118 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/12(木) 00:53:41.16 ID:yeX88q2AO
〔二十二日目〕
皐月「んっ……朝か」
今日は寝過ごさなかったな。
皐月「食堂車に行こう」
>>2-5から一人選んでください
↓二
120 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/12(木) 01:00:33.07 ID:45ZgpOF4O
立木
121 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/12(木) 01:17:50.36 ID:yeX88q2AO
皐月「おはよう立木さん」
立木「おはようございます、皐月君……あっ」ﾁｬﾘﾝ
皐月「……クロードの占いか？」
立木「は、はい。あれから暇があったらやってるんですけど……」
皐月「うまくいかないと」
立木「ううっ、占い好きとしてなんだかもどかしいです」
１…ちょっと俺がやってみようか？
２…出来ない事が既に結果なのかもしれない
↓二
123 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/12(木) 01:20:42.98 ID:Yt7Jz3aZ0
1
127 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/12(木) 01:29:23.61 ID:yeX88q2AO
皐月「ちょっと俺がやってみようか？」
立木「いいんですか？」
皐月「立木さん、困ってるしな。ただ裏が出ても恨まないでくれよ？」
立木「う、恨みませんよ！」
皐月「ははは、それもそうか……よっと」ﾋﾟﾝｯ!
立木「あうっ！？」
皐月「あっ」
た、立木さんのおでこに当たった……
立木「ううう……皐月君酷いです……」
皐月「ご、ごめん！」
立木「ち、ちなみに結果は……」
皐月「隙間に挟まってコインが立ってる」
立木「そんなぁ……」
皐月「……か、可もなく不可もなくって事なんだよきっと」
立木「そう思っておきます……」
うーん、悪い事しちゃったな……
128 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/12(木) 01:31:39.05 ID:yeX88q2AO
皐月「娯楽室の占いのやつが使えたらいいんだけどな……」
〔自由行動を開始します〕
>>2-5から選んでください。
〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕
〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕
↓二
130 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/12(木) 01:35:39.66 ID:ckVQEW5GO
伊方
134 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/13(金) 23:47:00.37 ID:5+vcgQbAO
皐月「伊方、調子はどうだ？」
伊方「問題ない。とは言っても動けないのは不便だがな」
皐月「アルターエゴだからそこはな……」
伊方「ここから出たら機械の身体が必要になるな」
皐月「そんな物まで用意する気なのか……」
伊方「パイプを使えば無理難題というわけでもないからな」
１…伊方ってなんでも出来るんだな
２…それも幸運だからなのか？
↓二
136 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:51:32.53 ID:T5S//VoB0
1
137 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:12:16.59 ID:4DQCBPHAO
皐月「伊方ってなんでも出来るんだな」
伊方「……なんでも出来るのならこんな事になっていない」
伊方「俺は〔超高校級の希望〕になるために様々な物を切り捨ててきた」
伊方「あったかもしれない友との日常、あったかもしれない普通の学生としての時間」
伊方「全てを〔超高校級の希望〕になるための準備に費やし、今までやってきた」
伊方「その結果がこのざまだ」
伊方「もしも俺がなんでも出来るのなら……」
皐月「出来るのなら……？」
伊方「いや、やめておこう」
伊方「今となっては、意味のない仮定でしかない」
138 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:14:20.97 ID:4DQCBPHAO
皐月「伊方、なんか様子が変だったな……」
〔自由行動を開始します〕
>>2-5から選んでください。
〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕
〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕
〔伊方は選べません〕
↓二
140 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:17:20.10 ID:vPzEX0fTO
笹山 クロード
141 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:24:34.38 ID:4DQCBPHAO
笹山「……」
クロード「……」ｶﾁｬｶﾁｬ
皐月「また珍しい組み合わせだな」
笹山「別に一緒に行動してるわけじゃないわよ。ただ同じ部屋にいるというだけ」
クロード「サロンだからそんな事もあるわな」ｶﾁｬｶﾁｬ
皐月「だったらなんで隣同士なんだ」
笹山「なんとなくね」
クロード「なんとなくだ」ｶﾁｬｶﾁｬ
１…墨染が見たら騒ぎだしそうだ……
２…クロード、銃隠さなくなったな
↓二
143 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:26:21.88 ID:wuBxKpG50
1
144 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:32:20.20 ID:4DQCBPHAO
皐月「墨染が見たら騒ぎだしそうだ……」
クロード「残念だな、もう騒いだ後だ」
皐月「えっ」
笹山「……」
クロード「しばらくショック受けたような顔してから、ワイルドなのが好きなんですねとかなんとか言って出てったんだよ」
皐月「それ、止めなくていいのか？」
笹山「なんで私がそんな事をしなければいけないの」
クロード「好かれてんだ、そこまで言ってやんなよ」
笹山「譲りましょうか？」
クロード「オレが悪かった、勘弁してくれ」
皐月「おいおい……」
145 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:48:08.54 ID:4DQCBPHAO
皐月「笹山さんはなんで視線にそこまでこだわるんだ？」
笹山「人間誰しも快楽を得られる事には執着するものじゃないかしら？私はそれが視線だっただけ」
皐月「きっかけとかなかったのか？」
笹山「ないわね。私自身気がついたらこうなっていたのよ」
皐月「生まれつきって事か……石原みたいに苦労たりは」
笹山「したわよ。私はただ視線があればいいのに勘違いした輩が群がってくる時とかね」
皐月「笹山さん、スタイルいいしな」
笹山「あまりに視線以外が群がってくるようなら崩すわ」
皐月「そ、そこまでするのか……」
笹山「私にとって視線以外は必要ないもの」
本当に視線を得られる事が重要なんだな……
〔笹山ミチルの通信簿を更新しました！〕
〔生まれつき視線を求めてきた彼女。
視線以外の目的がある人間が群がってくるのは好きではないようだ〕
146 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:49:03.68 ID:4DQCBPHAO
皐月「視線か……」
本当、俺にはよくわからない世界だな……
〔自由行動を開始します〕
>>2-5から選んでください。
〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕
〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕
〔伊方、笹山、クロードは選べません〕
↓二
148 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:49:38.83 ID:avIJKz330
墨染
149 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 01:01:45.73 ID:4DQCBPHAO
墨染「ふふん、これはなかなか……」
皐月「……」
帽子を被った墨染が鏡を見て唸ってるな……
墨染「むっ、誰ですか！？ボクの背後に立つと火傷しますよ……バーン」
皐月「……………………………は？」
こいつは何を言ってるんだ？
墨染「ドン引きしないでくださいよ！？」
皐月「いや、引くだろ」
墨染「くっ、言ってくれますね……出会った頃はあんなにボクを恐れていたのに」
皐月「冤罪がはっきりしたからな。もう墨染の取材に怯える事もない」
墨染「ああ、そういえば犯人は物述さんの身内でしたもんね」
１…記事にするのか？
２…で、さっきの珍妙な言動はなんなんだ
↓二
151 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 01:03:32.15 ID:avYMS5OnO
1
153 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 01:12:03.64 ID:4DQCBPHAO
皐月「記事にするのか？」
墨染「真実ならそうしますよ。インタビュー出来ないのは残念ですけど」
皐月「そう、か」
墨染「この際警察組織を徹底的に攻める方向でいきますかね。皐月さんの冤罪で記事を書くならそっちの方がいいかもしれません」
皐月「……」
こういう時は止める気にならないなんて我ながら現金だな、俺も。
墨染「このコロシアイについても色々書きたいですし……ふふん、忙しくなりそうですね！」
皐月「……」
だけどなんだかんだ言っても墨染は超高校級だ。
冤罪について知ってもらうには、一番いい方法かもしれないな……
154 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 01:16:15.47 ID:4DQCBPHAO
ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ!
皐月「……！」
モノクマ「オマエラ！今すぐ展示室に集合！」
モノクマ「いつもとは違うけど迷わないようにね！」
皐月「展示室……？」
なんで今回は別の場所なんだ？
皐月「……考えても仕方ないか」
行ってみよう……
160 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/15(日) 23:38:10.10 ID:dK4WFVHAO
【八号車・展示室】
モノクマ「うぷぷ、集まったみたいだね」
皐月「いったい何の用だモノクマ！」
モノクマ「いやね、お知らせしようと思ってさ」
立木「お知らせ……？」
モノクマ「オマエラ、今まで四つのコロシアイがありましたね。ちゃんと覚えてるかな？」
石原「忘れられるわけがない……！」
モノクマ「うんうん、それは何よりだね。伊方クンが生き返るってイレギュラーはあっても問題なくコロシアイ特急列車の旅は進行してきたわけだけど」
伊方「……御託はいい、はっきり言え」
モノクマ「あっ、そう？じゃあはっきり言うね」
161 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/15(日) 23:41:13.00 ID:dK4WFVHAO
モノクマ「このコロシアイ特急列車の旅は後一回事件が起き、その学級裁判を終えた時点で終了します！！」
162 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/15(日) 23:52:46.67 ID:dK4WFVHAO
クロード「終了だと……！？」
モノクマ「後一回事件が起きたらね！まあ、最後まで楽しませてよ」
モノクマ「刺殺射殺撲殺自殺溺殺斬殺……なんでもいいからさ！」
笹山「もうすぐ終わるのになぜリスクをおかさないといけないのかしら？」
墨染「全くですね！ミチルさん、もっと言ってください！」
笹山「……」
モノクマ「……うぷぷ、とにかく後一回だよ？」
モノクマ「後一回事件が起きたら……もうみんなはコロシアイなんてしなくていいからね？」
モノクマ「うぷぷ、うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ……」ﾋﾟｮｰﾝ!
皐月「……なんだったんだ？」
伊方「……ふん、とにかく話は終わったようだ」
石原「うむ、戻るとしよう」
クロード「ちっ、くだらねえ話だったな」
墨染「ミチルさん、気分を変えるために一緒にお風呂入りましょう！」
笹山「寝るわ」
墨染「あっ、待ってくださいよー！」
全く、いくらなんでもあんな事でコロシアイなんて……
皐月「んっ？」
立木「……………………」
立木、さん？
163 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/16(月) 00:01:27.99 ID:UsTcLkhAO
【十一号車・皐月の部屋】
皐月「……」
なんだか、眠れない……
皐月「立木さん、様子がおかしかったよな……」
あの後すぐに元に戻ったけど……何を考えてたんだ？
皐月「……いや、まさかな」
立木さんがコロシアイなんてやるわけない。
考え過ぎだな、こんな生活してるからか？
皐月「……寝よう」
それが一番だ……
→２３日目
【元スレ】
【オリロンパ】冤罪殺人鬼と絶望のコロシアイ特急列車【安価】【五路線】
〔二十二日目〕
皐月「んっ……朝か」
今日は寝過ごさなかったな。
皐月「食堂車に行こう」
>>2-5から一人選んでください
↓二
120 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/12(木) 01:00:33.07 ID:45ZgpOF4O
立木
121 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/12(木) 01:17:50.36 ID:yeX88q2AO
皐月「おはよう立木さん」
立木「おはようございます、皐月君……あっ」ﾁｬﾘﾝ
皐月「……クロードの占いか？」
立木「は、はい。あれから暇があったらやってるんですけど……」
皐月「うまくいかないと」
立木「ううっ、占い好きとしてなんだかもどかしいです」
１…ちょっと俺がやってみようか？
２…出来ない事が既に結果なのかもしれない
↓二
123 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/12(木) 01:20:42.98 ID:Yt7Jz3aZ0
1
127 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/12(木) 01:29:23.61 ID:yeX88q2AO
皐月「ちょっと俺がやってみようか？」
立木「いいんですか？」
皐月「立木さん、困ってるしな。ただ裏が出ても恨まないでくれよ？」
立木「う、恨みませんよ！」
皐月「ははは、それもそうか……よっと」ﾋﾟﾝｯ!
立木「あうっ！？」
皐月「あっ」
た、立木さんのおでこに当たった……
立木「ううう……皐月君酷いです……」
皐月「ご、ごめん！」
立木「ち、ちなみに結果は……」
皐月「隙間に挟まってコインが立ってる」
立木「そんなぁ……」
皐月「……か、可もなく不可もなくって事なんだよきっと」
立木「そう思っておきます……」
うーん、悪い事しちゃったな……
128 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/12(木) 01:31:39.05 ID:yeX88q2AO
皐月「娯楽室の占いのやつが使えたらいいんだけどな……」
〔自由行動を開始します〕
>>2-5から選んでください。
〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕
〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕
↓二
130 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/12(木) 01:35:39.66 ID:ckVQEW5GO
伊方
134 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/13(金) 23:47:00.37 ID:5+vcgQbAO
皐月「伊方、調子はどうだ？」
伊方「問題ない。とは言っても動けないのは不便だがな」
皐月「アルターエゴだからそこはな……」
伊方「ここから出たら機械の身体が必要になるな」
皐月「そんな物まで用意する気なのか……」
伊方「パイプを使えば無理難題というわけでもないからな」
１…伊方ってなんでも出来るんだな
２…それも幸運だからなのか？
↓二
136 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:51:32.53 ID:T5S//VoB0
1
137 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:12:16.59 ID:4DQCBPHAO
皐月「伊方ってなんでも出来るんだな」
伊方「……なんでも出来るのならこんな事になっていない」
伊方「俺は〔超高校級の希望〕になるために様々な物を切り捨ててきた」
伊方「あったかもしれない友との日常、あったかもしれない普通の学生としての時間」
伊方「全てを〔超高校級の希望〕になるための準備に費やし、今までやってきた」
伊方「その結果がこのざまだ」
伊方「もしも俺がなんでも出来るのなら……」
皐月「出来るのなら……？」
伊方「いや、やめておこう」
伊方「今となっては、意味のない仮定でしかない」
138 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:14:20.97 ID:4DQCBPHAO
皐月「伊方、なんか様子が変だったな……」
〔自由行動を開始します〕
>>2-5から選んでください。
〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕
〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕
〔伊方は選べません〕
↓二
140 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:17:20.10 ID:vPzEX0fTO
笹山 クロード
141 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:24:34.38 ID:4DQCBPHAO
笹山「……」
クロード「……」ｶﾁｬｶﾁｬ
皐月「また珍しい組み合わせだな」
笹山「別に一緒に行動してるわけじゃないわよ。ただ同じ部屋にいるというだけ」
クロード「サロンだからそんな事もあるわな」ｶﾁｬｶﾁｬ
皐月「だったらなんで隣同士なんだ」
笹山「なんとなくね」
クロード「なんとなくだ」ｶﾁｬｶﾁｬ
１…墨染が見たら騒ぎだしそうだ……
２…クロード、銃隠さなくなったな
↓二
143 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:26:21.88 ID:wuBxKpG50
1
144 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:32:20.20 ID:4DQCBPHAO
皐月「墨染が見たら騒ぎだしそうだ……」
クロード「残念だな、もう騒いだ後だ」
皐月「えっ」
笹山「……」
クロード「しばらくショック受けたような顔してから、ワイルドなのが好きなんですねとかなんとか言って出てったんだよ」
皐月「それ、止めなくていいのか？」
笹山「なんで私がそんな事をしなければいけないの」
クロード「好かれてんだ、そこまで言ってやんなよ」
笹山「譲りましょうか？」
クロード「オレが悪かった、勘弁してくれ」
皐月「おいおい……」
145 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:48:08.54 ID:4DQCBPHAO
皐月「笹山さんはなんで視線にそこまでこだわるんだ？」
笹山「人間誰しも快楽を得られる事には執着するものじゃないかしら？私はそれが視線だっただけ」
皐月「きっかけとかなかったのか？」
笹山「ないわね。私自身気がついたらこうなっていたのよ」
皐月「生まれつきって事か……石原みたいに苦労たりは」
笹山「したわよ。私はただ視線があればいいのに勘違いした輩が群がってくる時とかね」
皐月「笹山さん、スタイルいいしな」
笹山「あまりに視線以外が群がってくるようなら崩すわ」
皐月「そ、そこまでするのか……」
笹山「私にとって視線以外は必要ないもの」
本当に視線を得られる事が重要なんだな……
〔笹山ミチルの通信簿を更新しました！〕
〔生まれつき視線を求めてきた彼女。
視線以外の目的がある人間が群がってくるのは好きではないようだ〕
146 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 00:49:03.68 ID:4DQCBPHAO
皐月「視線か……」
本当、俺にはよくわからない世界だな……
〔自由行動を開始します〕
>>2-5から選んでください。
〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕
〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕
〔伊方、笹山、クロードは選べません〕
↓二
148 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:49:38.83 ID:avIJKz330
墨染
149 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 01:01:45.73 ID:4DQCBPHAO
墨染「ふふん、これはなかなか……」
皐月「……」
帽子を被った墨染が鏡を見て唸ってるな……
墨染「むっ、誰ですか！？ボクの背後に立つと火傷しますよ……バーン」
皐月「……………………………は？」
こいつは何を言ってるんだ？
墨染「ドン引きしないでくださいよ！？」
皐月「いや、引くだろ」
墨染「くっ、言ってくれますね……出会った頃はあんなにボクを恐れていたのに」
皐月「冤罪がはっきりしたからな。もう墨染の取材に怯える事もない」
墨染「ああ、そういえば犯人は物述さんの身内でしたもんね」
１…記事にするのか？
２…で、さっきの珍妙な言動はなんなんだ
↓二
151 ： 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 01:03:32.15 ID:avYMS5OnO
1
153 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 01:12:03.64 ID:4DQCBPHAO
皐月「記事にするのか？」
墨染「真実ならそうしますよ。インタビュー出来ないのは残念ですけど」
皐月「そう、か」
墨染「この際警察組織を徹底的に攻める方向でいきますかね。皐月さんの冤罪で記事を書くならそっちの方がいいかもしれません」
皐月「……」
こういう時は止める気にならないなんて我ながら現金だな、俺も。
墨染「このコロシアイについても色々書きたいですし……ふふん、忙しくなりそうですね！」
皐月「……」
だけどなんだかんだ言っても墨染は超高校級だ。
冤罪について知ってもらうには、一番いい方法かもしれないな……
154 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/14(土) 01:16:15.47 ID:4DQCBPHAO
ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ!
皐月「……！」
モノクマ「オマエラ！今すぐ展示室に集合！」
モノクマ「いつもとは違うけど迷わないようにね！」
皐月「展示室……？」
なんで今回は別の場所なんだ？
皐月「……考えても仕方ないか」
行ってみよう……
160 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/15(日) 23:38:10.10 ID:dK4WFVHAO
【八号車・展示室】
モノクマ「うぷぷ、集まったみたいだね」
皐月「いったい何の用だモノクマ！」
モノクマ「いやね、お知らせしようと思ってさ」
立木「お知らせ……？」
モノクマ「オマエラ、今まで四つのコロシアイがありましたね。ちゃんと覚えてるかな？」
石原「忘れられるわけがない……！」
モノクマ「うんうん、それは何よりだね。伊方クンが生き返るってイレギュラーはあっても問題なくコロシアイ特急列車の旅は進行してきたわけだけど」
伊方「……御託はいい、はっきり言え」
モノクマ「あっ、そう？じゃあはっきり言うね」
161 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/15(日) 23:41:13.00 ID:dK4WFVHAO
モノクマ「このコロシアイ特急列車の旅は後一回事件が起き、その学級裁判を終えた時点で終了します！！」
162 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/15(日) 23:52:46.67 ID:dK4WFVHAO
クロード「終了だと……！？」
モノクマ「後一回事件が起きたらね！まあ、最後まで楽しませてよ」
モノクマ「刺殺射殺撲殺自殺溺殺斬殺……なんでもいいからさ！」
笹山「もうすぐ終わるのになぜリスクをおかさないといけないのかしら？」
墨染「全くですね！ミチルさん、もっと言ってください！」
笹山「……」
モノクマ「……うぷぷ、とにかく後一回だよ？」
モノクマ「後一回事件が起きたら……もうみんなはコロシアイなんてしなくていいからね？」
モノクマ「うぷぷ、うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ……」ﾋﾟｮｰﾝ!
皐月「……なんだったんだ？」
伊方「……ふん、とにかく話は終わったようだ」
石原「うむ、戻るとしよう」
クロード「ちっ、くだらねえ話だったな」
墨染「ミチルさん、気分を変えるために一緒にお風呂入りましょう！」
笹山「寝るわ」
墨染「あっ、待ってくださいよー！」
全く、いくらなんでもあんな事でコロシアイなんて……
皐月「んっ？」
立木「……………………」
立木、さん？
163 ： ◆5IONXlxNzTMN 2015/11/16(月) 00:01:27.99 ID:UsTcLkhAO
【十一号車・皐月の部屋】
皐月「……」
なんだか、眠れない……
皐月「立木さん、様子がおかしかったよな……」
あの後すぐに元に戻ったけど……何を考えてたんだ？
皐月「……いや、まさかな」
立木さんがコロシアイなんてやるわけない。
考え過ぎだな、こんな生活してるからか？
皐月「……寝よう」
それが一番だ……
→２３日目
【元スレ】
【オリロンパ】冤罪殺人鬼と絶望のコロシアイ特急列車【安価】【五路線】
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