【定義】
朝課諷経で「
祖堂諷経」の次に行われる
諷経で、
開山以下歴代の
住職を
供養する
諷経。『
行持軌範』では、以下のように規定している。
【読誦する経典】
・『大悲心陀羅尼』
【回向する対象】
・開山以下、歴代の住持。及び前住牌や寺に功労あった尊宿、或いは縁故のある尊宿。
【回向文】
仰ぎ冀くは真慈、俯して照鑑を垂れたまえ。上来、大悲心陀羅尼を諷誦す、集むる所の殊勲は、開山某大和尚、二世某大和尚−以下、歴代住持−、各々大和尚の為にし奉り、上み慈恩に報いんことを。因みに某大和尚に資薦して、品位を増崇せんことを。
コメントをかく