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21夏選手とエピソード(ベスト8以上)

ベスト16までの選手はこちら → 21夏選手とエピソード

[伝説の選手たち]


[福井代表・敦賀気比]

センバツでは初戦でタイブレークの末に敗退。悔しさをバネに勝ち上がってきた。
序盤に気比ガイ打線が作った大量リードを終盤に吐き出す先行逃げ切り型。

*竹松 明良 (敦賀気比 投手)

コントロールが乱れ始めた吉崎からスクランブル気味に最終回に登板した投手。
名前に松明が入っているのでいかにも燃えそうだと住民から心配される。
案の定メイデンからサヨナラとなるヒットを許してしまった。

*東 鉄心 (敦賀気比 二塁手)

東監督の甥っ子。アズマ扱いされがちなおじさんとの区別のため、監督がアズマ、こちらは東と呼ばれる。
安定感のある守備に定評があり、ざんねんそこは東のレスが幾度となく飛び交った。
しかし、三重高校戦ではタイムリーとなるやらかしをしてしまい、アズマ呼ばわりされてしまった。
今後東となるかアズマ二世となるか、今後の活躍に注目である。

*上加世田 頼希 (敦賀気比 三塁手)

元U15代表。センバツでは投手としても登板したが、甲子園では4番バッターとして野手に専念。
速い打球をバンバン転がして内野を抜いていくキヒガイ打線の中心として、難しいコースの球でも鋭く振り抜きヒットを量産。
準々決勝ではチーム全体が京都国際の平野と森下を攻めあぐねる中一人気を吐き猛打賞の活躍。
元投手の経歴を活かした強肩も唸らせ、二年生ながらチームの中心選手として大暴れした。
また、彼の活躍に感化された住民によって上田西AAを改変した上加世田AAも作成された。
来年彼が戻ってきたときAAによる熱烈歓迎が待っているだろう。
=|AA|
         , -‐‐ .、   ._                              _     ..'´\
.       ,'     }  /  `ヽ、                          /  ヽ, ‐''´ _    >       _
         i    .ノ  |     }                          ヽ   _,  |_!   '_,. -‐ ' ¨´ 厂
       ヽ  . | /   ./               /¨¨ヽ     ,- 、  ヽ └ '        _,.. ‐ ¨ ´
          l.    レ'  /.  _                  ヽ  / γヽ__i  └ ¨   ._  --,  i¨
           l    /   /  ヽ              _|  - ¨     _,. -‐i  L.l .└ '  l
         |  .i'´    ヽ   |    _,.  -‐ ' ¨´  ̄   _,. -i |二|  l    i  ,..‐‐、__ノ
.          |  |     __ゝ   ¨  ̄     _,. ┐ |¨ .|  |  し.ー 、__ノ     `¨´
            |  └‐ ' ¨´      _ _  ┌ i  |  | |   i  |        _
  / ¨ヽ-‐‐ ¨¨       _,. -i   |  |   | |  |  | |  .i  L_,. -‐ ' ¨´ ノ
 l       _,. -‐ ' ¨    l   |  |   | |  |   | |  |     _,.. ‐ ' '´ 
 ヽ   , - ¨             |  .|  |   | |  |  | |.  廴,ィ¨ 
   `ー'                /  / ._|   | |  L - ' !  
               ∠_/  \_/ しー‐‐t__j
||=

[滋賀代表・近江]

近年甲子園で神試合とボロ負けを交互に繰り返しスレでの評価も乱高下する湖国の雄。
山田から岩佐に繋ぐ必勝リレーが武器だが、現状最大の敵は大谷のせいでもたらされた過密日程か。

*山田 陽翔 (近江 投手・右翼手)

西谷親方からの猛烈なラブコールを蹴って、地元の近江高校に進学した熱血系。
近江高校は先発の山田が最少失点で切り抜け、エース岩佐がリードを守り切るという投手リレーで地方大会を勝ち上がってきた。
投手としての山田の仕事は多少の被弾は覚悟のうえで前半を投げ切り、リードを守った状態で後続にバトンを渡すこと。
二試合目の大阪桐蔭戦では初回に大差をつけられたが、自ら志願しての意地の投球でリードを広げさせないまま6回まで投げきり、反撃の土台を作った。
打者としてもすぐれたセンスを持っており、準々決勝では降板後お誕生日を放つなど投打にわたって主人公級の活躍。
準決勝では必勝リレーをつなぐことができず敗退してしまい、涙を見せながら甲子園を去ったが、スレ住民は本年の悔しさを糧として3年生編ではさらに成長した主人公として帰って来てくれることを望んでいる。

*岩佐 直哉 (近江 投手)

「最後にマウンドに立つものがエース」という近江高校の伝統を受け継ぐリリーフエース。
気持ちで投げるタイプの山田とは対照的に、どこまでも落ち着いたマウンドさばきで試合を締める。
MAX149km/hの直球と鋭く曲がるスライダーが武器であり、二回戦の大阪桐蔭戦では神フィールディングで試合の流れを渡さなかった。
熱闘甲子園で紹介された山田との会話「あとは頼みます」「任せろ」というカッコ良すぎるやり取りで、スレ住民と腐女子さんの心臓をがっちりと掴んだ。
近江高校、本年もホモノルマ達成。
しかし、準々決勝の途中から以前痛めていた肘の故障が再発。準決勝ではとても投げられる状態ではなかったそうだ。
山田との継投リレーを果たすことができなくなった近江は、ここで無念の敗退となってしまった。

*明石 楓大 (近江 右翼手)

163センチの小柄な選手。背番号は10桁だが初戦からスタメンで登場。
2回戦の大阪桐蔭戦で2安打、3回戦のモリフ戦では猛打賞2打点と活躍しながら、
先発の山田から岩佐への継投のタイミングで山田に押し出される形でベンチに下げられてしまう。
NHKで解説を務めた杉本真吾さん曰く「出ている間に活躍してやろう」という気合が見えるらしい。
どうやら杉本さんは彼のことが相当お気に召したようで、好調を評価されてフル出場した準々決勝でも折に触れて彼の起用法について解説。
サヨナラのホームを踏んだシーンがリプレイされる度に嬉々として彼の活躍を評価していたのだった。

*多賀 章仁 (近江 監督)

去年還暦を迎えた近江高校のベテラン監督。
就任は1989年と、なんとあの馬淵 (1990〜明徳監督)より長いキャリアを持つ。
また出身は平安高校(現・龍谷大平安)であり、お馴染みハラダの一学年上の先輩にあたり現在も親交が深いようだ。
2018年の対金足のサヨナラ2ランスクイズ負け&前回のモンマおじさんのNTR初戦ボロ負けの雪辱を果たすべく望んだ今年は、勝ち進んではいるものの初戦ノーゲーム再試合の消耗に加えて桐蔭⇒モリフ⇒セントマイケルとあまりに無慈悲なボスラッシュを戦わされており、勝利の度に「信じられない」「疲れた」など正直すぎるコメントを残してマモノ民の人気を集めている。
また9回2死走者無し4点差を追い付かれてのサヨナラ勝利となったセントマイケル戦の前日にはサヨナラで勝つ夢を見てしまったらしく、あの壮絶な展開は強制正夢フラグ回収だったのではと囁かれた。

[京都代表・京都国際]

夏初出場でいきなりのベスト8入り。ハングル校歌のおかげで何かと話題に。
本格派2年生・森下を軸に、鍛え上げたパワーでお誕生日を量産している。

*森下 瑠大 (京都国際 投手)

センバツでの好投が記憶に新しい二年生エース。
目を見張るほどの球速や変化球はないものの、失投を許さない丁寧なピッチングと打者のタイミングをずらす独特の投球術で淡々と打者を打ち取っていく姿が印象的。
三回戦ではふわりと風に乗せるお誕生日や、全力ベーランによるランニングお誕生日などジエンゴも行う。
ちなみにランニングお誕生日 (記録上は三塁打+失策)を決めたのは延長となった10回であったが、そのあとも普通にマウンドに立ち三人斬りで10回完投で試合を締めた。どんな身体能力しとるんだこいつは。
準々決勝では投げて4回2失点、打って4打数2安打という妙に整った成績となった。
しかし準決勝では下半身の疲れからスタメン登録を外され途中出場。
ゲスVIPPERがYOASOBIのヤリ過ぎによる下半身の疲れなのではないかと邪推を行う中、失点ゼロのパーフェクトリリーフを見せたが、先発平野が小畠から食らったお誕生日が決勝打となってしまい、チームは敗退。
とはいえ、今後もまだ伸びしろが見込める二年生投手として、大いに実力をアピールすることができたといえよう。

*中川 勇斗 (京都国際 捕手)

地方大会打率.478の好打者。ガタイと腕の太さが釣り合っていない。
甲子園では二回戦の前橋育英戦で一本。三回戦の二松学舎戦でも一本お誕生日をぶち込んでいる。
いずれもソロホームランであったのが惜しい。
また、試合勘や野球脳が非常に鋭く、マジャや抜け目のない三盗阻止、スク水外しからのピンチ脱出など守備面においても再三ファインプレーを連発。
配球に関しても元捕手の大矢さんから絶賛されるなど、快進撃を続けるチームの司令塔として大きな存在であった。

*松下 恵富 (京都国際 中堅手)

韓国語歌詞の校歌で有名な京都国際だが、彼は元々K-POPのファンで、韓国語を学ぶために京都国際に入学したガチ勢である。
下位打線を形成することが多かったが、準々決勝では猛打賞も記録しており、甲子園での打率は.429となかなかのもの。
ちなみに彼の推しはソン・ハヨンさんというアイドルで、自身が好きな言葉に彼女の名を上げるほどの入れ込みようのようだ。

[兵庫代表・神戸国際大付]

ご存知セントマイケルズハイスクール。ここまで夏は勝っても負けても全ても1点差という接戦メーカー。
春は本調子でなかった二刀流・阪上が投打に覚醒気味。ただ、脇役も濃い面々が揃っている。

*阪上 翔也 (神戸国際大付 投手・右翼手)

センバツでは肘の怪我で早々に降板、今大会では捕手からすないぽを食らうなどいろいろと不運が付きまとう投手。
今大会では先発のマウンドを任される機会が多いが、失点やランナーを背負う場面も多い。
一方打者としてもお誕生日や猛打賞の活躍を見せるときもあれば、全く打てない日もあるといった感じ。
打者としても投手としてもずば抜けているところはないが、どちらの面でも貢献度は地味に高い。
マモノスレ内ではこのような阪上のプレースタイルと粘り強い神戸国際の野球スタイルが妙にマッチしているためか人気は高い。

*楠本 晴紀 (神戸国際大付 投手)

本年度の帽子落とし枠。当初はスライダーの時は帽子が落ちなかったため、帽子の落とし方で球種がわかるのではと心配された。
味方に狙撃された阪上の後をついで登板。ピンチを背負う場面は幾度かあったが、冷静な投球で相手に点を与えず、接戦を制した。

*山里 宝 (神戸国際大付 遊撃手)

21年春大会、類まれなる守備力でスレ住民を魅了した宝石のような山里。
センバツの打撃では今一つの活躍だったが、今大会初戦の北海戦では3本の二塁打を放つなどツーベースファクトリー化。
二回戦では二度のメイデンをきっちり決め、打撃面でも十分な活躍を見せる。
もちろん、広い守備範囲も健在であり、攻守にわたり宝石のような活躍。もうどこへも行かないで。

[奈良代表・智弁学園]

1年の夏から甲子園を知る西村・小畠の2枚看板と主砲・前川の経験値の高さが魅力。
下級生の頃からその姿を見てきたスレ民も感慨深いようだ。3年間の集大成を見せられるか。

*西村 王雅 (智弁学園 投手)

地上最強の高校球児が、最後の甲子園に殴り込みだッ!!
マモノスレでは、「気性の激しいルーキー」といった印象が強いかもしれない。
しかし彼ももう三年生であり、智弁学園の背番号1としてエースらしい表情を見せるようになった。
一回戦の倉敷商業戦、二回戦の横浜戦、いずれも安打や四球でランナーは出してもホームは踏ませない安定したピッチングを展開。
初戦勝利後、小坂監督からは「大人の投球ができるようになった」と称賛され、スレでも「落ち着いた」「老獪な投球になった」と評価される。
一年生で初出場したときには泣きながら甲子園を後にしたルーキーの見事な成長ぶりに、スレ民も感慨深げ。
二回戦でも危なげない投球で8回無失点、準々決勝でも8回2失点と非常に安定した投球を見せており、着々と真の護身の完成に近づいている。

*小畠 一心 (智辯学園 投手)

智辯学園の アノー 二枚看板の二枚目。アノー エースのオーガと比較すると アノー こちらはノビのある直球で アノー 勝負していくスタイル。
3回戦では アノー 先発として登板。96球の アノー 見事な アノー 省エネ完投を披露すると、アノー 準決勝でも1失点完投で アノー オーガの温存に貢献。
オーガとの投手リレーも アノー うまく機能しており、アノー 今後はタイプの違う2人の投手を アノー いかに切り替えていくかが アノー 勝利のカギとなるだろう。
準決勝では アノー 自らもお誕生日を放つなど アノー 投打に渡る活躍で アノー インタビューでの初々しい様子が アノー スレをほっこりさせつつ、
アノー 智弁対決への意気込みを聞かれ「奈良が本校なので アノー 負けるわけにはいかない」という熱い決意を アノー 語ってくれた。

*前川 右京 (智弁学園 左翼手)

智弁学園で一年生から四番を任されていたチームの主砲。
今年は奈良大会では一番で起用され安打を量産し、打率は六割を超えていた。
二回戦、横浜高校戦でも一番レフトでスタートしたのだが、この試合では、
初回から安打で出塁、
四回にはセンターへの特大のミルクティーで先制タイムリー、
六回にもセンターへダメ押しのツーランホームランと大暴れ。
守備でも好返球を見せ、智弁学園の前川ここにありというのをこれでもかとアピールした。
三回戦でもダメ押しとなるお誕生日、準々決勝では死球二つのマグネットマンとなるなど
好打者としての道を順調に突き進んでいる。

ただ準決勝の京都国際戦では完全冷凍。
解説の高嶋さんいわく、前の試合ですないぽを食らった腕が腫れていたとのことで、少し心配である。

[和歌山代表・智弁和歌山]

コロナ禍により1勝でこのページに名前を連ねることになった。1戦のみと消耗度も低ければチームの全貌もまだ未知数。
録音とはいえ魔曲「ジョックロック」は健在。孫の活躍を見守る高嶋前監督はアルプスで幸運の置物になれるか。

*中西 聖輝 (智弁和歌山 投手)

智弁和歌山の層の厚い投手陣の頂点に君臨するエース。
最速140km/h超の直球に加え、スライダー・チェンジアップ・フォークなど多彩な球種をコーナーに丁寧に投げ分ける本格派。
初戦、高松商戦でも好投し、八回まで相手を寄せ付けなかった。
ただ最終回、球数が140球に至ったことや味方のやらかしもあって2失点し、マウンドを伊藤に譲った。
球数がかさんだとはいえ、やや詰めの甘さが見られ、物足りない初戦だったかもしれない。

その後準決勝、近江戦でも先発。
ここまでの戦いで当たっていて、粘り強い攻撃をする近江打線に対して1失点・被安打4・10桁奪三振での完投勝利。
8回9回でもまったく崩れる様子なく完璧なピッチングを見せ、智弁和歌山エースの意地を見せつけた。

ちなみに準決勝では打つ方でも3打数2安打と活躍していた。
さらに余談だが、市立和歌山の好投手・小園健太が高校三年間の公式戦で唯一ホームランを打たれた相手が、この中西だという。

準決勝、近江戦で120球以上投げ完投したことから決勝での登板は微妙なところだったが、
先発の伊藤が智弁学園打線に打ち込まれ、四回裏に緊急登板。
1アウト二、三塁と絶望的な状況から二者連続三振でピンチを切り抜け、完璧な火消し。
その後も先頭打者を何度も出すが、バックの好守もあって決して本塁は踏ませず。
九回裏にも二者を三振で切って取り、チームを見事優勝に導いてみせた。

*塩路 柊季 (智弁和歌山 投手)

二年生ながらコンスタントに140km/hを投げる次世代エース候補。
直球のノビは数値以上のものがあるらしく、ストレートは打者のバットの遥か上を通過していく。
準々決勝の石見智翠館戦では先発として登板し6回無失点。
ストレート主体の投球スタイルを持つ二年生投手ということから、智辯和歌山の前エース小林の姿を思い出した住民もちらほら。

*武元 一輝 (智弁和歌山 投手)

智弁和歌山の二年生投手。
準々決勝、同じ二年生の塩路、三年生左腕の高橋の後に抑えとして九回に登板。
一失点はしたものの、最速148km/hのストレートを投げ、アウト全部三振でゲームを締めた。
武元個人のスペックもご覧の通り抜群なのだが、さらにスレで驚かれたのは、彼の存在が示す智弁和歌山の投手層のブ厚さである。
というのも、和歌山県大会では智弁和歌山からはエースの中西を筆頭に四人のピッチャーが登板したのだが、その中に武元の姿はなかった。
つまり、武元は登場の順番からすると「五番手」ということになる。
「五番手の二年生が148km/h投げるってどういうことなの……」とスレでも感嘆の声が聞かれた。
先述の塩路と合わせて、躍動する二年生投手は智弁和歌山の二枚目、三枚目の切り札となれるだろうか。

*大仲 勝海 (智弁和歌山 二塁手)

バッティングフォームがわりと特徴的な二番バッター。
セカンドの守備も結構うまい。
石見智翠館戦や近江戦でも安打を放ち打点もついていたのだが、彼が最も輝いたのは決勝。
4打数4安打、1四球と全打席出塁の大暴れ。
なんと甲子園打率は.588に到達。
打点こそつかなかったものの、彼のヒットが得点に再三つながり、間違いなく優勝の大きな一因となった。

*高嶋 奨哉 (智弁和歌山 三塁手)

智弁和歌山の高嶋ということでお気づきの諸兄も多いと思うが、あの名将、高嶋元監督が引退を決断する一因ともなったお孫さんである。
大会11日目となり満を持して初登場。チームの今期甲子園初Hを含む2安打で実力もバッチリ。
また、打撃だけではなく守備面でもかなりの安定感を見せ、打球が飛ぶたびに「残念そこは孫」「はい孫」といったレスが飛び交う。
甲子園で躍動する孫の姿にはあの高嶋元監督も現役時代の面影はどこ吹く風といった満面の笑み。

準々決勝の石見智翠館戦ではソロホームランを打ち好調をキープ。
ちなみに祖父高嶋前監督いわく「88点。天狗になるから(笑)」とのこと。
かつて鬼と呼ばれた名将も、孫には甘いようである。

準決勝近江戦では少し当たりが止まっていたが、決勝では復活。
初回にタイムリー、八回表にも2アウトから貴重なダメ押しのタイムリーを放った。
守備でも好プレーが見られ、スレには「孫すげえ」の声がこだました。

*宮坂 厚希 (智弁和歌山 中堅手)

智弁和歌山の主将。守備位置はセンターで打順は一番のリードオフマン。
初戦の高松商戦では4打数1安打といまいちだったが、準々決勝、石見智翠館戦では6-3、打点1と当たった。
ヒットのうち一本はナイメイからの内野安打。俊足を見せつけて技ありのヒットだった。

準決勝、近江戦では同じようなバントヒット含め5打数4安打。
当たりに当たって甲子園での打率が5割を超えてきた。
彼の出塁が智弁和歌山の攻撃の要といっていいだろう。

決勝でも初回、サイレンが鳴りやまない間にセンターへツーベースヒットで出塁、先制のホームも踏んだ。
六回にもタイムリー、八回に送りバントを一球で決めるなど、その勝負強さを遺憾なく発揮した。

ちなみに、顔がドラマ『海猿』の主演などで知られる伊藤英明氏に激似。
それに絡めた実況レスも多く見られた。

*徳丸 天晴 (智弁和歌山 右翼手)

智弁和歌山で一年生からずっと四番をはっている男。
もう今年で最後の甲子園である。
下の名前が「あっぱれ」とも読めることから、日曜朝の某情報番組のスポーツコーナーになぞらえ、
活躍したら「あっぱれ!」凡退したら「喝!」とレスがつく。
一応初戦高松商戦でも、石見智翠館戦でも打点をあげてはいたのだが、
打率がいまいち振るわず、ほぼ「喝!」とか「置丸」とか「徳×」とか散々ないわれようだった。
しかし決勝の智弁学園戦、八回にようやく長打が飛び出し、貴重な追加点2点をもぎとった。
最後の最後でようやく「あっぱれ!」な活躍を見せることができた。

[島根代表・石見智翠館]

久しく勝利のなかった島根に1勝どころかベスト8入りまでもたらした山陰の雄。
接戦続きで我慢比べは得意とするところ。近畿からの野球留学生も多くある意味近畿勢、近畿隆盛の流れに乗れるか。

*上 翔曳 (石見智翠館 捕手)

今期の最短名字候補。読み方は「かみ」。
りんご集団との二回戦では四球、メイデン、タイムリーとバラエティに富む打撃成績で勝利に貢献。
守備では壁性能の高さや相手走者をマジャる場面を幾度も見せ付け、マモノスレ内で「神」の称号が送られた。
しかし準々決勝の智辯和歌山戦では4三振。神はいつだって気まぐれ。

[高知代表・明徳義塾]

老獪な馬淵監督の下で鍛え上げられた試合巧者集団。今年はエジプトからの風にも乗ってやって来た。
同地区でプロ注とさんざんやり合ったことからプロ注は大好物。徹底した分析でしゃぶり尽くす。

*代木 大和 (明徳義塾 投手・一塁手)

明徳義塾が誇るエース。
県内最大のライバル、高知の森木との投げ合いを制して甲子園にやってきた。
一回戦の県立岐阜商業戦、二回戦の明桜戦で先発。
好投した後、吉村につなぐのが明徳義塾の必勝パターンだった。
(吉村はわりとピンチで登板しがちだったが)
三回戦の松商学園戦でも先発。
相手が初戦打撃好調だっただけに不安視もされたが、そんな不安はどこへやら、たった102球で完封勝利。
自身もソロホームランを放ち、投打両方で活躍した。

準々決勝、智弁学園戦では先発した吉村が好投していたため、登板はなく一塁手としての出場だった。
1-1で緊迫した試合展開の中、九回表に貴重な貴重な勝ち越しホームランを放つなど打つ方で活躍した。

しかし最終回、吉村が二死球をして少し雲行きが怪しくなると、実況に「代木は投げたそうにしています!」と言及されてしまう。
明徳義塾のエースが投げたがりという伝統はまだ続いていたのかと、緊迫する場面でも少しスレに笑いが広がったのだった。

結局、吉村が打たれ智弁学園には敗れてしまったのだが、
敗戦後泣き崩れる吉村に対して「お前は泣くな! 来年があるんだから!」と声をかけるシーンが印象的だった。
そんな代木の頬にも大粒の涙が流れていたことはいうまでもない。

*吉村 優聖歩 (明徳義塾 投手)

エジプト人の父親を持つハーフ、それ故かかなりくっきりとした目鼻立ち、
「ゆうせふ」という特徴的な名前、トルネードっぽいモーションからの左サイドスローという
属性過多すぎるリリーフ投手。
6回表の0‐1でなお無死三塁というピンチで登板したが、遊ゴロ→遊ゴロ→みのさんと
県岐阜商の攻撃をピシャリとシャットアウト。
だけでなく直後の裏の攻撃で突如県岐阜商の守備が盛大に乱れ逆転に成功したことから、
スレでは「ファラオの呪い」と言われるように。
最終的に4回1失点で投げ抜き、見事初戦突破に貢献。
二回戦では無死1、2塁の場面で緊急登板。
そのまま無死満塁で絶体絶命のピンチとなったが、インフィールドフライからのスク水失敗併殺でなんと無失点。
これも呪いのなせる業か。

準々決勝、智弁学園戦では先発し、相手の先発西村王雅と息詰まる投手戦を展開。
どんな場面でも淡々と投げ、強打の智弁学園打線を九回裏まで一点に抑える。
しかし九回裏、マモノに呑まれたか、智弁学園中軸の圧に屈したか、三番前川・四番山下に連続すないぽを与えてしまう。
最後には満塁の場面で五番の岡島にセカンド後方へのポテンヒットを打たれ、サヨナラ負けを喫してしまった。
それまで表情を一切崩さなかった吉村だが、思わず号泣。
試合後、同じく号泣する代木から「お前は泣くな! 来年があるんだから!」と檄を飛ばされる場面に、スレ民も思わず涙したのだった。

*米崎 薫暉 (明徳義塾 遊撃手)

明徳の主将を務める三年生。米崎くんがくんが。
堅守でお馴染みの明徳の遊撃手ということもあり、守備性能は今大会屈指。
ヒットライナーから速いゴロ、頭上を越える打球もダイビングキャッチと幾度にもわたって守備でスレ住民を魅了した。

余談ではあるが、彼は二年前の夏の甲子園の智弁和歌山戦で「高校野球ではない何か」のきっかけとなった、黒川史陽 (現楽天)のイレギュラーを後逸した選手。
米崎はこの経験を絶対に忘れないようにするために、その瞬間の自分の写真をグッズ化し、友人に配ったという。
武田信玄に負けた後の徳川家康か?

悔しさを糧に彼は猛練習を積み、遊撃手として、そして主将として甲子園に帰ってきた。
結果、米崎は四試合で無失策。守備の名手となって汚名を返上し、甲子園を去っていった。

*森松 幸亮 (明徳義塾 左翼手)

小柄ながらも打力をもつ左翼手。
一回戦・二回戦ともにマルチ安打を放ち、二回戦の得点圏打席では敬遠気味の四球を与えられた。
二回戦終了時点でOPS1.524の好打者は、毎年打撃力に課題が残る明徳打線の救世主となりえるか。
2021年09月03日(金) 17:00:16 Modified by alicia




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