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Tier5 ソ連 中戦車

スペック

車体
耐久値400⇒450
車体装甲厚(mm)45/45/40
最高速度(前/後)(km/h)56/20
重量(初期/最終)(t)27.94/28.74
実用出力重量比(hp/t)17.40
本体価格(Cr)356,700
修理費(Cr)約3,500

武装
名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr/G)重量(kg)俯仰角
76 mm L-1110⇒12.24AP
HEAT
HE
68
75
38
110
110
156
1100⇒13460.512.97756
7G
56
660-6°/+17°
76 mm F-3411.76⇒15.79AP
APCR
HE
86
102
38
110
110
156
1294⇒17370.462.37756
5G
56
1,155
57 mm ZiS-417.65⇒26.09AP
APCR
HE
112
189
29
85
85
95
1500⇒22180.342.37756
7G
28
740-8°/+20°
76 mm S-5410.53AP
APCR
HE
125
156
39
115
110
165
12110.412.97056
5G
24
1,390-8°/+26°

砲塔
名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T-34 mod. 194045/45/45402403,200
T-34 mod. 194252/52/45493503,900

エンジン
名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-248015750
V-2-3450015750

履帯
名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T-34 mod. 194130378,000
T-34 mod. 194331.3408,000

解説

Tier5のソ連中戦車。
当時としては先進的な傾斜装甲と高機動力に強力な搭載砲を兼ね備え、ドイツ軍にいわゆる「T-34ショック」と呼ばれる大きな衝撃を与えた中戦車。

全面に採用された傾斜装甲による数値以上の装甲防御力(57度80mm厚相当)を持ち、立ち回りによっては上位戦車にも対抗可能な攻撃力を兼ね備えたBT-2から始まるソ連快速戦車の完成形である。
しかし、実装甲厚の薄さは榴弾を弱点とするため、格下戦車に対しても注意を怠れない。
また、履帯の旋回性は優秀なものの上位エンジンに換装しても若干馬力不足に悩まされることになる。
幸い積載量と速度には余裕があるため、履帯の開発は後回しでも良い。

軽戦車から中戦車にステップアップしただけあって、武装は強力なものが使用可能になっている。
57mm ZiS-4は精度と発射速度に優れていて貫通力もそれなりで軽戦車から重戦車まで幅広く対応ができる。特に金弾であるAPCR弾の貫通力は素晴らしく、格上重戦車の車体正面装甲をも貫徹し得る。そしてZiS-4は初期砲塔から搭載可能なため、先にT-28で開発しておくと初期状態から戦力になる。尚、この57mm ZiS-4+装填手練度100%以上+装填棒+換気扇を実行することにより装填速度を約2秒に抑えることができる。
ただし初期砲塔は視界距離が極端に低いので、早めに研究しておきたい。

史実


(改良型の砲塔を装備したT-34)
第二次世界大戦時のソ連の代表的な中戦車。
BT-2から始まるソ連快速戦車の完成形である。
1939年、A-20から装輪走行機能を外し、大型化して装甲と武装を強化したA-32?の改良型、A-34が制式採用された。
当時としては画期的な傾斜装甲、対戦車戦を意識した高初速砲(初期型は76mmL-11、それ以降は76mmF-34)を取り入れ、良好な攻撃力と防御力、そして以前よりは重くなったとはいえ、依然として軽量な車体と高馬力でコンパクトなディーゼルエンジンとクリスティー式の脚周りによるすばらしい機動性を獲得した。また幅の広い履帯はロシアの泥濘を進むことができた。
また設計時に生産時のブレを考慮したため、工場ごとに技術差が存在しても製品として問題ないレベルに品質を保つことができ、多くの工場を動員しての大量生産が可能だった。
一方で防御力を重視した車体はコンパクトゆえに非常に狭く、加えて光学製品の品質が劣悪で、初期の砲塔は形状・装備的に外部視察能力が非常に低かった。
さらに車長は砲手を兼任し、無線機も小隊長車までの装備だったため、スターリンの大粛清の影響を残していたソ連軍の混乱に伴う指揮・練度の未熟さもあって、独ソ戦前半には性能的に劣る3号戦車?4号戦車?に撃破されることも多かった。
しかし欠点があるとはいえ走攻守の基本性能に優れた本車はドイツ軍に立ち向かい、独ソ戦初期の崩壊寸前の戦線を支えた。
戦争が進むにつれて兵士や指揮官の練度が上昇し、より操作性に優れた新型砲塔の採用や部品品質の改善がなされたT-34は、1944年までの生産数3万両という驚異的な大量生産によってドイツ軍の攻勢を粉砕し、祖国(ロジーナ)の危機を救ったのである。

ZiS-4を搭載したタイプはT-34駆逐戦車と呼ばれ戦車戦を中心に活躍した。
モスクワ防衛戦で戦績を残したが、ZiS-4の製造コストが高いことと
製造ラインがT-34-85に転換したこともあって新たな生産は取りやめになった。

※参考資料
http://ja.wikipedia.org/wiki/T-34
http://combat1.sakura.ne.jp/T-34.htm
http://combat1.sakura.ne.jp/T-34-57.htm

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