mojisonのつらつらと

ほいほいゲームを積んでいると容量がえらいことになりやすいのがSteamの欠点なので
でかいゲームデータだけ別ドライブに退避させるこのシンボリックリンクは個人的に必須ではないかなと思うのです
最近はメインSSD+データHDDというのが定番だと思いますからね
さて、シンボリックリンクとはショートカットより上位なショートカットみたいなもんです
かなり説明がめんどいので図書きます

steam.exe→ドライブC → steam → steammap(リンク)┐
　　　　 　　　　　　　　　　　ドライブD - steammap(実体)←┘

多分大部分の人がそれただのショートカットやんと思われますが
D:\steamapps　というフォルダアドレスに
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps　というフォルダアドレスを別名で指定することができます
データ自体はD:\steamappsに保存されておりプログラムからC:\Program Files (x86)\Steam\steamappsへ
アクセスしようとするとD:\steamappsがロードされるわけです
最初っからDにインストールすればいいのではないか、と思うかたもいるでしょうけど
デフォルトから変更するとなにかと問題を起こすゲームも存在するのです
初心者にありがちななにもやってないをやってしまうわけです、インストールフォルダを変えるというのは結構な原因になります

シンボリックリンク機能というのはOSに標準で搭載されている機能です(XP以降らしいですけどよくわかんないです)
DOSコマンド使えば作れるらしいのですがそんなのめんどくさいのでフリーなソフトを使いましょう
Link Creation Shell Extension　http://sourceforge.jp/projects/sfnet_lnhdr/
Link Shell Extension http://schinagl.priv.at/nt/hardlinkshellext/hardli...
どちらもほとんど同じような作りですがLink Creation Shell Extensionはかゆいところに手が届くので好きです
Link Shell Extensionのほうが多機能で未だに更新されています、ぶっちゃけ両方いれても問題ないです
ちゃんと自分の環境にあったものを選んでインストールしてください

Link Shell Extensionをインストールしたとして進行します
なおmojiosonさんはD:\Program Files (x86)フォルダを作って、Cドライブとほぼ同じ構成にして混乱しないようにしています
また上記ではデータが保存されるsteammapを例にしましたが、めんどくさいのでsteamまるごとリンクするようにしてます
まず普通にSteamをインストールしたらSteamフォルダをおもむろにD:\Program Files (x86)\Steamへ移動させます

D:\Program Files (x86)\Steamを


C:\Program Files (x86)にもっていって


するとこうなります、steamフォルダに妙なマークがついてます


これでC:\Program Files (x86)\SteamへアクセスしてもD:\Program Files (x86)\Steamがロードされるわけです
証拠というあれでもないですが


CドライブはSSDなので60Gしかありません、しかしプロパティ上ではHDDのD:\Program Files (x86)\Steamをロードするので
わしのSteamフォルダは275Gバイトある、といった具合になります
しかしHDDからのロードになるのでOSと同時起動にしているとSSDの恩恵がなく若干Steamの起動が遅くなります
その場合は大多数のデータが保存されるSteammapsだけHDDに入れてC:\Program Files (x86)\Steam\steamappsを張り替えるといいです
ちなみ仰々しく画像で説明しましたが右クリックで目的のフォルダにドラッグするだけでリンク作れるので
そっちのほうが楽です、いろいろさわって慣れましょう応用はいっぱい効きます
最初に書いたインストールフォルダをデフォルト以外にすると困ることが結構多いです
本体だけ別にしちゃえばシステム的にデフォルトのままで困ることなんてありません
更に画像を見ていればわかるのですがD:\Program Files (x86)\には他にも結構な数張り替えてます
Originなんかもやってないのにインストールしっぱなしで結構積んだので別にしました