曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

禅宗の修行道場に安居して、師家随身するなどして、一生涯を仏道修行に専念すること。元々、趙州従諗の言葉であったとされる。
趙州真際大師、示衆して云く、你若し、一生叢林を離れず、兀坐して不道なること十年五載すとも、人の汝を唖漢と喚作することなからん。已後には諸仏も也た你に及ばざらん哉。 『正法眼蔵』「道得」巻

道元禅師はこの故事を、特に『正法眼蔵』「道得」巻などで採り上げ、自らの修行を継続し、仏道を歩み続けることを「一生不離叢林」となした。それは、言葉にするかどうかではなく、あくまでも自らの行いに依存することだとされたのである。
しかあればすなはち、仏祖の道得底は、一生不離叢林なり。 「道得」巻

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます