大腿筋膜張筋
起始
上前腸骨棘停止
脛骨外側顆に付着する腸脛靭帯支配神経
上殿神経?(L4〜S1)作用
股関節を屈曲・外転・内旋させる骨盤〜股関節にかけて中殿筋と共同して外側の安定性に関与する。
備考
長距離ランナーの代表的な疾患の一つとして腸脛靱帯炎?がある。また、縫工筋と同様に上前腸骨棘の剥離骨折を引き起こす原因筋である。大腿筋膜張筋は二関節筋であるため、単関節である中殿筋や小殿筋に比較して非常に使いやすい。そのため、緊張が亢進し短縮をきたす結果となる。大腿筋膜張筋の短縮評価テストとしてOberテストがある。2007年12月01日(土) 10:27:43 Modified by medireha_jiten