2024春選手とエピソード
[伝説の選手たち]
<北海道・東北>
*洗平 比呂 (八戸学院光星 投手)
すっかりマモノスレの常連になった洗平一族の末弟。ストレートの球威はそのまま課題だった制球も改善し、堂々たるエースとして甲子園のマウンドへ帰還。一族の宿命か突然およってしまう場面も見せたが、大事な開幕戦を150球の熱闘でロースコアの接戦に持ち込んだ。
*佐藤 翼 (学法石川 投手)
学法石川の二年生投手。1回戦の対戦相手の投手であった健大高崎の佐藤龍月と区別するため、スレ内では基本的にフルネームで呼ばれる。小さな体格が注目され、隠れガチムチ軍団トゥギャ崎にどう立ち向かっていくかが注目されたが、度胸のあるピッチングで果敢に攻め込み予想以上の健闘を見せる。
最終的に機動破壊のプレッシャーにやられたかARAKAKI失点で降板してしまうも、ピンチの場面でこそ満面の笑みを見せる肝の座りっぷりや、その笑顔のかわいさなどからスレ住民から妙な人気がある。
*原田 純希 (青森山田 一塁手)
ぽっちゃり、というよりもむちむち体系の一塁手。はらだではなくはら「た」。チーム内での愛称は「ふともも」くん。そのまんまである。見た目にたがわず豪快なバッティングの持ち主で、1回戦の京都国際戦ではあわやお誕生日かというあたりを二発も出している。
しかし低反発のあおりを受けてか、大きな当たりは出すもののそれがスタンドまで届かずにフライを量産。
揚げ物の食い過ぎになってしまい、もう少しダイエットしろとの声が飛んだ。
*吉川 勇大 (青森山田 遊撃手)
青森山田の木製バット使用者の一人。1回戦の京都国際戦では1回に内野を抜く鋭い当たりを放ったほか、9回にはサヨナラのきっかけとなった特大の三塁打を放っている。
低反発でも木製でも芯に当たればやはり飛ぶのである。
まだ木製のバットには慣れていない感じらしいが、今後も使い続けるのだろうか。
*櫻田 朔 (青森山田 投手)
サクラダサク。逆から読んだらサクラダサクじゃない。エースナンバーは関に譲ったが東北大会決勝でノーノーを達成している名選手である。チームメンバーからも活躍すれば「サクラサク」、四球を出せば「ダサク」との掛け声が飛ぶらしい。マモノスレかな?
名前の漢字からサクサクピッチングかと思いがちだが、その実態はランナーを出しつつ要所で締める粘りのピッチングが持ち味。
準々決勝は連日の登板となったが、疲れや味方のエラーもあって失意の途中降板。ベンチではこの世の終わりのような表情で悔しがる姿をすっぱ抜かれた。
*蝦名 翔人 (青森山田 代打)
今大会躍動が目立つガチ代打枠の代表格の一人。二回戦の広陵戦では終盤に登場。ここまでノーノーに抑えられていた広陵のエースカカオからチーム初となる長打を放ち、反撃の狼煙をあげた。
二巡目でも試合を左右するレベルの安打を放つなどまさに「ピンチヒッター」としての活躍が目立った。
この成果から準々決勝でも残尿気味の打線のカンフル剤として代打で送り出されるも、自身も打線の詰まりを加速させてしまい、カカオ特効だった説も持ち出された。まあたしかにエビとカカオって食い合わせ悪そうだが。
*對馬 陸翔 (青森山田 中堅手)
木製バットで今大会に乗り込んできた誉れ高き選手。今のところ木製バットを折り相手のエラーを誘ったり、絶妙すぎる打球の威力を殺したメイデンを決めたりと木製ならではの特性を
だが彼が評価されているのは主に守備面。初戦・二回戦ともに大事な場面で流れを引っ張ってくるようなファインプレーでマモノスレを沸かせ、自チームを鼓舞している。
*駒井 利朱夢 (青森山田 左翼手)
「りずむ」という名前が注目され今期のアイドル枠を獲得。りずむたそ〜。野球の解説においてはなんども守備や投球のリズムについて語られるので、彼のプレイについての実況がされているのかそうでないのかちょっとわかりにくい。しかしアイドル枠の宿命か甲子園ではオアシス枠となってしまい。2回戦まではHなし。
名誉挽回と行きたい三回戦だったがここでも打線のオアシスになった挙句、レフトへのフライ捕球時にコケてしまいタイムリーエラーに。しまいには懲罰気味にベンチに下げられてしまった。
アバター代わりのAAはキュアリズムこと南野奏。
*松田 収司 (北海 投手)
今大会屈指のよんたマニア。大阪桐蔭戦に先発出場するも、特に抜け球や逆球があるわけでもないのにコンスタントによんたまを量産していく。よんたまで作ったピンチを大阪桐蔭に襲撃され3回途中で降板になったが、2.2回で8個のよんたまというなかなか見られない記録を作った。
<関東>
*小島 想生 (関東一 二塁手)
序盤にやらかしを記録してしまい今回のマモノ枠かと心配されたが、その後ファインプレーを連発しすることで一躍守備の人に評価を改めた守備職人。バットが低反発になった影響かテキサス気味の打球がふらふらと外野に飛んでいくことが多かったが、果敢に追いかけキャッチする姿は住民からも絶賛を受けた。
*颯佐 心汰 (中央学院 遊撃手・投手)
フルネームは「さっさ ここた」と読む。サッサ・コ・コタみたいに書くとなんか外国の都市の名前みたい。実家はラーメン屋を営んでおり、自身も野球部内料理部部長として、常に最強のチャーハンを作ることを考えているという。
苗字からの連想でマモノスレでは「サッサと」が口癖のせっかちなキャラクターとしてたびたび登場。
スレのキャラ付けだけでなく、実際初打席ではサッサとタイムリーを打ち込んで先制し、投手としてマウンドに上がればサッサと三凡を奪ったりとスピーディーな活躍が目立つ。
二回戦でも2安打2得点と出塁してはサッサとホームに生還。三回戦では幾度もファインプレーを見せる。準決勝でもこれまでと同様のリリーフに加え、タイムリー三塁打を含む二安打の活躍。
名前や背景に注目が集まりネタキャラっぽく見えるが、実績的にも普通に投打守の中心的存在であった。
*飯山 成夢 (中央学院 捕手)
元日ハムの飯山裕志を父に持つ中央学院の司令塔。なかなか野球脳が高いようで、制球力に自身のある臼井サッサといった投手陣を強気のリードで引っ張る。打撃面に関しても初戦は打率10割、二戦目でも先制点に絡むヒットを放っている。
特筆すべきはその悪球打ち。インコースに食い込んできたあぶない球を上手く体を畳んではじき返すバッティングを見せる。
*青木 勝吾 (中央学院 中堅手)
中央学院の鉄砲玉。走力は言わずもがなだがリードオフということでバッティングにも定評がある。2回戦まででも毎試合得点に絡んでおり、準々決勝では3本の二塁打を放ち4打点と大暴れ。
何かと名前が平凡なため地味な印象が否めないが、3試合を通してのOPSは1.94。普通にバケモンである。
鉄壁の守備で有名な報徳戦では流石に分が悪いかと思われたが、終盤には長打で毎試合安打達成。最終的に打率5割という好成績で選抜大会を終えた。
*小川 哲平 (作新学院 投手)
プロ注目の大型投手。威力のあるストレートと制球力が持ち味で神宮大会でも活躍と様々なフラグを引っ提げて登場。初戦の神村学園戦では先発登場。しかし初回から味方に裏切られまくれイラついたのか、自慢の制球が定まらずピリっとしない投球が続く。
お誕生日もぶち込まれ、炎上というほどでもないが期待通りではない、まあなんか作新らしい地味な感じでサックシーンしてしまった。柿田賞候補。
*佐藤 龍月 (健大高崎 投手)
新生トゥギャ崎の二年生投手。名前からスレでの愛称はドラゴンムーン。インステップ気味のフォームが特徴。適度に荒れるストレートでカウントを稼ぎ、大きい落差のドラゴンスライダーで打ち取るコンボが強力。
一回戦の学法石川戦、二回戦の明豊戦ともに7回約100球で無失点という超安定型の活躍。
ずば抜けた能力を持っているわけではないが、積極的な走塁で得点を重ねていく打線との組み合わせは良く、まさにチームを勝たせるエースという活躍といえるだろう。
準々決勝では聞き手の血マメを潰してしまい負傷降板。しかし準決勝ではふたたびマウンドに上がり、今度はリリーフとして完璧に役割を全うした。
上記の血マメ潰しエピソードから、スレ内での呼称はブラッディドラゴンムーン (BDM)と中二感満載な感じになり、役割もリリーフに進化。
決勝では1点リードの9回に登板し、よんたまとトゥギャでピンチを招くも最後の打者を三振に仕留め、大会無失点で見事胴上げ投手となった。おめでとう!
*石垣 元気 (健大高崎 投手)
健大高崎の二年生次世代投手。ドラゴンムーンとはタイプが異なり、こちらは球威のあるストレートでゴリゴリ押していくタイプ。序盤は佐藤が作った試合を受け、リリーフに専念することでエースを温存する仕事を仰せつかっていたが、山梨学院戦で負傷した佐藤の後を引き継ぎロングリリーフを完遂。
その後は佐藤のケガの様子を見ながらの先発登板となり、準決勝では大会最速の150km/hを計測。連投となった決勝では再三ピンチを背負うも要所でギアを上げて8回まで2失点で凌ぎ、全国制覇に大きく貢献した。
*上毛三山 (健大高崎 クリーンアップ)
健大高崎のクリーンアップ、高山箱山森山の山トリオの総称。非常に破壊力のあるクリーンアップとして注目を集めていた。高山はすべての試合で安打を放った安定した活躍。決勝でも勝ち越しのタイムリーを放つ殊勲打。
箱山は二回戦までは目立った活躍ができていなかったが、準々決勝と準決勝では広角に打ち分け、どちらの試合でもタイムリー含む猛打賞を達成するなど完全にお目覚め。
主将ということもあって受け答えがしっかりしており、優勝インタビューでは直前の青柳監督の滑舌が崩壊していたことも相まって、こいつ人生何周目なんだよというツッコミが飛ぶほどであった。
一方の森山は二回戦で犠飛を放っているが4試合でH1本と湿り気味。しかし決勝の舞台では同点となる値千金のタイムリー二塁打を放ち、報徳学園に傾きかけていた流れを引き戻した。
以上のように決勝の舞台でついに開眼したこの三名。長打力のあるジェットストリームアタックは堅守で知られる報徳学園の外野を切り裂いていくあたりを放ちまくり、その威力を知らしめた。
*平 隼磨 (常総学院 投手)
名前の読み方は「たいら しゅんと」。珍名大好きのマモノ民ですら「読めるか!」とブチギレ気味になってしまった。選手としては二回戦の報徳戦でリリーフ登板。闇のアゲアゲホイホイで勢いづく報徳を2回0失点に抑え込むなど普通に活躍していた。
*櫻田 隆誠 (山梨学院 投手)
スレ内およびチームメイトからの愛称はファミリア。エースナンバーを背負っているが、センバツでは先発ではなく、リリーフ投手として序盤のリードを確実に保持するための投手として運用されている。
ダイナミックなフォームであるが技巧派のピッチングで余計なランナーを背負わないような丁寧なピッチングが特徴。3試合に登板して失点は2と非常に安定している。
まったくの余談だが愛称の元ネタになったサグラダ・ファミリアは2026年についに完成する予定だそうだ。
<東海・北信越>
*戸田 慶星 (星稜 投手)
星稜の二年生の控え投手。エース佐宗の誘うような幻惑の投球と対照的に、こちらはダイナミックなフォームから威力のあるストレートでグイグイ押していくタイプ。準々決勝の阿南光戦では先発登板。控え投手同士の対戦でどこまで持つかという展開を予想していたスレ住民の予想を上回り、無四球完封勝利を挙げた大物である。
*専徒 大和 (星稜 右翼手)
「せんと」だけでもネタにされるのに名前が「やまと」。もうほぼ100%あいつ本人。初打席で目にゴミが入ってしまうなど早々にネタキャラとしての枠も確保。
初戦では2盗塁を記録するなど足には自身がある模様。仏のゆるキャラなのに。
足は速いが打撃に関してはかなりオアシス状態となっており、試合途中でベンチに遷都される様子もみられる。
*能美 誠也 (星稜 捕手)
マモノスレでもよく間違えられるが「ノウミ」ではなく「ノミ」。タイプの異なる投手を、それぞれの長所を活かした貫録のリードで引っ張る姿は元捕手の解説・杉本真吾さんも絶賛。捕手には珍しく非常に俊足で、エラー間の出塁や三盗、三塁打も記録している。元捕手の杉本真吾さんも絶賛。
打撃面に関しても毎試合きっちり安打を放っている安定感のあるアベレージ系打者。メイデンなどの小技も隙がない。アイライクノミサン (by元捕手の杉本真吾さん)。
*モイセエフ・ニキータ (豊川 中堅手)
ロシア人の両親をもつ注目のスラッガー。阿南光戦では初打席でファールにはなったが通天閣打法を披露するなど、評判通りの規格外のパワーを見せる。変化球にタイミングが合わずカキータ扱いされていたが、4打席目には、低反発に負けじと強烈な弾丸ライナーをスタンドまでぶち込み今大会初お誕生日。
スレ住民の手のひらをねじ切った。
*段 日向樹 (日本航空石川 一塁手)
名前の読み方は「だん ひなき」。スレでの愛称はひなきたそ。いつぞやのひなたそ並みのオアシスになりかねない愛称だが低反発バットでも右へ左へ広角に打ち分ける好打者。
常総学院戦では3安打猛打賞によんたま一つで打率10割を記録するも、打順の前後が完全に沈黙したため、1回戦で姿を消すこととなった。
*猶明 光絆 (日本航空石川 投手)
苗字の読みは「ゆうめい」、全国で30人ほどしかいない非常に珍しい苗字である。1回戦の常総学院戦、立ち上がりの浮いたチェンジアップを痛打されるも連続三振で切り抜けると、その後も粘りの投球を続け緊迫した投手戦の立役者に。
惜しむらくは7回の牽制でボークを取られ、これで進んだランナーが決勝点になったことか。
*郷 壱成 (宇治山田商 左翼手)
郷という名前にふさわしい応援曲「2億4千万の瞳」で本家にまけないスター性の活躍をする3番打者。初戦では犠飛による先制点などチームを勢いづける活躍をするも守備中に足を負傷し交代。二回戦では4打数3安打にくわえダブルスチールでホームインを決める億千万の大活躍。惜しくも1点届かなかったが好ゲームになった立役者であることは間違いない。
*伊藤 大惺 (宇治山田商 遊撃手)
宇治山田商の主将。初戦の東海大福岡ではノーヒットで住民の視界から消えかけるも、二回戦の中央学院戦では守備で躍動。捕球からの送球が非常に早く、機動破壊を掲げて爆走しまくる中央学院を文字通り遊撃し、後半の反撃の土台を作った。
ラストバッターとなってしまったからか、甲子園を去る前には涙を見せていたが、後半の追い上げにおける貢献はやはり大きかった。
<近畿>
*寺西 邦右 (田辺 投手)
アーム式っぽいフォームが特徴の田辺のエース。三振をバスバス取っていくタイプではないが投げっぷりのある角度のある球で詰まらせ、フライアウトを取っていく揚げ物屋。さすが唐揚げラーメンの本場。
*山根 勇人 (田辺 中堅手)
和歌山代表の山根ということで二塁手に失策や拙守がでるとや〜ま〜ね〜と掛け声が飛ぶ。センターなのに。打席では絶妙なメイデンを2つ決める渋い活躍。や〜ま〜ね〜
そんな縁の下の力持ちだった彼だが最終回二死で一打で試合を振り戻せるという場面で登場。
ここで一発打って和歌山の山根姓のイメージを変えたいところだったがあえなく凡退。和歌山代表の山根選手は今後しばらくいじられ続けることになりそうだ。
*西山 恒誠 (近江 投手)
近江高校の絶対的エース。必殺技は大きく割れるスライダー。ストレートとのコンビネーションで緩急をつけ相手に狙いを絞らせない投球が得意。一回戦の対戦相手である熊本国府打線はこのスライダーにクルックル。この戦法で9回までに14の三振を奪う大活躍。
しかし160球の熱投で握力に限界が来ていたのか、タイブレークではよんたまを与えたのちスライダーがすっぽ抜け暴投。まさかの敗戦となってしまった。
*中辻 秀太 (京都外大西 三塁手)
京都外大西がほこる鉄壁の三塁手。ライナーからゴロの処理までなんでもござれ。送球も正確であり、実況と解説も幾度も中辻の守備について言及。スレ内でもZSNの掛け声が飛んだ。
*冷水 孝輔 (耐久 投手)
苗字の読み方は「しみず」。耐久の冷水とかいうとなんかものすごい我慢強そう。実際に彼は昨年の公式戦をすべて一人で投げ抜いてきた鉄腕。近畿大会では170球投げて次の日に完封勝利とかいうわけ分らんことをやり遂げている。
甲子園の登板でも突然の大谷や味方の裏切り、利き腕へのすないぽ狙撃など様々な苦難に耐え抜く姿を見せる。
もうこれ以上耐久する姿を見たくないというレスも飛び出すほどだったが、それでも7回125球を投げ仰した。
終盤でもギラついた目でキャッチャーミットを睨んでおり、闘志あふれるピッチングが魅力。結局耐久力を上げるには根性を鍛えるしかないのかもしれない。
*ラマル・ギービン・ラタナヤケ (大阪桐蔭 一塁手)
スリランカ出身の両親を持つ大阪桐蔭の4番打者。そんなに目を見張るほど大きな体格ではないが、そのパワーは絶大。初戦の北海戦でもあわやお誕生日かという当たりや、ものすごい打球速度のゴロを放ったことから、スレ住民からはこいつだけ普通の金属使ってるんじゃないかという疑惑が出るほど。
一方守備面では幾度か怪しい動きをみせ、タイムリーエラーも一つ決めてしまう。今後いろんな意味でマモノの熱視線が注がれる。
*境 亮陽 (大阪桐蔭 右翼手)
中学までは陸上部だったというが、持ち前のセンスと身体能力でレギュラー入りした俊足のパワーヒッター。NEO二世としても名高い。その珍しい経歴からか、特にトップスピードに切り替わってからは別の競技かと疑うほどの走力を見せる。
二回戦の神村学園戦では初得点のきっかけとなる先頭打者内野安打に加え、快速を飛ばしてのミルクティーからのランニングお誕生日でスレ住民の度肝を抜いた。
三回戦でも味方が今朝丸に差し込まれる中一人気を吐き猛打賞。さらに後続の吉田のケガによって
一方で盗塁はそこまでうまくないのか記録はゼロ。おまけに盗塁死を二つ記録している。盗塁は足の速さよりも技術だと世界の盗塁王はよく言ったもんである。
*中野 大虎 (大阪桐蔭 投手)
名前から猛虎魂を感じるスレ住民が続出。基本的にリリーフで登板することが多い。常に満面の笑みで楽しそうに投げており、ピンチの場面でもニッコニコで投げる姿がスレ住民にも好評。
*今朝丸 裕喜 (報徳学園 投手)
昨年も話題になった報徳亭今朝丸。学年が上がり二ツ目から真打へ昇格。一門頭は間木に譲ったが。球速以上に伸びるようにみえるストレートに加え、今大会では制球力に磨きをかけてきた。
コーナーギリギリにストレートを投げ込み、強打者相手にフライアウトを量産していく姿はもはや名人の域で、目の肥えた解説者やスレ住民をも唸らせる。
初戦の愛工大名電戦では好投手伊東との高レベルな投手戦を披露し、その実力をマモノスレ民に見せつけた。
だが今朝丸の真価は準々決勝の大阪桐蔭戦にあった。こいつらだけ普通の金属使ってんじゃね?疑惑が持ち出される桐蔭打線に対してコーナーにきっちり投げ続け、最終的に1失点完投勝利。
トゥギャ崎との決勝では初回に2点の援護をもらうもその裏にすぐさま追いつかれてしまい、3回に勝ち越しを許す。その後は立ち直り、6回には強打を誇る箱山、森山を連続三振に仕留めるなど見せ場を作ったがあと一歩及ばず、前年に続きまたしても涙を呑んだ。
*西村 大和 (報徳学園 三塁手)
堅守で有名な報徳学園のホットコーナー担当。速度の速い打球を冷静に迎撃し、送球も安定している守備職人。試合の後半に入ると残念そこは西村状態。愛工大名電戦では無安打に終わったが、二回戦の常総学院戦では4打数4安打と広角に打ち分け大爆発。
一部のスレ住民からは照明試合で活躍するダークサイドの住人なのではないかとの疑いを持たれている。
実際13:30プレーボールのデーゲームとなった準決勝では4タコと振るわず。
*福留 希空 (報徳学園 中堅手)
通称のあたそ。強打者風の苗字だが名前のほうが取りざたされてしまったせいか、甲子園ではいまだにHなしの童貞で、報徳打線のオアシス。苗字つながりで打席に立つと「甦れ!」との声がかけられるが、3試合終了時点で未だにお目覚めではない。
一方で足が速いため得点力は悪くなく、エラーやよんたまで出塁した際にはあっさりホームに帰還することも多い。またメイデンの場面ではきっちりと決め、守備も安定している。そういう意味でも特異な愛されキャラ。
しかし決勝戦の1打席目についに初Hが出る。これにはスレはもちろん報徳ベンチも大盛り上がりであり、やはりチームやスレ住民から愛されている存在であったと言えよう。
*斎藤 佑征 (報徳学園 一塁手)
報徳打線の4番打者。パワーがあるタイプではないが、どのようなコースの球でも器用に左右に打ち分けることのできるアベレージタイプのつなぎの4番である。ここまでの試合はすべてマルチ安打、おまけに全試合でちょうど1つ打点を挙げているという仕事人っぷり。
4試合で打率.563とノリにノッている。
*山岡 純平&橋本 友樹 (報徳学園 二塁手・遊撃手)
堅守で知られる報徳学園の二遊間二年生コンビ。たまに送球が粗いこともあるが、特筆すべきは異様に広い守備範囲。二塁手山岡は一塁線近く、遊撃手橋本は二塁ベース上くらいまでが守備範囲であり、普通なら抜けるような打球を何度も撃墜し、スレ住民からは感嘆の声が漏れる。全体的に報徳の内野の守備は盤石で、内野ゴロが飛ぶ度にスレでは「残念そこは報徳の内野」という言葉が飛ぶのであった。また、二人とも長打があるわけではないがよく打っており、準決勝終了時点の打率は両者とも.429。ちなみに打率だけでなくOPSや出塁率などの他の指標もほぼ同じ数値でシンクロしている。もうお前ら結婚しろ。
<中国・四国>
*吉岡 暖 (阿南光 投手)
阿南光のエース。マグネット井坂とは中学全国制覇を経験したバッテリーでもある。特徴的な二段 (三段?)モーションでタイミングをずらす投球術で相手打線を翻弄する。
また、フォームが特殊な割にフィールディングが良い。低反発で勢いがつきにくい今大会ならではの緩くグラウンドを転がるゴロも積極的に処理し、守備面での活躍も高い。
第一回戦では神宮大会ベスト4の豊川相手に140球の熱投で10桁奪三振完投。二回戦では14奪三振完封と前評判通りの完成度の高いピッチングを見せる。
準々決勝ではオープナーが爆発炎上したため緊急登板となるが、投げているうちに調子が出てきたのか尻上がりに投球内容がよくなり、結局8回1失点と及第点以上の投球を見せた。
*井坂 琉星 (阿南光 捕手)
豊川戦では左頬にすないぽを受けてしまった不運の選手。ちなみに顔面に受ける前にも一つ狙撃されている。治療がやたら長引いたため住民も心配したがその後試合に復帰。
しかしその次の打席ではファールボールを今度は右頬に受けてしまう。顔面にマグネットでも仕込んでるのではと住民の間ではもっぱらの噂。
*恩地 翔栄 (高知 左翼手)
燃費の良さそうな苗字が注目を浴びるが、試合では幾度も好守備を見せたいぶし銀。打撃でもお手本のようなセンター返しをみせるなど渋い活躍だったが、9回にはライナーを捕球しきれずボールをはじいてしまい、試合後に涙を見せる若者らしい場面も。
*高尾 響 (広陵 投手)
スレでもおなじみカカオの空耳で知られる広陵のエース。前年の登板ではそのスロースターターっぷりが注目されていたが、今大会では序盤からフル回転。
140km/hのストレートを絶妙なコーナーに投げ込み、大きく曲がるスライダーも備えた普通に手に負えない投手と化した。
スレ住民もこれが100%カカオか…とどっかのチョコレート菓子のような評価。これをうけて今大会の活躍はカカオ含有量風に評価される。
二回戦青森山田戦では8回までノーノーという100%中の100%の快投を見せるが勝ち越した直後に捕まり、タイブレークの末敗戦。
一説によると失点に佐藤姓の選手が何人か紛れていたので、カカオ含有量が下げられ甘い球が多くなってしまったのではとのこと。
前回の甲子園でもタイブレークの末力尽きるという同じような負け方。終盤に甘くなるという弱点を夏までに克服できるか。
*空 輝星 (広陵 伝令・代走)
伝令で出てきたときに珍しい苗字とその苗字と抜群に相性のいいさわやかな名前を持っていることから注目される。スカイシャイニングスターって書くとプロレス技みたい。その正体は走塁のスペシャリスト。大事な場面で登場するとそのままトゥギャを決め、しっかりとホームに生還した。
*白髪 零士 (広陵 遊撃手)
苗字の読み方は文字通り「しらが」。ヒットを打つと「白髪抜けたあああああああ!」とのレスが飛び交う。9番という繋ぎの打順に構えているが、内野を抜く好打に加え、外野手のグラブをはじく鋭いライナーをぶちかますパワーも持っている。
二回戦でも三遊間を上手く抜く打球でマルチ安打、タイムリーを放っていた。
前後で打線が止まることも多かったためなぜ下位打線を打っているんだと疑問を呈す住民も
なんとなく老兵の感じがするがまだ二年生。今後も2323住民の嫉妬の視線を受けながらの活躍を祈りたい。
<九州・沖縄>
*伊藤 暖倖 (東海大福岡 三塁コーチ・代打)
今大会の伊藤枠。三塁コーチとして出場した選手だが、彼がランナーを止めると外野からレーザービームが返ってきたり、よく見えなかったのか彼の指示を無視して暴走した選手があえなく本塁憤死するなど見事な判断力を発揮。優秀な信号機としてスレ民に好評を博した。
*正林 輝大 (神村学園 右翼手)
強打の神村打線の4番。豪快なバッティングというよりはしっかりとバットの芯でとらえるシュアーなバッティングが持ち味。作新学院戦ではポール際ギリギリにライナー性のお誕生日をぶち込むなどの活躍。8回にはトドメのタイムリーも放った。
二回戦でもやはり打撃は好調。鋭く内野を抜く打球から外野への長打まで様々な打ち分け方で3安打猛打賞。
マモノスレでも打力に定評のある神村打線の中でも頭一つ抜けているという評価を受けた。
*上川床 勇希 (神村学園 左翼手・投手)
昨年の夏はバットでの活躍が目立った選手。今大会は先発として登場しスレ住民を驚かせた。バッティングと同じく投球においても丁寧な制球で投げる堅実なもの。5回を7奪三振2四球と十分な活躍。
是非彼が活躍した際は「上川床上手!」と声をかけてあげよう。
あ、当然上田西風のAAもあるのでご査収ください。川に無理があるとか言わないように。
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{ __,. -‐ ' ´ ノ ノ' | | l / / /l |',\ | l'' "´ ̄ 丶ニニ' .ニニ]
. ヽ , - ´ `ー ´ L_.ノ / / / / .l | ヽ `'-、 _,.。 -‐'' "´ ``ヽ __) }
` ー ´ /,// /ヽ.l | \ `ー .、_ \_,,.. -‐ "´⌒´ ⌒ヾシ
/ ,イ_,/ }h、_ソ `^¨¨¨¨´
*植田 凰暉 (熊本国府 投手)
かつてスレを沸かせた明徳・吉村ユーセフに瓜二つのピッチングフォームから、スレでの愛称は「偽ファラオ」。(実は先代ファラオの吉村も出身地は熊本だったりする)
エース坂井理人 (サカイマサト)からマウンドを引き継ぐ形で2試合に登板し、計6回を3安打無失点の好投を見せた。
名前の読みは「ごうき」。
<その他>
*山田 祐揮 (熊本国府 監督)
御年31歳の若手監督。たぶん大半のスレ住民より年下。実際若手なのだがそれでも30代にはとても見えない童顔。大会関係者に選手と間違えられて誘導されたという信じがたいエピソードがあろうことか実況アナウンサーから暴露された。
しかしその指導力や戦術は見事。年齢ダブルスコアのタガおじいちゃんが西山を引っ張りすぎて自滅した一方で見事な継投成功。歴史的初勝利に導いた名将である。
なお、09年夏には熊本工の選手として甲子園に出場しており、マモノwikiにも掲載されている。え?もう15年も経ったの…?
*小哲 (敦賀気比 名物)
以前からマモノスレではその存在が認知されてはいたが、今期から始まったコーナー「チームの名物」VTRでついにNHKデビュー。選手といっしょに散歩する様子がOAされ、犬好きの住民を一気に味方につけた。
ネコ派だからあんまりピンと来なかったあなた、敦賀気比にはねこ吉 (♀)という元野良もいるらしいですよ。
*門馬 敬治 (創志学園 監督)
みんなのアイドル・モンマが甲子園に帰ってきた!2回表の先制のチャンスでスレ民への挨拶がわりとばかりにスク水失敗をお披露目。しかしその後はエンドランを多用し采配が見事命中。別海にプレッシャーを与え続けて追加点を演出し、終わってみれば見事な横綱相撲で別海を寄り切った。
インタビューで間近に見たモンマを見て「モンマ痩せたな」「試合中より太って見える」「モンマ焼けたなぁ」などと言いたい放題。どっちだよ。
*中原 正義 (山梨学院 コーチ)
山梨学院主将中原義虎の父で同校のトレーニングコーチ。アルプスリポートではスタンドで応援する部員のガチムチっぷりを紹介していたのだが、あきらかにそれらの選手より一回りデカい
それもそのはず、この方はラグビーの日本代表に選ばれたこともあるエリートラガーマンであった。
やはり筋肉…筋肉はすべてを解決する…
*横山 哲也 (NHK アナウンサー)
すこし高い声だが非常に聞き取りやすく活舌も良い。小野塚さんや佐竹アナのように感情を前面に出していくタイプではないのだが、元球児の経歴を生かした臨機応変で的確な実況を行う。審判よりも早くプレーの正確な実況を行う場面も。
3日目の担当試合ではトーク巧者で知られる坂口さんと息の合った実況解説を見せ、スレ住民から絶賛を受けた。
*酒井 博司 (NHK アナウンサー)
落ち着いた声質と聞き取りやすいテンポでの喋りが持ち味だが、とにかく選手の名前とポジションを間違える。広陵×高知戦ではそんなに選手の交代があったわけでもないのに都合4つのエラー。
あまりにも失礼しましたが多いためスレ住民からもあきれ返られてしまった。
後日中央学院×青森山田戦でも実況を担当したがこの試合でも失礼しまくっていたため、もはやお家芸と化してきている。
*北嶋 右京 (NHK アナウンサー)
闇のNHKからの刺客。なかなかポエミーなセンスを持っているらしく「闇に向かっていく甲子園球場」「暮れなずむ甲子園球場」などの名フレーズを実況に絡めて披露。特に「闇」に関してはお気に入りのフレーズなのか「闇が広がっている」「闇が深くなる」などの闇の形容で甲子園の状況を解説。
なぜかつられて解説の飯塚さんもポエムなワードが多くなった点も踏まえ
*吉田 洸二 (山梨学院 監督)
ご存知清峰高校と山梨学院の二校をセンバツ優勝に導いた名監督。常に柔和な笑顔を浮かべていることからスレ住民からの好感度も高い。しかし準々決勝の中央学院戦では爪が割れて出血も確認されていた津島を交代させずに続投。さらに制球に苦しみながらもなんとか無失点で凌いで帰ってきた津島を次の回も続投させるという謎行動に出る。
案の定ケガによる制球の乱れを修正できるはずもなく、大量得点を許してしまい、その回の途中で津島は降板となった。
リスクが大きいわりに特にリターンのないこのような采配は当然マモノスレでも話題になり大荒れ。昨年のセンバツ覇者がモリシ賞筆頭候補に躍り出ることになった。
*相馬 幸樹 (中央学院 監督)
高校時代は市立船橋高校で2年連続夏の甲子園に背番号11をつけて投手として出場。「逆転の市船」として知られるようになった97年当時の3年生でもある。その後大阪体育大、シダックスでプレーした際に当時の監督である野村克也から影響を受け、野村イズムを継承するユニークな監督。
部内部活や週休二日制を取り入れるなど、スレ住民からも好感度が高い。
石垣島キャンプの際にドラゴンボール (球)を購入し、昨年12月のクリスマス会において7つをグラウンドに隠し「見つけたら夢がかなうぞ!」と言い部員に探させた。ヒントを書いたドラゴンレーダーも作った模様。何してんだ。
センバツ出場の願いは神龍がかなえてくれたのかもしれない。
*青柳 博文 (健大高崎 監督)
機動破壊を掲げトゥギャ崎を甲子園常連に鍛え上げた名将。今大会は悲願の全国制覇を成し遂げた。そのため勝利監督インタビューとして登壇する機会も多くなったのだが、お世辞にもいいとは言えない滑舌に加え超絶早口で喋るので、ネイティブな日本人でも何を言っているか聞き取れないコメントを毎回残している。優勝インタビューでもその滑舌を遺憾なく発揮し、一部では機動破壊ならぬ滑舌破壊とネタにされていた。
スレではBe togetherの斉唱が終わった後に、青柳リスニングが開催されるも、やはり完全に聞き取れる住民は限られている。
*川原崎 哲也 (NHK 解説)
京都の嵯峨野高校から関西学院大学、社会人野球三菱自動車京都で投手、外野手として活躍し、引退後は三菱自動車京都で監督を務められ、現在は選抜高校野球の選考委員を務めておられる川原崎哲也さん。19年という長きにわたり甲子園の解説を務められた川原崎さんだが、今大会の決勝をもって解説者をご勇退されると発表された。
決勝戦での解説に登板されたこと、川原崎さんの解説歴が長いことなどから察していた解説者マニアのマモノスレ民も何人かいたようである。
しかし、マモノスレ発足以前から解説を務められ、その球児や視聴者に寄り添った温かい語り口調で親しまれた川原崎さんの勇退は、マモノスレに大きな衝撃をもたらした。
「一人でも多くの少年・少女たちがこの舞台に立ってほしい」と、最後まで高校野球や球児に対する愛にあふれたコメントを残し、また一人名解説が甲子園を去っていった。
2024年04月01日(月) 20:49:43 Modified by shiroikuma
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Uploaded by nanashisan2017 2024年03月28日(木) 22:49:22
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