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無題(小鳥無双 百合8スレ765)の続き





私は悪い女だ
他人の事を平気で弄る妄想が出来てしまう悪い女だ。
そして私はとうとう妄想を現実に変えてしまった。
ならば、行くところまで行こう。
どうせもう、戻れないのだから。

―音無小鳥の手記・悪い女より―

「ここは……?」

菊地真は目覚めた。
だが、一体どれくらい意識を失っていたのか、彼女にその記憶は無い。
しかも。


「えっ!? ボク、何で裸に!?」


既に一糸纏わぬ姿にされていた真は驚きの声を上げる。

しかし、驚くのはまだ早かった。

「……鉄格子?」

そう。真は白いベッドの周りを鉄格子に囲まれた空間にいた。
周りは暗く、何も感知できない。

「ボクはどうしてこんなところに……?」

真はこれまでの行動を思い返してみる。

まず、雪歩からのメールに雪歩がエッチな姿で何処に捕らわれている事を知った。
で、小鳥さんから電話が入ってきて、同じメールを自分も受け取ったので
どうするか相談しようと言われた。
小鳥さんのところにひとりで行き、水を一杯飲んだ……
ここから記憶が無い。

「まさか、小鳥さんが……?」

自分は騙されてしまったのではないかと思い始めた真。
その時、妙な音が聞こえてきた。

ちゅぷ……ちゅっ……くちゅ……

「え?」

真は耳を澄ます。

―何かを吸ってる……?

そう思うと、今度は声が聞こえてきた。

「あぁ〜ん、千早さん、もっと吸ってぇ……」
「そうね、美希ももっと吸ってくれる?」
「えぇぇ!?」

真は声の主を知っていた。
如月千早と星井美希。
同じ765プロのメンバーだ。
千早とはしばらく連絡がつかなかったが、
一体どうしてこんなことに……そう思った真だったが。

徐々に見えてきた二人の姿を見て、真は絶句した。

「な……」
「千早さん、大好きぃ……」
「美希、私も大好きよ……」

千早と美希はお互いの体を舐め合い、テラテラと輝いていた。
顔は紅潮し、完全に快楽に溺れていた。

「千早! 美希! どうしたんだ!?」
「んー? 真クン?」
「真も来たのね」

のんきな二人の答え。
いや、一人はいつもか。

「何やってるんだよ、二人とも!」
「何って、美希と千早さんは愛し合ってるの」
「な……」
「真も……まざる?」
「ま、まざるって何に!?」

普段の千早を知ってるだけに、今の千早の変貌振りは真には到底信じられなかった。

「真ちゃん……」
「雪歩!?」

真が別のほうを振り向くと、
一糸纏わぬ姿で四肢をベッドの四隅に布で拘束された萩原雪歩の姿があった。
無論ベッドの周りは、鉄格子で囲われている。

「小鳥さん! どういうことか説明してください!!」
「なーんだ、気づいちゃったんだ。鈍いかと思ってたけど、結構鋭いのね」

暗闇の中から、音無小鳥が姿を現した。黒のレースの下着に真も一瞬ドキッとする。

「真ちゃん、千早ちゃんと美希ちゃんを見てどう思った?」
「どうって……あんなことやめさせるべきです!!」
「それは無理よ。二人の間には愛があったのよ。それを私が育ててあげたの。
二人を引き離すには二人の間に愛がなくなったときだけ」
「じゃあ、二人はずっと……!?」
「お互いが鎖に縛られていたのよ。相手は同姓だ、愛せるわけ無いと、ね。
だから私がその鎖を解き放ってあげたの。その結果が二人の今の行動に出てるでしょう?」

真はもう、二人を止めることは出来ないと悟った。

「そして、雪歩ちゃんが好きな人はすっごく鈍感で、
自分自身も思いを伝えられそうにないから私が手助けをしてあげようってわけ」
「雪歩の好きな人……?」
「真ちゃん、本当に鈍いのね」
「え、えええっ!? ボク!?」

そんなまさか!? と思ったが、雪歩は真に憧れの念を抱いていた。
それが恋に変わるのも不思議ではないが……。

「ボク達は女の子なんですよ!?」
「ニーズはあるわよ」
「需要と供給の問題じゃないですよ!」

小鳥はこれまでに無いような怖い顔をすると、こう言い放った。

「愛ってね、結婚出来る出来ないの問題ですら乗り越えるのよ。
男と女の間にしか愛は芽生えないと思ったら、大間違いよ」
「そ、そんな……」

俄かには信じがたいが、真の見た千早と美希の
愛し合っている光景は紛れも無い事実であった。

「さて、真ちゃんにはまずお仕置きをしないとね」
「お、お仕置き!?」
「だって、そうでしょ? 真ちゃんが鈍いせいでこんな所にまで
来ることになっちゃったんだから」

小鳥はそういうと一枚のショーツを取り出した。
だが、そのショーツには内側に異物が二つも付いていた。
男性器を模した張り型という異物が……。

「ま、まさか……」
「そう、これを真ちゃんに穿いて貰うわ」
「そ、そんなものつけられたらボクが壊れちゃいます!!」
「安心して真ちゃん、解してから入れるから」

と言うと、小鳥は真のベッドの鉄格子を開け、真の秘部に手を伸ばした。

「あ、くっ!」
「ふふっ。塗っておいた薬がやっと効いてきたみたいね」

小鳥は真の敏感な部分に既に薬を塗っていたのだ。

「これからちょっと痛い思いをするんだから、念入りに解さないとね」
「あうっ……や、やめ……くぅっ!」

感じたく無いのにもかかわらず、その体は薬のせいで嫌でも感じてしまっていた。

「真ちゃんは立派な女の子よ。でも、もうすぐ女の子から女になるの。
だからまずは、私の指でイッちゃいなさい」
「ふ、ふわぁぁぁん!!」

小鳥の巧みな指使いに真は絶頂に達してしまう。
そして、小鳥は例のショーツを真に穿かせようとする。

「や、やめっ……!」
「だめよ。真ちゃんが女になる大事な儀式よ。これは」

ズブッズブッ!!

「ああああああぁぁぁぁぁ!!!」

真の秘部に張り型が差し込まれ、真は悲鳴を上げる。
純潔を保っていた証拠である赤い血が秘部から流れ、真の処女は失われた。

「ふふふ。それで終わりじゃないわ。まずはそうね、レベル1でいいわ」
「う、ああっ! なん、これっ! あっ!!」

真の秘部とアナルを貫いている張り型が突然振動を始めた。
その振動は真が二人の男に前後から突かれているような感覚を起こさせた。

「どう? 女の子から女になった気分は?」
「あ……あぁ……」

ボロボロと涙を流し、口をパクパクさせる真。
その痛みに真は壊れかけていた。


「あらあら、もう壊れそうなのね。じゃあやめてあげる」


真からショーツを外す小鳥。
既に真の目は虚ろだ。


「ま、真ちゃん……」
「安心して、雪歩ちゃん。これからが私の薬の真骨頂なんだから」


小鳥は真に薬を飲ませる。
ビクンと、真の体が跳ねる。

次の瞬間、真の目は光を取り戻した。
しかし、その目の輝きは妖しさ満載だった。


「さぁ、真ちゃん。雪歩ちゃんを襲っちゃいなさい」


小鳥は鉄格子を開き、真が出られるようにする。
その刹那、真は雪歩の胸にしゃぶりついていた。


「いやっ! 真ちゃん!!」


ちゅる……ちゅぷぷ……


「や、だめ、吸わないで!」
「雪歩、ボクは分かっちゃったんだ。ボクは雪歩、君が欲しい」
「え……」


雪歩に口づけをする真。
次第にエスカレートし、舌を絡め、
胸を揉み解すなどして激しくなっていく。


「真ちゃん……大好き……」
「ボクもだよ、雪歩」


「フフフ……二人とも綺麗に堕ちたわ。
 さぁ、次は誰? 春香ちゃん? あずささん? 律子さん? やよいちゃん?
 伊織ちゃん? 亜美ちゃん? 真美ちゃん?
 ああ、考えただけでぞくぞくするわ!!」


その後、765プロのアイドル達は堕ちていくだけ堕ちていった……


(了)









「うーむ……」


765プロ深夜のオフィス。
私は構想1ヶ月、製作30分の大作を前に、唸った。


次の瞬間、私はその文書を保存せずに破棄した。


「……ええ、わかってますとも。
 みんなを弄るのは私の頭の中だけでいいって。
 文章に残すものは作っちゃいけないって」


パソコンの電源を消し、私は戸締りをして帰る。

今夜もまた、妄想で私は眠る。

画面の前の皆さんはどう?


私みたいにならないように。
お姉さんとの約束だゾ★


(おしまい)

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