412 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 20:59:45.81 ID:Q9/xum120
じゃあ開始だよ
学 級 裁 判
再開！
九神「……死因に関しては大体の答えは出たが……」
九神「肝心の『誰がクロか？』という部分に関しては何も見えてこないな……」
冬崎「……今回の事件は、今までとは、まずターゲットの選び方からして違うんすよ？」
朝永「……ターゲットの選び方から違う？」
冬崎「ほら、前の二つの事件を思い出して欲しいんすけど……」
冬崎「まず、正義君が起こした殺人……被害者は立花さんだったっすね？」
冬崎「これは正義くんの私怨……まあかなり身勝手だったっすけど」
冬崎「立花さんを殺すことを目的とした殺人だったわけっす」
殺陣山「続いて、花咲の殺人だが……」
殺陣山「あいつは、あくまで衝動的な殺人だ。計画性も何もあったもんじゃない」
殺陣山「だから、僕があいつに協力しようと思わなければ、あっさり解決していただろうな」
響音「……本当にね」
色鯨「でも、その二つと違うって……どういうことやねん？」
火ノ宮「……今回の事件は、確実に『卒業』、もしくは『報酬』を狙ったものであるということか？」
冬崎「そう、今回の事件は特定の誰かを殺す、とかそういうものに縛られた事件じゃないってことっす」
冬崎「ただ単に、殺しやすかった二人を計画的に殺した……ってところじゃないっすか？」
九神「……ボブは見張りを引き受けたことにより、孤立した状態になっていた」
九神「薬で弱体化させ、持ち前の腕っ節を封じてしまえるのなら、殺しやすいターゲット……」
澄々「じゃあ……鳴神さんは……」
海東「……お嬢さんという、弱点を常時抱えていた」
海東「自分の主人に危害が及ぶ可能性があるなら、罠だと分かっていても飛び込まざるを得ない……」
海東「そういうことだろ？」
澄々「……わたくしのせい……ですの？」
海東「…………」
414 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:01:47.12 ID:Q9/xum120
九神「……今は落ち込んでる場合じゃない。他の手掛かりを探すことが先決だ」
冬崎「……話した通り、殺しやすい二人を殺したんすから、犯行の隠蔽も完璧に行なったんだと思うっすよ」
姫月「計画通りに事が運んでいるんなら、それだけ、隠蔽の余裕もあるってことだからね……」
響音「でも……計画通り、って言うにはいまいち奇妙なんだよなあ……」
色鯨「……せやな……運任せの場面が多い気がするで……」
色鯨「第一に、朝永が睡眠薬を入れるという『偶然』……」
色鯨「第二には、ボブのおっさんが睡眠薬入りコーヒーを飲むっていう『偶然』……」
色鯨「二重の偶然を突破せえへんと、おっさんの殺害すら成功せえへんで？」
火ノ宮「偶然が、都合よく二度も起きるものか？」
冬崎「朝永ちゃん、砂糖に睡眠薬を入れるって発想は……自分で考えたんすか？」
朝永「うん！そうだよ！」
朝永「だって最初は……紅茶を私が入れて、火ノ宮君の分にだけ、睡眠薬を入れようとしたんだもん！」
火ノ宮「……だが、俺が紅茶を入れることになったから、朝永は砂糖に睡眠薬を入れたんだろう？」
火ノ宮「流石にそれを想定するのは不可能だぞ？」
冬崎「うーん……そうっすよね……」
響音「あの……少し話題から逸れるけどいいかな？」
九神「どうした？響音？」
響音「そもそもこれってさ……一人のが二人を殺したのかな？それとも、別々の殺人が偶然同じ場所で起こったのかな？」
火ノ宮「確かに……俺たちは一人の人間が二人を殺した前提で考えていたが……」
火ノ宮「その可能性もあるな……」
海東「むしろ……その可能性の方が自然かもな……」
海東「だってよ、あいつらの死亡推定時刻……だいぶ離れてるじゃねえか……」
415 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:03:55.34 ID:oohYVgrD0
姫月「……人を２人殺すってことは、それだけリスクも増える……単純に考えて2倍のね」
姫月「それだったら、別々の殺人が起こったと考える方が……」
殺陣山「いや、それを証明する方法は簡単だ」
冬崎「あんたが証明する……？本当に出来るんすか？」
殺陣山「舐めるな、そんな事は簡単にできる。……まあ、あいつが正直に答えれば……だが」
殺陣山「なあ？モノクマ？」
モノクマ「え？ボク？」
殺陣山「ああ、ひとつ聞かせてもらいたいんだが……」
殺陣山「今回の事件、おそらくボブの死体の第一発見者は鳴神なんだが……」
殺陣山「あいつは死体発見者に含まれているのか？」
モノクマ「え、またアナウンスで推理するわけ！？」
モノクマ「やめてよね！また同じネタって言われちゃうじゃん！」
殺陣山「まあ答えなくてもいいさ、おそらく含まれていないんだからな」
モノクマ「え？わかる？」
殺陣山「わかるわけないさ。カマをかけてみたんだからな」
モノクマ「ちくしょう！騙された！」
殺陣山「まあ、半分以上の確率でそうだと思っていた、がな……」
響音「どうして？殺陣山？」
殺陣山「鳴神が死体発見者に含まれているとすると……その時点で犯人は二人に絞られるからだよ」
響音「二人……って」
……そうか、死体発見順を考えると……こうなるわけか……
鳴神くんが含まれているんなら、あの二人が犯人になっちゃう……
安価↓２
１、九神と響音
２、澄々と姫月
３、澄々と鳴神
417 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:05:43.94 ID:OF++jaPmo
2
418 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:07:09.12 ID:oohYVgrD0
正解！
響音（そっか！）解！
響音「澄々さんと姫月さんの発見で三人目になるわけだから……この二人が犯人でないとおかしくなるってことか……」
殺陣山「そういうことだ、聞く限りでは、こいつらは鳴神の死亡時刻にはアリバイがあるんだろう？」
姫月「……ああ」
澄々「その時間帯は……食堂にいますわね」
殺陣山「だが、二人の犯行が不可能な現状では、鳴神が発見者としてカウントされている可能性はなくなる」
殺陣山「そもそも……前回アナウンスで犯人が特定されたんだ。同じミスをモノクマがするわけないだろう」
モノクマ「人の失敗を抉るような子になっちゃダメだよ……皆……」
冬崎「……長々と矛盾点について語ってもらったのはいいんすけど……それでどうやって同一犯かどうかを見分けるんすか？」
殺陣山「……まだわからないのかバカが……」
冬崎「喧嘩売らないと気がすまないみたいっすね……」
朝永「……殺陣山君……また殴られるよ〜……」
殺陣山「ともかく、ヒントは出してやったんだ。ここから考えれば簡単に見分けられるはずだぞ？」
……鳴神君は死体発見者にカウントされていない……
これが分かれば、事件が一つの物か複数の物か分かる？
……よし、考えてみよう……
【ロジカルダイブ 開始！】
[question１！]
Q、鳴神は死体発見者にカウントされた？
１、された ２、されてない ３、わからない
[question２！]
Q、２つの殺人の犯人が違う場合、ボブの死体の第一発見者とカウントされるのは？
１、鳴神殺しの犯人 ２、姫月療歌 ３、澄々奇麗
[question３！]
Q、２つの殺人の犯人は同じ？それとも違う？
１、同じ ２、違う
安価↓２
420 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:10:23.59 ID:mMWdexnS0
２
１
２
かな……
425 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:15:28.40 ID:1vcjkXUc0
MISS!
Q.1 ○
Q.2 ○
Q.3 ×
響音（いや……そうじゃないよ……）
発言力 ４→３
響音（……二つの事件の犯人が違うなら、それだとアナウンスに矛盾が出る……）
響音（だってその場合だと……鳴神君を殺した犯人はボブさんの死体を見ても発見者にカウントされてないことになる……）
安価↓２
応急処置使用可能
427 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:18:19.08 ID:OF++jaPmo
やっぱ違ったかー……
2
1
1
応急処置使用
428 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:20:57.70 ID:89p60QQI0
応急処置使用
発言力 ３→４
集中力 ７→５
あと気合はいつでも使えるから好きな時に書き込んでもらってOKやで
正解！
響音（推理は繋がった！）！
響音「……やっぱり……事件は同一犯のものなんだよ」
冬崎「あ！あたしも分かったっす！」
冬崎「二つの事件が別々に起こったとしたら……アナウンスがおかしくなるっすもんね！」
色鯨「えーと……つまり……」
響音「……鳴神君を殺したのが別の犯人なら、その犯人はボブさんの死体を見てるはずなんだよ」
響音「だって、同じ部屋で殺されたんだよ？あんなに目立つ死体を見ないわけがないよ」
九神「なるほどな、そうなった場合、第一発見者はその鳴神を殺した犯人とならなければいけないから……」
九神「姫月と澄々の発見したタイミングで鳴らなければならない、ということだな」
澄々「でも、わたくしたちではなく、響音さんたちの発見で鳴った……ということは……」
響音「この事件は……同一犯のモノで間違いないよ！」
殺陣山「やっと理解したか……説明に骨が折れたぞ……」
冬崎「ほとんど説明してないじゃないっすか……」
姫月「でも……それなら犯人はなおさら二人を殺したのかが謎じゃないかい？」
冬崎「まあ……それも気にはなるっすけど……」
冬崎「ともかくは、同一犯なら、鳴神君の遺した手がかりさえ解読できれば、一気に犯人が分かりそうっすね」
姫月「鳴神の遺した手がかり……？」
澄々「ポケットに入っていた……あれですわね？」
鳴神君の残した手がかり……あれだね……
【証拠を提示しろ！】
安価↓２
430 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:23:40.80 ID:YVy+tqLFo
【ビリヤード玉】
432 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:24:59.88 ID:qBddHPUE0
正解！
響音（これね！）解！
響音「ポケットに入ってた、ビリヤード玉だね？」
火ノ宮「……ポケットに入っていた？」
冬崎「ビリヤード玉ほどの大きさのものが、偶然ポケットに落ちる可能性なんてない……」
冬崎「つまり、鳴神君は意識的にこれをポケットに入れたってことっす」
冬崎「しかも、血で文字を書いているんすよね」
九神「だったら、ダイイングメッセージの可能性も高い……」
色鯨「おっしゃ！なんて書いてあったんや！？それを見れば一発や！」
冬崎「あー……それがね……」
……冬崎さんは、証拠品を集めてある袋から、ビリヤード玉を取り出した。
１のボールが一つと、４のボールが二つ。
冬崎「まず、一番のボールは、鳴神君の左ポケットに入ってたっす」
冬崎「続いて、右のポケットには、四番のボールが二つ……」
冬崎「で、四番のボールの内、一つには『‐U』って書いてあったっす」
色鯨「……は？」
海東「暗号じゃねーか……」
色鯨「……なんでわかりやすく書いてくれなかったんや……」
火ノ宮「わかりやすく書けば、犯人に見つかった際に処分されるリスクもあるだろう」
火ノ宮「……だからこそ、暗号で書いたんだろう……」
九神「だが……少々難解ではないか？」
姫月「１と、４が二つに『−U』?」
姫月「……何が言いたいんだい？」
……そう、これだけじゃ意味不明なんだ……
でも、何か意味があって鳴神君はこのボールをポケットに入れたはず……
それを見つけないと！
433 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:25:46.90 ID:oohYVgrD0
【ノンストップ議論 開始！】
＜【火ノ宮の証言】]
＜【シロクマ洗剤】]
＜【消えた雑誌】]
＜【指先の血】]
＜【澄々の証言】]
＜【壊されたドアノブ】]
＜【睡眠薬】]
色鯨「鳴神はこのメッセージを……」
色鯨「どういう風に読んでほしいんや……？」
海東「『お嬢さんとの秘密の暗号』じゃねーか？」
海東「主従なんだし、そういうのを持っててもおかしくねーだろ？」
澄々「そんなもの、【持ってませんわ】……」
姫月「何かを『書いている途中じゃないか』？」
冬崎「……【途中の文章をポケットに入れる】っすかねえ？」
九神「暗号のヒント……か……」
九神「もしかしたらそんな暗号を『本で読んだ』のかもしれん……」
朝永「わたしは、『ビリヤードの台に秘密があると思うよ』〜！」
澄々「……どんな秘密ですの？」
安価↓２
435 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:28:00.14 ID:PzTwUvuYo
『本で読んだ』に【消えた雑誌】で同意
437 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:31:12.33 ID:5aIlVRE00
正解！
響音「それに賛成だよ！」同意！
響音「……そうだ……鳴神君はきっと、本で見た情報を暗号にしたんだ！」
九神「本で見た情報を？どういう事だ？」
色鯨「何の本からや？」
響音「ほら、色鯨くん言ってたでしょ？『雑誌が一冊少なくなってる』って」
色鯨「ああ……けどそれがどうしたんや？」
響音「きっと……その無くなってる雑誌にヒントがあるんだよ！」
響音「多分……ダイイングメッセージを解くヒントが！」
姫月「無くなってる雑誌がヒントになる？どういうことだい？」
響音「犯人はきっと……雑誌が致命的なヒントを与えていることに気づいいたんだ……」
響音「だからきっと、ボトルの処分と同時に雑誌も処分したんじゃない？」
冬崎「……それか……」
冬崎「鳴神君は、その、無くなっている雑誌に、犯人の名前とか……そんなものを書いたんじゃないっすか？」
海東「犯人の名前を雑誌に書いた？」
冬崎「……考えても見るっす、そんな物を犯人が見つけたら、どうすると思うっすか？」
海東「そりゃ……処分するだろうけどよ……」
冬崎「正解っす、名前が書かれているものを見つけちまったら、それを処分するのを優先しちまう……」
冬崎「だけど……それが鳴神君の狙いだったんじゃないっすか？」
438 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:32:09.63 ID:oohYVgrD0
火ノ宮「雑誌に書かれたダイイングメッセージを処分させることが……狙いだと？」
響音「きっと、そのダイイングメッセージは、犯人に雑誌を持ち去られることを狙って書いたんだよ……」
響音「でも、その雑誌が持ち出されてたことに気づいたとしたら……私たちはどういう風に考える？」
九神「……その雑誌が、犯人にとって不利益なものだった、と考えるな……」
響音「うん……雑誌にダイイングメッセージを解読する手がかりがあるんじゃないか、って鳴神君は私たちに思わせたかったんじゃない？」
冬崎「つまり、二重のダイイングメッセージ……」
冬崎「雑誌に書いた囮のダイイングメッセージと……、ポケットに仕込んだ本命のダイイングメッセージ……」
冬崎「二つを鳴神君は準備してたんすよ！」
殺陣山「成程な、毒殺ならば、死ぬまでには時間がかかる……」
殺陣山「犯人は毒殺を選んでしまったが故に、鳴神に告発の為の罠を仕掛ける余裕を持たせてしまったわけだ」
殺陣山「全く、間抜けな奴だ……」
澄々「では……持ち出された雑誌はなんなんですの！？」
響音「それは……色鯨くんが知っていると思うけど……」
澄々「色鯨さん！」
色鯨「…………」
澄々「…………」
色鯨「すまん！やっぱり思い出せへん！」
海東「使えねえ！」
442 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:36:43.61 ID:5aIlVRE00
澄々「……そんな……ここまで来ましたのに……」
色鯨「すまん！あそこに残ってた雑誌は全部覚えてるんやけど……」
朝永「……あれ〜？残ってる雑誌は全部覚えてるの〜？」
色鯨「ん？ああ……そうやけど……」
朝永「……色鯨くん、それを言ってみてもらっていい？」
色鯨「ん？ああ……」
色鯨「漫画雑誌が……ジャンP、マガG、サンD、それとチャンPの四冊やな……」
色鯨「それ以外が……ファッション誌、スポーツ誌、……それから文芸誌、数学雑誌……、歴史雑誌もあったはずやで……」
色鯨「以上、九冊やな……」
九神「……化学雑誌だ！」
色鯨「へ？」
九神「なくなっているのは化学雑誌、間違いないぞ」
九神「俺は以前娯楽室で化学雑誌を読んでいるんだ！」
冬崎「そういや……くかみん一緒に娯楽室に行った時に、クソつまんなそうな雑誌を読んでたような……！」
九神「おい……俺の趣味にケチをつける気か……？」
445 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:38:41.08 ID:5aIlVRE00
海東「そういうのはどうでもいい！化学雑誌がなくなってたんだろ！？」
海東「鳴神の残したダイイングメッセージをどう読めるんだよ！？」
九神「……確か、あの化学雑誌の特集は………『原子と分子、及び元素について』だ」
九神「鳴神は……そこから何かを得たのではないか？」
海東「原子と分子……？ちくしょう……勉強は苦手なんだよ……」
冬崎「……おそらく、メッセージになる以上、何か文字に変換できるはずなんす……」
冬崎「化学雑誌に……数字を文字に変換する為のヒントはないんすか？」
……化学雑誌の特集は、『原子と分子、及び元素について』……
それだったら……あれを使えば数字を文字に……英語に変換できない？
【閃きアナグラム 開始！】
げ か し
ん ご そ
き く り ま
う め ろ
A,〇〇○○○○
安価↓２
447 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:39:24.88 ID:PzTwUvuYo
げ ん そ き ご う
448 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:40:46.42 ID:5aIlVRE00
正解！
響音（そうか、分かったよ！）
響音「元素記号は……？」
響音「確か、元素記号って、数字でも表すことはできたよね？」
澄々「はい、原子番号というものですわ」
澄々「原子番号は……１は水素、２は酸素……と行った感じでしたわよね……」
九神「なるほどな……確か……あの雑誌には……」
九神「一番最初のページに元素の周期表が書いてあってはずだ！」
色鯨「じゃあ……１のボールは水素を表してるんやな？」
姫月「……意味が通らないじゃないか」
姫月「水素を表しているからって……それが何を意味してるんだい？」
冬崎「ここで、『‐U』が生きてくるんじゃないっすか？」
九神「元素記号は、『アルファベット』で表すこともできるんだぞ？」
九神「水素はH、酸素はO、といった感じでな」
朝永「じゃあ……その-Uっていうのは……」
冬崎「おそらく……完成したメッセージから『U』を引けば……」
冬崎「犯人の名前につながるんじゃないっすか？」
火ノ宮「……ポケットに４のボールが二つ入っていたのなら……」
火ノ宮「それは『４４』と読むのか？それとも二つを足して『８』に……」
海東「いや、多分『４４』で合ってる」
海東「八番のボールだってあるんだ。そう読ませたいんなら八番のボールをポケットに入れてる」
響音「……でも……元素記号の４４番なんて……わかる？」
冬崎「……あ、あははー……ちょっちそういう勉強はちょっとー……」
色鯨「オレに期待すんなよ……」
姫月「大丈夫だよしてないから……、あたしも……ちょっとわからないねえ……」
朝永「……うーん……そもそも学校で習ったことないよー……」
海東「よく認知されてる物ならともかく……44なんてなんだよ？」
449 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:42:05.60 ID:oohYVgrD0
澄々「……ルテニウム……」
九神「ん？」
澄々「ルテニウム……ですわ！」
火ノ宮「わかるのか！？」
澄々「はい、理系……特に化学はわたくしの得意科目ですもの……」
冬崎「そ……そうだったんすか！？」
澄々「はい、断言しますわ！原子番号44番の元素……ルテニウム！」
澄々「元素記号は「Ru」……白金族元素の一つである希少金属ですわ！」
色鯨「細かいな！」
冬崎「だけど……これではっきりしたっすね……元素記号がRuなら、見事に『U』を引くことができる」
九神「左ポケットの１番のボール……つまり、水素であるHを合わせれば……」
つまり……まとめれば『H＋Ru‐U』……
これが表している……人物って……？
……嘘……でしょ？
【怪しい人物を指名しろ！】
安価↓２
451 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:42:56.78 ID:NGob9vjSO
姫月
454 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:45:09.69 ID:oohYVgrD0
正解！
響音「……その二つの記号・式を合わせて出来る言葉は『H・R』……」
響音「……一人しか当てはまらないよね……」
響音「そうだよね……姫月さん？」
姫月「…………」
澄々「ひ……姫月さん、ですの？」
色鯨「センセが！？嘘やろ！？」
冬崎「HR……それがイニシャルだとすると……『姫月（Himetuki）療歌（Ryoka）』……」
冬崎「うん、当てはまるのは一人だけっすよ」
九神「……思えば、ボブが見張りにする事を決めたのは、俺が昨日の夜、食堂にいた時……」
九神「あの場には、お前も居たはずだな？姫月……」
響音「……それに……薬に詳しい姫月さんが、『化学』の範疇の元素記号を知らないなんておかしい……」
響音「本当は……わかってたんじゃ……」
姫月「……は、何言ってんだい……」
姫月「あたしは、無免許の闇医者だよ？正規の教育なんて受けてるわけないじゃないか……知らなくて当然だよ」
姫月「だいたい、ビリヤード玉は、二つに分けられてポケットに入ってたんだろう？」
姫月「それだったら、どっち側から読むのかわからない……『R・H』の可能性だってあるじゃないか」
457 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:46:33.02 ID:5aIlVRE00
響音「……イニシャルっていうのは、書き方が二種類あるんですよ？」
響音「姓を先にするか……それとも名前を先にするか……」
響音「鳴神君は、どっちから読まれても良かったから、ポケットに入れたんじゃないんですか？」
冬崎「加えて、『R・H』って読む場合、該当する人は誰もいないんすよ……」
冬崎「だったら、『R・H』でも名前から読めば成立する、姫月姐さん……」
冬崎「あんたしか有り得ない……」
姫月「……ナンセンスだね。そもそも、元素記号で読めるっていうのが、偶然かもしれないじゃないか」
姫月「本当は別の読み方があるんじゃないか？」
姫月「まず、鳴神位の死亡推定時刻には、あたしは見事にアリバイがあるんだよ？」
……そうだ、鳴神君の死亡時刻には……
澄々「姫月さんは……食堂にいました……わよね？」
九神「ああ……七時を数分過ぎたあたりだったが……その数分で娯楽室からここまで来れるのか？」
九神「それも、キチンと証拠を隠滅した上でだ……」
九神「それに……俺が証明するが……」
九神「姫月はきちんと、自分の個室のある方から歩いてきた」
九神「俺が……食堂の前にいた時だからな……俺に気づかれないように回り込んだ可能性はありえない……」
姫月「ほらね？ダイイングメッセージに書かれているけど……あたしには物理的に不可能だ」
姫月「だったら……それは犯人の偽装工作と思った方が自然……」
殺陣山「いや、ダイイングメッセージのことは一度置いておくといい……」
殺陣山「他の方面から見ればいいだけだ」
459 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:48:37.47 ID:5aIlVRE00
朝永「他の方面って……例えば？」
殺陣山「……それは、今回の死因だな」
殺陣山「今回の鳴神の死因は何という結論になったっけな？」
響音「……毒殺……だよね？」
冬崎「洗剤を混ぜた時に発生する有毒ガスによる毒殺……っすけど……」
殺陣山「ならば、姫月のアリバイなど簡単に崩れるじゃないか……」
姫月「……言ってくれるじゃないか……じゃあ教えてもらおうじゃないか……」
姫月「あたしのアリバイがどう崩れるか？っていうことをね！」
……死因によって……アリバイが崩れる？
それはどういう事？
460 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:50:08.96 ID:oohYVgrD0
【ノンストップ議論 開始！】
＜【モノクマの証言】]
＜【娯楽室のドア】]
＜【ボブの持っていたメモ】]
＜【消えた雑誌】]
＜【澄々の証言】]
＜【ビリヤード玉】]
＜【姫月の証言】]
殺陣山「さて、確認するが……」
殺陣山「鳴神の死因はなんだったかな？」
色鯨「だから……毒ガスを『思い切り吸い込んじまって』……」
色鯨「娯楽室の中で毒殺されたんやろ！」
殺陣山「その通りだ……」
澄々「ですが……姫月さんは【七時に食堂前にいたはず】ですわ……」
九神「それは俺が証明しよう……」
姫月「つまり、鳴神が死んだ時には『あたしは娯楽室にいない』……」
姫月「鳴神が『七時に死んだ』以上は……」
姫月「あたしが【鳴神を殺すことなんて不可能】なんだよ！」
殺陣山「……本当にそうか？」
殺陣山「今回の死因は【毒殺】なんだぞ？」
安価↓２
462 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:53:38.81 ID:mMWdexnS0
毒殺→鳴神を[<font color="red">ﾋﾟｰｰｰ</font>]のは不可能？
連レスになってたら下で
463 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:53:52.60 ID:niWrGVYK0
鳴神を[<font color="red">ﾋﾟｰｰｰ</font>]のは不可能←娯楽室のドア
467 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:59:24.96 ID:5aIlVRE00
姫月「娯楽室のドアが壊れていること？」
姫月「あたしが壊した証拠はあるのかい？」
響音（しまった……、私の発言力が下がっちゃった……）
発言力 ４→３
響音（……崩さなきゃいけないのは姫月さんのアリバイ……殺害方法がアレなら崩せるはず……）
響音（……本当は、指摘したくない……けど……）
安価↓２
応急処置使用可能
469 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:00:28.37 ID:JKZMXoYoo
>>462
474 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:02:43.33 ID:5aIlVRE00
正解！
響音「それは……違うよ！」論破！
響音「……そうか……確かに、毒殺だとしたら……アリバイなんて無くなる……」
澄々「無くなるんですの……？」
響音「思い出して欲しいんだけど……鳴神君はダイイングメッセージを残す余裕があったんだよね？」
澄々「ええ、そうですわね……」
海東「だから……姐さんが犯人じゃないかって意見が出たんだしな……」
響音「じゃあ……鳴神くんを殺すまでにはどれだけの時間がかかったのかな？」
九神「……そういうことか！」
九神「鳴神が死ぬまでの時間が長いのであれば……」
響音「そう……７時よりも前に犯行を終えてしまえば……」
響音「あとは鳴神くんが死ぬのを待てばいいだけになる……」
響音「きっと……毒ガスでじわじわと時間をかけて……鳴神くんを殺したんだ！」
冬崎「……アリバイ工作のために……わざと時間のかかる死に方を選んだんすね……」
殺陣山「毒殺は苦しいぞ？お前たちも虫に殺虫剤をかけたことはあるだろう？」
殺陣山「ああなれば、虫はのたうち回りながら地面を這いずり回るんだ」
澄々「姫月さん……貴女は鳴神さんをそのように……」
澄々「そのように殺したんですかっ！？」
姫月「……待ちな！あたしが犯人って前提で話すんじゃないよ！」
姫月「まだ……アリバイが消えただけだろう！ただあたしに犯行可能ってだけだ！」
姫月「それに……まだ、ボブ殺しの方法だってはっきりしてないだろう！」
海東「睡眠薬を飲ませた方法……とかか？」
冬崎「……いや、それも何とかなるかもしれねえっす……」
475 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:04:50.51 ID:oohYVgrD0
冬崎「姐さん……ひとつ聞きたいんすけど……昨日の夜にボブのおっさんに会ったりしたっすか？」
姫月「急になんだい……」
冬崎「重要なことなんで……黙秘は許さないっすよ？」
姫月「……会ってないよ……だって、昨日は食堂で九神や響音達と話したあと……」
姫月「真っ直ぐ部屋に帰って寝たんだからね……」
冬崎「……ふーん、そうっすか……」
冬崎「みんなー！重要だからこの言葉を覚えておくっすよ！」
色鯨「誰に話しかけとんねん……」
冬崎「そりゃ皆っすよ！……続いて、響音ちゃん」
……私？
響音「私？」
冬崎「今日、姫月姐さんに、コーヒーに睡眠薬が入ってるかもしれないってことを話したっすか？」
響音「うん……捜査の時に一回ね……」
……>>131の時……だよね。
冬崎「よし、じゃあそれを踏まえて……ちょっとだけ思い出して欲しいんすけど……」
冬崎「この裁判で、睡眠薬を使ってボブのおっさんを眠らせたかもしれないって話の時……」
冬崎「不自然なところがひとつあるっすよねー？」
姫月「不自然なところ……？」
冬崎「じゃああの時の会話をもう一度皆で再現してみるっすよ！」
……あの時の会話に……不自然な発言があるって？
476 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:05:22.75 ID:oohYVgrD0
【ノンストップ議論 開始！】
＜【モノクマの証言】]
＜【火ノ宮の証言】]
＜【凶器の包丁】]
＜【謎の異臭】]
＜【澄々の証言】]
＜【姫月の証言】]
＜【消えた雑誌】]
響音「多分……【薬を飲ませた】んだよ」
響音「おそらく、睡眠薬を飲ませてボブさんを眠らせたんだ」
響音「多分、【食堂】でね」
海東「食堂？『夕食にでも入ってた』ってのか？」
色鯨「でも、オレらは『何ともなかったで』？」
響音「いや、きっとボブさんが『見張りに入る前に飲んだものが原因』なんだよ」
姫月「そうか……【コーヒーの中に睡眠薬を入れた】わけだね」
冬崎「あたしとおっさん、響音ちゃんは『２１時くらいに響音ちゃんの淹れたコーヒーを食堂で飲んでる』んすよね」
冬崎「実際、コーヒーを飲んだあたしも眠くて食堂の中で眠っちまったわけっすし……」
冬崎「【皆と違うものを口にしてる】としたら、そこが一番怪しいっす」
響音「……だけど……私は【眠くなってない】んだよね……」
火ノ宮「それに、俺も眠くはなっているが、飲んだものはコーヒーだはない、【紅茶】だ」
火ノ宮「朝永と一緒に紅茶を飲んでいる。そうだな？朝永」
朝永「う、うん……」
冬崎「再現どーも……さて、わかるっすか？」
冬崎「明らかに【不自然な点】……」
安価↓２
478 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:09:42.31 ID:s5A5wrxAO
コーヒーの中→不自然な点
気合いつかうべ
479 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:11:31.08 ID:5aIlVRE00
気合使用
集中力 ５→６
正解！
響音「それは違うよ！」論破！
響音「そうか……そういう事なんだ！」
響音「姫月さんには私は……冬崎さんがコーヒーを飲んだことは話したけど……」
響音「ボブさんがコーヒーを飲んだことは話してない！」
冬崎「そもそも……捜査の時点ではあたしらが睡眠薬を飲んだと予想してたのは、あたしと火ノ宮くんだけ……」
冬崎「おっさんがコーヒーを飲んだことに関しては、ノータッチだったっす……」
姫月「……く……」
姫月「……冬崎が……コーヒーを飲んだって言ってたから……」
姫月「ボブに睡眠薬を入れたって話になった時に……コーヒーを飲んだと思っただけだ！」
響音「そもそも……冬崎さんとボブさんが同じ飲み物を飲んだって……どうして思ったんです？」
響音「あの時、ボブさんが『一緒にいた』とも言ってないんですよ？」
姫月「ぐ……」
姫月「……帰るときに……ボブに会ったんだよ……」
姫月「そこで……聞いたんだ……」
九神「……帰る時に、誰にも会ってないって言っていたのにか？」
姫月「…………っ……」
海東「完璧に逃げ道を塞いでやがるな……えげつねえ……」
480 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:13:41.26 ID:oohYVgrD0
冬崎「ま、あたしの予想なんすけど……きっとボブのおっさんと姐さんは昨日会ってるんすよね？」
冬崎「きっと……ボブのおっさんにこんなこと言ってたんじゃないっすか？」
冬崎「『眠気覚ましに、コーヒーでも飲んでおくといいよ？』ってね」
冬崎「もしかしたら、『少し砂糖を入れたほうがリラックスできる』とかも言ってる可能性はあるっすね」
響音「そういえば……ボブさんも言ってたよ……」
響音「眠気対策としてコーヒーを飲みに来たって……」
火ノ宮「医者の言うことならば……普通ならば、従っておいたほうがいいと考える……」
火ノ宮「朝永……もしかしてお前も……姫月に何か言われていたんじゃないのか？」
朝永「えーっと……確か、睡眠薬をもらった時に……」
朝永「『白くて砂糖みたいな粉だからって、お腹がすいた時に食べようとするんじゃないよ』って……！？」
火ノ宮「……朝永も……利用されたのか……」
九神「加えるなら……火ノ宮の体調を心配したのも最初は姫月だった……」
九神「あれで……朝永の不安を煽ったんだろう」
殺陣山「間接的に殺人に利用されたんだな」
朝永「わ、私の……せいで？」
481 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:14:16.97 ID:oohYVgrD0
殺陣山「おそらく『医者としてのアドバイス』で、他の奴らの思考を誘導していたんだろう」
殺陣山「仮に、どちらかがうまくいかなかったとしても……この時点では『謎の呼び出しがあった事件』か『朝永が睡眠薬を砂糖に入れた事件』となるだけだ」
殺陣山「失敗した場合はそのまま、知らん顔で学園生活を続ければいいんだからな」
殺陣山「……全く、ひどく後ろ向きで、保険を掛けまくっているトリックだな」
響音「……どう、姫月さん……反論はある？」
姫月「……当然だよ……」
姫月「たった一言の失言で、終わってたまるもんか……」
姫月「あたしがやったって証拠はどこにあるんだい！」
色鯨「でも……証拠は……センセが処分したんやろ？」
色鯨「……そんなもん、提示できるわけが……」
九神「いや……そもそも……」
九神「昏倒したタイミングで証拠を処分するなら……充満したガスの影響で、塩素の匂いが付着してもおかしくない……」
九神「だが……食堂であった……あの時の姫月はそんな匂いはしなかった……」
九神「ならば……姫月はどのタイミングでダイイングメッセージや、ボトルといった証拠を処分したんだ？」
冬崎「……なら、どう考えてもあそこしかないっすね……」
……姫月さんなら、証拠を処分できるタイミングがある……
そして、そのタイミングはあそこしかない……
【証拠を提示しろ！】
安価↓２
482 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:15:59.58 ID:PzTwUvuYo
【死体発見時の状況】
484 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:18:16.92 ID:5aIlVRE00
響音（これね！）解！
響音「死体発見時……澄々さんと別れたタイミング！」
澄々「あの時……ですの？」
澄々「じゃあ、わたくしを下の階に行かせた理由は……」
冬崎「証拠を処分する間……部屋に入らせないためっすね」
響音「ボトルはきっと……あそこにあったあれがそうだと思うよ……」
【証拠を提示しろ！】
安価↓２
485 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:19:52.89 ID:DKr1pe6ao
【二本のボトル】
487 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:22:36.81 ID:5aIlVRE00
正解！
響音（これで証明できる！）解！
響音「2階の女子トイレにあった二本のクロクマ洗剤のボトル……」
響音「片方は、少しだけ残ってたけど、もう片方は空だった……」
海東「……空の方のボトルは、床に全部撒いた……シロクマ洗剤か？」
冬崎「きっと、処分するときに不自然でないように、空のクロクマ洗剤ボトルを用意して……」
冬崎「それにシロクマ洗剤を詰め替えたんじゃないっすか？」
響音「それで、少しだけ中身が残ったボトルは……おそらく、クロクマ洗剤」
火ノ宮「……倒して中身をこぼしたのだから……こぼしきれなかった分がボトルの中に残っていたのか……」
響音「きっと、急いで回収したから……とりあえずあってもおかしくない場所に置くのが精一杯だったんだと思う」
響音「だって、私と九神君は校舎の一階を探索してたから……一階にも隠せない」
響音「それで……あの場所に置くことになったんだ……」
色鯨「じゃあもうひとつの……雑誌はどこにあるんや！？」
響音「校舎の一階には隠せないし……二階か三階のどこかだと思うんだけど……」
冬崎「人海戦術で今から探索するっす……！きっと、それには鳴神君の囮のダイイングメッセージもあるはずっすから……」
冬崎「それさえ見つければ……動かざるを得ない物的証拠に……！」
姫月「面白いじゃないか……」
姫月「じゃあ、見つからなかったら、その推理は取り消してもらっていいね？」
海東「ちっ……ずいぶん自信ありげだな……そんなに分からないところに隠したか？」
澄々「絶対に……絶対に見つけますわよ！」
488 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:24:08.81 ID:oohYVgrD0
モノクマ「うぷぷぷ！裁判から一転して宝探しゲームになるわけだね！」
モノクマ「いいよ！じゃあ裁判を一旦中断して、宝探しを開始してください！」
モノクマ「開放してある場所ならどこを探してもいいよ！頑張って頑張って！」
殺陣山「……どこを探してもいいんだな？」
モノクマ「勿論です！」
殺陣山「……わかった」
そう言うと、殺陣山は姫月さんに近づいていく……すると……
殺陣山「そこだな」
そう言うと、姫月さんの白衣の中に手を入れた……！
姫月「くっ……」
澄々「ちょ、何やってますの！？」
海東「いきなりセクハラとか……」
殺陣山「騒ぐな……ほら、あったぞ」
……そう言うと、殺陣山は姫月さんの服の中から、一冊の本を取り出した。
……化学……雑誌？
殺陣山「随分と自信ありげに話すからな、ならば、絶対見つからないところに隠してあったんだろう」
殺陣山「と、なれば……自分の手元に置いておくのが安心だ」
殺陣山「……ふむ、見事に書いてあるな……周期表が書かれているページに……」
殺陣山「血文字で、『ヒメツキ』とな……」
……姫月さんの名前が直接書かれている……
なら、つまり……
響音「これで、証明できるよね？姫月さん……」
姫月「……はあ、やっぱりね……」
姫月「……運任せっていうのは、途中まで上手くいってると、必ずロクなことにならないんだよ……」
姫月「最後の最後で、負けちまうなんてね」
響音「……じゃあ、事件を最初から振り返って……」
響音「……もう、終わりにしたいんだよ……」
響音「大切な仲間を疑うのは……もう終わりにしたい……！」
489 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:25:13.43 ID:oohYVgrD0
【クライマックス推理】
昨日の深夜、ボブさんを娯楽室に呼び出した犯人は、事前にボブさんを殺すために幾つかの罠を張っていたんだ。
まず、朝永さんを通じて入れた（ A ）……次に、ボブさんを呼び出す時に使ったメモ……これに（ B ）と書く事で、ボブさんは眠りやすい状態になった……
この二つを組み合わせることで、犯人は眠っているボブさんを正面から刺し殺すことに成功したんだ。
そして、ボブさんを殺して……あたかも起きている状態のボブさんを刺殺したように見せるため、遺体を床に寝かせたあと……
犯人は、次の殺人の準備に取り掛かったんだ。
まず、用意したのは（ C ）と（ D ）、この二つを組み合わせることで、毒ガスを発生させることができるからね。
用意したもののうち、片方は（ E ）に撒いておいたんだ。あるトリックのために……
続いて、犯人は部屋からターゲットを出さないために、（ F ）を壊したんだ。随分とひしゃげた状態になっていたから……多分、美術室のハンマーかなにかでね。
この二つを組み合わせて……簡易的なガス室作り上げたんだ。
そして……六時には呼び出しておいたターゲット……鳴神君が現れた。
部屋に入った鳴神君は……きっと驚いたんだろうね、中にボブさんの死体があったんだから。
そして、思わず駆け寄ってしまった彼が部屋に入るのを見届けると……
犯人は、ドアを閉めた……これにより、鳴神君は脱出が不可能になってしまった。
そして、犯人はある方法を使って、部屋の外にいながら、部屋の中で毒ガスを調合したんだよ。
その方法っていうのは……（ G ）、これをボトルの口に引っ掛けておくことで、引っ張っただけでボトルを倒れる状態にしたんだ。
……ただ、引っ張った時に血に触れた部分が、（ H ）に触れてしまって、証拠が残ってしまったんだけど……
それによって、あらかじめ床に撒いてあった薬品と一緒に化学反応が起きて……
部屋の中では毒ガスが発生して、そのなかに鳴神君は取り残される事態になってしまったんだ。
だけど、鳴神君はただ死んだわけじゃなかった……
（ I ）と（ J ）の二つにダイイングメッセージを遺していたんだよ……きっと、片方は処分されることを予期していたんだろうね。
そうなってもいいように、犯人に対して二重の罠を仕掛けた鳴神君は……そのまま娯楽室で息絶えた……
……その残してくれたダイイングメッセージ……『H・R』が意味しているのは……
（ K ）……あなたしか、いない……
【推理が繋がるように（）内の文章を埋めろ！】
A……犯人が朝永を通じて使ったものは？
B……犯人はボブにどういう指示を行った？
C、D……毒ガスを発生させるために使ったものは？
E……犯人はそれを何処に撒いた？
F……部屋から脱出不能にするために壊したものは？
G……部屋の外から毒ガスを作る……その方法は？
H……使った道具は、どこに証拠を残した？
I、J……鳴神が遺したダイイングメッセージはどこに書かれた？
K……犯人の名前は？
安価↓３まで
全問正解がいればクリア。
490 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:29:53.59 ID:PzTwUvuYo
A 睡眠薬
B 椅子に座って待て
C,D シロクマ洗剤、クロクマ洗剤
E カーペット
F ドアノブ
G 糸
H ドアの下部
I,J 化学雑誌、ビリヤード玉
K 姫月療歌
491 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:30:22.11 ID:hEOUpEpd0
Ａ睡眠薬
Ｂコーヒー飲むといいよ
Ｃしろくま洗剤
Ｄくろくま洗剤
Ｅカーペット
Ｆドアノブ
Ｇドアと床の隙間
Ｈボブの血
Ｉ雑誌
Ｊビリヤードのボール
Ｋ姫月さん
492 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:31:11.92 ID:qzV0iJoo0
A 睡眠薬
B 椅子にでも座っておいて
C シロクマ洗剤
D クロクマ洗剤
E カーペット
F 出口のドア
G ヒモ
H ドアの下
I 雑誌
J ビリヤード玉
K 姫月療歌
497 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:38:06.83 ID:5aIlVRE00
【クライマックス再現】
昨日の深夜、ボブさんを娯楽室に呼び出した犯人は、事前にボブさんを殺すために幾つかの罠を張っていたんだ。
まず、朝永さんを通じて入れた睡眠薬……次に、ボブさんを呼び出す時に使ったメモ……『これに椅子に座って待つように』と書く事で、ボブさんは眠りやすい状態になった……
この二つを組み合わせることで、犯人は眠っているボブさんを正面から刺し殺すことに成功したんだ。
そして、ボブさんを殺して……あたかも起きている状態のボブさんを刺殺したように見せるため、遺体を床に寝かせたあと……
犯人は、次の殺人の準備に取り掛かったんだ。
まず、用意したのはシロクマ洗剤とクロクマ洗剤、この二つを組み合わせることで、毒ガスを発生させることができるからね。
用意したもののうち、片方はに撒いておいたんだ。あるトリックのために……
続いて、犯人は部屋からターゲットを出さないために、ドアノブを壊したんだ。随分とひしゃげた状態になっていたから……多分、美術室のハンマーかなにかでね。
この二つを組み合わせて……簡易的なガス室作り上げたんだ。
そして……六時には呼び出しておいたターゲット……鳴神君が現れた。
部屋に入った鳴神君は……きっと驚いたんだろうね、中にボブさんの死体があったんだから。
そして、思わず駆け寄ってしまった彼が部屋に入るのを見届けると……
犯人は、ドアを閉めた……これにより、鳴神君は脱出が不可能になってしまった。
そして、犯人はある方法を使って、部屋の外にいながら、部屋の中で毒ガスを調合したんだよ。
その方法っていうのは……糸を使うこと、これをボトルの口に引っ掛けておくことで、引っ張っただけでボトルを倒れる状態にしたんだ。
……ただ、引っ張った時に血に触れた部分が、ドアの下部分の隙間に触れてしまって、証拠が残ってしまったんだけど……
それによって、あらかじめ床に撒いてあった薬品と一緒に化学反応が起きて……
部屋の中では毒ガスが発生して、そのなかに鳴神君は取り残される事態になってしまったんだ。
だけど、鳴神君はただ死んだわけじゃなかった……
科学雑誌とビリヤード玉の二つにダイイングメッセージを遺していたんだよ……きっと、片方は処分されることを予期していたんだろうね。
そうなってもいいように、犯人に対して二重の罠を仕掛けた鳴神君は……そのまま娯楽室で息絶えた……
……その残してくれたダイイングメッセージ……『H・R』が意味しているのは……
……姫月療歌さん……あなたしか、いない……
COMPLETE！
499 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:39:21.05 ID:5aIlVRE00
響音「これが事件の全貌だよ……っ」
響音「……うううううううう……」
冬崎「……響音ちゃん、顔を上げるっす」
冬崎「正しいことを言ってるのは響音ちゃんなんすから……」
姫月「そうさ……あたしがやったんだ……」
姫月「あの二人を殺したのはあたしさ……もう言い逃れはしないよ」
海東「……あんたみたいな人が……どうして……」
澄々「そんなことはどうでもいいですわ！」
澄々「よくも……よくも鳴神さんをっ！」
モノクマ「おっと、仇討ちはよくないよ！だってボクがおしおきできなくなっちゃうでしょ？」
モノクマ「それじゃあ、議論の結論も出たようだし……やっちゃいますか……！」
モノクマ「はてさて！クロとなるのは誰なのか！？」
モノクマ「その答えは、正解なのか？不正解なのかー！？」
モノクマ「それではいきましょう！投票ターイム！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
MONOKUMA
VOTE
ｼﾞｬﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗ……
|ﾋﾒﾂｷ|ﾋﾒﾂｷ|ﾋﾒﾂｷ|
ﾃｯﾃﾚｰ！
ﾁｬﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗ……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
学 級 裁 判
閉廷！
506 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:43:43.23 ID:5aIlVRE00
【リザルト】
発言力ボーナス ３
集中力ボーナス ６-２＝４
合計 7
ノンストップ議論ノーミスボーナス 不可 ０
反論ショーダウンノーミスボーナス 可 2
証拠提示･人物指定ノーミスボーナス 不可 ０
クライマックス再現ノーミスボーナス 可 ２
合計 4
獲得モノクマメダル １１
現在の所持メダル 22
5％の判定に負けた姫月さんに敬礼。
僕もびっくりしたよ！
それでは次回はおそらく木曜日か金曜日になると思います。
お疲れ様でした。
→おしおき編
【元スレ】
【ダンガンロンパ】安価で作成したキャラでコロシアイ学園生活６【安価】
じゃあ開始だよ
学 級 裁 判
再開！
九神「……死因に関しては大体の答えは出たが……」
九神「肝心の『誰がクロか？』という部分に関しては何も見えてこないな……」
冬崎「……今回の事件は、今までとは、まずターゲットの選び方からして違うんすよ？」
朝永「……ターゲットの選び方から違う？」
冬崎「ほら、前の二つの事件を思い出して欲しいんすけど……」
冬崎「まず、正義君が起こした殺人……被害者は立花さんだったっすね？」
冬崎「これは正義くんの私怨……まあかなり身勝手だったっすけど」
冬崎「立花さんを殺すことを目的とした殺人だったわけっす」
殺陣山「続いて、花咲の殺人だが……」
殺陣山「あいつは、あくまで衝動的な殺人だ。計画性も何もあったもんじゃない」
殺陣山「だから、僕があいつに協力しようと思わなければ、あっさり解決していただろうな」
響音「……本当にね」
色鯨「でも、その二つと違うって……どういうことやねん？」
火ノ宮「……今回の事件は、確実に『卒業』、もしくは『報酬』を狙ったものであるということか？」
冬崎「そう、今回の事件は特定の誰かを殺す、とかそういうものに縛られた事件じゃないってことっす」
冬崎「ただ単に、殺しやすかった二人を計画的に殺した……ってところじゃないっすか？」
九神「……ボブは見張りを引き受けたことにより、孤立した状態になっていた」
九神「薬で弱体化させ、持ち前の腕っ節を封じてしまえるのなら、殺しやすいターゲット……」
澄々「じゃあ……鳴神さんは……」
海東「……お嬢さんという、弱点を常時抱えていた」
海東「自分の主人に危害が及ぶ可能性があるなら、罠だと分かっていても飛び込まざるを得ない……」
海東「そういうことだろ？」
澄々「……わたくしのせい……ですの？」
海東「…………」
414 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:01:47.12 ID:Q9/xum120
九神「……今は落ち込んでる場合じゃない。他の手掛かりを探すことが先決だ」
冬崎「……話した通り、殺しやすい二人を殺したんすから、犯行の隠蔽も完璧に行なったんだと思うっすよ」
姫月「計画通りに事が運んでいるんなら、それだけ、隠蔽の余裕もあるってことだからね……」
響音「でも……計画通り、って言うにはいまいち奇妙なんだよなあ……」
色鯨「……せやな……運任せの場面が多い気がするで……」
色鯨「第一に、朝永が睡眠薬を入れるという『偶然』……」
色鯨「第二には、ボブのおっさんが睡眠薬入りコーヒーを飲むっていう『偶然』……」
色鯨「二重の偶然を突破せえへんと、おっさんの殺害すら成功せえへんで？」
火ノ宮「偶然が、都合よく二度も起きるものか？」
冬崎「朝永ちゃん、砂糖に睡眠薬を入れるって発想は……自分で考えたんすか？」
朝永「うん！そうだよ！」
朝永「だって最初は……紅茶を私が入れて、火ノ宮君の分にだけ、睡眠薬を入れようとしたんだもん！」
火ノ宮「……だが、俺が紅茶を入れることになったから、朝永は砂糖に睡眠薬を入れたんだろう？」
火ノ宮「流石にそれを想定するのは不可能だぞ？」
冬崎「うーん……そうっすよね……」
響音「あの……少し話題から逸れるけどいいかな？」
九神「どうした？響音？」
響音「そもそもこれってさ……一人のが二人を殺したのかな？それとも、別々の殺人が偶然同じ場所で起こったのかな？」
火ノ宮「確かに……俺たちは一人の人間が二人を殺した前提で考えていたが……」
火ノ宮「その可能性もあるな……」
海東「むしろ……その可能性の方が自然かもな……」
海東「だってよ、あいつらの死亡推定時刻……だいぶ離れてるじゃねえか……」
415 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:03:55.34 ID:oohYVgrD0
姫月「……人を２人殺すってことは、それだけリスクも増える……単純に考えて2倍のね」
姫月「それだったら、別々の殺人が起こったと考える方が……」
殺陣山「いや、それを証明する方法は簡単だ」
冬崎「あんたが証明する……？本当に出来るんすか？」
殺陣山「舐めるな、そんな事は簡単にできる。……まあ、あいつが正直に答えれば……だが」
殺陣山「なあ？モノクマ？」
モノクマ「え？ボク？」
殺陣山「ああ、ひとつ聞かせてもらいたいんだが……」
殺陣山「今回の事件、おそらくボブの死体の第一発見者は鳴神なんだが……」
殺陣山「あいつは死体発見者に含まれているのか？」
モノクマ「え、またアナウンスで推理するわけ！？」
モノクマ「やめてよね！また同じネタって言われちゃうじゃん！」
殺陣山「まあ答えなくてもいいさ、おそらく含まれていないんだからな」
モノクマ「え？わかる？」
殺陣山「わかるわけないさ。カマをかけてみたんだからな」
モノクマ「ちくしょう！騙された！」
殺陣山「まあ、半分以上の確率でそうだと思っていた、がな……」
響音「どうして？殺陣山？」
殺陣山「鳴神が死体発見者に含まれているとすると……その時点で犯人は二人に絞られるからだよ」
響音「二人……って」
……そうか、死体発見順を考えると……こうなるわけか……
鳴神くんが含まれているんなら、あの二人が犯人になっちゃう……
安価↓２
１、九神と響音
２、澄々と姫月
３、澄々と鳴神
417 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:05:43.94 ID:OF++jaPmo
2
418 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:07:09.12 ID:oohYVgrD0
正解！
響音（そっか！）解！
響音「澄々さんと姫月さんの発見で三人目になるわけだから……この二人が犯人でないとおかしくなるってことか……」
殺陣山「そういうことだ、聞く限りでは、こいつらは鳴神の死亡時刻にはアリバイがあるんだろう？」
姫月「……ああ」
澄々「その時間帯は……食堂にいますわね」
殺陣山「だが、二人の犯行が不可能な現状では、鳴神が発見者としてカウントされている可能性はなくなる」
殺陣山「そもそも……前回アナウンスで犯人が特定されたんだ。同じミスをモノクマがするわけないだろう」
モノクマ「人の失敗を抉るような子になっちゃダメだよ……皆……」
冬崎「……長々と矛盾点について語ってもらったのはいいんすけど……それでどうやって同一犯かどうかを見分けるんすか？」
殺陣山「……まだわからないのかバカが……」
冬崎「喧嘩売らないと気がすまないみたいっすね……」
朝永「……殺陣山君……また殴られるよ〜……」
殺陣山「ともかく、ヒントは出してやったんだ。ここから考えれば簡単に見分けられるはずだぞ？」
……鳴神君は死体発見者にカウントされていない……
これが分かれば、事件が一つの物か複数の物か分かる？
……よし、考えてみよう……
【ロジカルダイブ 開始！】
[question１！]
Q、鳴神は死体発見者にカウントされた？
１、された ２、されてない ３、わからない
[question２！]
Q、２つの殺人の犯人が違う場合、ボブの死体の第一発見者とカウントされるのは？
１、鳴神殺しの犯人 ２、姫月療歌 ３、澄々奇麗
[question３！]
Q、２つの殺人の犯人は同じ？それとも違う？
１、同じ ２、違う
安価↓２
420 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:10:23.59 ID:mMWdexnS0
２
１
２
かな……
425 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:15:28.40 ID:1vcjkXUc0
MISS!
Q.1 ○
Q.2 ○
Q.3 ×
響音（いや……そうじゃないよ……）
発言力 ４→３
響音（……二つの事件の犯人が違うなら、それだとアナウンスに矛盾が出る……）
響音（だってその場合だと……鳴神君を殺した犯人はボブさんの死体を見ても発見者にカウントされてないことになる……）
安価↓２
応急処置使用可能
427 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:18:19.08 ID:OF++jaPmo
やっぱ違ったかー……
2
1
1
応急処置使用
428 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:20:57.70 ID:89p60QQI0
応急処置使用
発言力 ３→４
集中力 ７→５
あと気合はいつでも使えるから好きな時に書き込んでもらってOKやで
正解！
響音（推理は繋がった！）！
響音「……やっぱり……事件は同一犯のものなんだよ」
冬崎「あ！あたしも分かったっす！」
冬崎「二つの事件が別々に起こったとしたら……アナウンスがおかしくなるっすもんね！」
色鯨「えーと……つまり……」
響音「……鳴神君を殺したのが別の犯人なら、その犯人はボブさんの死体を見てるはずなんだよ」
響音「だって、同じ部屋で殺されたんだよ？あんなに目立つ死体を見ないわけがないよ」
九神「なるほどな、そうなった場合、第一発見者はその鳴神を殺した犯人とならなければいけないから……」
九神「姫月と澄々の発見したタイミングで鳴らなければならない、ということだな」
澄々「でも、わたくしたちではなく、響音さんたちの発見で鳴った……ということは……」
響音「この事件は……同一犯のモノで間違いないよ！」
殺陣山「やっと理解したか……説明に骨が折れたぞ……」
冬崎「ほとんど説明してないじゃないっすか……」
姫月「でも……それなら犯人はなおさら二人を殺したのかが謎じゃないかい？」
冬崎「まあ……それも気にはなるっすけど……」
冬崎「ともかくは、同一犯なら、鳴神君の遺した手がかりさえ解読できれば、一気に犯人が分かりそうっすね」
姫月「鳴神の遺した手がかり……？」
澄々「ポケットに入っていた……あれですわね？」
鳴神君の残した手がかり……あれだね……
【証拠を提示しろ！】
安価↓２
430 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:23:40.80 ID:YVy+tqLFo
【ビリヤード玉】
432 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:24:59.88 ID:qBddHPUE0
正解！
響音（これね！）解！
響音「ポケットに入ってた、ビリヤード玉だね？」
火ノ宮「……ポケットに入っていた？」
冬崎「ビリヤード玉ほどの大きさのものが、偶然ポケットに落ちる可能性なんてない……」
冬崎「つまり、鳴神君は意識的にこれをポケットに入れたってことっす」
冬崎「しかも、血で文字を書いているんすよね」
九神「だったら、ダイイングメッセージの可能性も高い……」
色鯨「おっしゃ！なんて書いてあったんや！？それを見れば一発や！」
冬崎「あー……それがね……」
……冬崎さんは、証拠品を集めてある袋から、ビリヤード玉を取り出した。
１のボールが一つと、４のボールが二つ。
冬崎「まず、一番のボールは、鳴神君の左ポケットに入ってたっす」
冬崎「続いて、右のポケットには、四番のボールが二つ……」
冬崎「で、四番のボールの内、一つには『‐U』って書いてあったっす」
色鯨「……は？」
海東「暗号じゃねーか……」
色鯨「……なんでわかりやすく書いてくれなかったんや……」
火ノ宮「わかりやすく書けば、犯人に見つかった際に処分されるリスクもあるだろう」
火ノ宮「……だからこそ、暗号で書いたんだろう……」
九神「だが……少々難解ではないか？」
姫月「１と、４が二つに『−U』?」
姫月「……何が言いたいんだい？」
……そう、これだけじゃ意味不明なんだ……
でも、何か意味があって鳴神君はこのボールをポケットに入れたはず……
それを見つけないと！
433 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:25:46.90 ID:oohYVgrD0
【ノンストップ議論 開始！】
＜【火ノ宮の証言】]
＜【シロクマ洗剤】]
＜【消えた雑誌】]
＜【指先の血】]
＜【澄々の証言】]
＜【壊されたドアノブ】]
＜【睡眠薬】]
色鯨「鳴神はこのメッセージを……」
色鯨「どういう風に読んでほしいんや……？」
海東「『お嬢さんとの秘密の暗号』じゃねーか？」
海東「主従なんだし、そういうのを持っててもおかしくねーだろ？」
澄々「そんなもの、【持ってませんわ】……」
姫月「何かを『書いている途中じゃないか』？」
冬崎「……【途中の文章をポケットに入れる】っすかねえ？」
九神「暗号のヒント……か……」
九神「もしかしたらそんな暗号を『本で読んだ』のかもしれん……」
朝永「わたしは、『ビリヤードの台に秘密があると思うよ』〜！」
澄々「……どんな秘密ですの？」
安価↓２
435 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:28:00.14 ID:PzTwUvuYo
『本で読んだ』に【消えた雑誌】で同意
437 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:31:12.33 ID:5aIlVRE00
正解！
響音「それに賛成だよ！」同意！
響音「……そうだ……鳴神君はきっと、本で見た情報を暗号にしたんだ！」
九神「本で見た情報を？どういう事だ？」
色鯨「何の本からや？」
響音「ほら、色鯨くん言ってたでしょ？『雑誌が一冊少なくなってる』って」
色鯨「ああ……けどそれがどうしたんや？」
響音「きっと……その無くなってる雑誌にヒントがあるんだよ！」
響音「多分……ダイイングメッセージを解くヒントが！」
姫月「無くなってる雑誌がヒントになる？どういうことだい？」
響音「犯人はきっと……雑誌が致命的なヒントを与えていることに気づいいたんだ……」
響音「だからきっと、ボトルの処分と同時に雑誌も処分したんじゃない？」
冬崎「……それか……」
冬崎「鳴神君は、その、無くなっている雑誌に、犯人の名前とか……そんなものを書いたんじゃないっすか？」
海東「犯人の名前を雑誌に書いた？」
冬崎「……考えても見るっす、そんな物を犯人が見つけたら、どうすると思うっすか？」
海東「そりゃ……処分するだろうけどよ……」
冬崎「正解っす、名前が書かれているものを見つけちまったら、それを処分するのを優先しちまう……」
冬崎「だけど……それが鳴神君の狙いだったんじゃないっすか？」
438 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:32:09.63 ID:oohYVgrD0
火ノ宮「雑誌に書かれたダイイングメッセージを処分させることが……狙いだと？」
響音「きっと、そのダイイングメッセージは、犯人に雑誌を持ち去られることを狙って書いたんだよ……」
響音「でも、その雑誌が持ち出されてたことに気づいたとしたら……私たちはどういう風に考える？」
九神「……その雑誌が、犯人にとって不利益なものだった、と考えるな……」
響音「うん……雑誌にダイイングメッセージを解読する手がかりがあるんじゃないか、って鳴神君は私たちに思わせたかったんじゃない？」
冬崎「つまり、二重のダイイングメッセージ……」
冬崎「雑誌に書いた囮のダイイングメッセージと……、ポケットに仕込んだ本命のダイイングメッセージ……」
冬崎「二つを鳴神君は準備してたんすよ！」
殺陣山「成程な、毒殺ならば、死ぬまでには時間がかかる……」
殺陣山「犯人は毒殺を選んでしまったが故に、鳴神に告発の為の罠を仕掛ける余裕を持たせてしまったわけだ」
殺陣山「全く、間抜けな奴だ……」
澄々「では……持ち出された雑誌はなんなんですの！？」
響音「それは……色鯨くんが知っていると思うけど……」
澄々「色鯨さん！」
色鯨「…………」
澄々「…………」
色鯨「すまん！やっぱり思い出せへん！」
海東「使えねえ！」
442 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:36:43.61 ID:5aIlVRE00
澄々「……そんな……ここまで来ましたのに……」
色鯨「すまん！あそこに残ってた雑誌は全部覚えてるんやけど……」
朝永「……あれ〜？残ってる雑誌は全部覚えてるの〜？」
色鯨「ん？ああ……そうやけど……」
朝永「……色鯨くん、それを言ってみてもらっていい？」
色鯨「ん？ああ……」
色鯨「漫画雑誌が……ジャンP、マガG、サンD、それとチャンPの四冊やな……」
色鯨「それ以外が……ファッション誌、スポーツ誌、……それから文芸誌、数学雑誌……、歴史雑誌もあったはずやで……」
色鯨「以上、九冊やな……」
九神「……化学雑誌だ！」
色鯨「へ？」
九神「なくなっているのは化学雑誌、間違いないぞ」
九神「俺は以前娯楽室で化学雑誌を読んでいるんだ！」
冬崎「そういや……くかみん一緒に娯楽室に行った時に、クソつまんなそうな雑誌を読んでたような……！」
九神「おい……俺の趣味にケチをつける気か……？」
445 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:38:41.08 ID:5aIlVRE00
海東「そういうのはどうでもいい！化学雑誌がなくなってたんだろ！？」
海東「鳴神の残したダイイングメッセージをどう読めるんだよ！？」
九神「……確か、あの化学雑誌の特集は………『原子と分子、及び元素について』だ」
九神「鳴神は……そこから何かを得たのではないか？」
海東「原子と分子……？ちくしょう……勉強は苦手なんだよ……」
冬崎「……おそらく、メッセージになる以上、何か文字に変換できるはずなんす……」
冬崎「化学雑誌に……数字を文字に変換する為のヒントはないんすか？」
……化学雑誌の特集は、『原子と分子、及び元素について』……
それだったら……あれを使えば数字を文字に……英語に変換できない？
【閃きアナグラム 開始！】
げ か し
ん ご そ
き く り ま
う め ろ
A,〇〇○○○○
安価↓２
447 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:39:24.88 ID:PzTwUvuYo
げ ん そ き ご う
448 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:40:46.42 ID:5aIlVRE00
正解！
響音（そうか、分かったよ！）
響音「元素記号は……？」
響音「確か、元素記号って、数字でも表すことはできたよね？」
澄々「はい、原子番号というものですわ」
澄々「原子番号は……１は水素、２は酸素……と行った感じでしたわよね……」
九神「なるほどな……確か……あの雑誌には……」
九神「一番最初のページに元素の周期表が書いてあってはずだ！」
色鯨「じゃあ……１のボールは水素を表してるんやな？」
姫月「……意味が通らないじゃないか」
姫月「水素を表しているからって……それが何を意味してるんだい？」
冬崎「ここで、『‐U』が生きてくるんじゃないっすか？」
九神「元素記号は、『アルファベット』で表すこともできるんだぞ？」
九神「水素はH、酸素はO、といった感じでな」
朝永「じゃあ……その-Uっていうのは……」
冬崎「おそらく……完成したメッセージから『U』を引けば……」
冬崎「犯人の名前につながるんじゃないっすか？」
火ノ宮「……ポケットに４のボールが二つ入っていたのなら……」
火ノ宮「それは『４４』と読むのか？それとも二つを足して『８』に……」
海東「いや、多分『４４』で合ってる」
海東「八番のボールだってあるんだ。そう読ませたいんなら八番のボールをポケットに入れてる」
響音「……でも……元素記号の４４番なんて……わかる？」
冬崎「……あ、あははー……ちょっちそういう勉強はちょっとー……」
色鯨「オレに期待すんなよ……」
姫月「大丈夫だよしてないから……、あたしも……ちょっとわからないねえ……」
朝永「……うーん……そもそも学校で習ったことないよー……」
海東「よく認知されてる物ならともかく……44なんてなんだよ？」
449 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:42:05.60 ID:oohYVgrD0
澄々「……ルテニウム……」
九神「ん？」
澄々「ルテニウム……ですわ！」
火ノ宮「わかるのか！？」
澄々「はい、理系……特に化学はわたくしの得意科目ですもの……」
冬崎「そ……そうだったんすか！？」
澄々「はい、断言しますわ！原子番号44番の元素……ルテニウム！」
澄々「元素記号は「Ru」……白金族元素の一つである希少金属ですわ！」
色鯨「細かいな！」
冬崎「だけど……これではっきりしたっすね……元素記号がRuなら、見事に『U』を引くことができる」
九神「左ポケットの１番のボール……つまり、水素であるHを合わせれば……」
つまり……まとめれば『H＋Ru‐U』……
これが表している……人物って……？
……嘘……でしょ？
【怪しい人物を指名しろ！】
安価↓２
451 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:42:56.78 ID:NGob9vjSO
姫月
454 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:45:09.69 ID:oohYVgrD0
正解！
響音「……その二つの記号・式を合わせて出来る言葉は『H・R』……」
響音「……一人しか当てはまらないよね……」
響音「そうだよね……姫月さん？」
姫月「…………」
澄々「ひ……姫月さん、ですの？」
色鯨「センセが！？嘘やろ！？」
冬崎「HR……それがイニシャルだとすると……『姫月（Himetuki）療歌（Ryoka）』……」
冬崎「うん、当てはまるのは一人だけっすよ」
九神「……思えば、ボブが見張りにする事を決めたのは、俺が昨日の夜、食堂にいた時……」
九神「あの場には、お前も居たはずだな？姫月……」
響音「……それに……薬に詳しい姫月さんが、『化学』の範疇の元素記号を知らないなんておかしい……」
響音「本当は……わかってたんじゃ……」
姫月「……は、何言ってんだい……」
姫月「あたしは、無免許の闇医者だよ？正規の教育なんて受けてるわけないじゃないか……知らなくて当然だよ」
姫月「だいたい、ビリヤード玉は、二つに分けられてポケットに入ってたんだろう？」
姫月「それだったら、どっち側から読むのかわからない……『R・H』の可能性だってあるじゃないか」
457 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:46:33.02 ID:5aIlVRE00
響音「……イニシャルっていうのは、書き方が二種類あるんですよ？」
響音「姓を先にするか……それとも名前を先にするか……」
響音「鳴神君は、どっちから読まれても良かったから、ポケットに入れたんじゃないんですか？」
冬崎「加えて、『R・H』って読む場合、該当する人は誰もいないんすよ……」
冬崎「だったら、『R・H』でも名前から読めば成立する、姫月姐さん……」
冬崎「あんたしか有り得ない……」
姫月「……ナンセンスだね。そもそも、元素記号で読めるっていうのが、偶然かもしれないじゃないか」
姫月「本当は別の読み方があるんじゃないか？」
姫月「まず、鳴神位の死亡推定時刻には、あたしは見事にアリバイがあるんだよ？」
……そうだ、鳴神君の死亡時刻には……
澄々「姫月さんは……食堂にいました……わよね？」
九神「ああ……七時を数分過ぎたあたりだったが……その数分で娯楽室からここまで来れるのか？」
九神「それも、キチンと証拠を隠滅した上でだ……」
九神「それに……俺が証明するが……」
九神「姫月はきちんと、自分の個室のある方から歩いてきた」
九神「俺が……食堂の前にいた時だからな……俺に気づかれないように回り込んだ可能性はありえない……」
姫月「ほらね？ダイイングメッセージに書かれているけど……あたしには物理的に不可能だ」
姫月「だったら……それは犯人の偽装工作と思った方が自然……」
殺陣山「いや、ダイイングメッセージのことは一度置いておくといい……」
殺陣山「他の方面から見ればいいだけだ」
459 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:48:37.47 ID:5aIlVRE00
朝永「他の方面って……例えば？」
殺陣山「……それは、今回の死因だな」
殺陣山「今回の鳴神の死因は何という結論になったっけな？」
響音「……毒殺……だよね？」
冬崎「洗剤を混ぜた時に発生する有毒ガスによる毒殺……っすけど……」
殺陣山「ならば、姫月のアリバイなど簡単に崩れるじゃないか……」
姫月「……言ってくれるじゃないか……じゃあ教えてもらおうじゃないか……」
姫月「あたしのアリバイがどう崩れるか？っていうことをね！」
……死因によって……アリバイが崩れる？
それはどういう事？
460 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:50:08.96 ID:oohYVgrD0
【ノンストップ議論 開始！】
＜【モノクマの証言】]
＜【娯楽室のドア】]
＜【ボブの持っていたメモ】]
＜【消えた雑誌】]
＜【澄々の証言】]
＜【ビリヤード玉】]
＜【姫月の証言】]
殺陣山「さて、確認するが……」
殺陣山「鳴神の死因はなんだったかな？」
色鯨「だから……毒ガスを『思い切り吸い込んじまって』……」
色鯨「娯楽室の中で毒殺されたんやろ！」
殺陣山「その通りだ……」
澄々「ですが……姫月さんは【七時に食堂前にいたはず】ですわ……」
九神「それは俺が証明しよう……」
姫月「つまり、鳴神が死んだ時には『あたしは娯楽室にいない』……」
姫月「鳴神が『七時に死んだ』以上は……」
姫月「あたしが【鳴神を殺すことなんて不可能】なんだよ！」
殺陣山「……本当にそうか？」
殺陣山「今回の死因は【毒殺】なんだぞ？」
安価↓２
462 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:53:38.81 ID:mMWdexnS0
毒殺→鳴神を[<font color="red">ﾋﾟｰｰｰ</font>]のは不可能？
連レスになってたら下で
463 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 21:53:52.60 ID:niWrGVYK0
鳴神を[<font color="red">ﾋﾟｰｰｰ</font>]のは不可能←娯楽室のドア
467 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 21:59:24.96 ID:5aIlVRE00
姫月「娯楽室のドアが壊れていること？」
姫月「あたしが壊した証拠はあるのかい？」
響音（しまった……、私の発言力が下がっちゃった……）
発言力 ４→３
響音（……崩さなきゃいけないのは姫月さんのアリバイ……殺害方法がアレなら崩せるはず……）
響音（……本当は、指摘したくない……けど……）
安価↓２
応急処置使用可能
469 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:00:28.37 ID:JKZMXoYoo
>>462
474 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:02:43.33 ID:5aIlVRE00
正解！
響音「それは……違うよ！」論破！
響音「……そうか……確かに、毒殺だとしたら……アリバイなんて無くなる……」
澄々「無くなるんですの……？」
響音「思い出して欲しいんだけど……鳴神君はダイイングメッセージを残す余裕があったんだよね？」
澄々「ええ、そうですわね……」
海東「だから……姐さんが犯人じゃないかって意見が出たんだしな……」
響音「じゃあ……鳴神くんを殺すまでにはどれだけの時間がかかったのかな？」
九神「……そういうことか！」
九神「鳴神が死ぬまでの時間が長いのであれば……」
響音「そう……７時よりも前に犯行を終えてしまえば……」
響音「あとは鳴神くんが死ぬのを待てばいいだけになる……」
響音「きっと……毒ガスでじわじわと時間をかけて……鳴神くんを殺したんだ！」
冬崎「……アリバイ工作のために……わざと時間のかかる死に方を選んだんすね……」
殺陣山「毒殺は苦しいぞ？お前たちも虫に殺虫剤をかけたことはあるだろう？」
殺陣山「ああなれば、虫はのたうち回りながら地面を這いずり回るんだ」
澄々「姫月さん……貴女は鳴神さんをそのように……」
澄々「そのように殺したんですかっ！？」
姫月「……待ちな！あたしが犯人って前提で話すんじゃないよ！」
姫月「まだ……アリバイが消えただけだろう！ただあたしに犯行可能ってだけだ！」
姫月「それに……まだ、ボブ殺しの方法だってはっきりしてないだろう！」
海東「睡眠薬を飲ませた方法……とかか？」
冬崎「……いや、それも何とかなるかもしれねえっす……」
475 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:04:50.51 ID:oohYVgrD0
冬崎「姐さん……ひとつ聞きたいんすけど……昨日の夜にボブのおっさんに会ったりしたっすか？」
姫月「急になんだい……」
冬崎「重要なことなんで……黙秘は許さないっすよ？」
姫月「……会ってないよ……だって、昨日は食堂で九神や響音達と話したあと……」
姫月「真っ直ぐ部屋に帰って寝たんだからね……」
冬崎「……ふーん、そうっすか……」
冬崎「みんなー！重要だからこの言葉を覚えておくっすよ！」
色鯨「誰に話しかけとんねん……」
冬崎「そりゃ皆っすよ！……続いて、響音ちゃん」
……私？
響音「私？」
冬崎「今日、姫月姐さんに、コーヒーに睡眠薬が入ってるかもしれないってことを話したっすか？」
響音「うん……捜査の時に一回ね……」
……>>131の時……だよね。
冬崎「よし、じゃあそれを踏まえて……ちょっとだけ思い出して欲しいんすけど……」
冬崎「この裁判で、睡眠薬を使ってボブのおっさんを眠らせたかもしれないって話の時……」
冬崎「不自然なところがひとつあるっすよねー？」
姫月「不自然なところ……？」
冬崎「じゃああの時の会話をもう一度皆で再現してみるっすよ！」
……あの時の会話に……不自然な発言があるって？
476 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:05:22.75 ID:oohYVgrD0
【ノンストップ議論 開始！】
＜【モノクマの証言】]
＜【火ノ宮の証言】]
＜【凶器の包丁】]
＜【謎の異臭】]
＜【澄々の証言】]
＜【姫月の証言】]
＜【消えた雑誌】]
響音「多分……【薬を飲ませた】んだよ」
響音「おそらく、睡眠薬を飲ませてボブさんを眠らせたんだ」
響音「多分、【食堂】でね」
海東「食堂？『夕食にでも入ってた』ってのか？」
色鯨「でも、オレらは『何ともなかったで』？」
響音「いや、きっとボブさんが『見張りに入る前に飲んだものが原因』なんだよ」
姫月「そうか……【コーヒーの中に睡眠薬を入れた】わけだね」
冬崎「あたしとおっさん、響音ちゃんは『２１時くらいに響音ちゃんの淹れたコーヒーを食堂で飲んでる』んすよね」
冬崎「実際、コーヒーを飲んだあたしも眠くて食堂の中で眠っちまったわけっすし……」
冬崎「【皆と違うものを口にしてる】としたら、そこが一番怪しいっす」
響音「……だけど……私は【眠くなってない】んだよね……」
火ノ宮「それに、俺も眠くはなっているが、飲んだものはコーヒーだはない、【紅茶】だ」
火ノ宮「朝永と一緒に紅茶を飲んでいる。そうだな？朝永」
朝永「う、うん……」
冬崎「再現どーも……さて、わかるっすか？」
冬崎「明らかに【不自然な点】……」
安価↓２
478 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:09:42.31 ID:s5A5wrxAO
コーヒーの中→不自然な点
気合いつかうべ
479 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:11:31.08 ID:5aIlVRE00
気合使用
集中力 ５→６
正解！
響音「それは違うよ！」論破！
響音「そうか……そういう事なんだ！」
響音「姫月さんには私は……冬崎さんがコーヒーを飲んだことは話したけど……」
響音「ボブさんがコーヒーを飲んだことは話してない！」
冬崎「そもそも……捜査の時点ではあたしらが睡眠薬を飲んだと予想してたのは、あたしと火ノ宮くんだけ……」
冬崎「おっさんがコーヒーを飲んだことに関しては、ノータッチだったっす……」
姫月「……く……」
姫月「……冬崎が……コーヒーを飲んだって言ってたから……」
姫月「ボブに睡眠薬を入れたって話になった時に……コーヒーを飲んだと思っただけだ！」
響音「そもそも……冬崎さんとボブさんが同じ飲み物を飲んだって……どうして思ったんです？」
響音「あの時、ボブさんが『一緒にいた』とも言ってないんですよ？」
姫月「ぐ……」
姫月「……帰るときに……ボブに会ったんだよ……」
姫月「そこで……聞いたんだ……」
九神「……帰る時に、誰にも会ってないって言っていたのにか？」
姫月「…………っ……」
海東「完璧に逃げ道を塞いでやがるな……えげつねえ……」
480 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:13:41.26 ID:oohYVgrD0
冬崎「ま、あたしの予想なんすけど……きっとボブのおっさんと姐さんは昨日会ってるんすよね？」
冬崎「きっと……ボブのおっさんにこんなこと言ってたんじゃないっすか？」
冬崎「『眠気覚ましに、コーヒーでも飲んでおくといいよ？』ってね」
冬崎「もしかしたら、『少し砂糖を入れたほうがリラックスできる』とかも言ってる可能性はあるっすね」
響音「そういえば……ボブさんも言ってたよ……」
響音「眠気対策としてコーヒーを飲みに来たって……」
火ノ宮「医者の言うことならば……普通ならば、従っておいたほうがいいと考える……」
火ノ宮「朝永……もしかしてお前も……姫月に何か言われていたんじゃないのか？」
朝永「えーっと……確か、睡眠薬をもらった時に……」
朝永「『白くて砂糖みたいな粉だからって、お腹がすいた時に食べようとするんじゃないよ』って……！？」
火ノ宮「……朝永も……利用されたのか……」
九神「加えるなら……火ノ宮の体調を心配したのも最初は姫月だった……」
九神「あれで……朝永の不安を煽ったんだろう」
殺陣山「間接的に殺人に利用されたんだな」
朝永「わ、私の……せいで？」
481 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:14:16.97 ID:oohYVgrD0
殺陣山「おそらく『医者としてのアドバイス』で、他の奴らの思考を誘導していたんだろう」
殺陣山「仮に、どちらかがうまくいかなかったとしても……この時点では『謎の呼び出しがあった事件』か『朝永が睡眠薬を砂糖に入れた事件』となるだけだ」
殺陣山「失敗した場合はそのまま、知らん顔で学園生活を続ければいいんだからな」
殺陣山「……全く、ひどく後ろ向きで、保険を掛けまくっているトリックだな」
響音「……どう、姫月さん……反論はある？」
姫月「……当然だよ……」
姫月「たった一言の失言で、終わってたまるもんか……」
姫月「あたしがやったって証拠はどこにあるんだい！」
色鯨「でも……証拠は……センセが処分したんやろ？」
色鯨「……そんなもん、提示できるわけが……」
九神「いや……そもそも……」
九神「昏倒したタイミングで証拠を処分するなら……充満したガスの影響で、塩素の匂いが付着してもおかしくない……」
九神「だが……食堂であった……あの時の姫月はそんな匂いはしなかった……」
九神「ならば……姫月はどのタイミングでダイイングメッセージや、ボトルといった証拠を処分したんだ？」
冬崎「……なら、どう考えてもあそこしかないっすね……」
……姫月さんなら、証拠を処分できるタイミングがある……
そして、そのタイミングはあそこしかない……
【証拠を提示しろ！】
安価↓２
482 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:15:59.58 ID:PzTwUvuYo
【死体発見時の状況】
484 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:18:16.92 ID:5aIlVRE00
響音（これね！）解！
響音「死体発見時……澄々さんと別れたタイミング！」
澄々「あの時……ですの？」
澄々「じゃあ、わたくしを下の階に行かせた理由は……」
冬崎「証拠を処分する間……部屋に入らせないためっすね」
響音「ボトルはきっと……あそこにあったあれがそうだと思うよ……」
【証拠を提示しろ！】
安価↓２
485 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:19:52.89 ID:DKr1pe6ao
【二本のボトル】
487 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:22:36.81 ID:5aIlVRE00
正解！
響音（これで証明できる！）解！
響音「2階の女子トイレにあった二本のクロクマ洗剤のボトル……」
響音「片方は、少しだけ残ってたけど、もう片方は空だった……」
海東「……空の方のボトルは、床に全部撒いた……シロクマ洗剤か？」
冬崎「きっと、処分するときに不自然でないように、空のクロクマ洗剤ボトルを用意して……」
冬崎「それにシロクマ洗剤を詰め替えたんじゃないっすか？」
響音「それで、少しだけ中身が残ったボトルは……おそらく、クロクマ洗剤」
火ノ宮「……倒して中身をこぼしたのだから……こぼしきれなかった分がボトルの中に残っていたのか……」
響音「きっと、急いで回収したから……とりあえずあってもおかしくない場所に置くのが精一杯だったんだと思う」
響音「だって、私と九神君は校舎の一階を探索してたから……一階にも隠せない」
響音「それで……あの場所に置くことになったんだ……」
色鯨「じゃあもうひとつの……雑誌はどこにあるんや！？」
響音「校舎の一階には隠せないし……二階か三階のどこかだと思うんだけど……」
冬崎「人海戦術で今から探索するっす……！きっと、それには鳴神君の囮のダイイングメッセージもあるはずっすから……」
冬崎「それさえ見つければ……動かざるを得ない物的証拠に……！」
姫月「面白いじゃないか……」
姫月「じゃあ、見つからなかったら、その推理は取り消してもらっていいね？」
海東「ちっ……ずいぶん自信ありげだな……そんなに分からないところに隠したか？」
澄々「絶対に……絶対に見つけますわよ！」
488 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:24:08.81 ID:oohYVgrD0
モノクマ「うぷぷぷ！裁判から一転して宝探しゲームになるわけだね！」
モノクマ「いいよ！じゃあ裁判を一旦中断して、宝探しを開始してください！」
モノクマ「開放してある場所ならどこを探してもいいよ！頑張って頑張って！」
殺陣山「……どこを探してもいいんだな？」
モノクマ「勿論です！」
殺陣山「……わかった」
そう言うと、殺陣山は姫月さんに近づいていく……すると……
殺陣山「そこだな」
そう言うと、姫月さんの白衣の中に手を入れた……！
姫月「くっ……」
澄々「ちょ、何やってますの！？」
海東「いきなりセクハラとか……」
殺陣山「騒ぐな……ほら、あったぞ」
……そう言うと、殺陣山は姫月さんの服の中から、一冊の本を取り出した。
……化学……雑誌？
殺陣山「随分と自信ありげに話すからな、ならば、絶対見つからないところに隠してあったんだろう」
殺陣山「と、なれば……自分の手元に置いておくのが安心だ」
殺陣山「……ふむ、見事に書いてあるな……周期表が書かれているページに……」
殺陣山「血文字で、『ヒメツキ』とな……」
……姫月さんの名前が直接書かれている……
なら、つまり……
響音「これで、証明できるよね？姫月さん……」
姫月「……はあ、やっぱりね……」
姫月「……運任せっていうのは、途中まで上手くいってると、必ずロクなことにならないんだよ……」
姫月「最後の最後で、負けちまうなんてね」
響音「……じゃあ、事件を最初から振り返って……」
響音「……もう、終わりにしたいんだよ……」
響音「大切な仲間を疑うのは……もう終わりにしたい……！」
489 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:25:13.43 ID:oohYVgrD0
【クライマックス推理】
昨日の深夜、ボブさんを娯楽室に呼び出した犯人は、事前にボブさんを殺すために幾つかの罠を張っていたんだ。
まず、朝永さんを通じて入れた（ A ）……次に、ボブさんを呼び出す時に使ったメモ……これに（ B ）と書く事で、ボブさんは眠りやすい状態になった……
この二つを組み合わせることで、犯人は眠っているボブさんを正面から刺し殺すことに成功したんだ。
そして、ボブさんを殺して……あたかも起きている状態のボブさんを刺殺したように見せるため、遺体を床に寝かせたあと……
犯人は、次の殺人の準備に取り掛かったんだ。
まず、用意したのは（ C ）と（ D ）、この二つを組み合わせることで、毒ガスを発生させることができるからね。
用意したもののうち、片方は（ E ）に撒いておいたんだ。あるトリックのために……
続いて、犯人は部屋からターゲットを出さないために、（ F ）を壊したんだ。随分とひしゃげた状態になっていたから……多分、美術室のハンマーかなにかでね。
この二つを組み合わせて……簡易的なガス室作り上げたんだ。
そして……六時には呼び出しておいたターゲット……鳴神君が現れた。
部屋に入った鳴神君は……きっと驚いたんだろうね、中にボブさんの死体があったんだから。
そして、思わず駆け寄ってしまった彼が部屋に入るのを見届けると……
犯人は、ドアを閉めた……これにより、鳴神君は脱出が不可能になってしまった。
そして、犯人はある方法を使って、部屋の外にいながら、部屋の中で毒ガスを調合したんだよ。
その方法っていうのは……（ G ）、これをボトルの口に引っ掛けておくことで、引っ張っただけでボトルを倒れる状態にしたんだ。
……ただ、引っ張った時に血に触れた部分が、（ H ）に触れてしまって、証拠が残ってしまったんだけど……
それによって、あらかじめ床に撒いてあった薬品と一緒に化学反応が起きて……
部屋の中では毒ガスが発生して、そのなかに鳴神君は取り残される事態になってしまったんだ。
だけど、鳴神君はただ死んだわけじゃなかった……
（ I ）と（ J ）の二つにダイイングメッセージを遺していたんだよ……きっと、片方は処分されることを予期していたんだろうね。
そうなってもいいように、犯人に対して二重の罠を仕掛けた鳴神君は……そのまま娯楽室で息絶えた……
……その残してくれたダイイングメッセージ……『H・R』が意味しているのは……
（ K ）……あなたしか、いない……
【推理が繋がるように（）内の文章を埋めろ！】
A……犯人が朝永を通じて使ったものは？
B……犯人はボブにどういう指示を行った？
C、D……毒ガスを発生させるために使ったものは？
E……犯人はそれを何処に撒いた？
F……部屋から脱出不能にするために壊したものは？
G……部屋の外から毒ガスを作る……その方法は？
H……使った道具は、どこに証拠を残した？
I、J……鳴神が遺したダイイングメッセージはどこに書かれた？
K……犯人の名前は？
安価↓３まで
全問正解がいればクリア。
490 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:29:53.59 ID:PzTwUvuYo
A 睡眠薬
B 椅子に座って待て
C,D シロクマ洗剤、クロクマ洗剤
E カーペット
F ドアノブ
G 糸
H ドアの下部
I,J 化学雑誌、ビリヤード玉
K 姫月療歌
491 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:30:22.11 ID:hEOUpEpd0
Ａ睡眠薬
Ｂコーヒー飲むといいよ
Ｃしろくま洗剤
Ｄくろくま洗剤
Ｅカーペット
Ｆドアノブ
Ｇドアと床の隙間
Ｈボブの血
Ｉ雑誌
Ｊビリヤードのボール
Ｋ姫月さん
492 ： 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします 2014/01/28(火) 22:31:11.92 ID:qzV0iJoo0
A 睡眠薬
B 椅子にでも座っておいて
C シロクマ洗剤
D クロクマ洗剤
E カーペット
F 出口のドア
G ヒモ
H ドアの下
I 雑誌
J ビリヤード玉
K 姫月療歌
497 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:38:06.83 ID:5aIlVRE00
【クライマックス再現】
昨日の深夜、ボブさんを娯楽室に呼び出した犯人は、事前にボブさんを殺すために幾つかの罠を張っていたんだ。
まず、朝永さんを通じて入れた睡眠薬……次に、ボブさんを呼び出す時に使ったメモ……『これに椅子に座って待つように』と書く事で、ボブさんは眠りやすい状態になった……
この二つを組み合わせることで、犯人は眠っているボブさんを正面から刺し殺すことに成功したんだ。
そして、ボブさんを殺して……あたかも起きている状態のボブさんを刺殺したように見せるため、遺体を床に寝かせたあと……
犯人は、次の殺人の準備に取り掛かったんだ。
まず、用意したのはシロクマ洗剤とクロクマ洗剤、この二つを組み合わせることで、毒ガスを発生させることができるからね。
用意したもののうち、片方はに撒いておいたんだ。あるトリックのために……
続いて、犯人は部屋からターゲットを出さないために、ドアノブを壊したんだ。随分とひしゃげた状態になっていたから……多分、美術室のハンマーかなにかでね。
この二つを組み合わせて……簡易的なガス室作り上げたんだ。
そして……六時には呼び出しておいたターゲット……鳴神君が現れた。
部屋に入った鳴神君は……きっと驚いたんだろうね、中にボブさんの死体があったんだから。
そして、思わず駆け寄ってしまった彼が部屋に入るのを見届けると……
犯人は、ドアを閉めた……これにより、鳴神君は脱出が不可能になってしまった。
そして、犯人はある方法を使って、部屋の外にいながら、部屋の中で毒ガスを調合したんだよ。
その方法っていうのは……糸を使うこと、これをボトルの口に引っ掛けておくことで、引っ張っただけでボトルを倒れる状態にしたんだ。
……ただ、引っ張った時に血に触れた部分が、ドアの下部分の隙間に触れてしまって、証拠が残ってしまったんだけど……
それによって、あらかじめ床に撒いてあった薬品と一緒に化学反応が起きて……
部屋の中では毒ガスが発生して、そのなかに鳴神君は取り残される事態になってしまったんだ。
だけど、鳴神君はただ死んだわけじゃなかった……
科学雑誌とビリヤード玉の二つにダイイングメッセージを遺していたんだよ……きっと、片方は処分されることを予期していたんだろうね。
そうなってもいいように、犯人に対して二重の罠を仕掛けた鳴神君は……そのまま娯楽室で息絶えた……
……その残してくれたダイイングメッセージ……『H・R』が意味しているのは……
……姫月療歌さん……あなたしか、いない……
COMPLETE！
499 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:39:21.05 ID:5aIlVRE00
響音「これが事件の全貌だよ……っ」
響音「……うううううううう……」
冬崎「……響音ちゃん、顔を上げるっす」
冬崎「正しいことを言ってるのは響音ちゃんなんすから……」
姫月「そうさ……あたしがやったんだ……」
姫月「あの二人を殺したのはあたしさ……もう言い逃れはしないよ」
海東「……あんたみたいな人が……どうして……」
澄々「そんなことはどうでもいいですわ！」
澄々「よくも……よくも鳴神さんをっ！」
モノクマ「おっと、仇討ちはよくないよ！だってボクがおしおきできなくなっちゃうでしょ？」
モノクマ「それじゃあ、議論の結論も出たようだし……やっちゃいますか……！」
モノクマ「はてさて！クロとなるのは誰なのか！？」
モノクマ「その答えは、正解なのか？不正解なのかー！？」
モノクマ「それではいきましょう！投票ターイム！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
MONOKUMA
VOTE
ｼﾞｬﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗ……
|ﾋﾒﾂｷ|ﾋﾒﾂｷ|ﾋﾒﾂｷ|
ﾃｯﾃﾚｰ！
ﾁｬﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗ……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
学 級 裁 判
閉廷！
506 ： １ ◆HACMvD2zUw 2014/01/28(火) 22:43:43.23 ID:5aIlVRE00
【リザルト】
発言力ボーナス ３
集中力ボーナス ６-２＝４
合計 7
ノンストップ議論ノーミスボーナス 不可 ０
反論ショーダウンノーミスボーナス 可 2
証拠提示･人物指定ノーミスボーナス 不可 ０
クライマックス再現ノーミスボーナス 可 ２
合計 4
獲得モノクマメダル １１
現在の所持メダル 22
5％の判定に負けた姫月さんに敬礼。
僕もびっくりしたよ！
それでは次回はおそらく木曜日か金曜日になると思います。
お疲れ様でした。
→おしおき編
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