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作者:石川雅之
掲載:good!アフタヌーン
出版社:講談社

放映データ

あらすじ

純潔のマリア
百年戦争の時代に生きる最強の魔女マリア。戦が嫌いで、強力な魔力で戦場を蹂躙してきた彼女は、実は処女。恋はしたいけどその先はちょっと怖いお年頃。でも女夢魔アルテミスと男夢魔プリアポスをひきつれ大暴れしすぎたせいで“天上の教会”に目をつけられ、大天使ミカエルに裁定を下された。人前で魔法を使わぬこと、そして 純潔が失われたとき、その魔力も失うこと。お目付け役の美少女天使エゼキエルも加わって、マリアの制約つきの大活躍は続く!

純潔のマリア exhibition
本編の前日談及び後日談などが収録されている。内容はマリアと本編で関わった人々との出会いなどの本編で語られなかった物語。

登場人物

マリア
通称“マリアの森”に住む魔女。外見は少女だが強大な魔力を持ち、サキュバスをはじめ様々な異形の物を使役したり空を飛んだりする。箒や杖ではなく、2本歯のピッチフォークを使用する。戦争と戦争を止めようとしないカトリック教会を嫌い、“マリアの森”に射ち込まれる矢文の依頼により夢魔を放って戦場そのものを消滅させてしまうため、同じような仕事を割り切ってやっている他の魔女達からは厄介者扱いされている。外見のイメージを気にしたり、何時でも処女など棄てられる(欲しけりゃ犬にでもくれてやる)と強がったり、何かにつけて逆上したりと性格も子供っぽい。強大な魔力をもって人の世の理(戦争)に介入するという天界の方針に沿わない行動のため、大天使ミカエルに目を付けられ、制裁として純潔(処女)を失ったとき、魔女としての能力も失う(世界の平和や幸福と自分の幸福や快楽を天秤にかけなければならない)ようにされてしまった。また、人前で魔力を使うことも禁止されており、その際にはミカエルの放つ槍により天に帰されることになっている。

アルテミス
露出度の高い白いベルトのような服と毛皮を着たサキュバスで、外見は10年後のマリアを元に作られた。その実体は白いフクロウである。戦場を飛び回り、各地の指揮官を骨抜きにして軍を混乱させるのが主な仕事。使い魔の立場であるが主人のマリアにあまり敬意ある態度は取らず、処女であることをネタにからかっては怒らせてはいるが、悪意があるわけではないようである。名前の元となったと思われるアルテミスは、ギリシャ神話に登場する狩猟と純潔の女神である。

プリアポス
アルテミスに、女や男色対策としてスカウトされたオスの白いフクロウ。アルテミスとのフクロウ時の違いとして頭の一部の毛が逆立っている。フランス軍通信兵の若者(ジョセフ)の外見を元に人型にしてもらったが、主人のマリアが男性を知らないため、インキュバスとして大事な辺りがうやむやのままにされている。本人はインキュバス志願であるが、いまだ童貞のまま雑役係として働いている。穏やかでお人好しな性格のため、マリアやアルテミスに振り回されることが多い。反面、マリアに対する忠誠心は厚く、マリアがミカエルに制裁を加えられそうになったときには怯えながらもマリアの助命を嘆願し、またエゼキエルがマリアを非難した際には普段と異なる厳しい口調で反駁を加えた。名前の元となったと思われるプリアーポスは、ギリシア神話における牛飼い、庭園および果樹園の守護神で生殖と豊穣を司っている。男性の生殖力の神でもあり、巨大な男根とともに描かれることが多い。

エゼキエル
大天使ミカエルの使い。普段は胸にクロス模様のある白いハトの姿で、少女の姿にもなれる。あることがきっかけでミカエルが自分の名代としてマリアのお目付役に置いていった。マリアがミカエルの言いつけを破った時に、彼女を天に帰すための槍でもある。強大な力を持つはずだが、監視役としてはかなり軽くあしらわれている。マリアの側にいるうちに彼女の考え方に共感してしまい、ミカエルから与えられた任務との間で心が揺れ動く様も見られる。魔女ビブとの掛け合いから察するに彼女も既に「経験者」であるらしく、自分と同類だと思っていたマリアはショックを受けていた。

ミカエル
天界の大天使。使い魔を介さず、直接人々の争いに介入するマリアを快く思っていない。

ビブ
ウィンチェスターに雇われているイングランドの魔女。処女で夢見がち(理想主義的)なマリアを面倒くさがりながらも、好意的に世話を焼く。夢魔を使うが、相手がタイプだと自分で出張る。人間体プリアポスの童貞を狙っている。

雑記



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