東芝から発売されているFlashAirを用いた開発を行う人々向けのまとめwikiです。※本wikiは東芝及びフィックスターズ、キオクシアとは何の関係もありません。お問合わせは管理者へお願いします。

FlashAir開発ボード

とりあえず比較表

販売元価格すぐ使えるブレッドボードRGB-LEDUSB電源レギュレータ拡張IC(I2C変換)全ピン引出GPIO引出Arduino対応リセットボタンLua必須
FlashAir評価ボード Airioマルツ1833円0No
FlashAir プロトタイピングボード Ariro RPマルツ3232円5(or Ex.8)No
FlashAir DIP IOボードキット(AE-FAIO)秋月980円0(Ex.4)Yes
SDカード配線引出基板(AE-SD)秋月450円5No
SDカード配線引出基板(AE-SDWING)秋月300円5No
SDカードスロットDIP化モジュール秋月250円3No

個人的な概要

はじめてFlashAirの開発をする,ぱっとデモしたい,とりあえず試してみたい
→開発者1人1枚必携です.
 フルカラーLEDとスライドスイッチ搭載,入出力のテストが簡単にできます.
 USB端子もついてモバイルバッテリー直結.安定した電力供給はデバッグに便利.
 完成済みで販売のため,買ってきてすぐ使えます.
 FlashAir評価ボード Airio 1833円
 マルツで購入 家電のケンちゃんで購入 スイッチサイエンスで購入
 ※無線通信のテストや,触り始めには便利ですが,発展性は余りありません.
  (Arduinoのシールドとして使えるのは便利です)

引用元: 余熱@れすぽん http://yone2.net/

まだ何するかわからないけど,とりあえずブレッドボードに挿して使いたい,なんでもできるやつ
→レギュレータ搭載,microUSBで電源供給できて,I2C変換IC搭載.
 切り替えスイッチでI2C + GPIOエキスパンダー8本か,生のGPIO 5本の好きな方を選べる.
 ※FlashAir内蔵のI2C機能と違い、IOポートとI2Cを同時に使用できます!
 ブレッドボードに挿しやすく安定感も高い
 FlashAir プロトタイピングボード Ariro RP 3232円
 ※一番汎用性が高いですが,その代わりお値段も高いです.

引用元: FlashAir Developers https://flashair-developers.github.io/website/

とりあえず一番使いやすくてそこそこ手頃なやつ
→microUSBで安定の電源供給.信号線は全部引き出してあって,なおかつ安い.
 余計な変換ICなどはついていない,素朴な基板.
 SDカード配線引出基板(AE-SD) 450円
 ※今のところ一番のおすすめです

引用元: 秋月電子通商 http://akizukidenshi.com/

組み込み専用。ピンさえ引き出してくれれば後は何もいらない
→超コンパクト、シールドほぼなし。
 AE−SDWING (SDウイング) 300円

引用元: 秋月電子通商 http://akizukidenshi.com/

自分はI2Cしか使わない.I2C変換ICの乗った基版がほしい.高速なGPIOは不要
→5VトレラントなI2C変換ICに直結.レギュレータも載ってます.
 FlashAir DIP IOボードキット(AE-FAIO) 980円
 ※FlashAir内蔵のI2C機能と違い、IOポートとI2Cを同時に使用できます!
 ※I2C使うにもGPIO使うにもLuaが必須なため玄人向けです

引用元: 秋月電子通商 http://akizukidenshi.com/

安さが一番.レギュレータさえ載ってればいい.マイコンとSPIで通信したい.SDカードして使いたい
→SPIに必要な端子だけ引き出しました.ボードの中では最安値.レギュレータも搭載.
 プルアップ抵抗もついているため,3.3Vなら直結,5Vでもダイオードをかませるだけで通信OK
 ただし、シールドが大きいので無線強度は少々落ちるかも
 SDカードスロットDIP化モジュール 250円
 {※安さが取り柄で,以前はIOポートを引き出すのに便利%でした%.今はAE-SDがあるので...}

引用元: 秋月電子通商 http://akizukidenshi.com/

番外:ゲームしたい
Airio Play 3500円
販売開始:Airio Play 家電のケンちゃん

引用元: 余熱@れすぽん http://yone2.net/
Airio Play特設ページはこちら

詳細紹介

SDカード配線引出基板(AE−SD)(450円)

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-10967/
  • 秋月で買える
  • 電源供給機能がある
  • USB端子がついていて電流不足の心配なし
  • DIPで引き出してある
  • しかも全ピン引き出してある
  • 余計なプルアップもない
  • そして安い
http://www.marutsu.co.jp/pc/i/435575/

W-02時代に開発されたもの。
USBから電源供給でき、RGB-LEDと、スライドスイッチを用いたGPIO制御の簡単なテストができるほか、
ArduinoのSDカードシールドとしても動作する。もちろん、5V-3.3Vのレベル変換機能付き。
FlashAirからとりあえずLチカしたいとか、Arduinoから、iSDIOカードとしてのFlashAirの真の力を使いたい、という場合にはこれがおすすめ。
余談だが、モバイルバッテリーに直結できるので、出先でデモするのならこれが一番便利だろうと思う。
http://www.marutsu.co.jp/pc/i/557784/

W-03用に開発された、ブレッドボードでFlashAirを扱うためのボード。
GPIOを生で触るか、SPI-I2Cブリッジを用いるか、をスライドスイッチで選ぶことができる。
また、そのSPI-I2CブリッジをIOポートエキスパンダーとしても使うための機能も実装されている。
こちらもmicroUSBポートから電源供給でき、5V-3.3Vレギュレータも実装されている。地味にリセットボタンが便利。
ブレッドボード用でいろいろしたい、そしてFlashAirの生のIOポートも使いたい、という場合にはこちらがオススメ。
とにかく汎用的に使える。

FlashAir DIP IOボードキット(980円)

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-10007/

秋月製のコストダウン版Airio RPといったところ。
コスパが良い反面、FlashAirの生のGPIOに触ることは出来ない。
必然的に、SPI-I2Cブリッジを用いたI2C通信か、そのGPIOエキスパンダーを用いた制御になる。
GPIOの本数は、FlashAirが5本に対し、このGPIOエキスパンダーでは4本(+I2C)となること、

難点として、Luaスクリプトが必須になること(DevLua:AE_FAIO_HTTP_IOを使えばプログラミング無しで使えますが)と、
3.3V出力がないこと(レギュレータは乗ってるが、SDカード専用で、取り出すにはどっかから引き出す必要がある)が上げられます。

それを呑んだ上で使うのなら、安くて便利でしかもSPI-I2Cブリッジまで乗ってる便利なボードだろう。
小さいブレッドボードにつなげて使うには便利。温度センサーなどを繋げて使うにはこれが一番便利かもしれない。

SDカードスロットDIP化モジュール(250円)

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05818/
-秋月で買える
-電源供給機能がある
-DIPで引き出してある
それしかない汎用ボード。ただ、シンプルで安い。必要十分。
昔のver1では、SPIで使わない端子が殺されていたが、ver2からは基板上のランドから引き出せるようになった。
余計なものは要らない、という場合は、これがおすすめ。

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