【定義】
日本に於ける地蔵信仰の一。地蔵祭ともいう。地蔵菩薩?が若い僧の姿で現れるという通念をもって、子供の守護神という側面が強まったため、旧暦7月24日(月遅れで8月24日)に、子供たちが地蔵を祀る風習が、特に西日本で盛んになった。
なお、江戸時代の鈴木正三(1579〜1655)が晩年になって書いたと思われる、或る反故(手紙)には、この地蔵盆のことが書いてある。
これによれば、京都市中の辻に祀られていた地蔵菩薩を中心に祭が行われていた様子が伝わる。
日本に於ける地蔵信仰の一。地蔵祭ともいう。地蔵菩薩?が若い僧の姿で現れるという通念をもって、子供の守護神という側面が強まったため、旧暦7月24日(月遅れで8月24日)に、子供たちが地蔵を祀る風習が、特に西日本で盛んになった。
なお、江戸時代の鈴木正三(1579〜1655)が晩年になって書いたと思われる、或る反故(手紙)には、この地蔵盆のことが書いてある。
京中、辻々の地蔵祭、去年七月より童部共、見事に致し候。此五月にも盆を待兼候て、辻々にて祭を見事に致し候。 鈴木正三『反故集』「或る士に与う」
これによれば、京都市中の辻に祀られていた地蔵菩薩を中心に祭が行われていた様子が伝わる。
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