いやあ、この番組見るの辛いなあ。そんなにおもしろくないのに長いからなあ。完全に原稿を書くためだけに見てるからなあ。「仕事」になっちゃってるからなあ。嫌なら見るなって話ですなあ。別にこれ書いてもお金がもらえるわけじゃないしねえ。
※表示される広告を踏んでもwikiの運営元に入るだけで、筆者には一銭の実入りもありませんからね
1.和牛
神経質キャラを演じきる水田が注目されがちだが、それを目の当たりにした川西が普通の人として戸惑う芝居をきちんとできているからこそのクオリティである。
2.アンジャッシュ
いつものすれ違いネタ。台本を練るからにはこれぐらいやらないといけないというのもいつも言っていることである。
うちの親父は、「この種類のネタはアドリブが入りようがないから嫌いだ」と言って憚らない。まあ、そこは好みである。
3.ブルゾンちえみ with B
「35億」じゃない新ネタだった。35億と比べると、BGMにシャレオツな洋楽を使っているという点は共通しているが、動きやしゃべりと音を合わせる瞬間が少なく、笑いどころの絶対数も少ない。35億は、音楽と動きが絶妙のタイミングであってくるからおもしろいもののはずである。
4.TKO
木下が扮するモロゾフ後藤という歌手のネタ。多分、色々なところでやっている。
基本的にはおもしろいのだが、花嫁役の人の表情が気になってしまってあんまり集中できなかった。
設定は披露宴であり、木本が新郎で、木下のモロゾフ後藤がその披露宴で余興をやってムチャクチャにする役である。木本の隣に座っている花嫁はモロゾフ後藤のパフォーマンスに笑うわけでもなく、戸惑うわけでもなく、怒るわけでもなく、いる意味がよく分からなかった。筆者の集中力を削いだという意味ではいない方が良かったとも言える。別にマネキンでも大丈夫だろうし、誰もいなくても大丈夫だろう。
5.チョコレートプラネット
2人とも芝居はちゃんとできているし、伏線と裏切りというネタの構成もちゃんとできているから、このまま続ければいいと思う。そこがちゃんとしていれば、ハネるのを見つけられるかどうかは運なので、数を打つのが大事である。
6.うしろシティ
チョコレートプラネットと寸分違わず感想が一緒である。トライハード。
7.アルコ＆ピース
探り探りに会話する芝居や分かったようなフリをする芝居はうまい。オチはおもしろいというよりは感動系だったが、そこの好みの問題である。
「ドルチェ＆ガッバーナ」というカタカタがなんだか分からない2人で会話をしているという設定だが、スマホが普及したいま大体のことは調べれば分かるので、その設定にあまりリアリティがないのが問題だろう。だからといって、「スマホも分からない老人どうしの会話」みたいな設定にしちゃうとちょっとヤンキー気味の先輩後輩が互いに見栄を張って知ったかぶっているおもしろさが失われてしまう。どうにもならんな。
8.流れ星
いつも通りのちゅうえいだったので、感想も去年のTHE MANZAIと同じである。
9.ロバート
秋山が変なクリエイターを演じるネタ。いつも通りである。
山本の大根ツッコミが空しく響くのが惜しい。
10.南海キャンディーズ
最初にあれだけハードルを上げた状態で張った伏線は、雑で笑いをとるって感じにしてほしくなかった。その笑いにしてもスベリ気味だったから。
11.スピードワゴン
ドラゴンズのことになると急に熱くなる井戸田の芝居がまだまだヘタである。特に、素に戻る時の演技がクサい。もっと磨ける。
12.くっきー
多数派の共感を得にくいことをやっていたが、ネタ後にナイナイに呼ばれて謝らされるとこまで含めてのネタなんだろう。本人がやりたいことをできならそれでいいと思う。ただ、やっぱり「普通の人が頑張って狂人を演じている感」は拭えない。もっとナチュラルな狂気が欲しい。
13.とろサーモン
久保田は、早口でまくし立てる狂人を演じるのはウマい。
14.ジャルジャル
2人とも顔が普通なので、スタンガンを当てられて「いちぃ〜」と喚くのがあまりおもしろくならない。それは顔の問題なので、どうしようもない部分ではあるが。
15.ハライチ
岩井が演じる未知の生命体が澤部の演じる地球人の体を乗っ取るという設定であるが、最後まで乗っ取られていたのが実は澤部ではなかったというボケ一本で押し通してきた。おととしのTHE MANZAIの千鳥を髣髴とさせるアホらしさであった。こういうしつこさは好きなので、願わくばもっと長くやって欲しい。そして、皮切りの岩井にアドリブでどんどんと遊んで欲しい。澤部なら、受け止められるはずである。
16.歌謡ショー
3組の芸人が歌ネタを披露していた。
��ZURADWIMPS（トレンディエンジェル）
ハゲに絡めた前前前世の替え歌。特にコメントなし。
�⊃綯�千重子（友近）×八公太郎（バッファロー吾郎A）
レベッカのフレンズを盆踊り調で歌うネタ
このネタのズレはずっとそれ（「フレンズ」が盆踊り調になってしまっているいるというズレ）一本なので、1小節で見ている方は飽きてしまう。歌のモノマネと一緒である。ワンコーラス丸々やるのであれば、変化を入れなければならない。変化を入れられないのであれば、短く終えなければならない。歌い手が気持ちいいだけである。
��ロバート秋山
いかにも重厚な感じで小市民の卑近な願望を歌っていくというズレで笑いを生むオリジナル曲である。
17.東京03
いいと思う。細かいことを言うと、角田が設定をネタばらしした後の豊本の「すごーい」という第一声の前にもう少し間を入れた方がいいんじゃないかな。あそこは、お客さんも固唾を飲む場面だと思うので。
18.陣内智則
事前に吹き込んだボケに陣内がツッコミを入れていくいつものスタイルである。ネタの構成はいつも通りによくできている。
うちの親父はやっぱり「これだとボケは事前に吹き込んだものしか出てこないからアドリブが入れられない」と言って陣内を毛嫌いしている。まあそれはピン芸の限界である。
19.千原ジュニア
「カッコいい書き方」というバカリズムみたいなフリップ芸だった。本人は一切しゃべっていなかった。まあ、これはこれでありじゃないの？
20.ナイツ
人名をダジャレ的に間違えていくいつものスタイルである。その間違いが全部女子プロレスラーにかかっていたというのと、塙が積極的にボケるのではなくてその人名を思い出そうとしているという違いはあったが、細かいところだろう。
特にこれ以上言うことはない。
21.バカリズム
バカリズムが想像で考えた富山県をスライドと共に紹介していくネタ。バカリズムにしては悪口がそこまで芯を食っていなかった感じがしたが、あんまりやりすぎると地元民の反発を買うのでバランスは難しいだろう。
22.テンダラー
熟している。熟しすぎてそろそろ腐りそうである。別に、悪い意味で言ってはいない。
23.立川志らく
「死神」という古典落語だった。オチは志らくオリジナルである。あと、途中でその日のENGEI歌謡ショーのことに触れたくすぐりを入れられていたのは流石。
そして、それほどの手練れ・志らくであっても「いま死神がしゃべってるのか主人公の男がしゃべっているのか」が分かりにくいので、一人で全部を演じきることに固執しない方がいいと思うんだけどなあ。
24.プラス・マイナス
テンポよくボケを重ねていくスタイルは好ましい。どうせなら兼光に色々とアドリブでボケを入れてもらって遊んで欲しい。
25.佐久間一行
フリップネタ。1本目のネタで「家の天井にできた窪み」をしつこく活かせるネタの構成は流石（お客に「ポテチをぶちまけるんだろうな」と思わせておいての裏切りも入っていたので言うことはない）。どうせなら、次の流木のネタの時にも窪みを出して欲しかった。
26.ショウショウ
2人とも、モノマネがうまい。うん。
27.濱田祐太郎
今年のR-1で優勝したときと感想は同じである。やっぱり、ヘラヘラした表情に見えてしまうのは改善した方がいいと思う。
28.神田松之丞
講談師。純粋な講談だったので特に筆者がその出来を云々するものではないと思う。汗が多かったのでカメラはあんまり寄らない方がいいとは思ったけど。
29.博多華丸・大吉
華大にしては珍しく万歳三唱の動きと音で笑いをとってくるネタだった。多分、しつこくできるのでアドリブをどんどん入れて長くやってほしい。
30.爆笑問題
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途中で触れたレスリングの話題が最後にも出てきたのは台本の「練り」のつもりなんだろうか。あれだけではまだまだである。
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1.和牛
神経質キャラを演じきる水田が注目されがちだが、それを目の当たりにした川西が普通の人として戸惑う芝居をきちんとできているからこそのクオリティである。
2.アンジャッシュ
いつものすれ違いネタ。台本を練るからにはこれぐらいやらないといけないというのもいつも言っていることである。
うちの親父は、「この種類のネタはアドリブが入りようがないから嫌いだ」と言って憚らない。まあ、そこは好みである。
3.ブルゾンちえみ with B
「35億」じゃない新ネタだった。35億と比べると、BGMにシャレオツな洋楽を使っているという点は共通しているが、動きやしゃべりと音を合わせる瞬間が少なく、笑いどころの絶対数も少ない。35億は、音楽と動きが絶妙のタイミングであってくるからおもしろいもののはずである。
4.TKO
木下が扮するモロゾフ後藤という歌手のネタ。多分、色々なところでやっている。
基本的にはおもしろいのだが、花嫁役の人の表情が気になってしまってあんまり集中できなかった。
設定は披露宴であり、木本が新郎で、木下のモロゾフ後藤がその披露宴で余興をやってムチャクチャにする役である。木本の隣に座っている花嫁はモロゾフ後藤のパフォーマンスに笑うわけでもなく、戸惑うわけでもなく、怒るわけでもなく、いる意味がよく分からなかった。筆者の集中力を削いだという意味ではいない方が良かったとも言える。別にマネキンでも大丈夫だろうし、誰もいなくても大丈夫だろう。
5.チョコレートプラネット
2人とも芝居はちゃんとできているし、伏線と裏切りというネタの構成もちゃんとできているから、このまま続ければいいと思う。そこがちゃんとしていれば、ハネるのを見つけられるかどうかは運なので、数を打つのが大事である。
6.うしろシティ
チョコレートプラネットと寸分違わず感想が一緒である。トライハード。
7.アルコ＆ピース
探り探りに会話する芝居や分かったようなフリをする芝居はうまい。オチはおもしろいというよりは感動系だったが、そこの好みの問題である。
「ドルチェ＆ガッバーナ」というカタカタがなんだか分からない2人で会話をしているという設定だが、スマホが普及したいま大体のことは調べれば分かるので、その設定にあまりリアリティがないのが問題だろう。だからといって、「スマホも分からない老人どうしの会話」みたいな設定にしちゃうとちょっとヤンキー気味の先輩後輩が互いに見栄を張って知ったかぶっているおもしろさが失われてしまう。どうにもならんな。
8.流れ星
いつも通りのちゅうえいだったので、感想も去年のTHE MANZAIと同じである。
9.ロバート
秋山が変なクリエイターを演じるネタ。いつも通りである。
山本の大根ツッコミが空しく響くのが惜しい。
10.南海キャンディーズ
最初にあれだけハードルを上げた状態で張った伏線は、雑で笑いをとるって感じにしてほしくなかった。その笑いにしてもスベリ気味だったから。
11.スピードワゴン
ドラゴンズのことになると急に熱くなる井戸田の芝居がまだまだヘタである。特に、素に戻る時の演技がクサい。もっと磨ける。
12.くっきー
多数派の共感を得にくいことをやっていたが、ネタ後にナイナイに呼ばれて謝らされるとこまで含めてのネタなんだろう。本人がやりたいことをできならそれでいいと思う。ただ、やっぱり「普通の人が頑張って狂人を演じている感」は拭えない。もっとナチュラルな狂気が欲しい。
13.とろサーモン
久保田は、早口でまくし立てる狂人を演じるのはウマい。
14.ジャルジャル
2人とも顔が普通なので、スタンガンを当てられて「いちぃ〜」と喚くのがあまりおもしろくならない。それは顔の問題なので、どうしようもない部分ではあるが。
15.ハライチ
岩井が演じる未知の生命体が澤部の演じる地球人の体を乗っ取るという設定であるが、最後まで乗っ取られていたのが実は澤部ではなかったというボケ一本で押し通してきた。おととしのTHE MANZAIの千鳥を髣髴とさせるアホらしさであった。こういうしつこさは好きなので、願わくばもっと長くやって欲しい。そして、皮切りの岩井にアドリブでどんどんと遊んで欲しい。澤部なら、受け止められるはずである。
16.歌謡ショー
3組の芸人が歌ネタを披露していた。
��ZURADWIMPS（トレンディエンジェル）
ハゲに絡めた前前前世の替え歌。特にコメントなし。
�⊃綯�千重子（友近）×八公太郎（バッファロー吾郎A）
レベッカのフレンズを盆踊り調で歌うネタ
このネタのズレはずっとそれ（「フレンズ」が盆踊り調になってしまっているいるというズレ）一本なので、1小節で見ている方は飽きてしまう。歌のモノマネと一緒である。ワンコーラス丸々やるのであれば、変化を入れなければならない。変化を入れられないのであれば、短く終えなければならない。歌い手が気持ちいいだけである。
��ロバート秋山
いかにも重厚な感じで小市民の卑近な願望を歌っていくというズレで笑いを生むオリジナル曲である。
17.東京03
いいと思う。細かいことを言うと、角田が設定をネタばらしした後の豊本の「すごーい」という第一声の前にもう少し間を入れた方がいいんじゃないかな。あそこは、お客さんも固唾を飲む場面だと思うので。
18.陣内智則
事前に吹き込んだボケに陣内がツッコミを入れていくいつものスタイルである。ネタの構成はいつも通りによくできている。
うちの親父はやっぱり「これだとボケは事前に吹き込んだものしか出てこないからアドリブが入れられない」と言って陣内を毛嫌いしている。まあそれはピン芸の限界である。
19.千原ジュニア
「カッコいい書き方」というバカリズムみたいなフリップ芸だった。本人は一切しゃべっていなかった。まあ、これはこれでありじゃないの？
20.ナイツ
人名をダジャレ的に間違えていくいつものスタイルである。その間違いが全部女子プロレスラーにかかっていたというのと、塙が積極的にボケるのではなくてその人名を思い出そうとしているという違いはあったが、細かいところだろう。
特にこれ以上言うことはない。
21.バカリズム
バカリズムが想像で考えた富山県をスライドと共に紹介していくネタ。バカリズムにしては悪口がそこまで芯を食っていなかった感じがしたが、あんまりやりすぎると地元民の反発を買うのでバランスは難しいだろう。
22.テンダラー
熟している。熟しすぎてそろそろ腐りそうである。別に、悪い意味で言ってはいない。
23.立川志らく
「死神」という古典落語だった。オチは志らくオリジナルである。あと、途中でその日のENGEI歌謡ショーのことに触れたくすぐりを入れられていたのは流石。
そして、それほどの手練れ・志らくであっても「いま死神がしゃべってるのか主人公の男がしゃべっているのか」が分かりにくいので、一人で全部を演じきることに固執しない方がいいと思うんだけどなあ。
24.プラス・マイナス
テンポよくボケを重ねていくスタイルは好ましい。どうせなら兼光に色々とアドリブでボケを入れてもらって遊んで欲しい。
25.佐久間一行
フリップネタ。1本目のネタで「家の天井にできた窪み」をしつこく活かせるネタの構成は流石（お客に「ポテチをぶちまけるんだろうな」と思わせておいての裏切りも入っていたので言うことはない）。どうせなら、次の流木のネタの時にも窪みを出して欲しかった。
26.ショウショウ
2人とも、モノマネがうまい。うん。
27.濱田祐太郎
今年のR-1で優勝したときと感想は同じである。やっぱり、ヘラヘラした表情に見えてしまうのは改善した方がいいと思う。
28.神田松之丞
講談師。純粋な講談だったので特に筆者がその出来を云々するものではないと思う。汗が多かったのでカメラはあんまり寄らない方がいいとは思ったけど。
29.博多華丸・大吉
華大にしては珍しく万歳三唱の動きと音で笑いをとってくるネタだった。多分、しつこくできるのでアドリブをどんどん入れて長くやってほしい。
30.爆笑問題
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途中で触れたレスリングの話題が最後にも出てきたのは台本の「練り」のつもりなんだろうか。あれだけではまだまだである。
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