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【定義】

叢林に於ける勧化職の一。監院の管理下にて業務を行う。日常に使う炭の管理をし、布施寄進を檀越に仰ぐ役目。
監院維那典座直歳侍者等、堂外の上間に在りて坐し、知客浴主堂主、炭頭、街坊化主等、堂外の下間に在りて坐す。 『赴粥飯法

以上の通り、道元禅師の時代から既に、叢林に導入されていたことは明らかである。また、江戸時代の記録ではあるが、以下のような役目を定められていた様子も知られる。
炭頭 諸堂の炉に送る炭を守護支配す 面山瑞方禅師洞上僧堂清規行法鈔』巻5「列職」項

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