東芝から発売されているFlashAirを用いた開発を行う人々向けのまとめwikiです。※本wikiは東芝及びフィックスターズ、キオクシアとは何の関係もありません。お問合わせは管理者へお願いします。

すでに閉鎖されたサービスです。

参考資料としてそのままにしています。


Arduinoからアップロードするサンプルはこちら
Lua: Arduinoから数値アップロード

FlashAir IoT Hub


https://iot-hub.flashair-developers.com/

FlashAir IoT Hubは、様々なWebサービスやアプリケーションと、FlashAirの間をつなぐサービスです。

FlashAir IoT Hubそのものがデータ集約と表示の両方を行うため、簡単に使用できます。
アプリ開発なしで気軽に利用でき、深く活用したくなったときにはAPIを利用して詳細なデータ処理を行うこともできます.
無料で利用でき、端末も家電量販店で気軽に購入可能なFlashAirで利用可能です。

アナログ値、デジタル値、写真データのアップロードが可能で、広い用途に利用可能です.
ポートの開放等は不要なため、モバイルルータなどからのアップロードも可能です。

IFTTTを用いた通知にも対応しているため、異常値の検出時にメール、スマホ通知、電話通知を受け取ったり、
また他のIFTTT対応機器やサービスで処理をすることも可能です。
  • とりあえずセンサーの情報を集約してみたい
  • 小規模なセンサークラウドを試してみたい
  • 個人レベルの簡単なデータ収集をしたい
  • 簡単な遠隔操作に使いたい
といった用途に最適です。

サービスの概要

FlashAir-Developersにて公式の概要が公開されています。

現在は、登録したFlashAirから、Luaスクリプトで5種類の数値データをアップロードすることができ、
そのデータはリアルタイムにグラフ表示されます。
データは一定期間保存され、そのデータをCSVやJSONでダウンロードすることも可能です。

2017年2月にAPIが公開され,IoT Hub上の情報に,外部アプリケーションからアクセスできるようになりました.



使い方・チュートリアル

サービスの利点

設定が簡単

アクセス情報は1クリックで生成。SDカードならではの簡単さで、zipを解凍してD&Dで導入。
あとは、CONFIGファイルを開いてWi-Fiの接続設定と、Luaスクリプトの自動起動の設定をすれば、接続完了。

鍵情報のうんぬんや、データの格納先の設定などは一切不要の、ザ・シンプルなサービスです。
サンプルスクリプトもシンプルで、ライブラリも簡単なため、アップロードしたいデータの作成に専念できます。

カードは複数枚登録でき、簡単操作で切り替えが可能。
カードに名前をつけておけば、識別も簡単です。


IFTTTとの連携も可能

アップロードされた数値情報が、しきい値より大きくなった、あるいは小さくなった時に、IFTTTのトリガを叩くことができます。
また、画像のアップロードが行われたことをトリガとしてIFTTTを叩くこともできます。
各種レシピや通知との連携や記録に便利です。

全自動の可視化機能

アップロードされた数値情報は、ダッシュボードで自動でグラフ化。
データラベルも任意に設定可能で、スケールも自動で調整。

リアルタイムに更新され、30分間の変化がひとめでわかるため、
使い古しのPCなどに表示しておくだけで、簡単に観測機器に早変わり。

画像アップロード機能 (New!)

JPG,PNG,GIFの形式の画像ファイルをアップロードできる。
アップロードされたファイルは7日で自動削除されるが、
ファイルはサムネイル表示の他、ダウンロードも可能。

ちなみに、画像の拡張子ならなんでもアップロード可能な模様。
(サムネイル表示には失敗するが、フルサイズをダウンロードするとそのまま落ちてくる)

IOポートリモコン・モニタリング

FlashAirを簡易的なリモコンとして使うのであれば、サンプルスクリプトのコメントアウトを外し、
入出力の設定をするだけの簡単な調整で、すぐにインターネットリモコンとして動作させることができます。

トリガー画面には、リアルタイムにIOポートの状態が表示され、
変化があった際には自動で時刻とともに記録されるため、簡易的な防犯や観測に利用可能。

アクション画面からは、出力に設定されたポートを遠隔操作可能。
FlashAirに接続した警報機や、コンセント出力、照明器具などの操作が可能です。

※電子工作の知識が必要です。また、反映には(設定により)数十秒掛かります。


インターネット経由でスクリプトを実行

  • 普段はあるデータを送信するが、時折別のデータを送信する必要がある
  • WebからのIOポート操作では間に合わない高速なパルス出力が必要
そんなときには、予めFlashAirに書き込んでおいたスクリプトを、トリガー画面から呼び出すことができます。
引数の指定も可能で、複雑な動作や条件が必要な場合でも安心。

これらの機能も、スクリプトの改造は不要で、IoT Hub付属のライブラリが処理を行います。
万一エラーが発生した場合でも、ジョブにエラー内容が通知され処理は継続されるため安心。

※無限ループや、重度のエラーの場合はすべての処理が停止し、再起動まで復旧できません。


ポート開放不要・モバイルルータからでもOK

今まで、FlashAirにインターネットから働きかけるためには
  • 自前のサーバーを立てて、通信プログラムを書き、FlashAirから定期的にアクセス
  • 無線APのポートを開けて、FlashAirを外部公開
などの方法がありましたが、

前者はサーバーを用意する必要があり、そのための知識と技術、そして費用がかかります。
後者はCONFIGでアクセス制限をしたとしても中々不安な上、ポート開放できる環境ならともかく、
ネットワーク管理の知識と権限が必要なため、
場所によっては利用するのが難しいという側面もありました。

FlashAir IoT Hubでは、FlashAirから定期的にアクセスすることで通信するため、
ポート開放不要。3重ルータ環境もなんのその、HTTPSで通信できる場所ならどこからでもアクセス可能です。

セキュリティに配慮

アップロードできるデータは5種類の数値データだけ。
また、FlashAirからは数値情報のアップロードと、スクリプトの起動命令の受信しかできないため、
余計な心配をする必要がありません。

通信はTLSで暗号化され、さらに厳しくアクセス制限されたアップロード専用のトークンを付与するため、
万一FlashAirが盗まれても、妙な数値データがアップロードされる程度の被害で済みます。

シンプルで便利なAPI

Hubらしく,保存されたデータにAPIアクセスできるようになりました.
FlashAirのIOポートやスクリプトに対する遠隔操作にも対応
ログ機能も追加されました.

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

スマートフォンの方は画面下部よりPC版に切り替えることをおすすめします

アクセス解析中

忍者アナライズ

GoogleAnalytics

編集にはIDが必要です