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【定義】

現行『行持軌範』にて定める「檀信徒喪儀法」にて、一番最初に行われる諷経であり、故人が臨終を迎えたらば、可及的速やかに行われるべき諷経である。いわゆる「枕経」のこと。『行持軌範』では、訃報に接したならば、僧侶は喪家に行き、懇ろに弔詞を述べて哀悼の意を表した後で、『遺教経』『舎利礼文(三遍)』を読誦し、回向すべきと定める。

【臨終諷経回向文】
上来、香華灯燭浄水を供え、仏垂般涅槃略説教誡経、舎利礼文を諷誦す。集むる所の功徳は、新亡精霊回向す。冀う所は、四大縁謝の次いで、報地荘厳せんことを。

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