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【定義】

衣鉢が入った袋を僧堂の単にある鉤に掛けること。転じて、叢林に留まり安居することの意。
しかあれば、三月内にきたり掛搭すべきなり。すでに四月一日よりは、比丘僧、ありきせず、諸方の接待、およひ諸寺の旦過、みな門を鎖せり。 『正法眼蔵』「安居」巻

なお、掛搭は4月1日までに行う必要があったが、『瑩山清規』によると4月8日の仏生会までは、猶予しても良いと書かれており、その時には「略掛搭」の作法を用いるべきことが書かれている。

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