小笠原高校三年生の教室−
教室では化学の授業が行われていた。ちょうど授業時間が終わった時にカズヤが教室に入ってきた。
その姿を見た小宮山が、
「どうしたの新井君?もう授業は終わりよ」
「スミマセン、学校には来てたんですけど、あまりに眠たくてさっきまで保健室で寝ていたんです」
「そんな遅くまで何やっていたの?まさか、例の彼女と一晩中エッチしていたとか?」
「……はい、してました」
否定する様子もなくカズヤはあっさり答えた。すると小宮山は俄然目を輝かせて、
「ふーん、そうなんだ。ねえねえ、どうだったの?聞かせてよ」
カズヤに迫った。カズヤはやや疲れている様子だったがまんざらでもなさそうに話し始めた。

「昨日彼女から電話が掛かってきてさ、“今日の夜大丈夫?”って聞かれたから
早速会いに行く事になったんだ。ただ、次の日も学校があるし、場所も結構遠いからママチャリに乗って
行ったんだよ。そして待ち合わせ場所で彼女を拾ってから二人乗りでラブホに向かったんだ」
「ママチャリに二人乗りしてラブホ行くなよ…」


「で、今度は彼女が道具を用意してくれたからさ、早速着替えてもらってさ、女王様スタイルに
なってもらうんだ。彼女がオレに目隠しをしてから手錠を掛けて、
“はい、動いちゃだめよ”
“動けません”
即答しちまったね。こっちは既に興奮してるからさ、仰向けになったらペニスがビンと
上向いちゃってさ。何するのかと思ったらタマごとぐりぐりと踏みつけてくるんだ。
“やらしい男ね。もう固くなってるじゃない”
“は、はい、もう興奮してます”
そう答えたらもっときつく踏んでくるんだ。
“これだけ踏んづけてるのにどんどん固くなってきているじゃない。アンタは思ったとおりの奴隷ね”
オレも思ったとおりの女王様と思ったよ。しばらくしたら足を離したんだけど、こっちは目隠しされてるし、
次に何されるか分からないからスリルがあって、それがまた興奮するんだよ。
そしたらポタ、ポタと熱いものを感じてさ、ああ、ロウソクを垂らされてるんだって分かったよ。
乳首とか、腹とかにいっぱい垂らしながら、聞いてくるんだよ。
“アンタはどうされたいの?”
“好きなだけいたぶってください!″
ま、オレだったら当然そう答えるわな。
ロウソク攻撃が止んだと思ったら今度は思いっきりムチで叩かれたよ。ほら、
ここに痕が残っているだろ」
カズヤがシャツをめくると赤くはれ上がった痕が至るところについていた。
(うわ、痛そう…新井君、平気なのかなあ…?)
「おまけに罵詈雑言も浴びせてきてさ、興奮する一方よ。叫ぶんだ、
“この変態が!”
とかね」
「あー、それは彼女の言う通りね」


「しばらくムチでいたぶられていたんだけど、
“早くいきたい?”
って聞いてきたから首をブンブン縦に振っちゃったよ。
“じゃ、いかせてあげる”
って言いながら今度はオレをうつ伏せにするんだ。何をするのかと思ったらオレのケツの穴に
ローションか何かを塗ってアナルバイブを差し込んできたんだよ。あれは背骨から
突き上げてくる感じだったなあ。痛いのと気持ちいいのが同時に来るというのか。何せ初めての
アナルだったから裂けないかどうかは心配だったけどな。まあどうにか入ったけど、
動かされた時はたまらず叫んじまったよ。
“ああーっ、ボ、ボク、バカになりそうです!”」
「アンタもともとバカじゃん」
「でバイブをズコズコ出し入れするのと同時にペニスをしごいてくるんだよ。
まあ、極力我慢はしたんだけどあの二穴攻撃は効くな。
“ボ、ボクもういきます!”
たまらずそのままベッドの上に出しちゃったよ。で、一通り終えるとようやく
目隠しと手錠を外して今度は彼女が、
“よく頑張ったわねえ、ご褒美をあげるわ”
といってパンストを穿いてくれたんだ。だから今度はオレが彼女の脚に頬擦りするんだ。
ズリズリとした感触がまた気持ちいいんだ。そしてから全部舐め回すんだ。
もちろん足の指も忘れずにな。そしてから一気にビリビリ引き裂くんだ。もちろん股間は出るようにね」
「ねえ、どうやるの?これで実演してみせてよ」
小宮山は女性用の下着の広告を取り出した。予め切り取っておいたらしい。
(何でそんなもの用意しているんだ?)
カズヤはそれを受け取ると吸い付いたり舐め回す。
「こうしてだな、最後は一気に引き裂くんだよ」
引き裂いた…つもりだが唾液で湿っているので音もせず紙は破れた。
その紙切れを放ると床に張り付いた。

「で、アソコは特に舐めまくったよ。しばらくしたら舐め回したのが効いたのか
トロトロって液体が湧き出してくるんだ。そのうちに彼女が、
“さ、そろそろ入れていいわよ”
オレも既に回復してたからさ、一気に中に入れたよ。
“ほら、私のこと気持ちよくしてみなさい”
って言うからひたすら突きまくったよ。いやー、相変わらず声はデカイんだ。“ああーっ”とか…」
「声まで再現しなくていい」
「散々突きまくっているうちにオレも限界が近づいてきたからさ、
“ああ、もういきそうです!”
“何、もういきそうなの?我慢しなさい”
“そんな事言ってももう限界です”
さすがに中に出すのはヤバイから抜こうとしたらなんと、
“しょうがないわねえ、今日は大丈夫だからそのまま出していいわよ”
だってよ!遠慮なくそのまま彼女の中にドクドクって出しちゃったよ。
いやー、本当にラッキーだったなあ」
「うわ…きたない…」
ケイはショックを受けている。明らかに今の話は刺激が強すぎたようだ。

「最後の一滴まで中に出しちゃったよ。そしたら休む暇もなく、
“ほら、アンタが出したものでしょ、口でちゃんと掃除しなさい”
ってオレの前に仁王立ちするんだ。奴隷たるもの当然言われた通り口で掃除し始めるわけだ。
するとドローッとした液体が出てきてさ、オレのものと混ざってるのがはっきり分かるんだ。
とにかくすごく出るんだけど、ちゃんと一滴漏らさず飲んだぜ」
「お前、自分に顔射されてるのに楽しいのか?」
「分かってないなあ、それがまた興奮するんだよ!」
(自分のモノなんて飲む勇気なんかありません)
「“コラ、自分だけいって私は全然満足してないわよ”
って早速迫ってきたんだよ、
“私が本当に満足するまで何回でもしてもらうわよ”
結局一晩合計五回やったんだよね。ようやくホテルを出たのが今日の朝という訳さ。
さすがに疲れたけどやっぱり女王様はいいなあ、おまけに五回も中に出せたし」
などとカズヤが話していると、
「皆さん…何しているんですか…」
休み時間はとうに過ぎていて、次の授業の加藤先生が呆然と立ち尽くしていた。
(ていうか、加藤先生、何気に聞き入っていましたよね?)
加藤先生の声が解散の合図になったのか、ようやく小宮山も出て行き、生徒達もそれぞれの座席に戻った。
ふと床に目をやると、先程カズヤが舐め回した下着の広告の紙切れがへばりついていた。
(汚いな…カズヤの奴、後でちゃんと掃除しろよ…)


夕食時の城島家、
「お兄ちゃん、最近カズヤくんが面白い話してるってね」
「…どうして知ってる?」
「小宮山先生が言ってた。ねえ、お兄ちゃん、今度私にも聞かせてよ」
(小宮山先生もおしゃべりだなあ。それにしてもカナミの奴もそんな事に興味もつなよ…)

第七話  おわり


おかしな二人 最終話 なんだったんだ?7DAYS

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