曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

叢林に於いて安居結制修行の安穏を願い、またその円成を感謝して、土地神に祈念する法会のこと。現在の曹洞宗では『行持軌範』の定めにより、5月14日(夏安居結制念誦)・8月14日(夏安居解制念誦)・11月14日(冬安居結制念誦)・2月14日(冬安居解制念誦)、そして12月31日(歳末念誦)が行われる。
四月十四日の斎後に、念誦牌を僧堂前にかく。諸堂、おなじく念誦牌をかく。至晩に、知事、あらかじめ土地堂香華をまうく、額のまへにまうくるなり。集衆念誦す。念誦の法は、大衆集定ののち、住持人、まづ焼香す、つぎに、知事・頭首、焼香す。浴仏のときの、焼香の法のごとし。つぎに、維那、くらいより正面にいでて、まづ住持人を問訊して、つぎに土地堂にむかうて問訊して、おもてをきたにして、土地堂にむかうて念誦す。 『正法眼蔵』「安居」巻

【差定】

・住持入堂
出班焼香
・念誦

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