裏切り者は…
最終更新：ID:rwKBYFSiRA 2020年02月27日(木) 02:54:21履歴
こちらはシナリオページです。もし募集とかと勘違いしてこちらに来てしまった方はブラウザバックを。
追記１（16/8/7 13:32）:シナリオの方にいくつか修正を加えさせていただきました。修正点は以下の通り。
・第3項、最初の部屋の描写の棚のメモの中身および扉の描写の部分について微修正
・第4項、��の部屋のスープのイベントの中身を微修正
・第7項、�，良�分に参考時間追加、�い鯆媛�
いずれも細かい変更で本筋は変わっておりません。
1 シナリオ概要
2 シナリオ仕様
3 シナリオ導入（最初の部屋の描写を含む）
導入描写
小部屋全体の描写
ベッドの描写
棚の描写
扉描写
4 各部屋解説(番号で管理しています。MAPを参照してください)
��(祈祷の部屋)
全体の描写
像の描写
蝋燭の描写（KP向け）
メモについて
��(武器庫)
全体描写
武器類について
マネキンについて
��(ダイニングキッチン)
全体描写
食器棚について
システムキッチンについて
スープを飲んだことによるイベントについて
ダイニングテーブルについて
メモについて
��(拷問部屋)
全体描写
この部屋に入ったことによるイベント
牢屋について
拷問具類について
��(処刑場)
全体描写
杭について
箱について
赤黒い図形たちに対して
手帳について
5 エンディング解説
自殺した場合（本人視点）
自殺した場合（第三者視点）
殺害された場合の描写（本人視点）
殺害された場合（第三者視点）
時間切れの場合
GOOD END(条件:全員生還)
NORMAL END(条件:生還者アリ+死亡者一人以上)
BAD END(条件:探索者全滅)
6 シナリオ解説
始まりの小部屋について
�，良�屋のメモについて、
"裏切り者は仲間はずれ(自分と他人、という意味で)。常にずっと、仲間はずれ（自分は他人にはなれません）。
仲間はずれを殺すのだ。その犠牲によって、君は救われる"
メモの裏について
"神はうそをつかない。述べることに偽りはない(つまりメモなどはすべて正しいことを言っている、と明言しています)"
�△良�屋について
��の部屋について
�い良�屋について
�イ良�屋について
7 シナリオオプションについて
�“誅辰陵靈�
�▲掘璽�レットダイスのタイミング
��NPCの導入
�て各�の個別処理
8 MAP
9 最後に
追記１（16/8/7 13:32）:シナリオの方にいくつか修正を加えさせていただきました。修正点は以下の通り。
・第3項、最初の部屋の描写の棚のメモの中身および扉の描写の部分について微修正
・第4項、��の部屋のスープのイベントの中身を微修正
・第7項、�，良�分に参考時間追加、�い鯆媛�
いずれも細かい変更で本筋は変わっておりません。
1 シナリオ概要 
探索者はそれぞれ、ある人は故意に約束を破ってしまい、ある人は人を貶め、”裏切り者”となって、見知らぬ空間にやって来ます。
”裏切り者に罰を！”というメモを得て裏切り者、つまり自分自身を求めて、探索者はそのどことも知れぬ部屋を探し求める。
”裏切り者に罰を！”というメモを得て裏切り者、つまり自分自身を求めて、探索者はそのどことも知れぬ部屋を探し求める。
2 シナリオ仕様
このシナリオはクトゥルフ神話TRPGに対応したシナリオです。PL数は４人（３人でもできなくはない程度）、オンセ4時間以内、オフセ1時間以内を目安としています。リアルタイム制限あり、推奨技能は特になし。リアルアイデアさえあれば技能ロールしなくてもクリアできます。しいていうなれば目星と医学、次点で交渉技能があるとよいでしょう。心理学や戦闘技能があると楽しいかと思います。PvPや戦闘の可能性があることをほのめかしておいた方が良いでしょう。
思い入れのあるキャラは非推奨。ある程度死んでもいいさみたいなスタンスの方が良いかと思います。
難易度としては☆2くらいでしょうか。KPの難易度はただ単純に回すだけならかなり低め(☆1でもいいくらい)ですがNPCを導入したり疑心暗鬼を生じさせようと頑張ると負担と難易度が上がるでしょう。これについては後述。
どちらにしろ設定が若干複雑なので背景を理解して回していただかないと齟齬が生じる可能性があるのでご注意ください。
思い入れのあるキャラは非推奨。ある程度死んでもいいさみたいなスタンスの方が良いかと思います。
難易度としては☆2くらいでしょうか。KPの難易度はただ単純に回すだけならかなり低め(☆1でもいいくらい)ですがNPCを導入したり疑心暗鬼を生じさせようと頑張ると負担と難易度が上がるでしょう。これについては後述。
どちらにしろ設定が若干複雑なので背景を理解して回していただかないと齟齬が生じる可能性があるのでご注意ください。
3 シナリオ導入（最初の部屋の描写を含む）
導入描写
気がつくと探索者は見知らぬ小部屋にいることがわかります。服装は寝間着など各々の夜寝るようなもの、また持ち物はいつも身につけるようなもの以外ありません。また頭に霞がかかって離れないような感じがして何かどうしても思い出せない感じを覚える。<アイデア>でここ半日くらいの記憶がないことに気づけるでしょう。
（KP情報）
この小部屋はMAPの�Α銑�のうちの一つで、各探索者はそれぞれ別の、同じ内装の部屋にいる。ダイスで決めておくといいでしょう。もし探索者が4人いなければ足りない人数分の部屋の鍵を閉めて開かなくしたりつぶしたりするといいでしょう。
（KP情報）
この小部屋はMAPの�Α銑�のうちの一つで、各探索者はそれぞれ別の、同じ内装の部屋にいる。ダイスで決めておくといいでしょう。もし探索者が4人いなければ足りない人数分の部屋の鍵を閉めて開かなくしたりつぶしたりするといいでしょう。
小部屋全体の描写
その部屋は塗装も何もないコンクリートの打ちっぱなしの部屋で天井の蛍光灯で煌々と照らされている。木製のベッドが一つ、それと棚が一つ、そして扉があります。
ベッドの描写
木製のベッドはニス塗りもやすり掛けもされてないざらざらとした木材を使われた古そうなベッドだ。マットレスはスプリングが甘くなっているのか弾力はない。シーツは薄汚れて若干のしわが残っている。変なシミとかはないがベッドメイキングはしばらくの間されていない、あるいは甘いと言わざるを得ない様子だ。これについて調べても特に何もありません。
棚の描写
棚についてですがこれもまた日曜大工で適当に仕上げたのだろうか木のざらざら感の残った荒い仕上げの棚です。目星などなしにその棚にリボルバー拳銃とそれに敷かれるようにして一枚のメモがおかれていることがわかる。リボルバー拳銃を<拳銃>または<知識>の半分のロールで調べると、今まで見たことない型の拳銃であること、本来ついているはずの安全装置の類がわかる。また調べれば弾が一発だけ入っていることがわかるだろう。メタリックではあるが女性の手にもフィットするような感じだ。メモは若干古めの紙に以下のように書かれている。
（KP情報）
このメモはわかるかもしれませんが、ここの拳銃の仕様について述べています。ここでシステム的に述べておきます。
・この拳銃に込められた弾丸は一発のみですが撃つ対象の心臓に必ず当たります。回避不能、引き金を引いたら必中です。
・ただし、同じ部屋にいる対象のみに対して有効です。違う部屋にいる対象を射殺することはできません。閉じられた壁をすり抜けたり貫通したりしてまで必ず殺すほど高性能ではないです。
メモの中身（棚）
このメモはわかるかもしれませんが、ここの拳銃の仕様について述べています。ここでシステム的に述べておきます。
・この拳銃に込められた弾丸は一発のみですが撃つ対象の心臓に必ず当たります。回避不能、引き金を引いたら必中です。
・ただし、同じ部屋にいる対象のみに対して有効です。違う部屋にいる対象を射殺することはできません。閉じられた壁をすり抜けたり貫通したりしてまで必ず殺すほど高性能ではないです。
扉描写
扉ですが、木製のごく一般的なドアです。こちらは一般的なレベルには加工が施されています。鍵はついてますが両側ともに鍵穴が存在して鍵がない限り任意で締めることはできません。またドアのこちら側には文字の書かれてある紙がピンで留まっています。その紙は同じく若干古めの紙で以下のように書かれている。
この意味についてシナリオ解説の項で述べておきます。必要であれば参考にしてください。
またこの意味に関わる問題のせいで自分が自分の名前を何らかの理由で知らない場合にこのメモの裏の文章は消えます。
メモの中身ー表（扉）
メモの中身ー裏（扉）
またこの意味に関わる問題のせいで自分が自分の名前を何らかの理由で知らない場合にこのメモの裏の文章は消えます。
4 各部屋解説(番号で管理しています。MAPを参照してください)
��(祈祷の部屋)
全体の描写
あいも変わらずコンクリート打ちっぱなしの正方形の部屋だ。自分たちが今出てきた辺のところにのみ五つ、他の辺にはそれぞれ一つずつ扉があります。部屋の中央には暗い赤色のふわふわの絨毯が敷かれており、その上には大きな正方形の机が一つ、部屋の各辺に対し各辺が平行になるようにおいてあります。
各辺の扉はどれも木製の一般的な扉で鍵穴はありますが探索者数が足りなくて探索者が配置されなかった番号の振られていない部屋以外はかぎは掛かっていません。机の上にはその中心に�△良�屋の方向を見ている象のような高さ80�僂曚匹料�、机の端最も探索者の最初にいた部屋に近い辺のところに等間隔で火のついた蝋燭が五本並び、そしてメモが一枚置いてあります。
各辺の扉はどれも木製の一般的な扉で鍵穴はありますが探索者数が足りなくて探索者が配置されなかった番号の振られていない部屋以外はかぎは掛かっていません。机の上にはその中心に�△良�屋の方向を見ている象のような高さ80�僂曚匹料�、机の端最も探索者の最初にいた部屋に近い辺のところに等間隔で火のついた蝋燭が五本並び、そしてメモが一枚置いてあります。
像の描写
像について、これは非活性化状態のチャウグナーフォーンです。
詳しく見た探索者はSANチェック0/1d6を行います。
チャウグナー＝フォーンの像の描写
蝋燭の描写（KP向け）
蝋燭は制限時間を示すとともに探索者の命の象徴でもあります。制限時間になると蝋燭は燃え尽き、また対応する探索者（蝋燭が配置された場所に最も近い初期配置の部屋に配置された探索者が対応する）が死亡すると消えます。それ以外の要因では蝋燭の火は消えません。後ろの項でも述べますが制限時間はオンセ4時間、オフセ1時間程度がいいでしょう。
メモについて
メモは若干古めの紙に以下のように書かれています。
１の部屋のメモー表
１の部屋のメモー裏
��(武器庫)
全体描写
この部屋は同じくコンクリート打ちっぱなしなのですが正方形であり、そしてドアを開けて左右の面にならぶ多種多様な武器の数々がほかの部屋との差異を明確にしている。そのほかには五体の人型のマネキン(探索者の人数分。三人なら３体)が正面に置かれている。
武器類について
武器は刀剣やナイフ、槍にメリケンサックまで古今東西の武器がそろって、そのものに応じてラックや棚においてあります。銃火器、爆発物以外の武器であれば<目星>成功で見つかります。ただし刀剣系の武器を手に取った際<幸運>ロールを行い失敗すると刃に古い血痕を見つけてしまい0/1のSANチェックを行います。
マネキンについて
マネキンを調べると表面にはジーンズ地の布がピンと張られており、また至る所に切り傷がついておりそこからなかの綿がちらちらと見える。ここまでではただの人形のようにも思えるが少しマネキンを押してみるとしっかり抵抗感はあるが柔らかい感触ののちに硬い感触が訪れる。中にはちゃんと芯が入っており、それで直立している。
このマネキン（？）は実は試し切り用の台で少しの時間をかけて試し切りを行うことで攻撃技能を1d10成長させることができる(初期値技能については+5のボーナス)。ただし一人一回、成長させる技能は１個まで。リアルアイデアで試し切り用だと気づいたり<アイデア>ロール成功でこの情報を出していいだろう。
このマネキン（？）は実は試し切り用の台で少しの時間をかけて試し切りを行うことで攻撃技能を1d10成長させることができる(初期値技能については+5のボーナス)。ただし一人一回、成長させる技能は１個まで。リアルアイデアで試し切り用だと気づいたり<アイデア>ロール成功でこの情報を出していいだろう。
��(ダイニングキッチン)
全体描写
コンクリート打ちっぱなしのお部屋の正面左側には食器棚にシステムキッチン一式が、中央には茶色のカーペットが敷かれ、その上にはダイニングテーブルと椅子が五つおかれている。
食器棚について
食器棚を調べると上品な食器が所狭しと並んでいることがわかる。ナイフぐらいならここでも手に入るかもしれない。
システムキッチンについて
システムキッチンはきれいに手入れされているきれいなものでコンロには大鍋が一つ、とろ火で温められた状態で蓋がされている。中にはほかほかのミネストローネが入っている。食べるととてもおいしく１探索者１回までSAN値を1回復することができる。
スープを飲んだことによるイベントについて
しかし探索者のうちの一人のスープの中には鋭利な剃カッターナイフの刃のかけらが入っている。ダイスで対象を選択し、選ばれた対象が<目星>ロールに成功することで食す前にその対象のみが存在に気づくことができる。また気づかずに食してしまった場合<幸運>ロールを行い成功したらダメージにならない程度に浅く頬の中を傷つけてその痛みで気づくことができる。失敗した場合は頬の中を深く傷つけてしまい1d3のダメージを得る。当然それなりの量の出血が見られるだろう。キーパリング時には「誰がスープを配膳するか」をはっきりさせるといいだろう。
ダイニングテーブルについて
ダイニングテーブルには大きなワインレッドのテーブルクロスが敷かれており、中央には花瓶が一個ありその中には三房のこぶしほどに大きく何枚もの花びらを持つ赤い花(この花はダリアで花言葉は裏切り、移り気、華麗、優雅、威厳、不安定。＜博物学＞＜生物学＞あたりでこのことがわかっていいだろう)が生けられています。その花瓶に押さえられるようにしてメモが一枚、そして席のところにはそれぞれ空のスープ皿とスプーンが置かれています。
メモについて
メモは若干古めの紙に以下のように書かれている。
３の部屋のメモー表
３の部屋のメモー裏
��(拷問部屋)
全体描写
この部屋はコンクリート打ちっぱなしの部屋なのですが今までと違って照明となる蛍光灯はなく代わりに壁のいたるところにランタンがつるされています。薄暗いという印象を得ることでしょう。また反対側の壁には扉が一枚あり、この部屋の空気は湿っておりかすかに血や排泄物の匂いを感じることができるでしょう（血や排泄物に関しては<聞き耳>ロール成功でわかるものとしていいでしょう）。重苦しい感じです。
この部屋の中身ですが拘束台、炉と焼きごて、三角木馬、アイアンメイデンなど様々な拷問器具および道具が所狭しと並んでいます。また部屋の片隅には鉄格子で囲まれた牢屋があります。
この部屋の中身ですが拘束台、炉と焼きごて、三角木馬、アイアンメイデンなど様々な拷問器具および道具が所狭しと並んでいます。また部屋の片隅には鉄格子で囲まれた牢屋があります。
この部屋に入ったことによるイベント
またこの部屋に入る前までに一人選択し、その人間は入った瞬間その部屋の正面の壁に赤黒い字で
"裏切り者はお前だ！"
という文字がおどろおどろしい文体で書かれていることが見て取れます。しかし一瞬瞬きをしたり目を離したりするとその文字は消えてしまいます。また最初に入った人間以外にはその文字は見えません。その不思議な現象目撃でSANチェック0/1を行います。このSANチェックに失敗した場合、強制的に驚くようなリアクションを取ってもらうとよいでしょう。
"裏切り者はお前だ！"
という文字がおどろおどろしい文体で書かれていることが見て取れます。しかし一瞬瞬きをしたり目を離したりするとその文字は消えてしまいます。また最初に入った人間以外にはその文字は見えません。その不思議な現象目撃でSANチェック0/1を行います。このSANチェックに失敗した場合、強制的に驚くようなリアクションを取ってもらうとよいでしょう。
牢屋について
牢屋ですが扉には鍵穴があり中からは開けられない形式となっております。また隅の方からは排泄物の発する嫌なにおいが香ってくることでしょう。ここで<目星>ロールを行うと牢屋のかぎを見つけることができます。使用することで牢屋を閉めることができるでしょう。
拷問具類について
拷問具を調べると<目星>ロール成功で器具の片隅にメモが一枚落ちていることがわかります。
メモは若干古めの紙に以下のように書かれています。
メモは若干古めの紙に以下のように書かれています。
�い良�屋のメモ
��(処刑場)
全体描写
この部屋はコンクリート打ちっぱなしの部屋、蛍光灯で煌々と照らされている。今までに見たどの部屋よりも殺風景に見えるこの部屋は部屋の中央少し奥のところに一本の鉄製の杭が打たれており、その部屋の隅っこにこじんまりとした箱が一つ転がっている。あと特筆すべきこととすればところどころ灰色のむき出しコンクリートに赤黒い楕円形に近いような図形が四つ描かれていることだろうか。
杭について
まず杭についてですがただの杭ではないようで何か所か鎖を中に通すことのできる輪っかがくっついている。またところどころ傷ついていたり円形のへこみが見られたりします。銃火器、刀剣技能を持っているまたは鑑識のPCなどがいた場合<アイデア>を振ってもらい、成功すればへこみや傷が刀傷や弾痕であることがわかる。この<アイデア>成功者が再び<アイデア>に成功するまたは上記条件を満たしたPCが<歴史>＜オカルト＞に成功すると、これが銃殺刑用の受刑者が縛り付けられる支柱であることがわかる。
箱について
箱について、これは40cm四方ほどの木箱で大きめの小道具入れといった面持ちだ。閉じられており鍵はついているがかかってはいない。
これを開けると手錠、ロープ、鎖、南京錠、目隠しなどがある。
これを開けると手錠、ロープ、鎖、南京錠、目隠しなどがある。
赤黒い図形たちに対して
四つの赤黒い図形について、これも血のシミである。いずれも細かい形はかなり異なっているがどれも色合い、大まかな大きさや大体楕円形をしていることでは一致している。
<医学>などで調べるとそれぞれ成人一人分くらいの血液でできていることがわかる。新しめで四つとも時期は同じくらい。
配置についてはバラバラで壁と床にまたがっていたり床にべたっと描かれたりしている。
<医学>などで調べるとそれぞれ成人一人分くらいの血液でできていることがわかる。新しめで四つとも時期は同じくらい。
配置についてはバラバラで壁と床にまたがっていたり床にべたっと描かれたりしている。
手帳について
床を調べる宣言をしたり、赤黒い図形について調べている際に＜目星＞ロールを振ってもらい成功するとあるシミの近くのところには一冊の手帳が落ちていることがわかる。
手帳は黒革装丁。中を見てみるとどうやら"菅原文太"という名前らしきものが見て取れる。最初の方には彼のビジネスの予定だとか旅行の日取りだとかが記されている。それをめくっていくと後半の白紙のメモ部分に以下のような文章が書かれていた。
手帳は黒革装丁。中を見てみるとどうやら"菅原文太"という名前らしきものが見て取れる。最初の方には彼のビジネスの予定だとか旅行の日取りだとかが記されている。それをめくっていくと後半の白紙のメモ部分に以下のような文章が書かれていた。
手帳の中身
5 エンディング解説
このシナリオの生還条件はただ一つ、"自分の意志で自らを殺す"です。自分で自殺するという意志さえあれば殺すのは他人でも構いません。しかしながら意志なしで他人に殺害された場合は、死亡します。条件を満たした場合は一度死体となって血を流し倒れますが次第に体や血が透けていき、やがて消えます。死亡した場合は死体になって血を流し倒れて、そのままです。死体目撃でSANc1/1d4、殺害者は1/1d6+1です。
以下各々の場合の描写を載せます。参考になさってください。ちなみにですが拳銃による自殺を前提としています。その他の場合は対応する部分だけ変えてください。
以下各々の場合の描写を載せます。参考になさってください。ちなみにですが拳銃による自殺を前提としています。その他の場合は対応する部分だけ変えてください。
自殺した場合（本人視点）
ズドン
一発の放たれた弾丸は
あなたの願いのままに、己の心臓へと迷いなく飛翔し、そして
貫く
放たれた弾丸は迷わず心臓に直撃したのか、直後あなたがたの心臓の付近に激烈な痛みを感じることでしょう
体に冷たいものが走り熱を失っていき、そして意識はどんどん薄れていきます。
薄れていく意識の中、頭の中でこんな声が響く。
"(自殺する前に誰かが死亡していた場合:何度も裏切り、目の前で死に罪悪感に駆られてやっとわかったか、愚か者よ。まあ理解し事をなした勇気と知恵に免じてこのことについては不問としよう。)賢く勇気のある者よ、その知性と心意気に免じ貴公を許すとしよう。さあ元の世界へと帰るがいい、裏切り者よ"
その言葉とともにあなたには身に覚えのない情報が、だけど他人事にも思えない知識が、いやあなたの失われた記憶が流れ込んできます。
それは他人を欺いてしまった記憶かもしれない、意図せず他人をだますことになってしまった記憶かもしれない、はたまた約束を破ってしまった記憶かもしれない。
…裏切ってしまった人間に対する謝罪の思いを抱きつつ、意識はプッツンと切れた。
……
…
（なおこの時点でその探索者に対応する蝋燭は消失します）
一発の放たれた弾丸は
あなたの願いのままに、己の心臓へと迷いなく飛翔し、そして
貫く
放たれた弾丸は迷わず心臓に直撃したのか、直後あなたがたの心臓の付近に激烈な痛みを感じることでしょう
体に冷たいものが走り熱を失っていき、そして意識はどんどん薄れていきます。
薄れていく意識の中、頭の中でこんな声が響く。
"(自殺する前に誰かが死亡していた場合:何度も裏切り、目の前で死に罪悪感に駆られてやっとわかったか、愚か者よ。まあ理解し事をなした勇気と知恵に免じてこのことについては不問としよう。)賢く勇気のある者よ、その知性と心意気に免じ貴公を許すとしよう。さあ元の世界へと帰るがいい、裏切り者よ"
その言葉とともにあなたには身に覚えのない情報が、だけど他人事にも思えない知識が、いやあなたの失われた記憶が流れ込んできます。
それは他人を欺いてしまった記憶かもしれない、意図せず他人をだますことになってしまった記憶かもしれない、はたまた約束を破ってしまった記憶かもしれない。
…裏切ってしまった人間に対する謝罪の思いを抱きつつ、意識はプッツンと切れた。
……
…
（なおこの時点でその探索者に対応する蝋燭は消失します）
自殺した場合（第三者視点）
ズドン
重々しい一発の音とともに、○○さんの体はびくっと跳ねる。
胴に一条の穴ができ、そこの両側からおびただしい血液が流れ出し、そしてその体は倒れる。
そう、目の前で
一人の人間が自殺し、今まさにその息が絶えようとしている。
…だが不思議とそれを何ともなく見つめることができた
……色が、透けている。
倒れ伏し、死へ向かうはずの体だけでなくドクドクと流れる血液までもが、淡く白い光をかすかに放ちつつ、その色を失っていくのだ
当然のように向こう側が透けて見え、そして
……
…
そして、そこにはもともと何も存在しなかったのかのように、無のみが残った。
重々しい一発の音とともに、○○さんの体はびくっと跳ねる。
胴に一条の穴ができ、そこの両側からおびただしい血液が流れ出し、そしてその体は倒れる。
そう、目の前で
一人の人間が自殺し、今まさにその息が絶えようとしている。
…だが不思議とそれを何ともなく見つめることができた
……色が、透けている。
倒れ伏し、死へ向かうはずの体だけでなくドクドクと流れる血液までもが、淡く白い光をかすかに放ちつつ、その色を失っていくのだ
当然のように向こう側が透けて見え、そして
……
…
そして、そこにはもともと何も存在しなかったのかのように、無のみが残った。
殺害された場合の描写（本人視点）
ズドン
重々しい一発の銃声が鳴り響き、直後あなたの心臓の付近に激烈な痛みを感じる。
思わず悲鳴をあげそうになる、しかしいくらそう思ってもそのような声が出ることはない。
訳も分からない中、あなたの体に冷たいものが走り熱を失っていき、あなたの体は地に伏し、そして意識はどんどん薄れていくでしょう。
そんなあなたの頭の中でこんな声が響く。
"このように貴様は裏切ったのだ。貴様に裏切られたものと境遇同じくして、冥界で永遠に許しを請い続けるがいい、裏切り者め"
その声とともにあなたは気づく。自分は…帰れない。ここで、本当に、死んでしまうことに。冷たくなっていく体にあなたは途方もない恐怖を感じることだろう。
死にたくない…まだ、死にたくない。
あなたの意志に反して死への道を歩んでいく体に対しあなたの心はパニック状態だ。
そして、それと同時にあなたには身に覚えのない情報が、だけど他人事にも思えない知識が、いやあなたの失われた記憶が流れ込んできます。
それは他人を欺いてしまった記憶かもしれない、意図せず他人をだますことになってしまった記憶かもしれない、はたまた約束を破ってしまった記憶かもしれない。
その記憶に対し、君は何を思うだろうか。
………
そうして君の意識はぷつんと切れ、そして二度と目覚めることはなかった。
（現実世界では自宅のベッドで心臓麻痺で死んでいるのが発見されるでしょう。また死亡した探索者に対応する蝋燭の火が消えます。蝋燭は消えません）
重々しい一発の銃声が鳴り響き、直後あなたの心臓の付近に激烈な痛みを感じる。
思わず悲鳴をあげそうになる、しかしいくらそう思ってもそのような声が出ることはない。
訳も分からない中、あなたの体に冷たいものが走り熱を失っていき、あなたの体は地に伏し、そして意識はどんどん薄れていくでしょう。
そんなあなたの頭の中でこんな声が響く。
"このように貴様は裏切ったのだ。貴様に裏切られたものと境遇同じくして、冥界で永遠に許しを請い続けるがいい、裏切り者め"
その声とともにあなたは気づく。自分は…帰れない。ここで、本当に、死んでしまうことに。冷たくなっていく体にあなたは途方もない恐怖を感じることだろう。
死にたくない…まだ、死にたくない。
あなたの意志に反して死への道を歩んでいく体に対しあなたの心はパニック状態だ。
そして、それと同時にあなたには身に覚えのない情報が、だけど他人事にも思えない知識が、いやあなたの失われた記憶が流れ込んできます。
それは他人を欺いてしまった記憶かもしれない、意図せず他人をだますことになってしまった記憶かもしれない、はたまた約束を破ってしまった記憶かもしれない。
その記憶に対し、君は何を思うだろうか。
………
そうして君の意識はぷつんと切れ、そして二度と目覚めることはなかった。
（現実世界では自宅のベッドで心臓麻痺で死んでいるのが発見されるでしょう。また死亡した探索者に対応する蝋燭の火が消えます。蝋燭は消えません）
殺害された場合（第三者視点）
ズドン
重々しい一発の音とともに、○○さんの体はびくっと跳ねる。
胴に一条の穴ができ、そこの両側からおびただしい血液が流れ出し、そしてその体は倒れる。
ドクドク、血が止まらない。とめどなく赤い液体が流れ出していき、それは楕円形の図形を形作る。
恐怖に塗り固まった彼・彼女の表情が見る間に血の気を失い青白くなっていく。
ぴくっぴくっというけいれんはどんどん弱弱しくなり、何かもがくかのような、あるいは傷口を必死で抑えようとしているような動きはどんどん弱くなっていく
……痙攣がとまる。
目の前に横たわる体の力がふっと抜け、すべての運動が停止する。
……あなたたちは直感する。
目の前のこの人間は、死んでしまった。無実の人間を、殺してしまった。
もう…生き返ることも、現実へ戻ることもないのだと。
重々しい一発の音とともに、○○さんの体はびくっと跳ねる。
胴に一条の穴ができ、そこの両側からおびただしい血液が流れ出し、そしてその体は倒れる。
ドクドク、血が止まらない。とめどなく赤い液体が流れ出していき、それは楕円形の図形を形作る。
恐怖に塗り固まった彼・彼女の表情が見る間に血の気を失い青白くなっていく。
ぴくっぴくっというけいれんはどんどん弱弱しくなり、何かもがくかのような、あるいは傷口を必死で抑えようとしているような動きはどんどん弱くなっていく
……痙攣がとまる。
目の前に横たわる体の力がふっと抜け、すべての運動が停止する。
……あなたたちは直感する。
目の前のこの人間は、死んでしまった。無実の人間を、殺してしまった。
もう…生き返ることも、現実へ戻ることもないのだと。
時間切れの場合
突然、ついていたはずの照明が消え、あたりが真っ暗になる。（�，良�屋にいた場合やろうそくを持っていた場合はちょうど燃え尽きるのを目撃します。�，良措婿仮函�
それと、ほぼ同時だった
何の前触れもなく、突然地面が激しく振動し始める
抵抗のしようもなく無力なあなたは壁に頭を打ち付け、そして床に倒れ伏す
倒れ伏した体は揺れのなすままにされまいと抵抗するので手一杯、１ｍｍも動くこともままならない
今はただ、揺れが収まること
それを待つだけしかできない
…いやいずれおさまるということそれ自体が間違いだった
そしてそれは突然に
内臓が、あなたの心臓が
直接、激しく揺さぶられ、そして心臓が悲鳴をあげるかの如く激痛を発していた
呼吸も、意識をこのまま保つことすらもままならない
抵抗のしようもなく、徐々に意識が薄れ、
ふわっと手放しそうになっているあなたの耳に
不思議と響く、声があった
"知恵も勇気もない愚かな裏切り者め、貴様にはこのような運命がお似合いだ。地獄へ落ち、わが前に二度とその姿を見せるな"
…その声は自分のすぐ後ろから
不思議な威厳と畏怖をもって、聞こえてきた
…振り向きますか？
（はい、と答えた場合）
振り向いたそこには
…像がいた
いや、像であって、それは像でなかった
それがかつて像であったかを疑わせるような活動的な体をして、
像とは比較にならない威厳と畏怖、冒涜的な恐怖を持ち
それは部屋の高さいっぱいにまで巨大化していた
鼻の先の部分には大きな朝顔状に開いた円盤のようになっており手首から先はまさしく人間のそれ。
耳と思われる部位には宇宙的水かきと触肢がついており
…像。いや化け物。いや、神の一柱であった
（ここから共通）
その声とともにあなたは気づく。自分は…帰れない。ここで、本当に、死んでしまうことに。冷たくなっていく体にあなたは途方もない恐怖を感じることだろう。死にたくない…まだ、死にたくない。あなたの意志に反して死への道を歩んでいく体に対しあなたの心はパニック状態だ。
そして、それと同時にあなたには身に覚えのない情報が、だけど他人事にも思えない知識が、いやあなたの失われた記憶が流れ込んできます。それは他人を欺いてしまった記憶かもしれない、意図せず他人をだますことになってしまった記憶かもしれない、はたまた約束を破ってしまった記憶かもしれない。
その記憶に対し、君は何を思うだろうか。
（このあたりで最後のRPがあれば、可能な限りやらせてあげるといいでしょう）
そうして君の意識はぷつんと切れ、そして二度と目覚めることはなかった。
ちなみにですが振り返った際に目撃するのはチャウグナー＝フォーン（活性）で、SANチェックは1d4/2d6+1となります。どうせ死ぬので無駄っちゃ無駄ですがせっかくですので振らせてあげるとよいでしょう。
チャウグナー＝フォーン（ルルブP218）
STR65 CON140 SIZ40
INT25 POW35 DEX35
HP90
心臓への攻撃 100%
(当シナリオでは全滅イベント化、処理簡略化のため即死攻撃と処理しています)
SANチェック 0/1d6(非活性時＝像の状態) 1d4/2d6+1(活性時＝活動している状態)
生還者は自室のベッドで目覚めることができるでしょう。
END分岐はこの生還者数で決まります。
それと、ほぼ同時だった
何の前触れもなく、突然地面が激しく振動し始める
抵抗のしようもなく無力なあなたは壁に頭を打ち付け、そして床に倒れ伏す
倒れ伏した体は揺れのなすままにされまいと抵抗するので手一杯、１ｍｍも動くこともままならない
今はただ、揺れが収まること
それを待つだけしかできない
…いやいずれおさまるということそれ自体が間違いだった
そしてそれは突然に
内臓が、あなたの心臓が
直接、激しく揺さぶられ、そして心臓が悲鳴をあげるかの如く激痛を発していた
呼吸も、意識をこのまま保つことすらもままならない
抵抗のしようもなく、徐々に意識が薄れ、
ふわっと手放しそうになっているあなたの耳に
不思議と響く、声があった
"知恵も勇気もない愚かな裏切り者め、貴様にはこのような運命がお似合いだ。地獄へ落ち、わが前に二度とその姿を見せるな"
…その声は自分のすぐ後ろから
不思議な威厳と畏怖をもって、聞こえてきた
…振り向きますか？
（はい、と答えた場合）
振り向いたそこには
…像がいた
いや、像であって、それは像でなかった
それがかつて像であったかを疑わせるような活動的な体をして、
像とは比較にならない威厳と畏怖、冒涜的な恐怖を持ち
それは部屋の高さいっぱいにまで巨大化していた
鼻の先の部分には大きな朝顔状に開いた円盤のようになっており手首から先はまさしく人間のそれ。
耳と思われる部位には宇宙的水かきと触肢がついており
…像。いや化け物。いや、神の一柱であった
（ここから共通）
その声とともにあなたは気づく。自分は…帰れない。ここで、本当に、死んでしまうことに。冷たくなっていく体にあなたは途方もない恐怖を感じることだろう。死にたくない…まだ、死にたくない。あなたの意志に反して死への道を歩んでいく体に対しあなたの心はパニック状態だ。
そして、それと同時にあなたには身に覚えのない情報が、だけど他人事にも思えない知識が、いやあなたの失われた記憶が流れ込んできます。それは他人を欺いてしまった記憶かもしれない、意図せず他人をだますことになってしまった記憶かもしれない、はたまた約束を破ってしまった記憶かもしれない。
その記憶に対し、君は何を思うだろうか。
（このあたりで最後のRPがあれば、可能な限りやらせてあげるといいでしょう）
そうして君の意識はぷつんと切れ、そして二度と目覚めることはなかった。
ちなみにですが振り返った際に目撃するのはチャウグナー＝フォーン（活性）で、SANチェックは1d4/2d6+1となります。どうせ死ぬので無駄っちゃ無駄ですがせっかくですので振らせてあげるとよいでしょう。
チャウグナー＝フォーン（ルルブP218）
STR65 CON140 SIZ40
INT25 POW35 DEX35
HP90
心臓への攻撃 100%
(当シナリオでは全滅イベント化、処理簡略化のため即死攻撃と処理しています)
SANチェック 0/1d6(非活性時＝像の状態) 1d4/2d6+1(活性時＝活動している状態)
生還者は自室のベッドで目覚めることができるでしょう。
END分岐はこの生還者数で決まります。
GOOD END(条件:全員生還)
特段追加される描写はありませんが、ふとした拍子で探索者同士が現実世界で再会する描写を入れてもいいかもしれません
SAN報酬1d10+(ボーナスに該当する探索者はそれを)
SAN報酬1d10+(ボーナスに該当する探索者はそれを)
NORMAL END(条件:生還者アリ+死亡者一人以上)
テレビや新聞かなんかで死亡した探索者が自宅で心臓麻痺で死亡しているのが発見されましたというニュースを目にするでしょう
SAN報酬1d6+(ボーナスに該当する探索者はそれを)
SAN報酬1d6+(ボーナスに該当する探索者はそれを)
BAD END(条件:探索者全滅)
全滅です。描写する物も報酬もありはしません。ただしまあ、時間切れ以外でこのENDは構造上ないかと思います。
ボーナスについて、勇気をもって最初に自殺したPCに対してその勇気に対する報酬としてSAN+5が与えられる。もし複数人同時に自殺した場合、同時に自殺した全員に報酬が与えられる。
ボーナスについて、勇気をもって最初に自殺したPCに対してその勇気に対する報酬としてSAN+5が与えられる。もし複数人同時に自殺した場合、同時に自殺した全員に報酬が与えられる。
6 シナリオ解説
このシナリオの首謀者はチャウグナー＝フォーン(基本ルルブP218:�，良�屋の像の正体)、何らかの形で裏切り行為をおこなった探索者たちへの試練として何回か人間を集めてこのゲームをさせていました。メモのほかに剃刀の刃入りのスープや一人にしか見えない”裏切り者はお前だ！”の文字など人間たちに相互不信になるように仕向ける罠を仕掛けたりしています。ですが彼は一切嘘、裏切り行為はしません。ある意味"裏切り者はお前だ！"は間違っていないからです。
以下メモの中身の解説からシナリオ全体に仕込んだ謎について解説をば。
以下メモの中身の解説からシナリオ全体に仕込んだ謎について解説をば。
始まりの小部屋について
銃については省略、正義執行のためにチャウグナーさんが用意しました。ドアにピンでとめられていたメモについて、
"この中(=この部屋の中)に一人(この部屋の中にいるのは探索者のみ、つまり探索者を指す)、裏切り者がいる。帰りたくば、裏切り者に正義の鉄槌を下せ。かの者に死をもたらせばまたもとへ帰れるであろう"
裏については以下の通り
"裏切り者は、君の名前を知っている（あとで出会うほかの探索者の名前はこの時点では知りませんが自分の名前ならわかりますよね？）"
という感じです。なお自分の名前を他の人が知った時点で自分の部屋にあったこのメモの裏の部分の文字が消えます。うそついていることになってしまうので。
この時点で実はクリアできたりはしますがそんな思いきったことできる人そうそういないとは思います。もしもいたら…諦めて生還させてあげましょう。
これからのメモが若干古めの紙にと書かれていますがこれは何回もこのゲームを行っていてその中で紙を使いまわしているだけです。特に深い意味はありません。
"この中(=この部屋の中)に一人(この部屋の中にいるのは探索者のみ、つまり探索者を指す)、裏切り者がいる。帰りたくば、裏切り者に正義の鉄槌を下せ。かの者に死をもたらせばまたもとへ帰れるであろう"
裏については以下の通り
"裏切り者は、君の名前を知っている（あとで出会うほかの探索者の名前はこの時点では知りませんが自分の名前ならわかりますよね？）"
という感じです。なお自分の名前を他の人が知った時点で自分の部屋にあったこのメモの裏の部分の文字が消えます。うそついていることになってしまうので。
この時点で実はクリアできたりはしますがそんな思いきったことできる人そうそういないとは思います。もしもいたら…諦めて生還させてあげましょう。
これからのメモが若干古めの紙にと書かれていますがこれは何回もこのゲームを行っていてその中で紙を使いまわしているだけです。特に深い意味はありません。
�，良�屋のメモについて、
"裏切り者は仲間はずれ(自分と他人、という意味で)。常にずっと、仲間はずれ（自分は他人にはなれません）。
仲間はずれを殺すのだ。その犠牲によって、君は救われる"
メモの裏について
"神はうそをつかない。述べることに偽りはない(つまりメモなどはすべて正しいことを言っている、と明言しています)"
�△良�屋について
一応殺害するための武器とその練習場という扱い。
��の部屋について
コミュニケーションを取ってもらうと同時に疑念の種を植え付けようとする場です。若干発想のもとになった泥紳士様作成の毒入りスープのオマージュを入れさせていただきました。この場をお借りしてお詫びとお礼を申し上げます。そのシナリオとの対比を意識して回すといいかも。メモは、みたまんまの意味です。会話したらわかるかもしれないね"というニュアンスで見つかると断言はしておりません。
�い良�屋について
ここは裏切り者をあぶりだすための拷問部屋（過去にはいろいろ使われていたっぽい）です。
メモについては以下の通り
"自分は自分、他人は他人。真実も正義もただ一つにはあらず、主観の数だけ存在する。(つまり探索者一人に対して別の裏切り者(=探索者自身)が存在するということ。なので四つの最初の小部屋のメモや"裏切り者はお前だ！"の文字も間違っていない)ただ世には似ているものが多すぎるだけ。
一つの親切、感謝する者もあれば憎む者もある。だれにとってなのか、よく考えることだ。"
メモについては以下の通り
"自分は自分、他人は他人。真実も正義もただ一つにはあらず、主観の数だけ存在する。(つまり探索者一人に対して別の裏切り者(=探索者自身)が存在するということ。なので四つの最初の小部屋のメモや"裏切り者はお前だ！"の文字も間違っていない)ただ世には似ているものが多すぎるだけ。
一つの親切、感謝する者もあれば憎む者もある。だれにとってなのか、よく考えることだ。"
�イ良�屋について
要するに処刑場。別に拳銃使うなら大掛かりなことしなくてもいいのですが温存するためにや銃の精度が気になった人たちのために用意されています。前回のゲームではこの部屋で惨劇が起こりましたが設備を使用はしませんでした。前々回以前で何回か使われていて杭の弾痕刀傷や杭のところの血だまりはその時のものです。
そして手帳について、
大事なことは最初五人いたとこ、筆者以外四人死んだところでこの文章をしたためたこと、そのあと筆者も自殺したであろうこと。それと部屋の中の血痕が四つ、できた時期がその四つだけほぼ同時になっている点。
ほかの四人はそれぞれ他人に殺され、血だまりになりました。しかしながら自殺したと思われる筆者の分の血だまりは残っておりません。つまり自殺するとただ死ぬだけじゃない何かが起こる、という理屈です。
といった感じでトリックは一つですがそこに至る道は何種類か用意しております。
”裏切り者”は探索者一人一人にとって該当する人物は異なり、それは自分自身であること。およびシナリオ内に出てくる文字情報はすべて事実であること。この二つだけ押さえていればよいかと。
そして手帳について、
中身格納
ほかの四人はそれぞれ他人に殺され、血だまりになりました。しかしながら自殺したと思われる筆者の分の血だまりは残っておりません。つまり自殺するとただ死ぬだけじゃない何かが起こる、という理屈です。
といった感じでトリックは一つですがそこに至る道は何種類か用意しております。
”裏切り者”は探索者一人一人にとって該当する人物は異なり、それは自分自身であること。およびシナリオ内に出てくる文字情報はすべて事実であること。この二つだけ押さえていればよいかと。
7 シナリオオプションについて
基本的にシナリオの中身は上に述べた通りで終わりです。ここからはゲームをさらに楽しくする（と作者は考えている）追加要素やテクニックについて提案させていただきたいと思います。メリットばかりではないので、使いたいと思ったら使っていただければ幸い。
�“誅辰陵靈�
このシナリオは疑心暗鬼＋推理という構成なのですがいかんせんPL目線ほかの探索者がわかってしまうというメタ思考によりどうしても疑心暗鬼要素がなくなりがちです。このシナリオオプションは基本的にいかにして疑心暗鬼要素を込めるかという一点に尽きます。
そのための要素として秘話の乱用（オンセ基準。オフセでなら手軽なところで個人LINEを用いてKPと対象PLだけにしかわからない会話みたいな感じにするといいと思います）をまず挙げたいと思います。
特にそこそこ大事な情報を与える際（拳銃とかメモとか）その情報を見ると宣言したPLのみに秘話を用いて開示するなり、最初の部屋などPLが別行動している際に情報をオープンにせず重要なところは当人にのみ開示するなり、��の部屋の剃刀スープと�い良�屋の壁文字のイベントなんかを対象のPLとの秘話で処理したりするといい感じに疑心暗鬼の雰囲気が高まって来ると思います。秘話で与えた情報に関する行動やほかの人に見られたくない行動宣言について秘話で聞いてくるよう依頼したりするといいかもしれません。
ただ、これをするとKPの負担が相当なものになります。処理の煩雑さからこちらからの想定された情報提供場面についてカンペを用意したとしても制限時間オンセ4時間オフセ1時間がかなりきつくなってくるかと思います。そのあたりは少し伸ばしたり時間管理をゆるゆるにしたりして対応するといいと思います。その分楽しくなると思いますので。
参考までに秘話を乱打するようになってからオンセでほぼ5時間ぎりぎりで回せました。
そのための要素として秘話の乱用（オンセ基準。オフセでなら手軽なところで個人LINEを用いてKPと対象PLだけにしかわからない会話みたいな感じにするといいと思います）をまず挙げたいと思います。
特にそこそこ大事な情報を与える際（拳銃とかメモとか）その情報を見ると宣言したPLのみに秘話を用いて開示するなり、最初の部屋などPLが別行動している際に情報をオープンにせず重要なところは当人にのみ開示するなり、��の部屋の剃刀スープと�い良�屋の壁文字のイベントなんかを対象のPLとの秘話で処理したりするといい感じに疑心暗鬼の雰囲気が高まって来ると思います。秘話で与えた情報に関する行動やほかの人に見られたくない行動宣言について秘話で聞いてくるよう依頼したりするといいかもしれません。
ただ、これをするとKPの負担が相当なものになります。処理の煩雑さからこちらからの想定された情報提供場面についてカンペを用意したとしても制限時間オンセ4時間オフセ1時間がかなりきつくなってくるかと思います。そのあたりは少し伸ばしたり時間管理をゆるゆるにしたりして対応するといいと思います。その分楽しくなると思いますので。
参考までに秘話を乱打するようになってからオンセでほぼ5時間ぎりぎりで回せました。
�▲掘璽�レットダイスのタイミング
通常のプレイにおいても特に３，４の部屋のイベントに選ばれるPCを選ぶなどシークレットダイスを振る機会が多いかと思います。ですがダイスを振ったあとに個人対象のイベントが発生したりするとああこれダイスで適当に決められたんだなという興醒め感がするかもしれません。そこで例えば冒頭でまとめて対象者をダイス振って決定し、イベント直前でダイスを振らないようにすることでイベント対象に選ばれたことになにかしらの理由や意味があるのではないかと思わせることができるかもしれません。
��NPCの導入
このシナリオの大きな問題点としてPL視点というのが少なからず存在するため、PCしかいないとほかのPC殺すことへの抵抗感から"この中の誰が裏切り者なのか？"という疑心暗鬼的思考が封じられてしまう可能性があります。その問題の対処法として"疑われ役"のNPCを用意するといいかと思います（そのための５つ目の小部屋だったりします）
以下作者の用いたNPCを
NPCの扱いですが基本疑われ役なので、それ相応の性格RPをした方がいいかと思います。
またNPCも誰が裏切り者かを考え、行動します（とはいえ所詮はNPCなので推理はしませんが）。例えばNPCの目を盗んでこそこそやってたりじろじろ監視していたりするとそれに対して気づいたか目星とかで判定したうえで疑念値（と呼称します）を上昇させて、探索が一通り終わった段階で一番高かった人をNPCなりの容疑者として考えこいつが裏切り者だと主張して殺すよう進言したり自分が裏切り者だと言われたら必死に反論しようとしたりすると人間っぽくていいかなと思います。あまりにひどい扱いを受けたりしたらその段階で問答無用で射殺したりしてもいいかもしれません。また自衛のため、自分が生きて帰るため他人を出し抜くためにNPCにも怪しい行動を何回かさせるのもいいでしょう。ノータッチのメモをさらっと回収して独占したり武器庫でナイフを隠し持とうとしたり。
ちなみにですが作者が回そうとしたときはこのような基準で疑念値を加算させました。
とはいえアイデアの提案というだけなので、KP様の自由に考えて楽しく回していただければと。PLもKPも楽しんでいただければ幸いです。
以下作者の用いたNPCを
NPCデータ。美幼女です。
またNPCも誰が裏切り者かを考え、行動します（とはいえ所詮はNPCなので推理はしませんが）。例えばNPCの目を盗んでこそこそやってたりじろじろ監視していたりするとそれに対して気づいたか目星とかで判定したうえで疑念値（と呼称します）を上昇させて、探索が一通り終わった段階で一番高かった人をNPCなりの容疑者として考えこいつが裏切り者だと主張して殺すよう進言したり自分が裏切り者だと言われたら必死に反論しようとしたりすると人間っぽくていいかなと思います。あまりにひどい扱いを受けたりしたらその段階で問答無用で射殺したりしてもいいかもしれません。また自衛のため、自分が生きて帰るため他人を出し抜くためにNPCにも怪しい行動を何回かさせるのもいいでしょう。ノータッチのメモをさらっと回収して独占したり武器庫でナイフを隠し持とうとしたり。
ちなみにですが作者が回そうとしたときはこのような基準で疑念値を加算させました。
基準
�て各�の個別処理
さらに手間暇が増えますが、導入部（探索者が強制的に個別行動させられる最初の部屋部分）を個別に秘話処理するとよいかもしれません。
最初の部屋部分での行動処理に秘話を全面的に使用すると作者の経験則あちらこちらへばらばらに探索者が探索を行ったり秘話乱打が発生して非常に処理が重くなりミスも時間も増します。その分個別に部屋、導入の描写を繰り返さなければいけない代わりにＫＰの負担が減りスムーズに、また特に秘話関係でのミスを減らせるこの形式を採用するのも一つの手かと思います。時間も何だかんだでトントンよりもちょっとかかる程度です。
最初の部屋部分での行動処理に秘話を全面的に使用すると作者の経験則あちらこちらへばらばらに探索者が探索を行ったり秘話乱打が発生して非常に処理が重くなりミスも時間も増します。その分個別に部屋、導入の描写を繰り返さなければいけない代わりにＫＰの負担が減りスムーズに、また特に秘話関係でのミスを減らせるこの形式を採用するのも一つの手かと思います。時間も何だかんだでトントンよりもちょっとかかる程度です。
8 MAP
9 最後に
ないとは思いますがこのシナリオをプレイする以外の使用、動画化や二次創作小説化、あるいは改変については原作者krskと改変元のこのシナリオ名をその作品の中で一か所出していただければOKとします。ただし改変したものをシナリオとして貼る行為については相談ください。コメントでいただければよろしいかと思います。動画化などではする旨と投稿サイトを一言コメントいただけますと嬉しいです。任意ではありますが。
またシナリオについてのご意見ご感想、または質問がございましたらコメントいただけますと幸いです。
またシナリオについてのご意見ご感想、または質問がございましたらコメントいただけますと幸いです。
このページへのコメント
大変反応遅れてしまい申し訳ありません。
もしかしたらもう手遅れかもしれませんが修正させていただきます。
このシナリオページとは別にZIPファイルのほうでのダウンロードができるようになっております。こちらを解凍していただいたフォルダの中にも画像のファイルがあると思いますので併せてご利用ください。
はじめまして。
こちらのシナリオをプレイさせていただこうと考えているのですが、
MAPの画像を開こうとすると404エラーで見られません。
ご確認お願いいたします。
修正ありがとうございます。
楽しくプレイさせていただきます！
修正完了いたしました、ご迷惑おかけして申し訳ございません。
もし何か不明な点などございましたら遠慮なくこちらにてどうぞ。なるべく早く対応いたします。
セッションが楽しいものとなりますことを心からお祈り申し上げます。
こちらこそありがたい限りです。無理せず楽しんでプレイ、動画作成していただければこちらとしてもうれしい限りです。
なのですが一つ。実はこのシナリオなのですが少々修正すべき点が見つかりまして、現在修正作業をしているところなのです。
大きくシナリオが変わることはないのですが、このシナリオをご使用いただくのに修正をお待ちいただけると嬉しいです。本日中には二つの形式それぞれで修正を加えアップして告知いたしますので何卒よろしくお願いします。