【定義】
法要の開始を告げるために鳴らされる小鐘の鳴らし方のこと。擬声三下に続いて大一声(打ち出し?)を鳴らし、まず緩く七声を打ち、戒尺(小磬)二下を聞いてから転畳して打ち上げ、大一下で打ち切り(一会)。続いて緩く五声を打ち、手磬二声を聞いて転畳して打ち上げ、小・大の二下で打ち切り(二会)。次に緩く三声を打ち、転畳して打ち上げ、中・小・大の三下で打ち切り(三会)。以上の鳴鐘法を「殿鐘三会」という。なお、殿鐘三会で住持が上殿する場合は、三会目は送迎の手磬に合わせて転畳して打ち上げ、打ち切りは住持の進退に合わせる。
法要の開始を告げるために鳴らされる小鐘の鳴らし方のこと。擬声三下に続いて大一声(打ち出し?)を鳴らし、まず緩く七声を打ち、戒尺(小磬)二下を聞いてから転畳して打ち上げ、大一下で打ち切り(一会)。続いて緩く五声を打ち、手磬二声を聞いて転畳して打ち上げ、小・大の二下で打ち切り(二会)。次に緩く三声を打ち、転畳して打ち上げ、中・小・大の三下で打ち切り(三会)。以上の鳴鐘法を「殿鐘三会」という。なお、殿鐘三会で住持が上殿する場合は、三会目は送迎の手磬に合わせて転畳して打ち上げ、打ち切りは住持の進退に合わせる。
三下鐘の後、殿鐘三会、上殿諷経す。 『洞上僧堂清規行法鈔』巻1「僧堂日分行法次第」
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