1999年にSNKが発売した対戦格闘ゲーム『武力 〜BURIKI ONE〜』の情報を扱っています。

『武力 〜BURIKI ONE〜』は、「BURIKI ONE」という架空の異種格闘技大会という体で、様々な武術の達人が技を競い勝利を目指す、1999年にSNKが発売した対戦格闘型アーケードゲームです。

『武力 〜BURIKI ONE〜』で最も特徴的な部分は、その操作体系にあります。レバー1本とボタン2つという、言葉にすると普通のゲームに思える操作系ですが、「左側(通常はレバーがある側)にボタンが2つ配置されて、右側(通常はボタンが並ぶ側)にレバーが配置されている」「ボタンで前後移動とガード、レバーでパンチやキックなどの攻撃」という、とても癖のある操作を要求されるのです。

他にも「普通の格闘ゲームよりシステムが少し入り組んでいる」「画面上では確認し辛い(マスクされた)パラメータが勝負に大きく影響する」「戦い方が解り辛い」「見ていてちっとも面白そうに見えない」など、わざわざハードルを高くしているようにしか思えない部分もあり、決してヒットしたとは言えないゲームでしょう。

では、『武力 〜BURIKI ONE〜』はつまらないゲームなのでしょうか? そんな事はありません。距離を伺い隙を伺い、相手の狙いをギリギリで捌き、必殺の一撃を叩き込む。その面白さは、一線級の格闘ゲームにも決して遜色無い輝きがあります。

ただ、ひたすらに地味で説明不足なだけなのです。

理解さえできれば、その特異な操作系は「コマンド入力精度の差」という部分をフラットにし、複雑なパラメータは勝利への道筋を広げてくれます。勝利と敗北が紙一重であるが故に、初級者が上級者に勝つ事も夢ではないゲーム、それが『武力 〜BURIKI ONE〜』なのです。

もし、あなたが『武力 〜BURIKI ONE〜』に興味を持ち、でも解り辛さのために躊躇しているのなら、このWikiの情報を参考に是非プレイしてみてください。
もし、あなたが『武力 〜BURIKI ONE〜』をプレイし続けているのなら、このWikiに情報をお寄せ下さい。

あなたが武の頂――BURIKI ONE――を目指すにあたり、このWikiの情報がお役に立てるのなら、それ以上に光栄な事はありません。

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