【定義】
長い期間
参禅修行していくこと、旧参。対義語は
晩進。
或いはいはく、ひと、死するとき、必ず性海に帰す、仏法を修習せざれども、自然に覚海に帰すれば、さらに生死の輪転なし、このゆえに後世なし、といふ。これ断見の外道なり。かたち、たとひ比丘にあひにたりとも、かくのごとくの邪解あらむともがら、さらに仏弟子にあらず、まさしくこれ外道なり。おほよそ因果を撥無するより、今世・後世なし、とはあやまるなり。因果を撥無することは、真善識に参学せざるにより、真善識に久参するがごときは、撥無因果等の邪解あるべからず。 『正法眼蔵』「深信因果」巻
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