失敗の研究

目次

まえがき

第1章　液晶相
1.1 対称性による物質の分類
1.2 ネマチック相とコレステリック相
1.3 スメクチック相
1.4 その他の液晶相

第2章　ネマチック液晶の弾性理論
2.1 秩序パラメーターと配向ベクトル
2.2 テンソル秩序パラメーターと磁化率
2.3 等方相-ネマチック相転移の現象論
2.4 フランクの弾性自由エネルギー
2.5 テンソル秩序パラメーターによる自由エネルギー密度の展開

第3章　弾性理論の応用
3.1 電場, 磁場との相互作用
3.2 半無限領域に存在するネマチック液晶に対する磁場の効果
3.3 フレデリクス転移
3.4 弱いアンカリングにおけるフレデリクス転移
3.5 ネマチック液晶の欠陥
3.6 転傾間の相互作用
3.8 ネマチック液晶の配向揺らぎ
3.9 ネマチック液晶の光散乱

第4章　ネマチック液晶の流体力学
4.1 等方性流体の流体力学
4.2 分子場とエリクセンの応力
4.3 エリクセン-レスリーの理論
4.4 ミーソビッツの粘性係数
4.5 フレデリクス転移の動力学
4.6 回転磁場中の液晶
4.7 配向揺らぎのダイナミクス
4.8 動的光散乱

第5章　液晶の光学的性質
5.1 ネマチック液晶中の光の伝播
5.2 偏光と旋光性
5.3 コレステリック液晶の光学1
5.4 コレステリック液晶の光学2
5.5 TN型液晶ディスプレイ

第6章　スメクチック液晶の弾性理論と相転移
6.1 スメクチックA相の弾性理論
6.2 ヘルフリッヒ変形
6.3 ランダウ-パイエルス不安定性
6.4 スメクチックA相の欠陥
6.5 スメクチックC相
6.6 キラルスメクチックC相

付録
付録A　スカラー, ベクトル, テンソル, 縮約, 固有値, 固有ベクトル, 主軸
付録B　フランクの弾性自由エネルギー密度
付録C　電場との相互作用
付録D　オイラー-ラグランジュ方程式と未定乗数法
付録E　汎関数微分
付録F　緩和過程の時間相関関数

参考文献
演習問題の解答
索引

• 弾性理論 (ランダウ・リフシッツ理論物理学教程)
• ランダウ-リフシッツ理論物理学教程 統計物理学 上
• ランダウ-リフシッツ理論物理学教程 統計物理学 下
• グライナー_熱力学・統計力学
• キッテル_熱物理学
• キャレイン_熱力学および統計物理入門〈上〉 (物理学叢書)
• キャレイン_熱力学および統計物理入門〈下〉 (物理学叢書)
• 久保亮五_大学演習 熱学・統計力学〔修訂版〕
• チャンドラセカール_液晶の物理学 (物理学叢書)
• 折原_液晶の物理 (材料学シリーズ)