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タグ検索で大河105件見つかりました。

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タイガー×ドラゴン食堂へようこそ!そのさん。

「いらっしゃいませー」 「大河ー、今日は毎週恒例・金曜カレーの日だったよねー。――――って、え、えっ、なんじゃこりゃあ〜?!」 今日もランチしに来てくれた彼女――櫛枝実乃梨デカ、来店早々殉職!……ということはなく、 いつも通りウェイトレス姿の親友、手乗りタイガーに声をかけたら、身長145センチの小さなお嬢さんが、165センチの大きなお姉さんに。 「た、大河が、成長した〜っ?! まさか、オトナになる青いキャンディー食べちゃったとか? くそう、私も……いや! せっかくだから、俺はこの赤いキャンディーを選ぶ…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a5%bf%a5%a4... - 2011年11月20日更新

タイガー×ドラゴン食堂へようこそ!そのに。

イガーが! 「……う、ウェイトレス? 大河が、ウェイトレスー?! えっ、ど、どうして大河がっ?! ま、まさか、店へのツケが膨れ上がって、身体で返すことに――」 「ならないって櫛枝。今日から逢坂、この店で俺と一緒に働く事になったんだ」 「そ、そーなのみのりん。はい座って座って、おしぼりとお冷や持ってくから」 『ドラゴン食堂』の先輩従業員(バイト代払ってないけど)北村は、まったく何の不思議も疑問も見せることなく、 キラッ☆と眼鏡を光らせながら「今日から頑張ろうな、逢坂!」「……う、うん」と新しいアルバイト…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a5%bf%a5%a4... - 2011年11月20日更新

タイガー×ドラゴン食堂へようこそ!そのいち。

だっ!」 「じゃあ死んでっっ!」 逢坂大河。実乃梨の女子高時代からの大親友。ずっとニート中の、どこぞのお嬢様。 数少ない店の常連客。いつもいい食べっぷりの、料理人冥利に尽きる大事なお客様。 今日もフリルとレースたくさんの乙女ファッション、淡い色の綺麗なウェーブヘア。 永遠の少女のような華奢なスタイルと、アンバランスなほどの硬質かつ精緻な美貌、 ……それを神が与えたとしたら、なんでそれと反比例するような乱暴で凶暴で、最強かつ最凶の性格までこいつに与えちゃったのか。 だから、人はこいつをこう呼ぶ――――…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a5%bf%a5%a4... - 2011年11月20日更新

あふたーだーくあなざー

可愛く思えて好きだった。 「なんだ、大河、そんなに腹へってたのかよ」 出迎えた私がよっぽどお腹を空かせているように映ったみたいで、竜児がプッと噴出す。 少しむっとしたけど、実際お腹は減っていただけに言い返せない。 「わるいわるい、すぐ飯にするから」と竜児はむくれている私の横を素通りする。 なによ、人のことこんなに待たせといて。二時間よ、二時間。そりゃお腹だって空くわよ、誰だってそうでしょう。 自己主張の激しいお腹の虫も、同意権だと頷くようにぐうと鳴ってみせた。 と、そんなとき。 「あ…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a4%a2%a4%d5... - 2011年09月13日更新

アフターダークアフター

んて……」 「いや、待て、待ってくれ。大河、少しは俺たちの話も」 「お、俺たちって……ううう、うるっさい! あんたの話なんて聞きたくない!」 「なんか言えって言ってたじゃねえか」 「知らないわよ、竜児のバカ! バカバカバカ!」 いやいやとかぶりを振るたび、ふわふわと柔らかそうな長い髪が振り乱れる。 襟首を両手で掴まれ、持ち上げられた高須くんが説得を試みようとすると烈火の如く吠える。 「とにかくこんな茶番になんて付き合ってらんないわ。ほら、さっさと帰るわよ、竜児」 「おい、だからちょっとは話…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a5%a2%a5%d5... - 2011年09月13日更新

アフターダーク

114 174 ◆TNwhNl8TZY sage 2011/02/14(月) 23:01:08 ID:qvsK6Tr2 「アフターダーク」 今年もまた嫌な季節がやってきた。 寒い、とても寒いこの季節。自然とため息が増えていく。 白いため息が、虚空に寂しく溶けたのが、どうにも無性に物寂しい。 一入に情緒が感じられて、だから冬は嫌いじゃないのだけれど、でも、重要なイベントはたいてい冬に待ち構えている。 それが嫌だった。 断トツなのは、やっぱりクリスマス。 今度こそは、次こそはって、一…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a5%a2%a5%d5... - 2011年09月13日更新

特別な愛撫

450 名無しさん@ピンキー sage 2011/01/27(木) 19:43:26 ID:gpX621oY 流動する情勢に従って株価はいとも容易く変動し、電気の信号は休まることなく通信の網を駆け巡り、目下のところニュースは食傷を訴えるぐらい飛び込んでくる。 何億年も前から降り注ぐ太陽光が大地を恵み、気温と湿度の相互効果で風向きは気まぐれに変わり、月欠け満ちて潮騒ぐ。 非常にどうでもいいことだ。どこか遠い世界の話だろうとさえ思う。 そう、そんなのは非常にどうでもいいの。昨日の天気よりどうだって…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%c6%c3%ca%cc... - 2011年02月06日更新

私はだれ、あなたはだれ2

ていた。 今頃は授業を受けているだろう大河は、朝は一緒に行くと言ってきかなかったが、一人で充分だと竜児は断っていた。 「気にすんなよ、そんなの」 そうは言ってくれるが、そういうわけにはいかない。 「でも、だって」 母親が、お母さんそんなんじゃだめなのだ。 振り返った泰子の目の前にいる、こんなに大きな男の子は自分がお腹を痛めて生んだ、正真正銘のわが子、らしい。 それを聞かされた時のことはまだ鮮明に覚えている。驚いたなんてものではない。 なんとなく親しいような感じはしてはいたが、それでも、そん…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%bb%e4%a4%cf... - 2010年11月28日更新

みんな幸せ〜番外編〜

て。」 目の前に“ぬっ”と現れたのは大河のノートパソコンの画面だった…。 「てか、夕食の準備中だ、邪魔だからどけろ。」 「だ〜、いいからみなさいって言ってんでしょ、犬。」 はいはい。と返事を大河に適当に返しつつ、今までしていた作業を中断して竜児は居間に向かった。 「で?何なんだよ?」 「これよ、これ。」 http://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20101018 (元ネタはmixiニュースから) 「草食男子と恋愛する…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a4%df%a4%f3... - 2010年11月28日更新

Happy ever after 第10回

は再三の辞退を申し出ていた。 しかし、大河がせがみ、竜児が誘い、北村が完璧なスケジューリングを行い、僅か、一泊二日ではあるが、 夏休みの終盤に五人の旅行が実現した。 打ち合わせと言う名のファミレスだらだら喋ろうの会で、亜美は初めから旅行先を海にする事を主張した。 夏とはつまりギラギラな太陽で、めくるめく浜辺なのだ。彼女の武器を、キュートな水着で、ビューティな体をアピール出来るのだ。 祭りの、縁日での失敗を取り戻すことに必死なのだ。 なにより、去年の夏の海は彼女の大切な思い出で、あのような事…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/Happy%20ever... - 2010年11月28日更新

嵐はもうすぐ

15 ID:w1F0XYK5 大河はその日、珍しく一人で目を覚ました。 毎朝、竜児に起こされている大河にとっては画期的なこと、と言えるかもしれない。 もっとも結局のところ、自分で起きたという訳ではないのだが。 「ぅわわわわぁ。眠い……」 大河は目を擦りながらベッドから身を起こした。 枕元のナイトテーブルに置かれた時計に手を伸ばす。 二、三度伸ばした手は空中を彷徨って、ようやくそれを掴んだ。 引き寄せて見ると、時間は6時半。 いつもより全然早い。 「私……、なんでこんな早くに」 …

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%cd%f2%a4%cf... - 2010年11月28日更新

Happy ever after 第9回

は昼時、竜児は弁財天でヘルプ中。 逢坂大河のオーダーを受け、川嶋亜美はせっせと、トンカツの調理に明け暮れていた。 ボトムは竜児のジーンズを借りていて、男物のパンツは彼女の自慢のスラリとした足といえど長いらしく、少しばかり折り返して上げていた。 上げた裾の下から、素足が少し出て、形のいい足の指が質素な床に侍る。 アップは簡素なTシャツ。日中の暑い最中だというのに長袖を着ている。 揚げ物の時は長袖着ろよとおばさん男に言われていたからだ。 高須お料理教室の生徒である川嶋亜美は授業中は常にふざける、手…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/Happy%20ever... - 2010年11月28日更新

Happy ever after 第8回

島亜美と当然の如く夕食を貪っていた逢坂 大河の4名。 「弁財天国の店員、Bさんのおめでたになった。で来週から産休に入ってしまう」 泰子が拍手し、ドンドンと何処からか取り出した太鼓を叩く。 「店員募集をかけていたんだが、なかなか決まらない。だが、もう産休間近。  このままでは店が人手不足は明らかだ。だから少しの間、俺がヘルプに入る。  ここからが本題だ。そうすると飯を作る時間が無え」 大河がハッと目を開き、懸命にBOOイング。亜美は目を細め、そういうことかと、ケ、と呟き、頬杖をつく。泰子は太鼓…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/Happy%20ever... - 2010年09月04日更新

みんな幸せ part2

ていたためだ…。 「おい、やめろ川嶋、大河。俺達『みんな幸せ』が目的なのに明らかにこれから不幸になりそうな少年が1人いるぞ!」 「ばかち〜、これから不幸になりそうな少年っている?」 「え〜、亜美ちゃん天然だからわっかんな〜い。」 「だ、そうよ、竜児。」 「おいい〜〜。」 やばい、じりじりと間合いを詰められている、仕方ないここはあの手を使うか… 「だ〜、もうわかったから、夕飯にお前らの食べたいもの作るから許してくれ。」 「「え、本当に?竜児?(高須君)」」 「本当だよ、とりあえず材料買って…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a4%df%a4%f3... - 2010年07月29日更新

みんな幸せ part3

と膨れる2人 「とりあえず、あ〜みん、大河、乙女心が分からない男は置いといて一緒に入るべ?」 「「うん。」」 とりあえず女子3人が風呂に入っている間に洗い物をしていた。すると… 「竜児〜?バスタオル置いてないわよ〜。」と大河の声 「すまん、今そっちに持っていく。」 とにかく湯冷めしてはマズい。と、思い、急いでバスタオルを3枚持っていった…。 が、1つだけあることを念頭に置くことを忘れてしまっていたのだ。 「大河、川嶋、櫛枝。持ってきたぞ〜」 「「「ありがとう」」」 しかし女子が3人とも…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a4%df%a4%f3... - 2010年07月29日更新

みんな幸せ?part4

女心を理解できない鈍犬ね!」そして最後に大河の一撃?というよりは、胸に突き刺さる言葉が炸裂。 「はあ〜。」 「「「なんで、ため息ついてるのかな〜?竜児(高須君)?」」」 「いや、もうお前らにはかなわん。好きにしろ。」 「「「やった〜。」」」 「じゃあ、おいらは高須君の右隣で…。」 「私は左側、ひょっとしたら高須君を襲っちゃうかもね〜。」 「おい。川嶋、頼むからやめろ。」 「なに発情してんのよ?ばかち〜。」 「はいはい、ケンカはそこまでな〜」と、とりあえずたしなめる 「ところで、大河は…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a4%df%a4%f3... - 2010年07月29日更新

私はだれ、あなたはだれ

その少し上に位置する窓を叩き始める。 大河の家の、寝室をかねた大河の部屋であるところの窓。 近所迷惑どころか眠っているだろう大河の迷惑も顧みず、竜児はガラスを割らぬ程度に力を込めて叩く。 いくらもせぬうちサッシがスライドしていき、眠気と不機嫌さを隠そうともしない大河が顔を出した。 「うるっさいわね。なんなのよ、こんな朝っぱらから……どうしたの?」 だが、その剣幕も、竜児を目にしただけで引っ込む。 否、言葉が足りない。 竜児のあまりの様子に、大河は何かを感じ取った。 「竜児、ねえ、どうしたの…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%bb%e4%a4%cf... - 2010年06月28日更新

みんな幸せ

すよそりゃ… 「待ってみのりん」 「大河?」 「一週間前に『私が竜児を独占してていいのかな?』って思って、それで竜児と話し合った結果なの、まあ竜児は反対したけど…。」 「そういうことか〜。とりあえず少し時間もらえるかな?あーみんは?」 「う〜ん、私も少し時間貰おうかな?」 1カ月後共同生活をすることになったが… 「だ〜、ちびとら」 「うっさいばかちー。」 一方犬と虎の喧嘩の傍観者は… 「なあ?櫛枝?」 「なんだい?高須君?」 「たぶんお前も薄々感づいてると思うんだが俺の正妻は大河

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a4%df%a4%f3... - 2010年06月13日更新

M☆Gアフター8(前編)

nN プロローグ  逢坂大河は焦っていた。 「ああんっ! 無い! 何処にも無い!」  アレが無い! ……と気付いたのは今朝。ゴールデンウィーク明け、最初の日曜日。この日、 五月の第二日曜日というのは、世間一般的に所謂『母の日』にあたり、大河は母親とお出掛け する為、着替えようとしたところで、ふと「そういえばアレ。何処しまったっけ」なんてこと を思い立ってしまい、ちょこっと詮索するつもりが、既に自分の部屋をかれこれ一時間、一旦 探した所も何度も執拗に詮索しているのである。 「ど…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/M%a1%f9G%a5%... - 2010年06月13日更新

やんとら

「危ねぇじゃねぇか、なに慌ててんだよ、大河」なんて、遅刻しそうだっていうのにとぼけたことを、きっと竜児は言う。 それを合図にいつもと同じ、代わり映えのしない今日が始まる。 そう予感めいたものがあったから、精一杯の笑顔を作った。 なのに。 ドアの向こうにも、廊下の先にも、階段にも、エレベーターの中にも、エントランスにも、マンションの外にも、どこにも竜児は居なかった。 探しても探しても、視界に入るところはくまなく探したのに竜児の影さえ見つけられない。 きっと居るはずなのに、居るに違いないのに、居…

https://seesaawiki.jp/w/text_filing/d/%a4%e4%a4%f3... - 2010年05月23日更新

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