破って春準優勝の加茂暁星も面白い。
秋の北信越を経験した東京学館新潟だが、春は県高野連が公式に謝罪するまでになった誤審に泣いての8強止まり。悔しさを夏にぶつける。
この他、秋春8強の北越らが追う展開。令和になって甲子園未勝利で勝率全国最下位に転落した新潟勢の現状を打破する学校は現れるか。


*長野


秋 優勝:松商学園 準優勝:佐久長聖 3位:松本国際 4位:伊那北 8強:長野、飯田、長野日大、上田西
春 優勝:上田西 準優勝:松本国際 3位:松本第一 4位:長野日大 8強:ウェルネス長野、伊那北、長野、佐久長聖

上田西が春連覇とこの時期までは強さを発揮。この春は地区・県大会全7試合中6試合で10桁安打と打線が強い。夏出場なら8年ぶりとなる。
秋3位、春準優勝と安定して上位に顔を出す松本国際も現校名になって初の甲子園は射程圏内。機動力を軸とした攻めが持ち味だ。
秋優勝の松商学園だが春は地区大会で敗れてノーシード。創部110周年を迎え、春には仙台育英(宮城)と招待試合を実施して経験を積んだ。
連覇を狙う佐久長聖は春は8強止まりも、県大会初戦で最大7点差をひっくり返す逆転勝ちをするなど底力はあるところを見せた。
松本第一長野日大といった中堅校、春の地区大会で松商を破ったウェルネス長野などの新鋭、秋春8強の伝統校・長野も絡む。


*富山


秋 優勝:氷見 準優勝:新湊 3位:富山第一 4位:高岡第一 8強:新川、石動、高岡商、高朋
春 優勝:富山商 準優勝:富山第一 4強:高岡第一、新川 8強:氷見、不二越工、富山北部、石動

21世紀枠の氷見だが、春はエース・青野を腰痛で欠き、打線も冷蔵庫から脱出できずに元気なく敗退。春夏連続出場は黄信号が灯っている。
そんな氷見を破るなどして春を制した名門・富山商はエース・上田の腰痛が癒えて戦力が整ったか。伝統の小技も健在だ。
2021秋以来5季連続で県大会4強以上の富山第一だが、5季連続で頂点を逃してもいる。あと一押しを1年秋から4番を張る主砲・村に託す。
秋・春4強入りの高岡第一は145キロ右腕の土肥、春8強の不二越工にも145キロ右腕の下司がいたりと、今年の富山は好投手が多い。
春に躍進の新川、秋準優勝の新湊に秋春8強の石動も追う中、3連覇を狙う高岡商は春に初戦敗退を喫するなど元気がないのが気がかり。



*石川


秋 優勝:日本航空石川 準優勝:星稜 3位:遊学館 4位:小松大谷 8強:飯田、金沢桜丘、金沢龍谷、金沢学院大付
春 優勝:星稜 準優勝:日本航空石川 4強:小松大谷、遊学館 8強:金沢桜丘、金沢学院大付、金沢龍谷、飯田

秋春ともに決勝でぶつかりともに1点差で1勝1敗、日本航空石川星稜の2強によるマッチレースのような様相を呈している。
春の北信越を制した日本航空石川だが、今年は航空爆撃ではなくスモールベースボールに徹している。投手も継投を軸に相手の目先を逸らす。
星稜は2022センバツで荒れ球でwiki入りした武内がMAX149キロまで成長。クローザー起用されることもあるなど、武内の出来が勝敗を左右しそう。
この2強を秋春4強入りで大型4番・吉本擁する遊学館や、打線のつながりが武器の小松大谷といった第二勢力が追いかける。
8強のメンツも秋春ともに完全一致となる中、かつての古豪・金沢はその輪にも入れない苦しい展開。古豪としての意地を見せたいところだが。


*福井


秋 優勝:敦賀気比 準優勝:福井商 3位:北陸 4位:啓新 8強:美方、金津、若狭、福井工大福井
春 優勝:丹生 準優勝:福井商 4強:福井工大福井、北陸 8強:武生東、敦賀工、美方、啓新

センバツに2校を送り出した福井勢だが、その2校を含めて上位は団子状態で混戦必至。どこが勝ち抜けてくるかは全く読めない状況だ。
秋春準優勝の福井商は集中打が持ち味。10年ぶりの夏出場を狙う。エース・友廣を擁する北陸は打撃に磨きをかけて友廣を楽にしたい。
秋春ともにぶつかりあった敦賀気比福井工大福井。敦賀気比は5季連続出場を狙うが、春に敗れてノーシードからのスタート。
秋のリベンジを果たした福井工大福井は春4強に進出。春はこうした学校の間隙を縫うようにして丹生が初めて県大会を制して新風を吹き込んだ。
秋4位、春8強とそれらに準ずる力のある啓新、その啓新に春2点差、秋は北陸に3点差と好勝負を繰り広げる坂井なども混じってくるか。


<近畿>



*滋賀


秋 優勝:彦根総合 準優勝:瀬田工 4強:近江兄弟社、水口東 8強:彦根東、光泉カトリック、水口、滋賀学園
春 優勝:近江 準優勝:滋賀学園 3位:綾羽 4位:甲西 8強:彦根総合、立命館守山、石山、光泉カトリック

去年のような絶対的な力こそ無いものの春を制した近江はキャプテンになったショート横田ショート(偽)が経験豊富。試合巧者ぶりを見せている。
春準優勝の滋賀学園。春は打撃好調だったが本来は守備型のチームということで、攻守にエース左腕の大城をカバーしていきたいところ。
初出場のセンバツで完封負けとほろ苦い甲子園デビューとなった彦根総合は春も準々決勝で完封負け。打線の奮起が春夏連続出場には不可欠だ。
1980年代に滋賀を盛り上げた瀬田工が秋準優勝、甲西が春4位と今年は古豪勢が元気。新興勢力に夏も一泡吹かせるか。
2年連続準優勝の立命館守山、春3位の綾羽、秋4強の近江兄弟社水口東、伝統校の彦根東ら中堅校も存在感を示したい。


*京都


秋 優勝:乙訓 準優勝:京都国際 3位:龍谷大平安 4位:鳥羽 8強:京都翔英、塔南、立命館、宮津天橋・丹後緑風連合
春 優勝:京都国際 準優勝:立命館宇治 3位:龍谷大平安 4位:乙訓 8強:京都共栄、日星、西城陽、洛水

春優勝の京都国際はプロ注の杉原に加え、秋から主戦格の松岡、さらに春の準決勝で延長10回を1失点完投の長水と計算できる投手が多いのが強み。
センバツ出場の龍谷大平安もエース・氷召房,安減澆箸靴謄札鵐丱弔任魯戰鵐然阿世辰疹坂が春に経験を積んで成長を見せている。
春準優勝の立命館宇治は左のスラッガー・北川が二刀流として君臨。秋の王者・乙訓もエース・金納が安定した投球を披露する。
秋4位の古豪・鳥羽や時折優勝争いにも加わる春8強の西城陽をはじめとした中堅校がこれらの上位校にどう立ち向かっていくか。
昨秋は連合チームとして8強入りの宮津天橋・丹後緑風連合は春も好ゲームを見せたが、夏はそれぞれ単独での出場が濃厚でどう戦うか。


*大阪


秋 優勝:大阪桐蔭 準優勝:履正社 3位:箕面学園 4位:関西創価 8強:近大付、上宮、金光大阪、東大阪大柏原
春 優勝:金光大阪 準優勝:大阪桐蔭 3位:近大付 4位:大商大堺 8強:関西創価、東大阪大柏原、関大北陽、興国

大阪桐蔭はエース・前田の状態が気がかり。春は府大会、近畿でベンチを外れ、その後の対外試合でも軒並み出番がない状態が続いている。
センバツの背番号10・南(恒)もコンディション不良。春は控えだったラマルや1年生が多く起用されるなど西谷親方は投打ともに穴埋めに奔走。
春の近畿準優勝まで勝ち上がった金光大阪は昨年センバツでwiki入りのキャリーが技巧派サウスポーエースへと成長を遂げている。
一方、センバツ出場の履正社も怪しげ。春は4回戦で1安打に抑えながらやらかしが相次いで4失点で敗退、夏をノーシードで迎えることに。
春の近畿を経験した近大付、秋に躍進の箕面学園、秋春8強入りと安定感がある東大阪大柏原が戦国大阪をさらにかき回すか。


*兵庫


秋 優勝:報徳学園 準優勝:神戸国際大付 3位:社 4位:育英 8強:小野、須磨翔風、西脇工、滝川二
春 優勝:報徳学園 準優勝:滝川二 3位:社 4位;神戸国際大付 8強:市西宮、神戸弘陵、明石商、須磨翔風

センバツ準優勝の報徳学園が秋春連覇中。春は3年生の盛田が調子が上がらずベンチを外れる中、今朝丸、間木、星山らで回しきった。
そんな報徳も一筋縄ではいかなさそうなのが兵庫。センバツ出場のはもちろん、神戸国際大付滝川二は強力なライバルだ。
社はエース・高橋に加え、センバツのマウンドを経験した年綱らが台頭して投手層を厚くした。公立勢では今年も筆頭格と言えそう。
昨夏準優勝の神戸国際大付は2年生巨漢エースの津嘉山、滝川二もプロ注のエース・坂井を擁しており報徳の首を虎視眈々と狙う。
秋春と神戸国際大付に善戦した須磨翔風、秋4位の育英、履正社の岡田前監督を迎えた東洋大姫路らも後方から機をうかがう。


*奈良


秋 優勝:天理 準優勝:高田商 3位:智弁学園 4位:橿原 8強:桜井、生駒、一条、橿原学院
春 優勝:智弁学園 準優勝:天理 3位:御所実 4位:橿原 8強:高田、奈良女大付、奈良商工、橿原学院

春の近畿を16年ぶりに制した智弁学園の状態が上向き。冬場に打力アップを掲げて結実。背番号6の中山は投打でチームを引っ張る。
ライバルの天理は春に4人の1年生をベンチ入りさせるなど新戦力の発掘に注力。夏のメンバーをどう固めるかが注目される。
2強以外は力の差が大きそう。秋準優勝の高田商は天理に2-12で完敗、春は智弁に3-9と大きく水を開けられてしまった。
秋春ともに4位の橿原や春に3位まで食い込んだ御所実も似たような状況。秋に智弁に食い下がった奈良大付も春は天理に完敗。
昨年、春夏続けて智弁を撃破するも決勝はコロナに泣かされた生駒のように2強を突き崩す勢力は果たして夏までに台頭してくるか。


*和歌山


秋 優勝:智弁和歌山 準優勝:近大新宮 3位:海南 4位:箕島 8強:和歌山東、日高中津、市和歌山、熊野
春 優勝:市和歌山 準優勝:智弁和歌山 4強:箕島、和歌山南陵 8強:新宮、初芝橋本、田辺、熊野

智弁和歌山の春連覇が8で止まった。春はけが人も続出、ここ2大会は甲子園でもいい意味でも智弁和歌山らしさが鳴りを潜めている。
黄信号が灯る王者を脅かすのが市和歌山。一昨年の小園・松川に憧れて市和歌山に入った選手たちが主力に成長。
春の県決勝では栗谷・麹家のバッテリーで8回まで0を並べ、春の近畿では小野らを加えた継投でセンバツ準優勝の報徳学園(兵庫)を破った。
秋春連続で4強入りの古豪・箕島や秋に市和歌山を破るなどして近畿を経験した近大新宮も隙をうかがう。
台風の目候補は和歌山南陵。昨夏もベスト4まで勝ち残り、その時のメンバーを多く残して春も4強までコマを進めてきている。


<中国・四国>



*岡山


秋 優勝:おかやま山陽 準優勝:創志学園 3位:岡山学芸館 4位:倉敷商 8強:関西、倉敷工、玉野光南、岡山理大付
春 優勝:岡山学芸館 準優勝:玉野光南 4強:倉敷工、おかやま山陽 8強:作陽学園、倉敷商、岡山理大付、創志学園

4年ぶりの復活を目指す岡山学芸館は春の中国で広陵(広島)に0-1と善戦。守りは自信をつけただけに、あとは打線が覚醒すれば。
連覇を狙う創志学園だが、秋は県準優勝で中国8強止まり、春は県でも8強止まりと就任1年目のモンマが苦労している。
おかやま山陽はそんな創志を秋春続けて撃破とモンマキラーとして台頭。守備でリズムを作り6年ぶりの夏を目指す。
公立勢は春準優勝の玉野光南を筆頭に、昨年センバツ出場の倉敷工、桃サン倉敷商といったいつもの面々が中心。
春8強の作陽学園はこの春に県北の津山から倉敷へ学校を移転。環境が変わって心機一転、台風の目となるか。


*広島


秋 優勝:広陵 準優勝:広島商 3位:広島新庄 4位:神辺旭 8強:呉港、如水館、市呉、広島工大高
春 優勝:広陵 準優勝:広島新庄 3位:崇徳 4位:市呉 8強:瀬戸内、総合技術、福山工、広島商

県大会どころか中国大会でも秋春連覇の広陵が最有力。秋春中国連覇は今回で4回目だが、過去3回は全て夏の県も制した。
2年制エース・高尾が試合を作り、ポン酢ボンズ真壁ら強力打線が援護。昨年、3回戦で足をすくわれた過ちは繰り返さない。
秋の決勝で競り合った広島商、春の準決勝で競り合った崇徳が追う。広島商は秋春と広陵に連敗、三度目の正直を誓う。
秋3位、春準優勝の広島新庄だが春は10失点の炎上と苦手意識を強めたか。市呉も秋8強、春4位と力を秘める。
秋4位の神辺旭や昨年ノーマークから勝ち上がった盈進、昨夏広陵を破った英数学館のような伏兵の出現はあるか。


*鳥取


秋 優勝:鳥取城北 準優勝:米子松蔭 3位:米子東 4位:倉吉北 8強:米子西、鳥取西、鳥取商、倉吉総合産
春 優勝:鳥取城北 準優勝:米子松蔭 3位:八頭 4位:鳥取商 8強:鳥取西、鳥取工、境、倉吉総合産

秋春ともに決勝のカードが同じ。2強のマッチレースに割って入る学校が現れるかが今年の鳥取の焦点になりそうだ。
センバツに出場したものの初戦敗退を喫した鳥取城北は攻守にやらかしもあっただけに精度を上げていきたい。
秋春準優勝の米子松蔭も遜色ない力を持つが、昨年、一昨年と2年連続コロナ禍に泣いた。厄落としが済んでいるといいが。
ここから後ろは混戦模様。連覇を狙う鳥取商、名門の米子東や昨年準優勝の倉吉総合産らが打倒・2強を狙う。
春3位の八頭は2014夏にwiki入りした近所のスポーツ用品店のおっちゃんこと徳永監督が昨年末に復帰。その采配に期待。


*島根


秋 優勝:浜田 準優勝:三刀屋 3位:益田 4位:益田東 8強:飯南、立正大淞南、出雲、矢上
春 優勝:大社 準優勝:立正大淞南 3位:島根中央 4位:邇摩 8強:浜田、出雲商、出雲西、益田

連覇を狙う浜田は甲子園を経験したエースの波田が残る。打線でも波田が中核を担っており、甲子園帰還は十分ありそうだ。
春の県大会を制した大社は安松、馬庭ら継投策で勝負。秋の中国初戦敗退も2お誕生日と三刀屋打線はパンチ力がある。
そんな公立勢に対し、私学では立正大淞南が一番手か。6月の山陰大会では鳥取城北に快勝するなど状態が上がってきている。
石見智翠館開星は秋春ともに8強を逃しているとはいえ、個々の能力は高いだけにノーシードとなると逆に不気味。
昨年準優勝の飯南、秋3位で春も8強入りの益田といったあたりも波乱を起こす可能性は十分。公立私立入り乱れての激戦か。



*山口


秋 優勝:高川学園 準優勝:宇部鴻城 3位:光 4位:柳井 8強:豊浦、南陽工、宇部工、下関国際
春 優勝:高川学園 準優勝:宇部鴻城 3位:下関国際 4位:柳井 8強:南陽工、山口鴻城、光、宇部工

秋春連覇の高川学園は葛西、河野の二枚看板が持ち味。打線が援護してやりたいが、秋春とも中国大会は打線が沈黙し敗れている。
宇部鴻城は秋春ともに高川に1点差で敗れ準優勝。春の中国では準優勝した。秋には背番号14だった浅田が春は背番号1を背負った。
はやはりセンバツで完封勝利を挙げた大エース・升田の出来次第。升田を温存した春の準々決勝では宇部鴻城に完敗している。
一方、昨年全国準優勝の下関国際は当時のベンチメンバーが誰ひとり残らず苦戦。春は3位まで持ち直し、夏に意地を見せたい。
1958年夏に全国制覇を果たした古豪・柳井が秋春4位と健闘。秋春8強の南陽工宇部工も接戦を演じており期待。


*香川


秋 優勝:英明 準優勝:高松商 3位:尽誠学園 4位:寒川 8強:志度、高松北、大手前高松、丸亀城西
春 優勝:丸亀城西 準優勝:志度 4強:坂出商、寒川 8強:香川中央、坂出工、多度津、大手前高松

センバツ出場の2校を中心とした展開になりそう。昨春、夏、秋と3季連続で決勝を争っている両校に割って入る存在は現れるか。
センバツの健闘で名を上げた英明は投手の枚数が豊富。打線の中心でもある寿賀や百々らのジエンゴにも期待。
夏3連覇、3季連続甲子園を狙う高松商はエース・大室に次ぐ投手が出てくるか。春の四国では4人登板も初戦で姿を消した。
丸亀城西は春の四国に出場して1勝を挙げた。県大会では準決勝で5点差をひっくり返すなど粘る展開に持ち込みたい。
春準優勝の志度、秋春4強の寒川らが追う。秋3位の尽誠学園やその尽誠を春に破った坂出商も続く。


*徳島


秋 優勝:鳴門 準優勝:鳴門渦潮 3位:徳島商 4位:城東 8強:生光学園、阿波、阿南光、池田
春 優勝:阿南光 準優勝:鳴門 4強:池田、鳴門渦潮 8強:徳島商、名西、徳島科学技術、生光学園

2021年秋から県内無敗を続けてきた鳴門の連勝街道が春の決勝でついにストップ。王者の牙城に手が届く学校が出るか。
その鳴門は昨年のエース・富田ほどの好投手こそいないもののまとまりは随一。攻守に堅実で大崩れはないか。
春優勝の阿南光は競り合いに強い。春は準々決勝からチャレンジマッチまで全て1点差で4連勝を飾っている。
徳島商は好投手・森(煌)を擁して久々の復活を狙う。池田鳴門渦潮生光学園も後方で牙を研ぐ。
センバツ21世紀枠の城東は春の四国で1勝を挙げるなど上々の春。1年生も11人の選手が入部し、層が厚くなっている。


*愛媛


秋 優勝:今治西 準優勝:済美 3位:宇和島東 4位:西条 8強:松山商、小松、川之江、松山学院
春 優勝:帝京五 準優勝:松山商 4強:今治西、松山学院 8強:小松、吉田、西条、松山聖陵

抜けた力を持つ学校はなく混戦模様。シードとノーシードの力の差も無さそうで、序盤から潰し合う可能性も。
第1シードを取った今治西が秋優勝、春4強と安定感では一歩リード。第2シードで連覇を狙う帝京五は強打がウリ。
久々の復活を狙う松山商は春の四国で明徳義塾(高知)に善戦。済美は秋春と今治西に連敗、雪辱を期す。
これらのシード校を脅かすのが、力をつけてきた松山学院、秋4位で春8強の西条をはじめとした面々か。
秋3位の宇和島東、秋春8強の小松、春に今治西を苦しめた吉田など台風の目はあちこちに潜んでいる。


*高知


秋 優勝:明徳義塾 準優勝:高知 3位:高知中央 4位:土佐 8強:高知商、伊野商、須崎総合、宿毛工
春 優勝:明徳義塾 準優勝:高知商 4強:高知中央、高知東工 8強:高知追手前、高知工、高知国際、梼原

センバツ出場こそ逃したものの、秋春と連続で県を制し、春は四国大会も制した明徳義塾が今年も本命だ。
四国大会から復帰したエース・小林がクローザーとして躍動。相変わらず競り合いに強い試合巧者が夏3連覇を狙う。
センバツ2勝の高知だが、春のチャレンジマッチ、四国決勝で明徳相手に連敗と相性の悪さは相変わらず。
県大会では2020夏の独自大会決勝で勝って以降8連敗中。このライバルを乗り越えないことには春夏連続はない。
安定して4強には顔を出す高知中央だが2強の壁は高い。古豪・高知商らの奮戦にも期待したいが2強のマッチレースか。


<九州>



*福岡


秋 優勝:西日本短大付 準優勝:東福岡 3位:福岡大大濠 4位:近大福岡 8強:福岡、飯塚、東海大福岡、折尾愛真
春 優勝:福岡大大濠 準優勝:西日本短大付 3位:希望が丘 4位:福岡工大城東 8強:九州国際大付、大牟田、東海大福岡、飯塚

ともに春の九州で4強入りした西日本短大付福岡大大濠がわずかにリード。が、有力校は数多く、今年もやっぱり混戦か。
西日本短大付は3年生エース・中塚と2年生の村上という二枚看板がともに春の九州で完封を記録。打線も力強い。
一方の福岡大大濠は継投に活路を見出す。打線は春の決勝で西短に打ち勝つなど遜色ないだけに、軸となる投手が出てくれば波に乗る。
主砲・佐倉に昨夏の甲子園を経験した池田といった人材が揃う九州国際大付も夏に向けてキッチリと仕上げてくるはず。
秋準優勝の東福岡、秋春8強の飯塚東海大福岡、伝統校の福岡に強打の近大福岡や粘りのある希望が丘などが控える。


*佐賀


秋 優勝:佐賀北 準優勝:鳥栖 4強:東明館、神埼清明 8強:太良、敬徳、佐賀工、伊万里実
春 優勝:佐賀北 準優勝:神埼 4強:神埼清明、敬徳 8強:嬉野、東明館、佐賀東、佐賀商

秋春連覇、春の九州でも1勝の佐賀北がやや抜けているか。伝統の小技を絡めた攻撃に、左右の軟投派での継投を武器とする。
昨夏準優勝の神埼清明は秋・春と佐賀北に連敗も、秋の5点差から春は1点差に縮めた。今年こそ甲子園へのキップを掴めるか。
秋準優勝の鳥栖、春準優勝の神埼はともにもう片方の大会で早期敗退。安定感は無いが、ツボにはまれば面白いか。
2回目の甲子園を狙う東明館や忘れちゃいけない名門・佐賀商も中団から虎視眈々と頂点をうかがう。
連覇を狙う有田工は秋春とも8強入りを逃すも、5月のNHK杯には出場とジワリと調子を上げており不気味な存在になりそう。


*長崎


秋 優勝:長崎日大 準優勝:海星 3位:大崎 4位:鎮西学院 8強:創成館、九州文化学園、波佐見、長崎総科大付
春 優勝:大崎 準優勝:創成館 3位:清峰 4位:九州文化学園 8強:長崎総科大付、長崎商、長崎南、波佐見

センバツ出場の2校が今年も軸になりそう。センバツ1勝、夏連覇を狙う海星は春の九州で乱れた守りを立て直したいところ。
長崎日大は春の九州で完封負け。投手陣がある程度計算できるだけに、打線の奮起で13年ぶりの夏の甲子園を掴みたい。
対抗馬一番手は春優勝の大崎に見えるが、春は初戦で2点差勝利、以降全て1点差勝利と後続との差は大きくない。
創成館長崎商波佐見といった近年の甲子園経験校、久々の復活を狙う清峰を始めとした中堅校、
悲願の初出場を狙う九州文化学園長崎総科大付鎮西学院といった私学勢も絡んで混戦も予想される。


*熊本


秋 優勝:東海大星翔 準優勝:文徳 3位:ルーテル学院 4位:専大玉名 8強:熊本商、熊本工、熊本国府、済々黌
春 優勝:有明 準優勝:文徳 3位:熊本商 4位:城北 8強:八代東、熊本国府、専大玉名、済々黌

有明が春の九州で優勝と大躍進。2年生エース・稲岡とサウスポー・吉田と投手の枚数も揃い初の甲子園も視界に入る。
秋の王者・東海大星翔には東海大相模(神奈川)から出戻りの百崎が転校による公式戦出場停止が解禁。秘密兵器となるか。
秋・春と準優勝の文徳は5月のRKK旗を制するなど安定感は随一。春の九州でも沖縄尚学に勝利。26年ぶりの復活を目指す。
一方、昨夏全国ベスト8でエース・直江が残る九州学院は苦戦が続く上に、寮での一部部員の飲酒も発覚と足元が怪しい。
63年ぶりの復活を狙う秋8強・春3位の熊本商や、中堅私学のルーテル学院専大玉名城北の奮戦にも期待。


*大分


秋 優勝:明豊 準優勝:大分商 3位:高田 4位:佐伯鶴城 8強:鶴崎工、津久見、大分舞鶴、別府翔青
春 優勝:大分舞鶴 準優勝:藤蔭 3位:明豊 4位:大分 8強:中津南、大分国際情報、中津東、津久見

センバツ帰りの大分商は春の九州でも堅実に1勝。投打の軸が定まっており、ベース踏み忘れの悪夢を払拭しに帰還したい。
大分舞鶴が春の九州で準優勝と大躍進。長身右腕・野上のコンディションが戻ってくるなら夏も優勝争いに加わりそう。
秋の王者・明豊も甲子園を2回経験している森山の調子がなかなか戻ってこない。それでも春は3位。地力は十分ある。
春準優勝の藤蔭にはプロ注のエース・松石が君臨。打線の援護で松石を温存できる展開を作れれば面白い存在。
秋春8強の津久見や秋4位の佐伯鶴城といった古豪も存在感がある。春4位の大分も上昇ムードか。


*宮崎


秋 優勝:宮崎商 準優勝:高鍋 3位:延岡学園 4位:小林秀峰 8強:宮崎第一、延岡工、聖心ウルスラ、小林西
春 優勝:日南学園 準優勝:宮崎商 3位:小林秀峰 4位:延岡学園 8強:日章学園、富島、鵬翔、都城商

公立、私立、新興、古豪と多彩な面々ががっぷり四つに組み合う混戦模様。制するのは果たしてどこか。
秋優勝、春も準優勝の宮崎商は投手陣が豊富。春は準々決勝で平尾、準決勝では小野が完投。秋に奮闘した永山が戻ってくれば。
春優勝の日南学園、秋準優勝の古豪・高鍋は秋春ともに直接対決で1勝1敗。点差も小さく互角の両校も射程圏内か。
さらに秋春ともベスト4にコマを進めた延岡学園小林秀峰も機をうかがう。近年好調の小林秀峰は初の甲子園行きなるか。
ここから後ろは少し力の差があるか。夏連覇を狙う富島もエースが抜けて春8強まで。宮崎に残る連覇のジンクス打破は厳しそう。


*鹿児島


秋 優勝:神村学園 準優勝:鹿屋中央 3位:鹿児島城西 4位:国分中央 8強:徳之島、れいめい、樟南、鹿児島実
春 優勝:鹿児島城西 準優勝:樟南 4強:枕崎、鹿屋中央 8強:れいめい、徳之島、神村学園、鹿児島実

春の覇者・鹿児島城西は強打が自慢。時にマウンドにも上がる明瀬(みょうせ)を軸に初めての夏の甲子園を狙う。
秋を制した神村学園だが、春は最大6点リードを守りきれずに逆転負けで8強止まり。夏に向けて引き締め直せるか。
その神村を破って春準優勝の樟南は接戦続きでタフさを身につけたか。秋春とも上位の鹿屋中央にも安定感がある。
昨夏代表の鹿児島実は秋・春ともに8強止まり。だが、昨年はノーシードからの戴冠。昨年よりもいい位置にいると言える。
昨年は大島がセンバツ出場、夏準優勝と盛り上げたが、今年の離島勢では徳之島が秋春8強と元気。国分中央も力がある。


*沖縄


秋 優勝:沖縄尚学 準優勝:ウェルネス 3位:興南 4位:糸満 8強:北山、エナジック、沖縄工、宜野座
春 優勝:ウェルネス 準優勝:宮古 4強:西原、豊見城 8強:KBC未来、前原、名護、沖縄工

センバツ2勝の沖縄尚学だが、エース・東恩納のコンディションが整わず春の公式戦は登板なし。
すると、控え投手が打ち込まれてしまうなど、投手層の薄さがここで露呈。東恩納の回復次第では夏に黄信号が灯りかねない。
ウェルネス沖縄は秋・春ともに九州大会で1勝を挙げた。打線が東恩納さえ打てれば初の聖地が見えてくる。
連覇を狙う興南だが、メンバーはほぼ総入れ替え。秋こそ3位に食い込むも春は2回戦敗退と厳しい戦いになるか。
その興南を春に破ったKBC未来、離島勢では宮古、古豪の豊見城や秋春連続8強の沖縄工なども控える。
2023年06月13日(火) 21:18:47 Modified by mamono_together




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