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SS投稿スレッド
0．
yuugou - 10/05/25 19:05:34
融合・合体をテーマにしたものであれば、自由に投稿してください。
ただし人間と人間、人間と他生物・無機物がテーマの作品に限ります。
同性同士やグロテスクなど、特殊な表現がある場合は注意書きをいれて下さい。
創作・二次創作は問いません。
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79．YF-19k(kyousuke) - 12/09/24 23:57:46 - ID:/uheNH63PA
専門用語解説
・ＶＦ−２４ エボリューション
新星インダストリー社の試作機“ＹＦ−２４”の制式採用機。公式設定では制式化されてないが某模型雑誌にあるＶＦ−２５のスペシャルペイントにはＶＦ−２４と記載されているので移民船団の護衛軍や正規軍によっては制式採用している所もあるかもしれない。フロンティア船団のＶＦ−２５、ギャラクシー船団のＹＦ−２７はこの機体をベースに開発された。ＥＸ−ギアやＩＳＣ（通称イナーシャルバッファ）と呼ばれるＧ軽減システムを実用化した機種。
・第７２７独立戦隊 ＶＦ−Ｘレイヴンズ
ゲームソフト『マクロス ＶＦ−Ｘ�供戮能藹个靴神亀�軍の特殊部隊。隊長のエイジス.フォッカーはオズマ.リーの先輩であり小説版では最終決戦時にフロンティア軍を援護する形で登場。旗艦はウラガ級マザーレイヴン、艦載機も第一次星間戦争で使用されたＶＦ−１に設立当時最新鋭であったＶＦ−１９やＶＦ−２２Ｓと言った最新鋭機まで揃える。
・ＶＦ−２２Ｓ ストルゥム.ボーゲル��
ジェネラルギャラクシーが開発したＹＦ−２１の制式採用機。新星インダストリーのＹＦ−１９との制式採用機争いに敗れるも特殊部隊用の機体としては破格の性能を持ちＶＦ−１７の後継機として採用された。『マクロス７』ではマックスとミリアの専用機として登場。
・グァンタナモ級
第一次星間戦争時に配備されたアームド級空母の後継となる護衛宇宙空母。シンプルな構造で量産性に優れている。
・ウラガ級
二段式水宙両用空母。水上航行を可能にしており小規模の艦隊旗艦機能を有する。
・マクロスクォーター級
多目的ステルス宇宙戦闘機動空母でありマクロスの名を持つのはこの戦艦も“可変攻撃宇宙空母”。サイズこそマクロス級の四分の一だが機動性は高く戦闘力も然る事ながら分離合体機構を採用した事によりある程度の拡張性を持たせている。劇場版では幾多の同型艦があるが細部は異なる。
80．ｋｙｏｕｓｕｋｅ - 12/09/25 00:37:11 - ID:/uheNH63PA
・マクロス.ギャラクシー
第五十一次超長距離移民船団。ジェネラルギャラクシーがスポンサーになりサイバスティック、インプラント（＝サイボーク化）を積極的に取り入れている電脳船団。逆に言えばインプラントしてない者にとっては居住性は劣悪その物といえる。第五十五次超長距離移民船団マクロスフロンティアとは航路が近く“冷戦”状態になっておりギャラクシー船団側がバジュラを利用して戦争を仕掛ける事になる。シェリル.ノームはこの船団の出身でマネージャーをしていたグレイス.オコナーは船団とバジュラクィーンを乗っ取り世界征服を企むもＳＭＳが中心になり射殺されている。
・Ｓ.Ｍ.Ｓ
星間運輸業Ｓ.Ｍ.Ｓの自前の護衛部隊を発展させ、正規軍の下請けとして各移民船団や移民惑星に支部を置くＰＭＣ。“社員”も正規軍士官の退職組やスカウト、志願者で構成されておりその腕前は正規軍よりも高い。だが戦死しても“事故死扱い”となるが社員は気にしてない節もある、これは正規軍では到底雇えない事情を持つ社員も多い。主に次期主力機の試験運用からアイドルの護衛までと幅広い。なお創業者はブリタイ艦隊に所属していたリチャード.ビルダー氏。
・ウェストポイント級支援母艦
新マクロス級移民船を旗艦にする移民船団（一例にマクロス７船団、マクロス１１船団）は中核大型艦七隻を中心に構成され、ウェストポイント級支援母艦は訓練施設に前線司令部、各軍艦の補給機能、小型艦修理施設、兵器の開発工廠を持つ巨大訓練艦。先端部にはウラガ級空母がドッキングしている。これは中核大型艦の特徴であり旗艦のシティ７にはバトル７がドッキングしている。
・バジュラ
２０４０年に人類と初遭遇し、第１１７調査船団を壊滅させた宇宙生命体。腸内細菌バジュラウィルスにより発せられるフォールド波により別個体とネットワークを構成する生物。バジュラクイーンを頂点に命令を発し、複数の準女王らがそれを実行し、無数のバジュラ（大）やバジュラ（小）らが兵隊を役目する。しかし生物としては異常な学習能力を持ちフォールド波を阻害する電子戦仕様機“ＲＶＦ−２５”や“ＲＶＦ−１７１ＥＸ”を伴って倒さないと進化する恐れがある。ランカ.リーは母親がバジュラ研究をしておりウィルスが胎児感染しているが健康面では問題は無くバジュラとのコミュニケーションを取る事が可能になっている。
81．ｋｙｏｕｓｕｋｅ - 12/09/25 18:26:29 - ID:/uheNH63PA
・オズマ.リー
ＳＭＳフロンティア支部に所属するＶＦパイロット、ＳＭＳスカル小隊の隊長で歴戦の猛者。義理の妹であるランカの事になると時には暴走、なおＴＶ版では数々の死亡フラグを立てつつも生還しており、恋人が作ったパインケーキはフラグクラッシャーとして名が知れている。
（マクロスシリーズではパインサラダが死亡フラグとされている）
・早乙女 アルト
マクロスＦの主人公、シリーズ屈指の美少年であり家は名門歌舞伎一門で自身も女形として舞台を重ねているも自分自身の現状に納得して無かった。バジュラ戦役の一年前に所属していた三星学園航宙科ミシェルと出会い、高等部進学と同時に芸能科から航宙科に転科、舞台で鍛えられた勝負強さとアドリフには定評もあって次席まで上り詰めている。シェリルとランカと出会った直後にバジュラが襲来し咄嗟にＶＦ−２５を操縦、これが縁でＳＭＳに入社する。なお劇場版ではＶＦ−２５からＹＦ−２９に乗り換えており最終決戦時にクィーンバジュラと共に消えている。
・シェリル.ノーム
銀河の妖精と呼ばれるトップシンガー、彼女の歌が各船団や移民惑星で途切れる日は無いと言われる程の実力を持つ。フロンティアにてアルトやランカと出会い、徐々に心情が変化していく。人為的にＶ型ウィルスを感染させられていて生命の危機であったがランカが脳に移動したシェリル体内に居たウィルスに呼び掛けて腸内に戻している。最終決戦時にはバトルフロンティアのメイン艦橋で歌っている。
（リン.ミンメイをリスペストしている様に思えるが実は劇場版マクロスはマクロス世界の“映画”と設定があるので実際にミンメイがマクロスの艦橋で歌ってない）
『マクロス.ゼロ』に登場するヒロインの一人マオ.ノームの孫。
82．kyousuke - 12/09/28 21:29:58 - ID:/uheNH63PA
・ランカ.リー
マクロスフロンティアに住む女子高生、シェリルとの出会いによりアイドルを目指す事なり“ミスマクロスフロンティアコンテスト”でファイナルまで進むも落選、後日その会場に居たベクタープロモーションの社長、エルモによりスカウトされ下積みを重ねる。映画“バードヒューマン”では端役だったが主演の一人が降板した為に抜擢され、彼女が歌うアイモも挿入歌して登場した。途中からランカが持つ秘密がストーリーの鍵を握り事になる。なお最終決戦時にはマクロスクオーターのメイン艦橋で歌っており、シェリルとのデュエットメドレーになりシリーズ初のメドレーソングになっている。
ゼントラーディとのクオーターなので見かけによらず怪力である。
・マクロスフロンティア
第五十五次超長距離移民船団。新マクロス級移民船を拡大発展させたアイランドクラスター級が総旗艦にしている。二枚貝を思わせるアイランド１に環境艦コロニーを幾多に連結する事で地球に近い自然の循環を再現している。その反面外部からの環境変化に弱く終盤になると移民船団壊滅の危機に陥るも何とかバジュラ本星に辿りつき降下している。なおバトルフロンティアはアドヴァンストバトル級の一隻でマクロス７船団のバトル７の発展型。中型戦艦六隻で構成されるので拡張性が高い。
83．kyousuke - 12/10/06 01:58:53 - ID:/uheNH63PA
・某世界制服組織の業務内容
組織概要
私の名はミスターＸ。世界征服を目指す某組織の長……と言っても十年前にメタスジャスティスにより先代と多くの幹部と本部を失い、“出資者”らが当時怪人開発の窓際族であった私を担ぎあげたと言う事だ。メタルジャスティスの力を侮っていたから倒され、出資らもこの組織と自分との繋がりをごまかすのに肝を冷やした。幸いな事にメタルジャスティスは新たなる敵に目を向いておりこの間に組織を立て直す……怪人開発に関しては美学を持っている。
それは（改造祖体は）わかいもんに限る
言っておくが好きでロリショタになったのではない。他の連中は大人に拘ったから改造怪人が無理がたたって……メタルジャスティスに倒されたのである。
84．kyousuke - 12/10/06 02:42:12 - ID:/uheNH63PA
実際、私が開発したペット怪人は“出資者”らから好評で、外の女が勝手に産んだ子を社会的抹殺出来る上に組織に貢献出来るとあって新たなる出資者も獲得した事もある……先々代のボスは息子を頼むと消滅したが彼がまた使えない……で、幹部らも我先に手柄を立てて先代に気に入られようとしたからメタルジャスティスが出現した。私は苦言を呈し、それが先代の怒りを買い怪人開発の窓際まで追い出した。この事が幸運と言えよう。
前置きが長くなったが本題に入ろう。
・ペット怪人巣窟学園
私は組織立て直しのためにある学園法人を手に入れた。出資者の一人の手引きでまんまと合法的に手に入れたのである。合法的に拘ったのはメタルジャスティスが嗅ぎつけない為である。洗脳音波により学園関係者らを操り人形“バイオロイド”にした。簡単に言えば外見を生体プラスチックのボディに加工され中身を生体部品化にする。人間と同じく食事をして排泄も出来るから学園の外に出してもバレない……何よりも脳は自我を失いプログラム通りに動く。助手の得意分野でどうもあいつは大人好きらしい……バイオロイドは成長を止める不老不死に近いからなぁ……。
85．kyousuke - 12/10/06 13:24:42 - ID:/uheNH63PA
私としても“材料”の取り合いにならないし、助手はデキが良く正直に言えばＤｒとしての称号を送っても良いのだが本人が断っている。今の規模なら問題が無いが何れは彼も複数の助手を従える日が遠くは無い。
「フーリー君、調子はどうかね」
「はい、Ｘ様……同化率は平均９８.２％、スライムの生成プラントも問題なく稼働してます」
フーリーとはイスラム教の聖典に出て来る天女の事であり、淫魔とも解釈できる。アラビア語で“フール.イーン（大きな黒い瞳を持つ乙女）”と描写されている……彼女の特徴は“永遠の処女”であり妊娠しても一時間で出産できるとも言われている。彼女は再生能力強化試験の試行モルモットであったが処女膜しか再生しないと言う事で私がその名を与えている。気が付けば彼女は助手になり今現在に至る。
「Ｘ様、これだけの祖体確保ありがとうございます」
「なに、入管職員を少しばかり借りて不法滞在者をちょろまかしただけじゃ……それにしてもわかいもんが簡単に股を開くとは、韓国も大した事は無いノォ」
86．kyousuke - 12/10/07 21:06:53 - ID:/uheNH63PA
それにあの国はメタルジャスティスが現在敵対している侵略組織に征服されているからなぁ……最もその事実を知る者は少ないが。
「スライムプラントのダメージ修復には新たなる祖体が必要……こ奴らは強制送還してもまた来る」
二人の目の前には巨大な蓮の蕾を思えるモノが躍動しレリーフの様に幾多の女性が一体化している。これがスライムプラントでＸが本拠地から持ちだせた時にはダメージにより動かなくなっていたが養生処理をさせた。肝心のスライムプラントは女性を同化させる事で解決した……女性らは何れも手足はスライムプラントへと一体化しており幾多の喘ぎ声が響いている。子宮はスライムを孕む様にされており二度と人間の子を産み落とす事は無い。
「祖体の必要な時は遠慮はするな」
「はい」
フーリーは恭しく頭を下げる。
数日後、私は女学園を訪れる。創立者は島丸ごと学園にする事でガードを固めたつもりだがよもや子孫が出資者になって我が組織に譲渡した事は想定外であろう。
87．Ｋｙｏｕｓｕｋｅ - 12/10/08 18:20:53 - ID:/uheNH63PA
「これはＸ様、ようこそ我が学園へ」
桟橋で出資者はにこやかにして出迎える。昔は軍の基地だったらしく小さな入り江には海底洞窟もあるので調査を進めて秘密基地に改造する必要がある。学園は平穏に見えるのはメタルジャスティスに悟られない様にする為だ……同業者にも悟らない様にする意味合いもある。校舎に入るとそこは他の哺乳類の耳や人間にはない筈の尻尾が生えている美少女達が目に飛び込んでくる。
「手始めに生徒会の各学部メンバーをペット怪人化してます……」
「うむ、副作用もないな」
「はい……問題も無く、Ｘ様の融合子宮のお陰です」
88．Ｋｙｏｕｓｕｋｅ - 12/10/09 19:16:07 - ID:/uheNH63PA
融合子宮とは私が開発した怪人製造プラントの事で場所を取り時間こそかかるが祖体に負担無く改造出来る……名門学園を選んだのはこの生体プラントの置き場所を確保する為である。獣の本能も相まってペット怪人化している生徒は下着を履いてない……。
「既に第一陣の人選が済み、飼い主も内定しつつあります」
傍から見れば異常な光景もここの生徒は洗脳されこれが世界の常識と書き換えられている。
「メタルジャスティスの工作員が紛れ込んでいたようだが……先に教師や用務員をバイオロイドした事が功をそうしたか」
メタルジャスティスは日本政府も陰ながら支援し、市民も協力している。中でもメタルガールスと呼ばれる連中は敵の作戦を見ると直ぐにメタルジャスティスに知らせている。多くの幹部は侮っていたから倒されたと言っても過言ではない。
生徒の洗脳作戦時に数人洗脳が効かない事がわかり“出資者”は直ぐにフーリーを呼んだ。彼女は彼女達に自白マシンにセットして単に体質上の問題と判明。性感を極限まで上げて焦らした結果一人が自白したのだ。
89．kyousuke - 12/10/15 17:00:49 - ID:10QnufXc7Q
「脱走しない様に既にペット怪人化してます」
「うむ、フーリーも恐縮しておったがバレるとひとたまりもない……」
それだけ我が組織は弱小なのだ。地下へと続く階段を下りると生温かい空気が肌を刺激する。まるでクラゲが浜に打ち揚げられた様なモノが出現し、ところどころに半透明の球体がある……これが融合子宮で中心にある中枢ユニットと栄養があればいくらでも拡張出来、その上ある程度は仮死状態に出来、非力な私さえも持ちだせる。
「我が妻も娘も組織に貢献に出来て光栄に思っているのでしょう」
「血がつながらない娘を餌に婿養子にされた腹いせか……酷じゃのぉ」
90．kyousuke - 12/10/15 23:05:02 - ID:10QnufXc7Q
表向きはレイプされて見ず知らずの男の血が入った子が居る事を承諾して父親になった彼には耐えがたいモノであった。事実は男漁りの末に孕んでその相手が特定できないので世間体に悪いと言う名目……彼は売女との偽りの愛を誓い、顔が知らない娘の望まない父親を演じていたのに過ぎないのだ。
「Ｘ様に出会わなければ私は望まない人生を送ってました」
彼とは私が主催する医療セミナーで知り合い、その後の酒の席にて酔いの勢いで悲惨な状況になっているのを吐露した。私は彼には先見の明を感じ後日、他の出資者と共に正体を明かし、彼は抑えていたモノを解放した。その後の妻の一族は立てつづけに不幸が起き、トドメに妻の結婚前の男漁りを暴露したのである。催眠術さえ使えば事故死に見せかける事もたやすい事で妻の若い親類は近く繁殖子宮へと成り下がる予定である。
「失礼」
彼は革張りの椅子に座ると繁殖子宮の中枢ユニットと融合された妻が中から出て来る。手足は完全に消滅し背中からは中枢ユニットと繋がる太い触手が融合している。
91．kyousuke - 12/10/15 23:22:11 - ID:10QnufXc7Q
「おねがいっ！娘だけでも自由にさせてぇ！」
「できないな……」
視線の先にはＤｒ.Ｘのペニスをほおばる娘が視界に飛び込んでくる。
「Ｘ様ぁ、フーリーおねえさんからお仕事頼まれたのぉ……」
「ほほぉ……」
繁殖子宮の中枢ユニットに取り込まれた出資者の娘は三日間も触手に蹂躙された末に女児から牝へと変化する身体は中枢ユニットと同化し手足は消滅し子宮が大型化していた。中には同年代の少女が眠っている……しかしその下半身は人間の手足ではなくシャチを思わせるフォルムをしている。確かに陸上では動けないし乾けば苦しむ。
「娘は素直じゃな」
「ええ、しかし私には愛せない」
妻の表情が歪み、顔を背けるが中枢ユニットと同化し優先権を奪われている為に夫のペニスを頬張る。精神は拒否しているが身体は精液がごちそうと認識しており妻は悲鳴すら上げられないのだ。
92．ｋｙｏｕｓｕｋｅ - 12/10/16 10:43:37 - ID:10QnufXc7Q
この二人には出産の苦しみは無い、まるで蜂の女王様の様に産む事が仕事なのだ。
「どうでしょう、発情している生徒を相手にするのも」
夫の言葉に妻は口に含まれているモノを噛み切ろうとするも反応しなかった。
数日後、出資者の娘が融合させられたオルカ人魚にされたスパイは自分の状況を把握していた。今自分は水牢から両手首付けられた手枷に繋がった鎖に引き上げられ皮膚に乾燥が進むに連れて喉の渇きが酷くなっている、気が付いた時水を飲むと少し苦しく海水が美味しく感じた。そして起きあがろうとした時、足はまるでシャチの様な胴体になった事に驚く。そして両手に付けられた手枷は上へとあがったのである。
「理事長、まさかバイオリランの！」
「出資者ですよ……そしてＤｒ.Ｘ様はバイオリランの暫定リーダーです」
バイオリラン……それが私が仕えていた次元帝国である。
「メタルジャスティスに倒されたはずなのに！」
「ワシは窓際になっていたし作戦行動権限もなかったからなぁ、お陰で大事なモノはもちだせたじゃがな」
93．kyousuke - 12/10/16 11:02:55 - ID:10QnufXc7Q
それが繁殖子宮中枢ユニットやスライム生成ユニットと言う事は彼女も分かった。
「ワシは先代皇帝には嫌われておったから外された……主に資金や資材集めの為に動いていた。ワシ自身も人間に成り済まし、必要以上に正体を明かさなかったからのぉ」
「どんな姿になっても負けない！伊崎 朱音を甘く見るなぁ！」
「ほう……お主は学校じゃ生物クラブの部員なら分かると思うが海生哺乳類は水の中でしか生きられないし身体が常に濡れて無いと異常をきたす……それにこの学園から脱出できても急速に怪人化が進み、メタルジャスティスに倒される運命が待っている」
「！！！！」
朱音はその意味を知っていた。怪人化された人間は戻れないのだ。
「理性を保つには人間の体液が必要になる……」
「私から連絡が途絶えたら貴方達も終わりよ！」
Ｄｒ.Ｘは指を鳴らすとオルカ人魚にされた少女と瓜二つの少女が全裸で歩いてきた。
「瞬……」
それは故郷で暮らしている双子の弟……あの時奇しくも家族で学園を訪れていたのだ。
「伊崎 朱音を演じている弟の瞬君だ、君が怪人化している間に性転換させておいたのだよ……な〜にダミーは両親と共に事故死している」
94．kyousuke - 12/10/16 17:18:02 - ID:10QnufXc7Q
瞬は自分が持っていた携帯を見せる。自分が意識を失って１０日以上経過していた……更に空中投影スクリーンには家族の葬儀が写し出される。この時出資者は理事長として付き添いで参加しており双子の姉になった瞬をエスコートしていた。
「思いもよらない形でメタルジャスティスの正体やメタルガールスが把握できたもんじゃ……帝国の筋肉脳みそ幹部なら直ぐに潰すがリスクがおおきいもんでな」
「私を……瞬をどうするつもり？」
「君はペット怪人として同胞らの愛玩動物、瞬君は“伊崎 朱音”として学園に在籍……私が養女として迎え入れる事が決まっている」
瞬を引き寄せる出資者はそのままキスをする、瞬も舌を絡める。
「イヤァアアア！」
「実際は後妻だがね……瞬、見せてあげなさい」
するとクリは少女には無いモノへと変貌する。
「君とは異なり彼の精嚢は体内にある卵巣との複合臓器になっているのだよ……繁殖能力が無いが怪人化を抑制できるので安心したまえ」
95．kyousuke - 12/10/16 17:34:32 - ID:10QnufXc7Q
「おねーちゃんとこれから好きな時に会えるよ……」
鎖で繋がれたまま挿入された秘所から破瓜の血が水牢の湖面へと流れだす。
「メタルガールスも辞めたからね」
まっ平らだった弟の胸は私と同じように膨れていたが朱音は絶望の中へと墜ちて行く。
「理事長……これからも頼むぞ」
「はっ」
Ｄｒ.Ｘはその光景を見ていた。
オルカ人魚にされた朱音本人は学園がある島の海底沖に移動させた次元要塞内部にある二層式の客間の大水槽が住処となっていた。これを聞いた別の出資者らが雄のオルカを手配し、朱音は獣姦をされるのが日課となっている。
96．kyousuke - 12/10/18 22:37:25 - ID:10QnufXc7Q
雄のオルカは目の前のオルカ人魚でも同類の牝と認識しているのもバオリランの技術によるものだ……大水槽の片隅には朱音用のシェルターがありここには空気と適度な湿度が常に満たされていた。
「おねーちゃんも慣れてきたね」
スピーカーからの声に朱音は振り向く。
『瞬……その姿』
オルカ人形にされた自分に変わって瞬が“伊崎 朱音”になって半年が経過していた。弟は更に狐と同化させられ胸や秘所辺りは金色の毛色に覆われ発達した臀部からはふさふさの尻尾に髪の毛の間には耳も出ていた。そうだここ数週間会って無かった。
「ペット怪人……戦闘力よりも愛玩性を重視している、君の様な人魚タイプは飼育するとなるとそれなりに金がかかるが……」
理事長はそう告げると目の前で金色の叢下にある秘所を弄り始めた。
97．oh - 12/10/20 21:25:04 - ID:cpUbAULAqg
電光の勇士
中学生の瞬と悠が家に帰る途中、急に彼らが左腕に嵌めている腕輪が光って、
「また事件かな」
瞬と悠が腕輪を掲げると、目の前に独特の形をした2台の車が現われ、
「よし、出動だ」
瞬が青、悠が黄色の車に乗り込んで、腕輪を外してステアリングに嵌め込むと、
瞬と悠は全裸になるのだが、
しばらくすると彼らの体は光ヘと変化して次第に車と一体になると、
車の後部が脚、側面が腕ヘと変形して、
巨大なロボットへと姿を変えると、
「電光の勇士、シュン」
「同じく、ユウ」
98．kyousuke - 12/10/22 18:20:40 - ID:Is8wBwUllA
シェルターと言っても透明な球体で下には大水槽の中へと通じる出入り口があるが雄のオルカが絶対に入れない様に入口は人間がスキューバーダイビングの装備を背負ってくぐれる大きさしかない。同時にここは朱音を閉じ込める檻でもある。脱走は不可能に近い
「やめてぇ！」
『うぁんっ！おねーちゃんもこれが欲しい？』
唯一、瞬が本来持っているモノが金色の叢から顔を出す。
『せっかくだから僕が伊崎 朱音になる所見せてあげようか？』
「！」
朱音の目の前に巨大空中スクリーンが投影される。映像はあの時待ち合わせ場所である食堂で待っていた瞬と両親が喋っていたのが黙るなり、立ち上がると着用していた衣装を脱いだ……三人だけではない食堂にいた生徒達は初々しい裸体を曝しているのだ。そこにバイオロイド化された教職員が笛で合図すると食堂にいた生徒や朱音の両親、瞬も歩きだす。
99．kyousuke - 12/10/22 18:43:23 - ID:Is8wBwUllA
「あの時……そうだ」
この異常事態に朱音は直ぐに学生寮にある自分の部屋へと行こうとしたがイレギュラーと判断されバイオロイドにされた教師達に捕まり、自白マシンに固定された。性感帯を極限まで敏感にされクリトリスは肥大化された……私も含めて催眠音波が利かなかった子はメタルジャスティスの協力者と見做された。だけど他の生徒は知らないしこの時が初対面……私は直ぐに自白した。
『おねーちゃんは脱走する機会を得る為に自白したけど、フーリー様は逃げられない様にする為にオルカと一体化する事にした……そして僕は“伊崎 朱音”になる事にした。Ｘ様や理事長が困るからね……』
映像には処置室に入る瞬と生徒会の面々……融合子宮に入る前に内蔵にある消火物は菊門をピッタリ張りつき呑み込んでいく。瞬には更に触手がペニスにからみつき精嚢には別の触手が極限まで増精させる為に融合されまるで小水が出る様に精液を出していく。
『これで万能細胞を作るんだよ……牝狐の卵子と合わせてね』
100．kyousuke - 12/10/22 20:45:52 - ID:Is8wBwUllA
朱音は驚く……自分の姿は比較的繁殖技術や自然に生息数に余裕があるオルカ（シャチ）。瞬も比較的全滅する危険性が無い狐だ。材料も動物園や研究組織を使えば……幾らでも用意できる。映像には犬や猫、ウサギと言った小動物らが融合子宮内に漂い、その隣の少し大き目の子宮には女子生徒らが全裸で漂い、臍には胎盤から延びる管が融合している。
「瞬が消えて行く」
朱音はただ見るしか無かった。あの時ＰＣを持ち歩いていれば……映像は時間を縮めているのか早送りの様に徐々に瞬のペニスは消滅し変わりに桃色の秘所と胸が出来て行く。融合子宮は性転換にも応用できるのだ。そして“出産”されるとスタッフにより処置され“伊崎 朱音”が誕生した。性転換の場合、相性さえ良ければ三日で済むのは女性化にインプットされた万能細胞を含んだナノマシンを全身に融合させる為である。
『僕はこうして“伊崎 朱音”になった。表向きは三日間両親が生きていて治療のかいもなく死亡……僕は即死と言う事になっている』
「葬儀会社まで……」
『私と同じ“出資者”が社長を務める所を紹介したのだよ……最も私達はＸ様に個人的に協力して恩恵を受けている』
理事長は瞬のイチモツを握ると瞬は光悦した顔になる。朱音の秘所に愛液が滲みだす。
映像は次々と誕生するペット怪人が映し出され、朱音は顔を伏せて泣き始めた。
101．kyousuke - 12/10/25 17:34:48 - ID:Is8wBwUllA
『ふふ、どうにも出来ない水槽の中の人魚と言う事が分ったかね……そこで取引だ。この“服従回路”を組み込めば君にも変身機能を得る事が出来るし人間として理性を保てる……ただしこの回路は心臓や脳髄に融合し外せない……今まで用に精液を貪り飲むんでも自分を守りたいのなら……』
朱音にとってはどちらも地獄なのだ。
「どうしてよ……そこまでしてどうするのょ！」
『教えられないな……』
朱音の叫びと同時に瞬はイカされて目の前でへたり込んだ。
映像は女体化した瞬が映し出されていた……どうやら研究用にＤｒ.Ｘやその助手であるフーリーに調べられている様子だ。
102．kyousuke - 12/10/29 23:22:48 - ID:Is8wBwUllA
「本当にいいのかね？」
「だって僕だけ人間のままじゃ不審がるから……それにパパに気にいって貰えるならどんな事もするよ」
裸体を曝しても恥ずかしがる事も無い瞬……。
「どんな動物がいいの？」
「狐、パパって狐を飼いたいけど無理って分かっているから」
フーリーは用意をすると生きた子狐を融合子宮の入り口に放り込む、子狐はもがくもあっという間に大人しくなり胎盤から臍の緒が伸びて融合する。その間にも瞬は腸内を洗浄され理事長はまるで楽しんでいる様に眺めている。
「じゃあパパおやすみなさい」
「おやすみ」
理事長とキスをすると瞬は融合子宮の中に入っていく。
103．oh - 13/03/26 19:59:04 - ID:tKwOtIfW8Q
サキュバスボーイの受難
啓太が家に帰ると彼以外誰もいない筈なのにどこからか、
「啓太、啓太」
すると左腕に嵌めている腕輪を2、3度触れ、
「どうせこっちには決定権はないから」
突然、体が光に包まれ、しばらくして光の中から角と翼の生えた女性が姿を見せ、
「啓太、近頃はだいぶ素直だけど何か張り合いが無いわね」
数ヶ月前、啓太が偶然見つけた腕輪を左腕に嵌めると、腕輪からサキュバスが現われ、
「ちょっと体を借りるわよ」
指が軽く啓太の額に触れると、啓太の体に入り込んでいくのだが、
しばらくして股間を違和感を抱いてズボンを脱いでみると、
中学生にしては小さかった陰茎が最初から無かったかのように消えてしまい、
陰茎が消失した隙間を埋めるように脚と脚がぴったりくっついて、
「何がどうなって・・・」
「騒いでもダメよ、主導権は私にあるのだから」
急に目の色が青に変わると、
さっきまで抵抗する素振りを見せていた啓太は静かになるが、
体の変化は進行を続け、
乳首の辺りが腫れて、次第に胸が膨らんで、お尻も丸みを帯びていき、
反対に腰周りが蜂のように細くなって、
頭に角、背中から翼が生えると、
「さて、男どもの精を集めるわよ」
104．oh - 13/03/26 20:25:50 - ID:tKwOtIfW8Q
インキュバスガールの受難
利奈が家に帰ると、急に股間に違和感を抱き、
「おかしいな」
股間に触れてみると、本来彼女には存在しない筈のものが存在しており、
「な、何で・・・」
思わず彼女の目から涙がこぼれると、どこからか声がし、
「利奈、早く女の精を集めようぜ」
「分かっているわよ」
利奈が左腕に嵌めている腕輪を高く掲げると、彼女の目が青くなるが、
「よし、力が漲って来たぜ」
利奈と体を共有するインキュバスの叫びに応じるかのように体が変化し始め、
頭に角が生えて、股間に生えていた陰茎が先程の倍くらいの長さと太さになっていき、
僅かばかり膨らんでいた胸が瞬く間に平らに、
肩幅が広がって、同じように広がった背中に翼が生え、
「早速、出掛けるとするか」
105．oh - 13/03/26 22:00:12 - ID:tKwOtIfW8Q
サキュバスボーイとインキュバスガール
サキュバスが空を飛んでいると、サキュバスの意識に啓太の意識が問いかけ、
「ねえ、まだ精を集めないといけないの？」
「とにかく、ちょっと腕輪を見てみて」
腕輪を見てみると10個ある丸い部分のうち9個が光っており、
「あともう少しね」
同じ頃、インキュバスが精を集め終えると、
「だいぶ集まったな」
インキュバスの意識に利奈の意識が、
「あとどのくらい集めたら良いの？」
するとサキュバスの腕輪と同じく10個の丸い部分のうち9個が光っているのに気付き、
「今、この目盛りが9だからもう少し集めないと」
数日後、
「啓太、最近、疲れているみたいね」
幼馴染みの利奈が啓太に話しかけるが、
「べ、別に大した事じゃないよ」
すると急に啓太の胸が膨らんできているのに気付き、
「胸が膨らんでいる」
利奈に指摘されると、慌てて空き教室に駆け込み、
「また勝手にしかも利奈の目の前で変身し始めるなんて」
胸が膨らんで胸元のボタンが外れそうな状況で目に涙を浮かべていると、
急に扉が開くのだが、
「り、利奈、その姿」
インキュバスへと変身した利奈の姿に驚くが、
「まさかと思ったけどあなたがサキュバスだったなんて」
「互いにあと1回ぐらいで元に戻れれば良いけど」
長い尾を絡み合わせながら互いの精を掻き出すように集めていると、
急に腕輪の丸い部分10個全てから光を放たれると、啓太と利奈は気を失ってしまうが、
しばらくして啓太と利奈の体から何かが漏れ出し、絡み合っていた長い尾が消え、
徐々に元の姿へと戻り始め、腕輪も外れるが、
「啓太、もう少しであなたの体を完全に乗っ取れたのに」
「まさか、腕輪の呪縛を解く方法を実践するとは」
「そう、互いの精を交換するのだけは止めるべきだったわ」
「せっかく集めた精の味を堪能せずに消える事になるなんて」
こうしてサキュバスとインキュバスの呪縛から逃れられた啓太と利奈だが、
啓太がサキュバスとして集めた男の精、
利奈がインキュバスとして集めた女の精のほとんどは体に取り込まれ、
数年後、大学生になった啓太達が久々に溜まりに溜まった性欲を発散していると、
「あれから啓太がこんなに逞しくなるなんてね」
「利奈だってこんなに胸が大きくなって」
「そんなに強く揉むとまた感じちゃう」
「こっちもあんなに出したのに勃起してきた」
106．oh - 13/03/31 19:19:37 - ID:tKwOtIfW8Q
たぶん、サキュバスガールとインキュバスボーイに登場した腕輪などについて説明不足だった気がするので、
少し補足します。
腕輪の丸い部分が光る度にサキュバスもしくはインキュバスとの融合が進行していくのを現わし、
それを回避する唯一の方法が互いが集めた精を交換する事でした。
サキュバスとインキュバスは腕輪の持ち主と完全に融合するまで集めた精を吸収できない事になっていました。
107．oh - 13/04/07 07:28:49 - ID:tKwOtIfW8Q
金属生命体の襲来（前編）
律夫は悪夢にうなされていた。
数年前、まだ幼かった彼が祖父母の家で遊んでいると、電話が鳴ったので祖母が出ると、
「もしもし・・・本当ですか？」
訳も分からず祖父母に車に乗せられるが、
ふと何かが飛んでいるのに気付き、興味深そうに眺めていたのだが、
何故祖父母が浮かない顔をしているのかが理解できずにいた。
そして、病院に着くと、医師と看護士が負傷者の手当てに追われ、
「あ、あれは・・・」
何の名簿らしきものを見て祖父母は泣くのを堪えつつ、彼を連れて歩いていると、
「お母さん」
母親、少し年の離れた兄や姉がまるでその辺に転がっている石のように横になっており、
祖父はすぐさま彼を別の場所に連れて行こうとするが、
「ねえ、何があったの？どうして黙っているの？」
そこで目が覚め、
「またか」
忘れてしまえばどれだけ楽になれるだろうと思った事だろう、
しかし、彼は金属生命体の襲来が続く限り、それは無理だと思いつつ、
「僕がアイツらがやっつけてしまえば皆、助かるんだ」
すると、何かが近付いているような音がし、家を飛び出してみると、
「またアイツらか」
律夫が何か取り出して、それを高く掲げると、白い巨大なロボットが現われ、
ロボットの胸から緑の光が放たれ、
それを浴びた彼は光と一体となり、それがロボットの中に吸収されると、
白一色だったロボットに赤や青などのラインが現われるが、
律夫はこの謎のロボットと融合して金属生命体と戦っているのだ。
108．oh - 13/04/07 08:35:28 - ID:tKwOtIfW8Q
金属生命体の襲来（後編）
律夫は金属生命体を次々と撃退していったが、
それを上回る速度で新たな金属生命体が次々と現われ、
中にはこれまでの戦い方ではなかなか撃退するのが困難なものも存在し、
苦戦を強いられていくのだが、
「あの、白いのって何しに来ているんだよ？」
学友達の話に、思わず身を乗り出すのをこらえていると、
「金属生命体をやっつけてくれるから、こっちの味方だと思うけど」
「でも、あれが来てからかえって増えてきた様な気がする」
学友達の話を聞くに堪えず教室を出ると、
「今までの戦いは一体・・・」
正体を隠している以上、誰からも称賛される事が無い事など承知の上であるが、
いくら撃退しても新たな敵が増えていくばかり、
だからといってここで戦いを放棄すればそれにまた大切なものを奪われ、
その事をずっと後悔していくだろう、
「ねえ、どうしたの？」
同じクラスの恵美に声を掛けられ、
「た、大した事じゃないよ」
律夫はその場から立ち去った後、恵美の目が一瞬、赤く光った。
「今回は何故か戦い慣れた奴ばかりだ」
これまで戦い慣れているハチ型やトカゲ型を撃退していくと、見慣れぬ球体が現われ、
球体はハチとトカゲを掛け合わせたような姿へと変化し、
「なるほど、さっきのは囮だったのか」
すると倒したと思っていた一体のハチ型に襲われそうになるが、
誤って味方の光線を受け、その破片が光線を放った新手の金属生命体に当たると、
「あ、あれは・・・」
損傷した個所から体の一部がのめり込んだ状態の恵美がいるのに気付き、
腰に装備していたナイフで慎重に金属生命体から取り除くと、
「何で彼女が・・・」
すると、倒したと思っていたハチ型やトカゲ型が数体再び起き上がってきて、
「再生能力を身に着けたとは」
しかし、再生したのは心臓にあたる核が無事な奴だけだと気づくと、
次々と核を正確に打ち抜いていき、
「これなら大丈夫だと思うけど」
恵美を近くにあった病院に連れて行くと、すぐにその場を後にした。
「何故かあなたにお礼を言わないといけないような気がして」
幸い、数日の入院で済んだ恵美が話しかけるが、
「そ、そうだっけ？」
律夫は金属生命体に取り込まれていた彼女を助けられただけで満足だった。
109．oh - 13/04/07 19:04:40 - ID:tKwOtIfW8Q
金属生命体の襲来（前編）で「何の」となっている個所は「何かの」に訂正して貰えますか。
110．oh - 13/04/07 19:41:40 - ID:tKwOtIfW8Q
金属生命体の襲来（後編）で「それにまた」という個所は削除して下さい。
111．oh - 13/04/07 20:33:36 - ID:tKwOtIfW8Q
「律夫はその場を立ち去った後」となっている個所を「律夫がその場を立ち去った後」に訂正して貰えませんか。
112．oh - 13/04/17 20:23:47 - ID:tKwOtIfW8Q
散々、訂正を求めてましてすいません。
113．oh - 13/04/18 23:01:33 - ID:tKwOtIfW8Q
※以前投稿した生体融合とは別物です。
生体融合（転送装置編）
家族でキャンプをしに来た東正也と大野勝彦が虫とりをしていると、勝彦の妹の舞が、
「お兄ちゃん達、待ってよ」
「お前がいると面倒だんだよ」
「勝彦、舞ちゃんも入れてやれよ」
「正也君、大好き」
すると、雨が降り出し、そこへ同じようにキャンプをしに来た新田香苗が、
「あなた達、ここなら濡れないわよ」
正也達が香苗のいる妙な筒状のものに入り、
「ありがとう」
勝彦が恥ずかしながらも香苗に俺を言うと、
「勝彦の奴、照れているよ」
「私もよく分からないけど、何かの装置みたいね」
突然、正也達がいる筒状のものに雷が直撃して中が光り出し、皆、気を失ってしまう。
「あ、あれ？」
正也が気が付くと、皆、裸で何も身に着けておらず、
「私達、どうして・・・」
どうやら正也達は隣になった別の筒状のものに移動していたようだが、
「せっかく捕まえた虫が逃げたみたい」
確かに虫かごは空になっていたが、
「それより早く服を着ましょう」
衣服を身に着けると、
「何だ、これ？」
正也が何かの装置らしきものに何らかの文字や図が表示されているのに気付き、
「とにかく写真を撮っておこう」
それから数年後、正也、勝彦、香苗は大学生、舞は高校生になり、
「偶然とはいえ、彼女が同じ大学の後輩になってしかも彼女も俺の事が・・・」
正也は勝彦の話を聞かずに何かを組み立てており、
「おい、それってまさか・・・」
正也が組み立てているのは、あの妙な装置なのだが、
「あれは転送装置として造られたらしいけど、装置には欠陥があって・・・」
すると、舞と香苗がいる隣の部屋から叫び声がし、
「こ、これは・・・」
舞と香苗はそれぞれカブトムシとクワガタの幼虫のような姿になっており、
「これはどういう事だよ」
「あの装置によって僕らと逃げたと思っていた虫が融合してしまったんだ」
突然、正也と勝彦の手が変化し始め、
「つまり、俺達も変身する訳って事か」
「そうだよ、さっきから目が無くなって互いの姿が見えなくなっているみたいだな」
正也と勝彦もそれぞれカブトムシとクワガタの幼虫のような姿になってしまうが、
「何か急に固まってきた・・・」
「正也さん、怖いよ」
そのまま正也達は蛹になって動かなくなってしまった。
114．oh - 13/04/23 20:57:44 - ID:tKwOtIfW8Q
「何がどうなって・・・」
意識を取り戻して蛹から出てきた正也だったが、
「勝彦達は？」
辺りを見渡すと、皆、まだ蛹に包まれてほとんど動けない状態であり、
「またどんな風に変化したのかな」
鏡の前に立ってみると、
「頭にはカブトムシみたいな角が生えているけど、さっきよりは虫っぽくないな」
しばらくすると勝彦達も蛹から出てきて、
「正也さんだよね？」
「怖がらなくても良いよ、舞ちゃん」
「ねえ、私達は元に戻れるのかしら？」
「たぶんこの転送装置をうまく使えば何とかなる筈だけど」
転送装置によって正也達は何とか元に戻れたのが、
「また変身したりしないよね」
「そこまでは分からないな」
それを聞いて勝彦と香苗は不安になるが、
「正也さんと一緒なら大丈夫な気がする」
「舞は呑気で良いよな」
ようやく、皆、自分達が全裸である事に気付くと、
「虫みたいになって感覚とか麻痺したのかな」
「それより早く服を着ないと」
皆、慌てて服を着始めた。
115．sage - 13/06/20 11:15:48 - ID:qkIT8vc/3Q
元・聖少女の新たな道(前編)
「はっ、はっ、はぁっ!」
黒き森の中、清楚な神官服に身を包んだ、少女が走っていた。
彼女はハイ・プリーステス。だが、それは彼女の役職のことで、本来の名前はもたない。
DM界における魔導師達は、自身の極めた魔術を、外部、つまりは敵に知られることのないように、名前などもたないことが多い。かの有名なブラックマジシャンだってそうなのだ。まれに師であるドリアード等の例外もいるが、彼女は、（DM界における）王国に仕える神官なので、名を名乗って当たり前だ。
彼女は別に王国に仕えている神官ではないので、名前はもっていない。
さて、前置きは長くなったが、その彼女、ハイ・プリーステスは今、危機に瀕していた。
「くっ、モンスターが…、ここまで追ってくるなんて…。」
彼女は小さな村で、僧侶として活動していたが、突如モンスターの大群が押し寄せて来たのだ。彼女の仲間は大半が殺され、彼女は村人を避難させた後、こうして森の中に逃げているわけだが、モンスターの何体かはしつこく追跡してくる。それらは、クリッターや、シルバーフォング等、およそ20匹はいるのではないだろうか。一体だけならまだしも、さすがに10を超える数を相手には出来ない。彼女は逃げるしかなかったが、体力に限界が近づいてくる。そうして不幸にも、小石につまずいて転倒し、あっ、と苦しそうに呻いた。
「はぁ、はぁ、もう駄目…。ドリアード様…、私はもうここまでの様です…。」
自らの師に最後の祈りをささげる彼女だったが、不意に何処か消え去った。人生もはやこれまでだ、と諦めていた彼女は、いきなり別の場所へと転移したので、えっ、と驚いていると、目の前に人が立っていた。
「気がつきましたか?」
優しく彼女を気遣うのは、黒き森のウィッチ。彼女の親友であり、この黒き森の賢者の異名を持つ魔女だ。
116．sage - 13/06/20 11:18:54 - ID:qkIT8vc/3Q
「あ、ウィッチ。助けてくれたんですね…。よかった、ありがとう。あなたが居なかったらどうなっていたか…。」
しかし、はしゃいでいるハイ・プリーステスに、申し訳なさそうに事実を告げるウィッチ。
「プリーステス、残念ながら一時的なことにすぎません。血のにおいを嗅ぎつけて魔物はすぐにここへ来るでしょう…。」
「そ…そんな。」
残酷な現実に項垂れるハイ・プリーステスにそっと手をのせるウィッチ。
「ですが、一つだけ方法はあります。」
唯一の希望の光の様な言葉に、彼女は顔をあげる。
「方法…、それは、どんな?」
期待を込めるハイ・プリーステスに対してウィッチは少々戸惑って「方法」を教える。
「はい…、それは、これです。」
そういうと彼女は一つのオーブを取り出し、何かな、と不思議がっているハイ・プリーステスに説明する。
「これには、100年ほど前に、この森を救った英雄の魂が封じ込められているのです。その魂をあなたの肉体に移し、現世に英雄を具現させます。ただし…。」
そこでウィッチは言葉を切り、彼女、ハイ・プリーステスの人生に関わる最も重要なことを告げる。
「そこであなたの意識は、その英雄の下となり、あなたという存在は消えてしまうのです。二度と元に戻ることはなく、別の存在として生きていくことになります…。」
「……。」
唯一の希望の光でさえ、辛い現実の一部だと言うことを知り、長い沈黙が続いた。そんなハイ・プリーステスにもっと驚くべきことを告げるウィッチ。
「さらに、その英雄は男性だと聞いています。」
「!」
117．sage - 13/06/20 11:19:41 - ID:qkIT8vc/3Q
何と言うことだろう、自分が自分でなくなるばかりか、女であることさえも消し去られてしまうなんて。彼女は迷う、それでいいのか、と。だが、親友の次の言葉が彼女の決意を固める。
「嫌だと言うのなら、それで構いはしません。私が囮になってあなただけでも逃げ切れるようにしてあげます。」
「っ!駄目です、そんな!私のためにあなたが犠牲になるなんて!」
「いいのですよ、あなたは私の親友。それを消し去るくらいなら、最後まであなたを守れるのなら、この命、惜しくはないです。それに、「死に際に悪魔でも何でも召喚して、道連れくらいにはします。強力な�爛如璽皀鶚瓩�らい、知っていますので」。だから、何も心配すること無いんですよ。」
ああ、なんて強く、優しい親友なんだろう。それに比べて自分は…。もう覚悟は決まっていた。親友が命をかけてくれるのに、自分だけ逃げようなんて、出来ない。
「そんな事しなくていい。ウィッチ、その英雄様の魂、私に宿して下さい。」
「…っ!ですが、そんなことをすればあなたは!」
「分かってます。でも、私だってあなたの親友なんです。それに、私は消えるとは限りません。あなたが私を信じてくれれば、あなたが覚えていてくれれば、私は残ります。役目を終えれば、きっと帰ってきます。」
「…ですが…。」
「安心して下さい、私だって頑張ります。それに、あなた自身も、きっと私が戻ってくるって信じたいんじゃないですか?たとえ、身体と心が別になったとしても、私は残るんだって。」
自分が知らずのうちに抱いていた希望を指摘され、親友を生かすためではなく、共に生きていくための方法だったのだと、知ったウィッチ。そうだ、たとえ、精神と肉体が違う形になったとしても、ハイ・プリーステスは、自分の親友は残っている。ちゃんと帰って来るんだと、そんな僅かな希望を信じている盟友の意思を見た彼女も決断した。
（まったく、敵いませんね、プリーステスには。）
苦笑しながら、ウィッチは、オーブを手渡す。それが彼女の手に渡った瞬間、眩い光が当たりを照らした。
これが、彼女、黒き森のウィッチが成し遂げた、「融合」であった。
後半へ続く
118．kyousuke - 13/06/25 18:57:49 - ID:IJpwzJoH7Q
融合子宮内は液体で満たされており酸素が溶け込んでいる……瞬は身を委ねると胎盤から臍の緒になる触手は臍へとめり込み先端が融合する。一方子狐の方はまるで逆再生されているかのように胎児になり最終的に精子と卵子に戻され、逆に瞬は狐少女へと生まれ変わりつつあった……。
「もうやめて……ここから出して」
「服従回路を埋め込むかね？」
私は頷くしかなかった。
私は眼を覚めた時には人間になっていた……そして新たな名前もインプットされていた。
終
119．oh - 13/11/16 19:34:15 - ID:nYcdbgWn/g
金属生命体の襲来ですが、じぶんでもあまり面白く感じないので掲載しなくて良いです。
120．oh - 14/03/10 21:27:22 - ID:mTfJHyNv+A
最近、良いのが思いつかないのですが、何か良いアイディアとかありますか。
121．oh - 14/03/17 19:58:02 - ID:mTfJHyNv+A
鬼の面
学校から帰る途中で雨が降って来たので、
少年と少女は入ってはいけない小さな洞へと入っていってしまった。
「こ、ここって入っちゃいけなかった筈だけど・・・」
少年が怯えていると、
「怖がりね、ここでちょっと雨宿りするぐらい良いじゃない」
突然、青鬼の面と赤鬼の面が飛んできてそれぞれ少年と少女の顔にくっつき、
「は、外れないわ」
顔と一体になってしまった面を外せないでいると、体が急に熱を帯びていき、
「熱くて溶けてしまいそうだ」
「ちょっと、私の目の前で・・・でも、私も我慢できない」
思わず制服を脱いでしまうが、
少年の肌は青、少女の肌は赤に変色して頭には角が生えてきたが、
少年の肩幅は大きく広がって、胸の厚みが増し、腕や脚の筋肉も太くなって、
一方、少女の胸はみるみるうちに膨らみを増し、
少し弛んでいるのが気になっていたお腹が引き締まって、腰が括れていく。
「こ、これって・・・」
少年と少女が互いの変わり果てた姿を見て驚いていると、どこからか、
「お前達は鬼しか踏み入れてはならない禁断の地へと足を踏み入れたのだ」
「だから、鬼の姿にされてしまった訳なのか」
「じゃあ、元に戻れないの？」
「そう、お前達は鬼としてここで暮らすのだ」
少女が気落ちしまうと、
「大丈夫、僕がついているよ」
普段とは打って変わって逞しさが感じられる少年に、
「何だろう、この気分、ただの幼馴染みとしか思ってなかったけど・・・」
122．oh - 14/04/14 20:08:15 - ID:ODKcM9V+1g
屋台のお面
ある少年と少女が隣町の祭りで、ふとお面を売っている屋台を見て、
「これって小さい頃に見ていた特撮番組のだけど・・・」
「どうせなら、今流行っているのにすれば良いのに」
そんな少年達に店主は、
「こういうお面も捨て難いものだよ」
すると、クラゲとナメクジを掛け合わせたような怪物が暴れており、
「な、何だあれは？」
怪物が自分達に迫って来る中、
少年と少女が店主から手渡されたお面を思わず着けてしまうと、
お面が顔に張り付いて取れなくなり、
続いて、来ていた浴衣が光沢を帯びて、次第にその形を変えていき、
「う、嘘、変身しちゃっているよ」
小さい頃大好きだった番組のヒーローになってしまった事に戸惑いつつも、
懐かしさも感じていたが、
「それよりアイツを何とかしないと」
怪物を倒した少年と少女は気が付けば元の姿に戻っていたが、
「あれ？屋台のおじさんがいないよ」
聞けば、あの場所に屋台なんて置いていなかったそうだが、
「じゃあ、このお面は誰が・・・」
123．oh - 14/04/22 19:59:38 - ID:ODKcM9V+1g
あの、屋台のお面で「来ていた」となっているのを「着ていた」に訂正して貰えますか。
124．oh - 15/04/16 21:12:50 - ID:eWDFNQVv2A
マッスルエース（前編）
北村清太と南結菜はどこにでもいる普通の高校生、正確には「だった」。
そう、数ヶ月前までは・・・
怪獣が町を次々と我が物顔で暴れていると、
「マッスルエースが来てくれたぞ。」
身長50m、体重1500tの巨体を誇る無敵のヒーロー、マッスルエースが現われ、
マッスルエースが怪獣に立ち向かっていくと、
怪獣の長い尻尾に叩きのめされて一瞬ふらついて倒れてしまうが、
すぐさま立ち上がって手刀で尻尾を切断し、怯んだ隙に頭部の触覚をへし折ると、
怪獣はみるみるうちにバラバラになり、
「マッスルエース、強いぞ。」
皆の歓声を余所にマッスルエースは飛び立っていくのだが、
飛行しているマッスルエースの体が徐々に光へと変化して2つの球に分裂し、
とある公園の広場へと降り立つと、球はみるみるうちに形を変えていき、
「く、首とか大丈夫か結菜？」
「大丈夫よ。清太こそ何とも無いの？」
元に戻った清太と結菜は互いの無事を確認して結菜の家へと向かうが、
何故清太と結菜がマッスルエースに変身するようになったかというと、
数ヶ月前、怪獣によって清太と結菜がいた映画館が倒壊し、
その頃はまだ同じ高校に通っているとは知らなかったものの、
清太が何とか結菜を助けようと手を差し出したところ、
突然光が清太に降り注ぎ、
「こ、これは・・・」
光が清太の手を通して結菜にも注がれていくと、
清太と結菜の体が光へと変化しながら同化していき、
「デュ、デュワー、デュワワン（こ、これは、どういう事・・・）」
「デュワ、デュララー（何か変な感じがする。）」
マッスルエースに変身した清太と結菜は混ざり合う意識などに戸惑いながらも、
映画館を襲撃した怪獣を撃破したのだが、
「初めて変身した際は全く互いの事を知らなかったし・・・」
「そうね。今でも私と清太の意識が混じっちゃうような感じがするもの。」
125．oh - 15/04/16 21:14:34 - ID:eWDFNQVv2A
マッスルエース（後編）
清太と結菜がシャワーを浴びるために制服を脱いでいくと、
その筋肉質な体が露わになるのだが、
「清太、また一段と逞しくなったね。」
盛り上がった肩の筋肉や腹筋などを触っていくと、
「なあ結菜、お前もだいぶ筋肉が付いちゃって困らないのか？」
清太程ではないが、結菜も腹筋が縦に割れ、肩の筋肉が少し盛り上がってきて、
筋肉が発達した事で腕や脚がかなり太くなっているのだが、
「別に。筋肉を触るのは元々大好きだし、清太に出会ってから鍛えるのも大好きになっちゃった。」
抱き締め合う事で互いの筋肉を密着させていると、清太の陰茎が力強く勃起して、
すかさず清太は結菜を持ち上げて結菜の股間に陰茎を挿入していき、
「お、奥まで清太のが入っていくのを感じる。」
「し、締め付けられた感じがしてもう我慢・・・」
シャワーを浴び終えて下着姿で涼んでいると、あれ程出したのにもう陰茎が勃起しており、
「またやろうか。」
「戦闘の後で連続は・・・」
「冗談だってば。私も戦闘の後で連続でやるとばてちゃうよ。」
126．999 - 23/03/01 14:31:18 - ID:/YvIIxFa4w
【龍になりたい】
「はあっ…！…はぁっ…！…くっ、はぁっ、はぁっ、あっ、く、うぅ…っ！」
しゅっ。しゅっ。しゅっ。
とある日の夜更け。
照明を落とした個室に、高熱に浮かされたようなうめき声と、繰り返し、何かを擦るような音も響く。
その音の主は、ベッドに寝転ぶ、全裸の男子高校生。
思春期真っ盛りの彼は今、スマートフォンで表示した小説をオカズにしながら、若い精力を発散させるために自らを慰めていた。
左手でスマホを操作し、小説を少しずつ読み進め、そこから得た視覚情報で性的な興奮を昂らせていく。
そして、空いた右手で自らの固く膨張した逸物を握り、皮を上下に擦りつつ、亀頭に刺激を与える。
既に鈴口から分泌された先走りが潤滑油の役割を果たし、滑りが良い。
ぬちゅ、くちゅ、という粘着質な音も混じりだし、さらに興奮は高まりだす。
さて、いま、彼を虜にしているオカズの内容といえば。
「はぁっ、んっはぁっ、おれも、りゅうにっ…龍になりたいっ…うぅっ…！」
『人間が、性的快楽の中で荘厳な龍へと肉体が変貌してゆく』という内容のものだった。
＊＊＊＊＊＊＊＊
少年はヒトが、怪物へと変身を遂げる描写を見ると、否応になく胸が高鳴り、ドキドキする。
そんな性癖の持ち主だ。
周りのクラスメイトと比べて、これは余りにアブノーマルな性癖だという自覚がある。
人前では絶対に公言できないであろう。
今も、これからも、心の内に秘めておかなくてはいけない。
誰にも言えないほの昏い情欲が燃え上がり、オナニーにさらに没頭してゆく。
少年はいつからか、怪物への変身譚をネットサーフィンで見つけては、逐一オカズとしてオナニーを試みるようになっていった。
そんな彼が初めて出会ったのは、ヒトが龍になる、といった内容のもの。
この小説は、他の小説よりも不思議と、心自体を虜にされるような魅力があった。
男が快楽に身悶える。
固い鱗に包まれ、筋肉が膨張、膨らむ手足。
人としての言語を失い、唸り声をあげて咆哮し、顔の輪郭もケモノのそれに変じ、最後は巨大なトゲのついたペニスから、変身の完了を示すかのごとく、ぶしゅりと濃厚なザーメンを絶頂とともに吐き出す─────
小説の中で男がオルガスムスに達したのと同時に、少年もまた、高みへと昇り詰めようとしていた。
127．999 - 23/03/01 14:33:56 - ID:/YvIIxFa4w
「はぁっ、うぅっ、あ、でるっ、でるでるぅ…イき、そう…ッ！」
声を押し殺しながら、なおも包皮を擦り切れるほどの勢いで上下ピストンを続ける。
カウパーはとろりと、異常なほどに漏れ出し、ぐちゅ、ぬちゅりと変態的なリップ音を奏でた。
オーガズムが近づき、ゾクゾクとした熱が込みあげる。
体内で生成された若々しくも濃いザーメンが奔流となり、射精管から尿道を一気に駆け巡り、そして。
「あっああっ、イ…クぅ！で、でるっ、出るっ、ぁ！ぁっ、っくっぅぅっ──────！」
どくっ、びゅくっ、びゅぐっ、びゅるっ、ぴゅっ！
小説の中の龍が精をびゅるびゅると吐き出すのと同時に、少年はオーガズムに達し、吐精を遂げた。
鈴口から劣情の化身ともいうべき白濁液が、勢い良く放たれ飛ぶ。
ティッシュといった受け止め口もなく、放物線を描きつつ、ベッドのシーツに着地し、特有の生臭さとともに汚していく。
精を吐き出すたび、精巣やペニスが別の生き物のごとく律動し、びくんびくんと震える。
全身を貫く、開放感にも似たオーガズムの感覚に、少年は身悶えながら放心していた。
(あ、やべえ、ベッド汚しちまった…でも、きもち、いい…っ…)
しかし。次の瞬間。
少年の身に、想定外の異常事態が起こった。
───ズクンッ。ドクン。
「あっ、ぇ…ッッ…！？アぁっ…ああっ」
心臓がドクドクと早鐘を打つ感覚。
汗が止まらない。
それに1度出しても、興奮が収まらない。
それどころか、全身を熱病の如く侵食する。
萎えかけてた逸物に血流が瞬く間に流れ込み、再び力強くそそり立ち、そして間もなく。
「あぁ！うっ！…んぁぁぁあっがぁ、ぁぐっ、ぅ、っぐぅぅぅぅぅぅうぅぅぅぅっっっ！！！」
少年は絶叫しながらザーメンをぶち撒け始めた。まるで壊れた蛇口かホースの如く、噴出する精液。
どういうわけか、濃度が薄くなるどころか、さらに濃く、どろりとしている。
薄黄色かクリーム色をしたソレは、天井や壁、クローゼット…至る所へ飛び、びちゃ、べちょ、と音を立て、勢い良く無遠慮に汚す。
少年の部屋は、むせかえるような雄臭と、汗と、精臭で満たされてゆく。
「あ"あっ、あ"あっ、とま、とまらないぃぃぅぃぃっ！！！！！ぃ、やぁだああああああああ！！！！」
128．999 - 23/03/01 14:38:06 - ID:/YvIIxFa4w
すみません。削除していただければ助かります。
自分の作品は『融合・合体のSS』ではありませんでした。確認不足でした。
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