このウィキの読者になる
更新情報がメールで届きます。
このウィキの読者になる
カテゴリー
最近更新したページ
最新コメント
FrontPage by 名無し(ID:t50PZnHmEg)
FrontPage by 名無し
VIP的2024夏選抜チーム by 名無し(ID:65UKXrF2+A)
VIP的2024夏選抜チーム by 名無し(ID:ssQw8iC+GQ)
FrontPage by 名無し
FrontPage by 名無し
VIP的2024夏選抜チーム by ねったまで、おま!2024
2024夏選手とエピソード by 名無し(ID:ZmblfzYn5g)
VIP的2024夏選抜チーム by 名無し(ID:mAaiPmdMtQ)
Menu

2024夏選手とエピソード(ベスト8以上)

ベスト16までの選手はこちら → 2024夏選手とエピソード

[伝説の選手たち]


[青森代表・青森山田]

センバツでスレを魅了した打撃はさらにパワーアップ。東京より北にあるチームでは唯一ベスト8に残った。
3回戦では3人の継投でエースを温存するなど、まだまだ余力十分か。東北勢3年連続の決勝を目指す。

*関 浩一郎 (青森山田 投手)

コントロール良く最速152km/hを投げる青森山田の大黒柱。ふさふさツーブロック。
元々はサクラダサクとの二本柱だったが、サクラダサクのイップスもあり不動のエースとなってチームを甲子園に導いた。
初戦の長野日大戦では8安打されながらも8回無四球1失点の好投。準々決勝の滋賀学園戦も継投で6回無失点の完封リレーと真っ当に活躍したが、準決勝にてセンバツで破った京都国際にリベンジされ4回3失点で敗退。
涙を呑みながらも「夢の場所で最後の最後まで楽しいという思いが心に残りました」と笑った。
ちなみに初戦後に松坂からインタビューを受けたのだが「オホッwwwホホッwww」となかなか強烈なリアクション。気持ちはわかる。

*原田 純希 (青森山田 一塁手)

センバツでもスレ住民の注目をひいたむちむち体系のふともも君。プロスカウトの注目も集まっており、趣味がお菓子作りであることもバラされた。
打撃スタイルはセンバツのころから変わらず、デカい一発を狙った豪快なバッティング。二回戦ではセンバツのごとくフライアウトを量産してしまった。
しかし大会十日目の石橋戦では1打席目からフルスイング。低反発にもかかわらずセンター方向への特大のお誕生日を放ち、ただのスイーツデブではないことを見せつけた。

*兜森 崇朗 (青森山田 監督)

強豪、青森山田を率いる監督。
比較的自由なヘアスタイルの選手たちとは正反対の髪型だが、スレ住民の優しさかあまりそこには触れられない。
センバツ同様、投打に力を見せつける野球で同高を初の夏ベスト4に導いたものの、準決勝では2点リードしたクーリングオフ明けの6回、
好投の先発下山に代えてエース関を送り込むも、待ってましたとばかりに相手打線に狙われ逆転を許す痛恨の継投ミスを引き起こしてしまう。
その後も強行策の失敗など、終始采配が裏目に出る形となりチームも敗退。スレ住民からカブトモリシの称号を与えられてしまった。


[東東京代表・関東一]

スター選手オコエを擁した2015年、投手二枚看板が奮戦した2019年のどちらとも毛色の違う、堅い内野守備としぶとい打撃で接戦を勝ち切るチーム。
準々決勝前の時点でwiki入り選手はゼロだが、今後新たなヒーローは生まれてくるか。

*畠中 鉄心 (関東一 投手)

関東一の二番手投手。いわゆる技巧派左腕であり変化球の数が豊富。試合でもほとんどストレートは投げないレベル。
この投球スタイルは今大会屈指の防御力をもつ関東一の内野と非常に相性が良く、ゴロアウトで相手の打線を効率よく片付けていく。
基本的に先発を任されることが多く、関東一は技巧派左腕畠中から右の本格派坂井への継投で勝ち上がってきた。
馬渕監督は畠中対策をガチガチに固め裏をかかれるなど、ある意味エース以上に警戒されている。
準々決勝では強打の東海大相模打線相手にマダックス寸前に追い込むという好投を披露。

*越後 駿祐 (関東第一 一塁手)

今大会屈指のアベレージヒッター。準々決勝までのすべての試合でマルチ安打を記録しており、打率は7割を超す。
準決勝では終盤で申告故意四球を選択されるなど、安打製造機ぶりは相手チームにも良く知られている。
勝負を避けられる場面も多くなり、残念ながらマルチ安打記録は準々決勝までで途切れ、打率も.667まで落ちてしまった (!?)。
前後の打率があまり良くないので大量得点には絡んでいないが…?

*高橋 徹平 (関東一 三塁手)

4番でキャプテン。高校通算60本塁打、低反発バットでも10発以上放っているという注目の強打者。
明徳戦ではその前評判を逆手に取るようなバスターで一二塁間を抜き、米澤監督のしたたかな作戦をしっかり遂行してみせた。
一方で2試合で外野に飛んだ打球がこのバスターの1本だけというスラッガーとしては少々寂しい成績でもあったが、準々決勝で先制お誕生日を放ち、パワーで勝利に貢献した。
が、ベンチの監督もアルプスで見守っていた父親も、打った瞬間は偶然目を離していて見ていなかったという悲しい事実が判明
ちゃんと見てもらえている状態でもう一発おかわりといけるか。

*市川 歩 (関東一 遊撃手)

堅守でおなじみ関東第一の守備の要。守備がいい。本当にいい。基本緩めのセンター前Hくらいの当たりなら50%くらいアウトにするくらいいい。
NHKにもこの守備の良さは認知されているようで、決勝戦では「この試合…というより今大会において好守備を見せている」「そこに転がればもう安心というような」など手放しで絶賛。
マモノスレでもZSIのレスは一試合で何回も飛び交うレベル。
ただし、能力を守備に全振りしているせいか打撃の方はいまひとつ。それでも並み居るライバルを押さえてVIP選抜に名乗りを上げるレベルのすさまじさであった。

*米沢 貴光 (関東第一 監督)

関東第一の鉄壁の守備陣を鍛え上げた監督。
今大会における勝負勘は並外れたものがあり、三回戦では畠中を継投に出すも、明徳が畠中対策をしてきていることを見抜き、早めの交代。
準々決勝の東海大相模戦戦では畠中→坂井のタイプの違う投手の継投を完遂し、
準決勝では今大会初登板の大後を先発においた奇襲作戦を成功させ、早めの継投で強打の神村打線を抑えるなど、ここまで采配がピタリ命中しており、
強力とはいえない打線で強豪相手に僅差の勝利を続けている。アンパンマンみたいな顔のくせに。
モリシ化のかけらも見せないタイプの監督が決勝までチームを連れてくるのはマモノスレ的には案外珍しいかもしれない。
決勝ではあと一歩及ばなかったものの、紙一重の接戦を展開。守備はこの試合もノーやらかしであり、チームの強みは存分に引き出せていたといえるだろう。


[神奈川代表・東海大相模]

激戦区・神奈川を圧倒的な成績で勝ち上がってきただけあり、投打に隙のない試合運びでベスト8まで上がってきた。
慶応が返却したばかりの大優勝旗を再び神奈川に持ち帰ることはできるか。

*藤田 琉生 (東海大相模 投手)

身長198cmの大型左腕。身長の暴力で高所から投げ下ろすストレートが最大の武器。あと顔が怖い。
6日目の第二試合で甲子園デビュー。バッターボックスに立つと遠近感が壊れる。しかも顔が怖い。
制球力に若干のばらつきがみられるものの、ぶんぶん振ってくる富山商打線に対して相性は良く、怖い顔で三振の山を築き、7回13奪三振の好投を見せた。
三回戦の広陵戦では若干制球にバラつきがあるものの、投げていくうちに修正する力も持っていることを見せつけた。そしてどんどん険しくなる表情も見どころだ。
準々決勝でも登板し、畠中との1点をめぐる投手戦を繰り広げていたが、関東一の4番高橋にお誕生日をぶちこまれ、その次の回で降板。
見事な投球を見せたものの、ここで甲子園を去ることになってしまった藤田は整列後、地面にうずくまって号泣。スレ住民の涙腺を直撃した。あと泣いてる顔も怖い。

*柴田 元気 (東海大相模 二塁手)

大柄な選手が多い中、そこまで体格が大きくない選手だが、今大会第一号のお誕生日をライト際にぶち込んだ選手である。
パワーだけでなく選球眼やコンタクト力も悪くなく、下位打線を打たせるには少しもったいないレベル。

*原 俊介 (東海大相模 監督)

東海大相模の原監督。明らかに某監督(なんならプロ在籍時の監督だったそう)を思い出すが血縁関係等は全くない。
モンマの後を継ぐ形での監督就任だったが当初はその影響力に苦労も。それでも自らの指導と情熱で就任3年目での夏の聖地、ベスト8という成績を残した。
出場決定時には涙し「泣き虫監督」とからかわれたが、準々決勝敗戦時にも「私自身も夢の中の世界でやった感じだったので…キラキラ輝いてました…」としっかり涙。
敗れはしたが甲子園での3試合はいずれも実力を発揮。まだまだ神奈川の激戦は続きそうだ。

*岡村 日和 (東海大相模 記録員)

中学時代に東海大相模の試合を見てチームにそのものに惚れこんだ東海大相模ガチ勢。もともとは三重県の中学に通っていたが、東海大相模の野球を支えるために越境留学してくるほど。
その功績が認められてか、東海大相模初の女性記録員としてベンチ入り。結構小柄な体格なので藤田とかと並ぶとものすごいパースの狂った画になる。
熱闘甲子園でもチームへの愛を惜しげなく語るガチ勢っぷりを披露。チームメイトの滝川から「ずっとかわいいと思ってました」とめちゃくちゃ青春してる図が放映され、一部のマモノ民は成仏寸前の危機に。

[滋賀代表・滋賀学園]

夏の出場はまだ2回目、今大会が初勝利とはとても思えない堂々たる戦いぶりを見せている。
飛び出し坊やに新魔曲、ふしぎなおどりにマスコット、とマモノスレのネタ的にも大貢献中であり、その面でもさらなる活躍に期待が高まる。

*多胡 大将 (滋賀学園 二塁手)

苗字の読みは「タゴ」だが、スレでの愛称はタコ大将。
繋げる打撃で畳みかける滋賀学園のリードオフマンを務めているだけあり、コンタクト力が高い。
花巻東戦と青森山田戦ではどちらも猛打賞を記録しており、最終的には4割を超す打率を記録した。
一方であまりチャンスには強くなく、青森山田戦におけるタコ焼きゲームでつまようじをおっ建てる役割を望まれた場面も凡退してしまった。
最終的に4割を超す打率を残しているため、打順的には十分に役割を果たしていたといえるが。

*岩井 天史 (滋賀学園 遊撃手)

プロ注の大型遊撃手。高校野球の遊撃手は小柄な選手も多いのでけっこう目立つ。
今大会ではプロ注の名に恥じぬ堅守でマモノスレを盛り上げている。守備範囲も広いがやはり何よりもスローイングの正確性。微妙な緩いゴロをノーステップのストライク送球によってアウトを取る場面を幾度も見せる。
派手に動くタイプの目立つフィールダーではないが、難しいプレーも当たり前のように淡々と処理していく玄人好みの守備職人といえるだろう。
打撃においても普通に活躍しているが、滋賀学園の打者はそろいもそろって打ちまくっているため、こちらでも淡々とした縁の下の力持ちタイプの渋みが光るタイプである。

*しがっぷる (滋賀学園 マスコット)

滋賀学園のマスコット。彼女を首に下げた応援団員曰く、血液の一部でありこいつがいないと生きていけないとのこと。
その後激しく踊り狂う応援団の熱さとは裏腹に彼女のXのポストのあまりな無機質なbot丸出しっぷりがスレ住人の笑いを誘う。


*荒井 浩志 (滋賀学園 応援団長)

8年前のセンバツ同様独特のテンションの応援を繰り広げる滋賀学園アルプスを鼓舞・指揮する芸人陽キャの塊。
やたら動きが複雑な振り付けをこれまた芸人気質の副団長と考案した人物でもある。
アルプスリポートでも率先して芸人顔負けのテンションでボケまくり、応援団とスレを盛り上げた。
特徴的な応援ダンスから幾度も試合中にアルプスにカメラが向けられるのだが、毎回必ずカメラ目線を外さない。
本人曰く「ダンスに忙しくて試合を見る暇もない」とのこと。試合は観ようよ…


なお、夢は救急救命士であり、野球は高校までと決めている模様。

[京都代表・京都国際]

エース森下を擁した2021年以来の甲子園3勝。今年は二枚看板が交互に完投して勝ち上がってきた。
センバツは初戦で青森山田にサヨナラ負け。準々決勝でもまだ当たらないが、リベンジマッチは実現するか。

*西村 一毅 (京都国際 投手)

今大会の京都国際は中崎・西村の二枚左投手の運用。その片割れである。
タイプとしてはWANIMAに近い”弱点がない”タイプの投手だが、西村はどちらかというとフォームやチャンジアッパでタイミングを遅らせるタイプ。
細かいミスはあれど智辯和歌山もしない京都国際守備陣とは相性が良く、準決勝終了時点で失点0という驚異の安定投球。
四死球率が高いのが少し気になるところだが…?
決勝では延長10回に代打出場からその裏に登板。さすがの安定の西村も緊張があったか、冒頭からメイデンを捕球しそこねて満塁にし、タイブレークとはいえ今大会初の失点もしてしまったが、最後は気迫の奪三振で、2年生の活躍が目覚ましい今大会を象徴するかのように胴上げ投手となった。
実は7打数4安打と打撃も好調。決勝もタイブレーク先頭の代打で、関東一のメイデンシフトをバスターで破り決勝点につなげた。
そんな彼の将来の夢は公務員らしい。こんなところまで安定感。

*中崎 琉生 (京都国際 投手)

ダブル左腕のもう一方で背番号1。名前はルイと読む。甲子園のおひざ元・西宮市の出身。
サイドスロー気味のフォームからインコースをぐいぐい攻める投球。打たせて取るタイプの西村とは対照的に、2試合で10桁奪三振を記録している。
決勝では9回104球無失点とまさにエースの仕事ぶりを見せ、延長10回に西村を代打に送られてお役目終了。ここで代打を出された理由について、熱闘甲子園で監督に「中崎はバントが下手で、ヒッティングもよくないから、どっちを選んでもゲッツーの可能性が高かった」とぶっちゃけられてしまっている。

*金本 祐伍 (京都国際 左翼手)

甲子園のレフトに帰ってきた金本。もちろん通称ヤニキアニキ。
一回戦の札幌日大戦では本家よろしくやらかしと二打席連続タイムリーを記録するなどチャンスに強い打撃を見せた。
これが評価されたか二回戦では打順が1番に昇格。タイムリー含む二本の長打を放つなど絶好調。
準決勝までのすべての試合でマルチ安打を記録しており、今後もチームを引っ張る打撃を見せられるかどうかに注目だ。

*服部 颯舞 (京都国際 代打)

なぜか毎大会どこかのチームにいる忍者っぽい名前の選手だが、今大会では彼が筆頭枠だろう。
主に代打起用で試合の途中から参戦し、そのまま一塁の守備につくという運用がなされる。
代打の成功率は特段目を引くレベルではなかったが、決勝戦では一打逆転の場面で冷静にホームアウトを選択するなど守備面での活躍が目立った。

*小牧 憲継 (京都国際 監督)

2021年の夏初出場でベスト4、今年はついに京都へ68年ぶりの深紅の大優勝旗を持ち帰った名将。左腕育成に定評がありプロ入り選手も多く輩出している。
京都成章出身で、同校が夏の甲子園で決勝で松坂にノーノーされて準優勝した翌年に入部。創部したばかりの京都韓国学園(後の京都国際)野球部の初の公式戦の対戦相手となった(34-0で圧勝)という経験を持つ。
前職は銀行員、実家はコンビニ経営、炭谷の実家の畳屋はご近所さんで今は5歳の4つ子のパパとネタたっぷり……なのだが、よくよく見ると2021年には全部情報出てたのになぜかwiki入りしていない。変な采配しないから
夏3回目の出場で走攻守にレベルの高いチームを作り上げ堂々優勝、夏は8勝2敗で勝率8割とえげつない成績に。
優勝インタビューでは「こんなオッサンに素晴らしい夏休みをもらえた」とにこやかに選手たちへの感謝を述べた。うーんどう見ても気のいいコンビニのおっちゃん。
未だ41歳とまだまだこれから。今年のベスト8はほとんどの監督が40代とお若く、今後の高校野球界を引っ張ってくれることだろう。


[奈良代表・智弁学園]

初戦でとんでもない泥仕合を披露してしまったが、そこからは尻上がりに安定感を増してきている。
厄落としは最初に済ませたと信じ、夏の初優勝に向けて突き進む。

*田近 楓雅 (智弁学園 投手)

智弁学園の左腕エース。一回戦では味方の内外野が智辯和歌山化したためその真価を測ることができなかった。
ストレートとスライダーをしっかりと投げ込み、魔球とも称されるチャンジアッパを決め球とする。
二回戦では左打者が多い健大高崎にこの投球スタイルががっちりかみ合い、強力打線を押さえて三回戦へ進出する立役者に。
三回戦では途中で他の投手にマウンドを譲るも、いまいち制球に不安が残るマシンガン継投だったため、やはり今後も彼の活躍がカギとなってくるだろう。
というか智弁学園こういうタイプの投手運用多くない?

*佐坂 悠登 (智弁学園 一塁手)

智弁学園が誇るリードオフマン。初戦の岐阜城北戦では初回こそ三振に倒れたが二週目以降はダクホを完全に攻略したか打ちまくり1試合5安打 (うち二本がタイムリー)の大暴れを見せた。
トゥギャ崎戦では途中までノーヒットと不振だったが、9回に決勝点のタイムリーを放つなどやはり要警戒。

*中道 優斗 (智弁学園 左翼手)

今年の智弁学園の二年生四番。
初戦の岐阜城北戦も四番・左翼手として出場。
しかし、岐阜城北の中本の前に完全に抑え込まれ、4タコだった。
そう、9回表2アウトの場面までは……。
このときランナーを一三塁に置き、一打同点、凡退すれば負けの土壇場。
とうとう彼は三遊間を破る値千金の同点タイムリーを放った。
この中道、実はエースの田近に誘われ智弁学園に入ったようである。
試合前に彼は「智弁学園に誘ってくれた田近さんがもし打たれたら、自分が打ちます」という激アツな言葉を残していたという。
「ここまでノーヒットの四番にチャンスで打席が回る」フラグもきっちり回収しているため、今後もスレ民が注目する選手となるだろう。

*小坂 里緒 (智弁学園 アルプス)

智弁のチアにして、小坂将商監督の娘さん。キリッとした目力はお父さんゆずり。
小坂監督は彼女が生まれる前から智弁を率いているため、物心ついたころからずっと智弁の試合を応援しつづけ、チアとして野球部を応援するために智弁に入ったという智弁応援ガチ勢。
家庭でのお父さんについて、「食卓で選手のモノマネをして家族を笑わせている」「車の中でときどきジョックロックを流す」などの面白情報も提供してくれている。

[島根代表・大社]

100周年のメモリアルを迎えた甲子園、そのスタンドをこの夏最も魅了しているのは間違いなくこのチームだ。
1戦ごとにベストゲーム賞候補を更新し続けている神話の国の球児たちから今後も目が離せない。

*馬庭 優太 (大社 投手)

苗字は「まにわ」と読むがスレではマニアとかWANIMAとか空耳った名称で通っている。
球速がめちゃくちゃ速いとか針の穴を通すような制球力とか必殺のキレッキレの変化球があるわけではない。
ただそこそこの球速があり、甘い球だけは放らない制球力があり、基本的な変化球を備え、ちょっと出どころが見にくいフォームをしていて、最終回までパフォーマンスを維持できるスタミナがある。
これらの要素が組み合わさった結果、総合的に完成度の高い投手が出来上がったのである。
一回戦の報徳学園戦では、的を絞らせないピッチングでフライアウトを量産。マニアマニア絶頂。
今朝丸師匠のお株を奪うようなピッチングを見せ、見事完投勝利。多くの人々の予想を裏切るジャイアントキリングを達成した功労者となる。マモノくんさぁ…絶対俺達負けると思ってたでしょ?
創成館戦でも丁寧なピッチングは健在。ボールカウント先行でも決して四球は出さない攻めかつ丁寧なピッチングで相手にビッグイニングを作らせない投球を披露した。
おまけに打撃面でも大事な場面でタイムリーを打ったり相手にやらかしが出たりと大活躍であり、スレ住民からはなにか憑いてるんじゃないかと疑われている。
第三戦の早稲田実業戦でも当然先発。無駄にピンチをつくらない投球を見せるが、さすがに連日の連投で疲れが見えてきたか、イニングを重ねるごとに球威が落ちたことを心配するスレ住民も出てくる。
しかし味方の堅守に助けられながら投球を続け、タイブレークの11回には安松の神メイデンに続きセンター前にサヨナラタイムリーを放った。絶対なんか憑いてるわこいつ。
しかしやはり疲れがたまっていたか。球数制限のことも鑑みて準々決勝はベンチスタート。5回から継投で登板するも、もはや疲労が限界に達していたか、浮いた球を神村学園打線に打ち込まれ、快進撃はここまで。これまでの試合と同じく試合終了前から号泣していたが、今度ばかりはスレ住民からも同じく目頭が熱くなった者が続出した。

*藤原 佑 (大社 中堅手)

大社高校の (比喩ではなく)鉄砲玉。フジワラではなくフジハラ。地方大会で12盗塁、高校通算150盗塁というアホみたいな成績を引っ提げて甲子園に殴り込んできた。
ちなみに藤原専用応援テーマは「キューティーハニー」の替え歌であり、「この頃流行りの藤原佑 お尻の小さな藤原佑」と妙に脳に残る歌詞となっている。
一回戦の報徳戦では先頭打者H記録するも誰がどう見ても無茶な走塁で二塁を狙い飛び出し坊やになってしまう。
また、8回表の出塁時に足を攣ったのか痛そうに足を引きずっていたのにそのままトゥギャを成功させ、監督に渋い顔をされた。
大社高校には「じっとしとけ」という幼稚園児みたいなサインがあるらしいが、だいたいこいつのせいだろうとスレ住民の見解が一致。
そのためスレでは3歳児並の知能をもった走塁版岸くんみたいなキャラクターが確立。
走塁のチャンスでは「はしりたいはしりたいはしりたいはしりたい」とどこからともなく湧いてきて監督を困らせている。
ちなみに上記の無茶なトゥギャが祟ったか、その後ベンチに下げれたうえに交代させられる。どうやら軽い熱中症だったらしいが。
二回戦でも隙あらばサイレント気味に盗塁したりと存分に走り回る。
外野守備についていても、普通のフライを右翼手や左翼手が捕球しているときによくその後ろをうろうろと走り回っている。
このようになにかとウロチョロしていたからか「嫌な打者」、「うるさい打者を打ち取りました」とNHKのアナウンサーに言われ放題な実況をされる始末。
しかし、衝撃的なデビュー戦となった一回戦以降、ヒットはおろか出塁も少なくなるなど、スレ住民の期待と反比例的に打撃成績が悪化。
おまけに第三回戦では致命的ともいえるやらかしを記録してしまうなど、いまひとつ調子が良くないようである。
これを経て「自分のミスを挽回できるよう足をいかした野球をして、優勝を目指したい」と語った藤原。
準々決勝ではよんたまからトゥギャ、最終回の追い上げで絶対にアウトになってはいけない場面でトゥギャなど、宣言通り足で試合をかき回す活躍を果たし、スレを熱狂させた。
チームは準々決勝で敗れてしまったが、足という一点の武器のみでスレを盛り上げたエンターテイナーとして、彼の活躍は今後もマモノスレで語り継がれるであろう。
なお、準々決勝直後に「藤原がプロ志望届提出の意向」と一部で報じられスレは大いに沸いたが、大会閉幕後の報道によれば、社会人野球に進んで、チャンスがあればプロになりたいと思っているが、仕組みがよくわかっておらず「プロになりたい」の言葉だけが独り歩きしたものらしい。
「だって普通に考えて、なんでもないセンター前ヒットを後逸してるやつが『出します』なんて言うわけないでしょう」(石飛監督談)
2学期の始業式の後、クラスの女子から「あ、甲子園エラーや!」とイジられたらしい。

*園山 純正 (大社 三塁手)

大社が誇る職人。9日目の創成館戦では、8回とタイブレークの絶対失敗してはいけない場面で2打席連続でスク水に成功。とくに8回1点ビハインドの際のスク水は完全に体勢を崩されていながらも片膝をつきながらバットにボールを当て、絶妙な場所にボールを転がした。そのためマモノスレではスク水職人と呼ばれることに。現代の名工。
また、スク水の場面以外では追い込まれても執拗に球をカットし続け、Hやよんたま出塁をねらういやらしい打者としても活躍。地味に今朝丸師匠からタイムリーも記録しているいやらしネバネバスク水職人である。
守備の場面でもチームを救うファインプレーを見せるなど、マニアに匹敵するチームの中心的な活躍をしている。縁の下のいやらしネバネバスク水守備職人である。
父親も大社OB、家は学校の近所と生粋の地元っ子。準々決勝での敗戦後には「島根で体育の先生になり、甲子園での経験を生かしてベスト8以上のチームを出す」と夢を語った。こうやってまた甲子園の100年が紡がれていくのだろう。

*高橋 蒼空&高橋 翔和 (大社 右翼手&二塁手)

大社の双子の兄弟。今大会は同学年の兄弟もいたがちゃんと双子。
打順が回ってくる度にNHKのアナウンサーから「双子のお兄さん/弟」と言及され、スレ住民からは「そらたそ/お兄ちゃん」「とわたそ/とわきゅん」等の愛称で親しまれる。
好打で打線を繋ぐ兄と堅守でチームを鼓舞する弟、彼らの持ち味は対極にある。
兄・そらたそはチャンスで打って得点に貢献する勝負強さがある。一方の弟・とわたそは一回戦から準々決勝までの4試合、守備面で数々の惚れ惚れするようなファインプレーを産み出し、マモノスレを感嘆させた。
また、準々決勝では大量失点になりかねない危機的状況を弟が救った直後に兄が快打を放つなど、双子ならではのシンクロを見せた。
彼らが大社に入学したきっかけは、21年夏の島根大会で決勝まで勝ち進んだ大社の戦いぶりに憧れを抱いた事に由来する。
「大社に入学し、自分達の代で甲子園へ行く。」
中学時代に同級生であった投手・岸恒介らと共にそう決意し、小学生時代から知り合いである下条心之介、皆大好き藤原、そして地元でも有名であった馬庭と声を掛け合い、彼らは大社に集結したのだ。
個性派……タレント揃いでスレ住民の心を鷲掴みにした大社の選手たち。その結集に高橋兄弟は深く関わっていた。
出雲に生まれたとある双子の、憧れから始まった物語。
そこに馬庭の姉との約束、勧誘を断って地元でチームを作ると決めた藤原、3年前敗退した島根県大会決勝をきっかけに指導方針を変えることにした石飛監督等、数々の決意が交錯する。
そして3年後、神々の国からやってきた少年たちは、全国に「大社高校」の名を轟かすことになる。

*安松 大希 (大社 代打)

3回戦延長11回裏の先頭に代打で登場し、三塁線をなぞるような神業セーフティメイデンを決めてサヨナラ勝ちの立役者になった男。
本来は控え捕手であり、島根大会からここまで出場なし。夏の初打席が甲子園のタイブレークという状況で100点満点の仕事をしてみせた強心臓の2年生である。
代打出場の理由は、石飛監督が「バントを決める自信のある者はいるか」と聞いたところ、「サード側へ決めてきます」と手を挙げたのが安松であったため、という男前なエピソードが試合後の監督インタビューで明かされ、マモノ民とカタリナお嬢様のハートをわしづかみにした。
ちなみにメイデンは左打席からだったが、登録はスイッチヒッター。

*石飛 文太 (大社 監督)

自身の母校である大社を32年ぶりの甲子園へ連れて来た監督。打撃練習の際は部員に交じって守備につき球を追っかけるというエネルギッシュなおっちゃん。
藤原がつった足で強引にトゥギャを決めた際のしぶーい表情からもわかるとおり、感情がストレートに表面に出るタイプ。3回戦の延長タイブレークでは試合中にもう泣いており、勝利監督インタビューのNHKアナがもらい泣きで声をつまらせたほど。
本職は国語教師なのだが、劇的な試合でテンションMAXになったところに受けるインタビューでは語彙力が吹っ飛んでしまうのはご愛敬。そんな中でも、決まり文句の「生徒の夢は無限大」や、創成館に勝った後の「自分も創成館の監督が書いた本を読んで勉強していた。まさか勝てるとは」、目標に掲げていたベスト8を達成したことについて「もうわけわかんないですけど、次の目標は選手たちが決めます」など、率直なほっこりコメントをスレ民は楽しみにしている。
もともとは厳しい管理野球を敷いていたが、3年前の島根大会決勝でノーヒットノーラン負けなど、ここぞというところで力を発揮できないことが続き、生徒の自主性を重んじる今のスタイルに切り替えたという。「じっとしとけ」サインはその頃の名残なのかもしれない


[鹿児島代表・神村学園]

昨年ベスト4まで勝ち残ったメンバーが数多く残り、「現チームの経験値」としてはこの8チームで随一だ。
マモノスレでもすっかりおなじみになった3年生たちの最後の夏をどこまで長く伸ばせるか。

*早瀬 朔 (神村学園 投手)

神村学園の二番手投手。二年生なので実質的に次世代のエースでもあるのだろう。
神村学園のエース今村は打たれつつも大きく崩れないピッチングが持ち味であるが、早瀬はどちらかというと三振を取れるタイプのピッチング。
ストレートやチャンジアッパでカウントを稼ぎ、キレのいいスライダーで三振を取るというのが主な投球スタイル。
三回戦の岡山学芸館相手に1失点完投。
準々決勝では今村からの継投でマウンドに上がるが、地響きのようなの大社応援団の圧力をものともせずピンチを乗り切ったため、メンタル面でもそうとうな強者なのではないかと思われる。
実際、勝利後インタビューでも「自分が応援されてると思って投げた」などと語ったほど。

*今岡 拓夢 (神村学園 遊撃手)

左打者がずらりと並ぶ神村学園では珍しい右打者のスタメンメンバー。
守備範囲がとても広く外野に飛んだ打球も果敢に追っていく。追いすぎるくらい追っていく。
そのため、どう考えても外野の守備範囲の球をギリギリまで追っていった結果、落球寸前に無理だと判断して急に外野に捕球を譲るというような場面を引き起こし、
いくつかの外野フライ性の当たりをテキサスヒットにしてしまう。
とくに第二試合ではこのような経緯でのヒットが二本 (未遂含めれば三本)出たため、スレ住民ではどこかの3歳児のごとくショートの頭上に打球が飛ぶと「じっとしてろ」との掛け声が飛ぶ。

*上川床 勇希 (神村学園 左翼手)

もうすっかりマモノスレではおなじみの神村学園のテクニシャン。
今大会でも安定した守備を見せ、打撃においても絶妙なメイデンや技ありのHが出るたびにスレにはいつものごとく「上川床上手!」の声が飛び交う。
というか準々決勝までのすべての試合でタイムリーHを放っており、打率.444、得点圏.625と上手なんてレベルでは片づけられないくらい今大会の神村打線の中心人物になっている。
準決勝でも先制タイムリーを放ち、全試合タイムリーHという偉業を成し遂げるも、チームは惜しくも敗退。
それでも打率は驚異の5割フィニッシュ。最後まで「上川床上手!」の合唱をスレ内に響かせ、甲子園を去った。

余談だが熱闘甲子園で紹介された正林母と漫才を繰り広げていた上川床のお母さんはスレ住民が代打の切り札でほしいと漏らしたほどの豪快な方である。

*正林 輝大 (神村学園 右翼手)

センバツでも活躍したプロ注目の強打者。U-18でも活躍し、強打者がならぶ神村学園打線の4番に堂々鎮座。
しかし今大会は第一試合、第二試合でいずれもノーヒット。第一試合ではやらかし、第二試合では得点圏での凡退を繰り返した挙句飛び出し坊やにもなってしまったため、スレ住民からは柿林呼ばわりとなっている。
一応それなりにいい当たりは出ているのだが…?
第三試合では念願の初Hが出たが、その後あれよあれよと後続が続き、ビッグイニングの切っ掛けになった。
準々決勝でも試合を決定づけるタイムリーを放つなど、やはり神村打線には彼の活躍が必要なのだろう。
少しずつだが当たりは良くなってきている。今後さらに厳しい組み合わせを勝ち抜くには彼の完全覚醒がカギとなるとおもわれる。

*玉城 功大 (神村学園 代打)

関東一高との準決勝、9回裏2アウト1、2塁という絶体絶命の場面で登場した、神村学園の秘密兵器。
地方大会でもノーHという選手であった為、スレ内ではまさかの「おもひで代打か!?」というリアクションが飛び交った。
しかし相手エースの剛腕、坂井のボールに必死に食らいつくと、追い込まれてからのストレートを綺麗なセンター返し。このトンデモ起用に見事な結果で答えてみせた。
センターの神バックホームにより無情にも最後の打者となってしまったが、スタンドからは玉城にも大きな拍手が送られた。
小田監督によると、ムードメーカーとしてチームを支えながら練習にも真摯に取り組む姿勢を見ており、この場面で彼の一打に賭けたとのこと。
彼もまた、今年の夏の主役の一人であったことに違いないだろう。

*小田 大介 (神村学園 監督)

神村学園を二年連続ベスト4に導いた名将。
昨年は仙台育英の応援を前に圧倒された経験から、本年は相手の声援をいかに自分たちに向けられているものであるかと思えるかというメンタルトレーニングを掲げていた。
これが功を奏したか、準々決勝の大社戦では大音量の大社応援団の圧力を跳ね返し、自慢の打力を見せつけて勝利。
その勝利インタビューで上記のメンタルトレーニングから得た着想として「甲子園のマモノは存在しない」「マモノを作り出すのは圧力に負けた自分の心」という考えを語った。
マモノ甲子園スレの存在を全否定するような異教徒の教えにスレは大混乱。このまま神村学園が優勝し、小田監督の教えが正しいことが証明されれば、マモノスレは消滅するのではないかとの終末理論が唱えられる事態に発展した。
いろんな意味で今後マモノとスレ住民の重圧を背負うことになってしまった神村学園だが、その圧力を自らの糧にすることができるか?
そしてマモノスレの存続やいかに?
2024年08月24日(土) 02:10:11 Modified by sebango774




スマートフォン版で見る