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【定義】

業を縁として生じる識とされる。
趙州いはく、為他有業識在。この道旨は、為他有は業識なり、業識有、為他有なりとも、狗子無、仏性無なり。業識いまだ狗子を会せず、狗子いかでか仏性にあはん。たとひ双放双収?すとも、なほこれ業識の始終なり。 『正法眼蔵』「仏性」巻

上記一節について、「此業識は指仏性と可心得」(『正法眼蔵抄』「仏性」篇)という註釈もある。また、道元禅師に仮託された『永平和尚業識図』という文献もある。

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