曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

僧堂の前門と後門に懸けるすだれのこと。夏期は竹を編んで作った涼簾を懸け、冬期は布製の暖簾を使う。通常は5月1日と9月1日に換えるものとされる。
換簾 僧堂、暖簾を卸し、涼簾をかく。是も時節を考てよし。 面山僧堂清規』巻3

なお、この簾を上げ下げする様子を問答に使った例がある。
法眼、一日、坐する次で、忽ちに面前の簾子を指す。時に、二僧有りて同じく巻き去る。法眼云く「一得一失」と。 『永平広録』巻3−186上堂
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