742 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/10(日) 23:16:21.22 ID:P9IxpHhI0
-------------------------------------------------------
三日目になりました。 今日も犠牲者は発見されませんでした。
昨日は、プールで色々と体を動かしたからか、ぐっすりと眠ることが出来た。
だから、今日は朝早くのご飯を食べることが出来る。
食堂には、まだ地院家君がご飯を食べているだけで、他には誰の姿も見えなかった。
地院家「お？ 女神様じゃねーの！ 何か飲むか？」
一昨日助けられたからかわからないけど、あれ以来私のことを女神様と崇めて来てくれている。
地院家「……ところでさ、女神様はどうしてあんなに軽く動けたんだ？」
地院家「普段から動いているはずの俺ですら、すぐには動けなかったのに……」
地院家君は、私が素早く彼を助けたことが気になっているみたいだった。
確かに、彼の肩書上、素早く動けなかったというのは、影を落とす内容なのかもしれない。
マギカ「あの……女神様っていうのは、恥ずかしいんだけど」
地院家「恥ずかしがることね―だろ？ だって、可愛くて強い、なんて女神以外のなんだって言うんだよ！」
マギカ「あ……うん……ちょっと、気持ち悪い、かな」
地院家「意外と辛辣！？」
とか、そんなふざけたこと言っている場合ではなくて……
マギカ「もしかして、私が助けたことが、劣等感になってる？」
地院家「いや、そういうわけじゃ……ねーんだけどさ」
地院家「俺は、これでも体育会系なわけじゃん？」
地院家「だからさ……俺、何のために鍛えていたのかな、って思って」
マギカ「地院家君……」
地院家「いや、女神様が悪いってわけじゃないんだ」
地院家「俺も、次は誰かのために行動できるかなって、そう思ってさ」
地院家「俺、女神様のことを尊敬してるんだぜ！」
そう言ってくれる地院家君の笑顔が、私には嬉しかった。
人を笑顔にするのは、私にとっての使命だと思っているから。
【Info】
地院家大門との交友度が上昇しました。
地院家大門との交友関係が、友人になりました。
地院家大門の通信簿項目が追加されました。
743 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/10(日) 23:30:01.55 ID:P9IxpHhI0
先に食事を済ませて食堂を後にした地院家君と入れ替わりで入ってきたのは、円扇さんだった。
四ノ宮亭「むっ、魔法少女殿か。こんな朝から、朝餉とは素晴らしい傾向だな」
四ノ宮亭「だが、それだけでは世界の絶望は……ぶふっ……くふふっ、ツボに……」
この人、相変わらずだなぁ……。
食堂に入ってくるなり、ツボに入ってしまった円扇さんに代わり、朝食で必要なバナナを取ってきてあげようっと。
四ノ宮亭「す、すまないな。……くふっ……、朝食はバナナシェイクと相場が決まって、ふふ」
円扇さんは、絶望がどうこうとか、滅亡とか言ってくるんだけど……
そのくせ、変なところでツボに入ったりするからどことなくおかしい人に見えるんだよなぁ。
マギカ「そういえば……、円扇さんはどうして朝にバナナシェイクを飲むんですか？」
円扇「ああ、それはですね。バナナのエネルギーが全身に染み渡るからですよ」
円扇「落語家として、昼食が遅くなることも多いですから……朝食でエネルギー源を採るようにしているのです」
円扇「最初は所謂願掛けのような物だったのですが……今では、日課になってしまっていまして」
円扇「朝に飲まないと、一日が始まらないのですよ」
そうそう、こうして落語家の目をしているときは、きりっとして格好いいとおもうんだけど。
円扇「私は、世界の滅亡を恐れる人々の絶望を取り切るために、落語家に、ぶふっ……あはははっ！」
円扇「げほぉっ！？」
マギカ「ほら、食べながら笑うからですよ！ はい、水水！」
本当に、変なところで手がかかるんだからっ！
【Info】
四ノ宮亭円扇との交友度が上がりました。
四ノ宮亭円扇との交友関係が、知人になりました。
四ノ宮亭円扇の通信簿項目が追加されました。
745 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/10(日) 23:41:35.70 ID:P9IxpHhI0
朝食を食べたあと、午前中を瞑想に費やした私は、昼食を取ってからテーマパークの入口に足を運んだ。
喫茶店で何か飲み物でも飲もうと思ったところで、まだ挨拶していない男子生徒がいることに気づいた。
島「……ん？ 貴女は、お前は昨日の魔法少女か」
マギカ「えっと……挨拶出来ていませんでしたよね？ 魔法少女の、円マギカといいます」
島「おう！ 俺様は『超高校級の美容師』、島武彦だ。よろしくな！」
自己紹介をしようとしたところで、握手をしようと手を出したものの、島君は手を引っ込めてしまった。
……あれ？
島「あ、その……俺、女性恐怖症でよ。仕事中ならともかく、それ以外の時はさわれないんだよ」
島「とはいっても、俺は結構貴女が好みだからな……、今度ただで綺麗にしてやるよ」
島「俺様の手にかかれば、もっと可愛くなれると思うぜ？」
真っ向から好意を見せてくれるのは悪くないし、他の人に比べると邪な視線でもないからいいんだけど。
マギカ「そっか……そのときは、お願いしようかな？」
島「やっぱりゴスロリのが似合うかぁ？ だとすれば、前髪を短くして、ボブカットにワンポイントを……後ろはざっくばらんに……」
あれ、雲行きが怪しい……？
なんか、変な髪型になりそうな気がビンビンする……！
マギカ「えっと、やっぱり遠慮……出来ないよねぇ？」
構想を練っている島君に、私はただただ引くだけしか出来なかった。
【Info】
島島武彦との交友度が上がりました。
島武彦との交友関係が、知人になりました。
755 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:15:00.09 ID:35PeBqXM0
学 級 裁 判 ！
開 廷 ！
モノクマ「それでは、学級裁判を始めます！」
モノクマ「って、なんでよ！ 事件なんか起こっていないのにさ！」
モノクマ「オマエラが夕食に何を取ろうと知らないけどさぁ……」
モノクマ「そんなことでボクを呼び出さないで欲しいよね！ まったく……」
モノクマ「それじゃ、ボクはもう帰るよ？ 勝手に食べたいものを議論して下さい！」
マギカ（……私は、カレーライスが食べたい！）
マギカ（そのためには、この裁判で皆の意見を論破していかなければいけない……）
マギカ（今日の夕食は、私達の投票結果で決まるのだから……！）
茅ヶ崎「それで……、いきなり夕食を決めるための会議になっちゃったわけだけど……」
リアナ「私は、断然パスタが食べたいがな。ここはやはり、カルボナーラがいい」
マギカ「あ、あの……」
島「いやいや、やっぱりここは味噌ラーメンが一番だな」
愛鬼「な、なんであんな油っぽい食べ物を……！ わ、私は……そうね、ハーブ香味のチキングリルが」
地院家「難易度を考えて物を言えって！ 俺達がつくんだぞ？」
地院家「食べた瞬間に三途の川が見えるような食べ物作ってどうすんだよ！」
マギカ「か……かれ……」
宜保「……取り敢えず、この冷凍倉庫内の食品リストを見て作れそうなものを言ってくれるか？」
宜保「その中から、投票による多数決で決めようと思う」
マギカ（……言いそびれちゃった。ぐすん）
<コトダマ：冷凍倉庫内の食品リスト>を入手した。
<冷凍倉庫内の食品リスト>：冷凍倉庫内には、肉と野菜だけが入っており、魚介は明日の朝まで搬入されない。
756 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:26:07.65 ID:35PeBqXM0
うぷぷぷ……
いきなり学級裁判が始まっちゃってびっくりした？
>>1が特別に用意した、学級裁判のチュートリアルだよ！
ちなみに、パーフェクトを達成すると、全員の親密度が上昇します！
� 撻離鵐好肇奪弋掴澄�
これは、安価先の解答が正しければ、正答になるよ！
例えば【模擬刀の先制攻撃】を【金の模擬刀】で論破する場合は
【金の模擬刀】 → 【模擬刀の先制攻撃】 と記して下さい。
左側がコトダマ 右側が論破するべきウィークポイントです。
また、【】でくくられているものは、反論するべきウィークポイント。
<>でくくられているものは、賛成するべきアグリーポイントになります。
間違えないように頼むよ……うぷぷぷ。
�◆ 敞刃瀬轡隋璽瀬Ε鵝�
これも、安価先の解答が正しければ正答になるよ！
特に指摘するべきこともないから、ここは置いておくよ
�� 【ひらめきアナグラム】
指定文字数の解答を、安価先が答えられれば正解になるよ！
ちなみに、
【閃きアナグラム】 正答 7文字 の 場合
き く お う そ し つ
ん り か い て く が
の中から、正解を選ぶという形になります。
A.今回は、きおくそうしつ が正解。
�ぁ 撻蹈献�ルダイブ】
……どうしろと？
�ァ �PTA】
� 銑△箸曚榮韻犬�、安価先の解答が正解ならOKです。
例えば……
や す
△
ひろ □ ○ たえ
×
こ
の場合、
△→□→○→× と回答すればOKです。
では、宜しいですか？
学級裁判です！
757 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:30:23.71 ID:35PeBqXM0
<コトダマ：冷凍倉庫内の食品リスト>を入手した。
<冷凍倉庫内の食品リスト>：冷凍倉庫内には、肉と野菜だけが入っており、魚介は明日の朝まで搬入されない。
【ノンストップ議論 開始】
＜【冷凍倉庫内の食品リスト】
矢田「食べたいものを言っていく、それが一番良いのではないだろうか！」
矢田「やはり、自分をぶつけあうことで仲良くなることも出来るだろうからな！」
ココア「わんっ！」
矢田「はっはっは、ココアは【ドッグフード】が食べたいのか！」
破魔耶「あ、あのぅ……ボクは、【ペペロンチーノ】が食べたいかな……」
涌井「私としては……ランチには、【和風おろしハンバーグ】が宜しいのですが……」
四ノ宮亭「昼餉には、【餃子の類】を食べなければ、人類が滅亡……ふふ」
三菱「あらあらぁ？ 折角だし、私は【ペスカトーレ】とか食べてみたいんだけど」
矢倉「男なら……【お茶漬け】、だ」
……あれ、あの人が言っている料理って、ここにあるものじゃ作れないんじゃ……？
安価指定
>>760
760 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2013/11/11(月) 23:42:43.90 ID:1xiJc7U50
【冷凍倉庫内の食品リスト】 → 【ペスカトーレ】
761 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:43:48.13 ID:35PeBqXM0
>>760
【冷凍倉庫内の食品リスト】 → 【ペスカトーレ】 成功！
Break！
762 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:45:06.22 ID:35PeBqXM0
マギカ「そんなの絶対おかしいよ！」 論破！
マギカ「三菱さん！ ペスカトーレはここの材料じゃ作れないよ！」
三菱「あらあらぁ？ なんでそう言えるのかしら……？」
マギカ「食品リストによると……ここにあるのは、肉類と野菜類だけ……」
マギカ「魚介類がない以上、ペスカトーレは作れないはずだよ！」
三菱「あら……本当だわ……。残念だけど、諦めるしかないのかしら？」
リアナ「残念だが、ペスカトーレは難しいだろうな」
宜保「……ということは、これで一つ潰れた、ということだな」
宜保「折角、皆で親睦を深めるために夕食会を開くのだ……」
宜保「作れるものの中で、それぞれ自分の料理を推し出して欲しい！」
マギカ（そう言えば……、さっきラウンジで雑誌を拾ったけど、何かの役に立つかな？）
<コトダマ：ラーメン雑誌>を入手した。
<ラーメン雑誌>：美味しいラーメンを作るには、出汁からとったスープが必要。
763 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:46:14.99 ID:35PeBqXM0
【ノンストップ議論 開始】
＜【ラーメン雑誌】
リアナ「やはり、昼飯にはカルボナーラがいい！」
リアナ「カルボナーラの【濃厚な味わい……】、貴様らにはわからないのか？」
破魔耶「折角パスタにするなら、ペペロンチーノが一番だよ」
破魔耶「【にんにくのアクセント】が、ぴりりと美味しいんだから」
涌井「ここは、やはり……【洋と和が織り成す】ハーモニー……」
涌井「昼食は和風おろしハンバーグが一番ですわ」
四ノ宮亭「……餃子は何と言ってもですね」
四ノ宮亭「【美味しいラーメンとセット】だからこそ、味わい深い飲茶になるのですよ！」
矢倉「……一息に、お茶漬けと言っても、鮭や梅など……」
矢倉「【素材そのものの味】が楽しめる逸品だ……」
……あれ、あの人の発言って、私が持っている情報で論破できそうだぞ……？
764 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:46:42.35 ID:35PeBqXM0
アンカ指定忘れた……
安価>>766
766 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2013/11/11(月) 23:50:34.32 ID:v85uPFOx0
【ラーメン雑誌]→[美味しいラーメンとセット]
769 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:55:09.70 ID:35PeBqXM0
マギカ「そんなの絶対おかしいよ！」
マギカ「円扇さん！ 餃子を作ることは出来ても、ラーメンはここでは作れないんだよ！」
四ノ宮亭「ふむ、その理由を聞かせてもらっても？」
マギカ「本当に美味しいラーメンは、スープの出汁からこだわって作るもの……」
マギカ「それこそ、昼食で食べたいからって理由だけで作れるものじゃないんだよ！」
四ノ宮亭「ですが、餃子は別にラーメンがなくても……」
マギカ「円扇さんは、ラーメンと一緒にあるからこそ、餃子を推していた……」
マギカ「ラーメンが作れない以上、餃子を推す意味はなくなったはずだよ！」
私の言葉に、円扇さんが黙りこむ。
これで、ペスカトーレと餃子を論破できたと思った……。
茅ヶ崎「その発言は、議論の波に乗れてないよ！」
そこで、私の発言に茅ヶ崎さんが反論してくるまでは……。
マギカ（思いだせ……たしかモノクマはなんて言っていた……？）
<コトダマ：モノクマの証言>を入手しました。
<モノクマの証言>：厨房に備え付けの食材に、インスタント品は存在しない。穀類は、明日までパスタやパンが入荷しない。
770 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:55:50.35 ID:35PeBqXM0
【反論ショーダウン 開始】
＜【モノクマの証言】
茅ヶ崎「マギカちゃんの / 発言によるとさ……」
茅ヶ崎「一からスープを / 作ることが前提になってるよね？」
茅ヶ崎「でも……本当に / 一からスープを」
茅ヶ崎「作る必要なんて / あるのかな？」
マギカ「ラーメンを食べるなら、スープから作らないといけないんじゃない？」
マギカ「それこそ、これだけ大勢なんだから！」
茅ヶ崎「別に人数なんてこの際関係ないんじゃないかな？」
茅ヶ崎「【餃子を皆で作った後】だし……」
茅ヶ崎「【即席麺で済ませる】って選択肢もあったはずだよ！」
773 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2013/11/12(火) 00:01:05.74 ID:ai+CNHzR0
【モノクマの証言】→【即席麺で済ませる】
四宮亭とセレスさんは同郷の可能性が微レ存
775 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:07:11.55 ID:ThTKSics0
マギカ「その言葉、切り捨てるよ！」
マギカ「茅ヶ崎さん……即席麺で済ませることは出来ないんだよ」
茅ヶ崎「え……インスタントラーメンを使えば別に問題ないんじゃ……」
マギカ「いや、そのインスタント食品が在庫切れみたいなんだよね」
マギカ「さっきモノクマから教えてもらったんだよね……」
マギカ「夕飯前にお腹すいちゃったから、なにかないかなって思って」
茅ヶ崎「……っていうことは、本当に？」
マギカ「ラーメンを作るなら、スープからってことになるかな」
宜保「これで餃子の線は消えたな。無論、味噌ラーメンの線もだ」
円天寺「そうなると……残りは、パスタかハンバーグか、お茶漬けってことに……」
マギカ「わ、私はカレーライス食べたいけど！」
マギカ「私に賛成して、カレーライス作ってよ！」
地院家「俺も！ 女神様に賛成！」
藻根「ふむふむ、魔法少女殿に賛成ですなぁ。カレーは誰が作っても外れがありません故……」
蜜岡「あのぉ……パスタも、ストックがないみたいなんだけど……」
島「ってことは、ハンバーグかカレーライスの二択なのか？」
島「俺様はどっちでもいいけどな」
三菱「うーん……この際、作りやすいのはどっちなのかしら？」
776 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:07:43.05 ID:ThTKSics0
愛鬼「……と、ところで、ハンバーグを作るにあたって……『あれ』がない気がするんだけど……」
宜保「あれ、とは何のことだ？」
藻根「ふむ……そういうことですな。確かに、ここのあれは大きいですものなぁ……」
地院家「確かに、あれじゃハンバーグを作るのは難しいかもしれねーな」
矢倉「……確かに、そのような技術を持っているものはいないようだからな……」
マギカ（あれ、あれってなんだろう？ ハンバーグに必要なのは細かいのだけど……）
マギカ（ここにあるのって、たしか大きいのだけだよね……？）
マギカ（ってことは……足りないのは、あれだ！）
【閃きアナグラム 開始】
正答 四文字
ひ り ぶ く
と に き た
アンカ指定
>>778
778 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2013/11/12(火) 00:10:41.83 ID:oj43ovDG0
ひきにく
779 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:13:53.76 ID:ThTKSics0
>>778 ひきにく 正解
Complete！
780 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:14:29.46 ID:ThTKSics0
マギカ「そうか、わかったよ！」
マギカ「ハンバーグを作るには、ひきにくが足りないんだよ！」
マギカ「ここに搬入されているのは、全て大きいお肉だから……」
マギカ「ひき肉を作ることは難しいはずなんだ」
涌井「と、ということはつまり……」
円天寺「ハンバーグは作れないってことだねー」
涌井「モノクマ様……」
モノクマ「……ん？」
涌井「明日から、ひき肉を……入荷してくださいませ」
地院家「ま……マジ泣き……」
蜜岡「恐るべきは……執念ねぇ」
円天寺「こ、今度作ってあげるから、一緒に食べよ？」
モノクマ「……明日の夕食は、ハンバーグにしておくから元気だしなよ」
藻根「モノクマ殿に心配されていますぞ！」
宜保「と……とにかくだな、これでお茶漬けかカレーライスになったわけだが……」
矢倉「いや、皆でワイワイ食べるなら……カレーのがいいだろう」
マギカ「そうだよね！ 作るところから楽しめるし！」
破魔耶「そういえばぁ……厨房の棚に、カレー粉が入っているのならみたよ」
矢田「では、皆でカレーライスを作ろうではないか！」
茅ヶ崎「……私、甘口がいい」
地院家「よっしゃ、頑張っていこうぜ！」
リアナ「わ、私は大反対だ！ カレーライスなど、断じて認めないぞ！」
781 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:14:59.37 ID:ThTKSics0
【PTA 開始】
リアナ「私は認めないぞ！」
リアナ「辛いものは食べたくない！」
リアナ「甘口って言ったって辛いことは変わりないだろう！」
リアナ「子供扱いするな！」
リアナ「辛いものは舌に悪いんだ！」
リアナ「カルボナーラ！ カルボナーラ食べたい！」
マギカ「大丈夫だよ、リアナちゃん！」
マギカ「だって、このカレー粉の甘味成分は……」
は ち
△
ごと □ ○ みつ
×
り ん
安価指定
>>783
783 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2013/11/12(火) 00:17:19.35 ID:oj43ovDG0
×→□→△→○
785 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:21:27.45 ID:ThTKSics0
>>783
× → □ → △ → ○
り ん ご と は ち み つ 正解！
Break！
786 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:22:29.04 ID:ThTKSics0
マギカ「このカレー粉、りんごとはちみつが入っているんだよ！」
マギカ「どう、甘そうじゃない？ 全然辛くないよね？」
リアナ「……本当？」
マギカ「うん、本当」
リアナ「……それじゃ、マギカを信じる」
宜保「ふっ……決まったな」
円天寺「今日の夕食は……」
愛鬼「か、カレーってことね……」
この日、作ったカレーは、最高に美味しかった。
たとえ、ここにいるメンバー全員でワイワイ出来る機会が少ないとしても、
私は今日のことを決して忘れないだろう。
【Info】
全員との親密度が上昇しました。
論破ボーナスとして、モノクマメダルを20枚手に入れました。
787 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:24:09.18 ID:ThTKSics0
以上で、学級裁判のチュートリアルを終了します。
今日ぶっつけで書いたので、拙いところがあったのは許して欲しいところ。
全員参加できる学級裁判って珍しいから、一度書いておきたかった。
これで、誰が死んでも心残りないよね！
さくっと誰か消えちゃうけど、心残りないよね！
……では、今日の更新は以上です。
夜遅くまでお疲れ様でした！
→４日目
【元スレ】
【安価】安価ンロンパ：安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】
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三日目になりました。 今日も犠牲者は発見されませんでした。
昨日は、プールで色々と体を動かしたからか、ぐっすりと眠ることが出来た。
だから、今日は朝早くのご飯を食べることが出来る。
食堂には、まだ地院家君がご飯を食べているだけで、他には誰の姿も見えなかった。
地院家「お？ 女神様じゃねーの！ 何か飲むか？」
一昨日助けられたからかわからないけど、あれ以来私のことを女神様と崇めて来てくれている。
地院家「……ところでさ、女神様はどうしてあんなに軽く動けたんだ？」
地院家「普段から動いているはずの俺ですら、すぐには動けなかったのに……」
地院家君は、私が素早く彼を助けたことが気になっているみたいだった。
確かに、彼の肩書上、素早く動けなかったというのは、影を落とす内容なのかもしれない。
マギカ「あの……女神様っていうのは、恥ずかしいんだけど」
地院家「恥ずかしがることね―だろ？ だって、可愛くて強い、なんて女神以外のなんだって言うんだよ！」
マギカ「あ……うん……ちょっと、気持ち悪い、かな」
地院家「意外と辛辣！？」
とか、そんなふざけたこと言っている場合ではなくて……
マギカ「もしかして、私が助けたことが、劣等感になってる？」
地院家「いや、そういうわけじゃ……ねーんだけどさ」
地院家「俺は、これでも体育会系なわけじゃん？」
地院家「だからさ……俺、何のために鍛えていたのかな、って思って」
マギカ「地院家君……」
地院家「いや、女神様が悪いってわけじゃないんだ」
地院家「俺も、次は誰かのために行動できるかなって、そう思ってさ」
地院家「俺、女神様のことを尊敬してるんだぜ！」
そう言ってくれる地院家君の笑顔が、私には嬉しかった。
人を笑顔にするのは、私にとっての使命だと思っているから。
【Info】
地院家大門との交友度が上昇しました。
地院家大門との交友関係が、友人になりました。
地院家大門の通信簿項目が追加されました。
743 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/10(日) 23:30:01.55 ID:P9IxpHhI0
先に食事を済ませて食堂を後にした地院家君と入れ替わりで入ってきたのは、円扇さんだった。
四ノ宮亭「むっ、魔法少女殿か。こんな朝から、朝餉とは素晴らしい傾向だな」
四ノ宮亭「だが、それだけでは世界の絶望は……ぶふっ……くふふっ、ツボに……」
この人、相変わらずだなぁ……。
食堂に入ってくるなり、ツボに入ってしまった円扇さんに代わり、朝食で必要なバナナを取ってきてあげようっと。
四ノ宮亭「す、すまないな。……くふっ……、朝食はバナナシェイクと相場が決まって、ふふ」
円扇さんは、絶望がどうこうとか、滅亡とか言ってくるんだけど……
そのくせ、変なところでツボに入ったりするからどことなくおかしい人に見えるんだよなぁ。
マギカ「そういえば……、円扇さんはどうして朝にバナナシェイクを飲むんですか？」
円扇「ああ、それはですね。バナナのエネルギーが全身に染み渡るからですよ」
円扇「落語家として、昼食が遅くなることも多いですから……朝食でエネルギー源を採るようにしているのです」
円扇「最初は所謂願掛けのような物だったのですが……今では、日課になってしまっていまして」
円扇「朝に飲まないと、一日が始まらないのですよ」
そうそう、こうして落語家の目をしているときは、きりっとして格好いいとおもうんだけど。
円扇「私は、世界の滅亡を恐れる人々の絶望を取り切るために、落語家に、ぶふっ……あはははっ！」
円扇「げほぉっ！？」
マギカ「ほら、食べながら笑うからですよ！ はい、水水！」
本当に、変なところで手がかかるんだからっ！
【Info】
四ノ宮亭円扇との交友度が上がりました。
四ノ宮亭円扇との交友関係が、知人になりました。
四ノ宮亭円扇の通信簿項目が追加されました。
745 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/10(日) 23:41:35.70 ID:P9IxpHhI0
朝食を食べたあと、午前中を瞑想に費やした私は、昼食を取ってからテーマパークの入口に足を運んだ。
喫茶店で何か飲み物でも飲もうと思ったところで、まだ挨拶していない男子生徒がいることに気づいた。
島「……ん？ 貴女は、お前は昨日の魔法少女か」
マギカ「えっと……挨拶出来ていませんでしたよね？ 魔法少女の、円マギカといいます」
島「おう！ 俺様は『超高校級の美容師』、島武彦だ。よろしくな！」
自己紹介をしようとしたところで、握手をしようと手を出したものの、島君は手を引っ込めてしまった。
……あれ？
島「あ、その……俺、女性恐怖症でよ。仕事中ならともかく、それ以外の時はさわれないんだよ」
島「とはいっても、俺は結構貴女が好みだからな……、今度ただで綺麗にしてやるよ」
島「俺様の手にかかれば、もっと可愛くなれると思うぜ？」
真っ向から好意を見せてくれるのは悪くないし、他の人に比べると邪な視線でもないからいいんだけど。
マギカ「そっか……そのときは、お願いしようかな？」
島「やっぱりゴスロリのが似合うかぁ？ だとすれば、前髪を短くして、ボブカットにワンポイントを……後ろはざっくばらんに……」
あれ、雲行きが怪しい……？
なんか、変な髪型になりそうな気がビンビンする……！
マギカ「えっと、やっぱり遠慮……出来ないよねぇ？」
構想を練っている島君に、私はただただ引くだけしか出来なかった。
【Info】
島島武彦との交友度が上がりました。
島武彦との交友関係が、知人になりました。
755 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:15:00.09 ID:35PeBqXM0
学 級 裁 判 ！
開 廷 ！
モノクマ「それでは、学級裁判を始めます！」
モノクマ「って、なんでよ！ 事件なんか起こっていないのにさ！」
モノクマ「オマエラが夕食に何を取ろうと知らないけどさぁ……」
モノクマ「そんなことでボクを呼び出さないで欲しいよね！ まったく……」
モノクマ「それじゃ、ボクはもう帰るよ？ 勝手に食べたいものを議論して下さい！」
マギカ（……私は、カレーライスが食べたい！）
マギカ（そのためには、この裁判で皆の意見を論破していかなければいけない……）
マギカ（今日の夕食は、私達の投票結果で決まるのだから……！）
茅ヶ崎「それで……、いきなり夕食を決めるための会議になっちゃったわけだけど……」
リアナ「私は、断然パスタが食べたいがな。ここはやはり、カルボナーラがいい」
マギカ「あ、あの……」
島「いやいや、やっぱりここは味噌ラーメンが一番だな」
愛鬼「な、なんであんな油っぽい食べ物を……！ わ、私は……そうね、ハーブ香味のチキングリルが」
地院家「難易度を考えて物を言えって！ 俺達がつくんだぞ？」
地院家「食べた瞬間に三途の川が見えるような食べ物作ってどうすんだよ！」
マギカ「か……かれ……」
宜保「……取り敢えず、この冷凍倉庫内の食品リストを見て作れそうなものを言ってくれるか？」
宜保「その中から、投票による多数決で決めようと思う」
マギカ（……言いそびれちゃった。ぐすん）
<コトダマ：冷凍倉庫内の食品リスト>を入手した。
<冷凍倉庫内の食品リスト>：冷凍倉庫内には、肉と野菜だけが入っており、魚介は明日の朝まで搬入されない。
756 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:26:07.65 ID:35PeBqXM0
うぷぷぷ……
いきなり学級裁判が始まっちゃってびっくりした？
>>1が特別に用意した、学級裁判のチュートリアルだよ！
ちなみに、パーフェクトを達成すると、全員の親密度が上昇します！
� 撻離鵐好肇奪弋掴澄�
これは、安価先の解答が正しければ、正答になるよ！
例えば【模擬刀の先制攻撃】を【金の模擬刀】で論破する場合は
【金の模擬刀】 → 【模擬刀の先制攻撃】 と記して下さい。
左側がコトダマ 右側が論破するべきウィークポイントです。
また、【】でくくられているものは、反論するべきウィークポイント。
<>でくくられているものは、賛成するべきアグリーポイントになります。
間違えないように頼むよ……うぷぷぷ。
�◆ 敞刃瀬轡隋璽瀬Ε鵝�
これも、安価先の解答が正しければ正答になるよ！
特に指摘するべきこともないから、ここは置いておくよ
�� 【ひらめきアナグラム】
指定文字数の解答を、安価先が答えられれば正解になるよ！
ちなみに、
【閃きアナグラム】 正答 7文字 の 場合
き く お う そ し つ
ん り か い て く が
の中から、正解を選ぶという形になります。
A.今回は、きおくそうしつ が正解。
�ぁ 撻蹈献�ルダイブ】
……どうしろと？
�ァ �PTA】
� 銑△箸曚榮韻犬�、安価先の解答が正解ならOKです。
例えば……
や す
△
ひろ □ ○ たえ
×
こ
の場合、
△→□→○→× と回答すればOKです。
では、宜しいですか？
学級裁判です！
757 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:30:23.71 ID:35PeBqXM0
<コトダマ：冷凍倉庫内の食品リスト>を入手した。
<冷凍倉庫内の食品リスト>：冷凍倉庫内には、肉と野菜だけが入っており、魚介は明日の朝まで搬入されない。
【ノンストップ議論 開始】
＜【冷凍倉庫内の食品リスト】
矢田「食べたいものを言っていく、それが一番良いのではないだろうか！」
矢田「やはり、自分をぶつけあうことで仲良くなることも出来るだろうからな！」
ココア「わんっ！」
矢田「はっはっは、ココアは【ドッグフード】が食べたいのか！」
破魔耶「あ、あのぅ……ボクは、【ペペロンチーノ】が食べたいかな……」
涌井「私としては……ランチには、【和風おろしハンバーグ】が宜しいのですが……」
四ノ宮亭「昼餉には、【餃子の類】を食べなければ、人類が滅亡……ふふ」
三菱「あらあらぁ？ 折角だし、私は【ペスカトーレ】とか食べてみたいんだけど」
矢倉「男なら……【お茶漬け】、だ」
……あれ、あの人が言っている料理って、ここにあるものじゃ作れないんじゃ……？
安価指定
>>760
760 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2013/11/11(月) 23:42:43.90 ID:1xiJc7U50
【冷凍倉庫内の食品リスト】 → 【ペスカトーレ】
761 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:43:48.13 ID:35PeBqXM0
>>760
【冷凍倉庫内の食品リスト】 → 【ペスカトーレ】 成功！
Break！
762 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:45:06.22 ID:35PeBqXM0
マギカ「そんなの絶対おかしいよ！」 論破！
マギカ「三菱さん！ ペスカトーレはここの材料じゃ作れないよ！」
三菱「あらあらぁ？ なんでそう言えるのかしら……？」
マギカ「食品リストによると……ここにあるのは、肉類と野菜類だけ……」
マギカ「魚介類がない以上、ペスカトーレは作れないはずだよ！」
三菱「あら……本当だわ……。残念だけど、諦めるしかないのかしら？」
リアナ「残念だが、ペスカトーレは難しいだろうな」
宜保「……ということは、これで一つ潰れた、ということだな」
宜保「折角、皆で親睦を深めるために夕食会を開くのだ……」
宜保「作れるものの中で、それぞれ自分の料理を推し出して欲しい！」
マギカ（そう言えば……、さっきラウンジで雑誌を拾ったけど、何かの役に立つかな？）
<コトダマ：ラーメン雑誌>を入手した。
<ラーメン雑誌>：美味しいラーメンを作るには、出汁からとったスープが必要。
763 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:46:14.99 ID:35PeBqXM0
【ノンストップ議論 開始】
＜【ラーメン雑誌】
リアナ「やはり、昼飯にはカルボナーラがいい！」
リアナ「カルボナーラの【濃厚な味わい……】、貴様らにはわからないのか？」
破魔耶「折角パスタにするなら、ペペロンチーノが一番だよ」
破魔耶「【にんにくのアクセント】が、ぴりりと美味しいんだから」
涌井「ここは、やはり……【洋と和が織り成す】ハーモニー……」
涌井「昼食は和風おろしハンバーグが一番ですわ」
四ノ宮亭「……餃子は何と言ってもですね」
四ノ宮亭「【美味しいラーメンとセット】だからこそ、味わい深い飲茶になるのですよ！」
矢倉「……一息に、お茶漬けと言っても、鮭や梅など……」
矢倉「【素材そのものの味】が楽しめる逸品だ……」
……あれ、あの人の発言って、私が持っている情報で論破できそうだぞ……？
764 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:46:42.35 ID:35PeBqXM0
アンカ指定忘れた……
安価>>766
766 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2013/11/11(月) 23:50:34.32 ID:v85uPFOx0
【ラーメン雑誌]→[美味しいラーメンとセット]
769 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:55:09.70 ID:35PeBqXM0
マギカ「そんなの絶対おかしいよ！」
マギカ「円扇さん！ 餃子を作ることは出来ても、ラーメンはここでは作れないんだよ！」
四ノ宮亭「ふむ、その理由を聞かせてもらっても？」
マギカ「本当に美味しいラーメンは、スープの出汁からこだわって作るもの……」
マギカ「それこそ、昼食で食べたいからって理由だけで作れるものじゃないんだよ！」
四ノ宮亭「ですが、餃子は別にラーメンがなくても……」
マギカ「円扇さんは、ラーメンと一緒にあるからこそ、餃子を推していた……」
マギカ「ラーメンが作れない以上、餃子を推す意味はなくなったはずだよ！」
私の言葉に、円扇さんが黙りこむ。
これで、ペスカトーレと餃子を論破できたと思った……。
茅ヶ崎「その発言は、議論の波に乗れてないよ！」
そこで、私の発言に茅ヶ崎さんが反論してくるまでは……。
マギカ（思いだせ……たしかモノクマはなんて言っていた……？）
<コトダマ：モノクマの証言>を入手しました。
<モノクマの証言>：厨房に備え付けの食材に、インスタント品は存在しない。穀類は、明日までパスタやパンが入荷しない。
770 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/11(月) 23:55:50.35 ID:35PeBqXM0
【反論ショーダウン 開始】
＜【モノクマの証言】
茅ヶ崎「マギカちゃんの / 発言によるとさ……」
茅ヶ崎「一からスープを / 作ることが前提になってるよね？」
茅ヶ崎「でも……本当に / 一からスープを」
茅ヶ崎「作る必要なんて / あるのかな？」
マギカ「ラーメンを食べるなら、スープから作らないといけないんじゃない？」
マギカ「それこそ、これだけ大勢なんだから！」
茅ヶ崎「別に人数なんてこの際関係ないんじゃないかな？」
茅ヶ崎「【餃子を皆で作った後】だし……」
茅ヶ崎「【即席麺で済ませる】って選択肢もあったはずだよ！」
773 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2013/11/12(火) 00:01:05.74 ID:ai+CNHzR0
【モノクマの証言】→【即席麺で済ませる】
四宮亭とセレスさんは同郷の可能性が微レ存
775 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:07:11.55 ID:ThTKSics0
マギカ「その言葉、切り捨てるよ！」
マギカ「茅ヶ崎さん……即席麺で済ませることは出来ないんだよ」
茅ヶ崎「え……インスタントラーメンを使えば別に問題ないんじゃ……」
マギカ「いや、そのインスタント食品が在庫切れみたいなんだよね」
マギカ「さっきモノクマから教えてもらったんだよね……」
マギカ「夕飯前にお腹すいちゃったから、なにかないかなって思って」
茅ヶ崎「……っていうことは、本当に？」
マギカ「ラーメンを作るなら、スープからってことになるかな」
宜保「これで餃子の線は消えたな。無論、味噌ラーメンの線もだ」
円天寺「そうなると……残りは、パスタかハンバーグか、お茶漬けってことに……」
マギカ「わ、私はカレーライス食べたいけど！」
マギカ「私に賛成して、カレーライス作ってよ！」
地院家「俺も！ 女神様に賛成！」
藻根「ふむふむ、魔法少女殿に賛成ですなぁ。カレーは誰が作っても外れがありません故……」
蜜岡「あのぉ……パスタも、ストックがないみたいなんだけど……」
島「ってことは、ハンバーグかカレーライスの二択なのか？」
島「俺様はどっちでもいいけどな」
三菱「うーん……この際、作りやすいのはどっちなのかしら？」
776 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:07:43.05 ID:ThTKSics0
愛鬼「……と、ところで、ハンバーグを作るにあたって……『あれ』がない気がするんだけど……」
宜保「あれ、とは何のことだ？」
藻根「ふむ……そういうことですな。確かに、ここのあれは大きいですものなぁ……」
地院家「確かに、あれじゃハンバーグを作るのは難しいかもしれねーな」
矢倉「……確かに、そのような技術を持っているものはいないようだからな……」
マギカ（あれ、あれってなんだろう？ ハンバーグに必要なのは細かいのだけど……）
マギカ（ここにあるのって、たしか大きいのだけだよね……？）
マギカ（ってことは……足りないのは、あれだ！）
【閃きアナグラム 開始】
正答 四文字
ひ り ぶ く
と に き た
アンカ指定
>>778
778 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2013/11/12(火) 00:10:41.83 ID:oj43ovDG0
ひきにく
779 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:13:53.76 ID:ThTKSics0
>>778 ひきにく 正解
Complete！
780 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:14:29.46 ID:ThTKSics0
マギカ「そうか、わかったよ！」
マギカ「ハンバーグを作るには、ひきにくが足りないんだよ！」
マギカ「ここに搬入されているのは、全て大きいお肉だから……」
マギカ「ひき肉を作ることは難しいはずなんだ」
涌井「と、ということはつまり……」
円天寺「ハンバーグは作れないってことだねー」
涌井「モノクマ様……」
モノクマ「……ん？」
涌井「明日から、ひき肉を……入荷してくださいませ」
地院家「ま……マジ泣き……」
蜜岡「恐るべきは……執念ねぇ」
円天寺「こ、今度作ってあげるから、一緒に食べよ？」
モノクマ「……明日の夕食は、ハンバーグにしておくから元気だしなよ」
藻根「モノクマ殿に心配されていますぞ！」
宜保「と……とにかくだな、これでお茶漬けかカレーライスになったわけだが……」
矢倉「いや、皆でワイワイ食べるなら……カレーのがいいだろう」
マギカ「そうだよね！ 作るところから楽しめるし！」
破魔耶「そういえばぁ……厨房の棚に、カレー粉が入っているのならみたよ」
矢田「では、皆でカレーライスを作ろうではないか！」
茅ヶ崎「……私、甘口がいい」
地院家「よっしゃ、頑張っていこうぜ！」
リアナ「わ、私は大反対だ！ カレーライスなど、断じて認めないぞ！」
781 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:14:59.37 ID:ThTKSics0
【PTA 開始】
リアナ「私は認めないぞ！」
リアナ「辛いものは食べたくない！」
リアナ「甘口って言ったって辛いことは変わりないだろう！」
リアナ「子供扱いするな！」
リアナ「辛いものは舌に悪いんだ！」
リアナ「カルボナーラ！ カルボナーラ食べたい！」
マギカ「大丈夫だよ、リアナちゃん！」
マギカ「だって、このカレー粉の甘味成分は……」
は ち
△
ごと □ ○ みつ
×
り ん
安価指定
>>783
783 ： VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2013/11/12(火) 00:17:19.35 ID:oj43ovDG0
×→□→△→○
785 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:21:27.45 ID:ThTKSics0
>>783
× → □ → △ → ○
り ん ご と は ち み つ 正解！
Break！
786 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:22:29.04 ID:ThTKSics0
マギカ「このカレー粉、りんごとはちみつが入っているんだよ！」
マギカ「どう、甘そうじゃない？ 全然辛くないよね？」
リアナ「……本当？」
マギカ「うん、本当」
リアナ「……それじゃ、マギカを信じる」
宜保「ふっ……決まったな」
円天寺「今日の夕食は……」
愛鬼「か、カレーってことね……」
この日、作ったカレーは、最高に美味しかった。
たとえ、ここにいるメンバー全員でワイワイ出来る機会が少ないとしても、
私は今日のことを決して忘れないだろう。
【Info】
全員との親密度が上昇しました。
論破ボーナスとして、モノクマメダルを20枚手に入れました。
787 ： 1 ◆t1HVecfVyk [saga] 2013/11/12(火) 00:24:09.18 ID:ThTKSics0
以上で、学級裁判のチュートリアルを終了します。
今日ぶっつけで書いたので、拙いところがあったのは許して欲しいところ。
全員参加できる学級裁判って珍しいから、一度書いておきたかった。
これで、誰が死んでも心残りないよね！
さくっと誰か消えちゃうけど、心残りないよね！
……では、今日の更新は以上です。
夜遅くまでお疲れ様でした！
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