【定義】
仏・法・僧の三宝への帰依を表明する功徳を説いたものであり、まさに仏教徒のありようを示した内容である。出典は、『華厳経』「浄行品」。この偈文を唱えながら礼拝する「三帰礼」「三帰三拝」もある。
以下は訓読。なお、現行の曹洞宗で用いられるものではなく、原意に基づいて行う。この差異については、特に「当願衆生」項参照。
自ら仏に帰依す、当に願うべし衆生、大道を体解して、無上意を発さん。
自ら法に帰依す、当に願うべし衆生、深く経蔵に入りて、智慧海の如くならん。
自ら僧に帰依す、当に願うべし衆生、大衆を統理して、一切無礙ならん。
仏・法・僧の三宝への帰依を表明する功徳を説いたものであり、まさに仏教徒のありようを示した内容である。出典は、『華厳経』「浄行品」。この偈文を唱えながら礼拝する「三帰礼」「三帰三拝」もある。
自帰依仏、当願衆生、体解大道、発無上意 自帰依法、当願衆生、深入経蔵、智慧如海 自帰依僧、当願衆生、統理大衆、一切無礙
以下は訓読。なお、現行の曹洞宗で用いられるものではなく、原意に基づいて行う。この差異については、特に「当願衆生」項参照。
自ら仏に帰依す、当に願うべし衆生、大道を体解して、無上意を発さん。
自ら法に帰依す、当に願うべし衆生、深く経蔵に入りて、智慧海の如くならん。
自ら僧に帰依す、当に願うべし衆生、大衆を統理して、一切無礙ならん。
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