2Dアニメーションが制作できるフリーソフト「AnimeEffects」の*非公式*wikiです。

意訳「秀福(AnimeEffectsの作者)さんが戻ってくるのを待っている間、公開されているソースコードを元に新たに分岐して別のブランチに進み、AnimeEffectsの新しいプロジェクトとしてフォークし、ブランドを変更して開発を進めていきます。(その際、元のプロジェクトに適切なクレジットをつけて、GPLv3によるライセンスを尊重します)」

本文
AnimeEffects Development Hiatus | Sibling Fork Discussion
この記事が書かれた2019/10/7時点では2020年1月までは待機して、秀福さんがAnimeEffectsに関する発表をするかどうかを確認していたようです。
しかし音沙汰はありませんでした……。彼らは開発者が戻ってくるまで開発をすることに決めました。
今、AnimeEffectsは新しい一歩を歩み始めたのです。
C++に詳しい方はぜひ、開発に参加してもらえるとありがたいです。


Q.どこが変わったの?
A.オプションの一般設定からタイムラインの表示を時間表示かフレーム表示かに変えることができます(あまり大きく変わっているようには見えませんが、これは大きな一歩となるでしょう)
※readme.txtをよく読み、自己責任で使用してください。
Win10(64bit)で起動することを確認しました。32bitでビルドすれば32bitで動くと思います。
正常に動作する保証はありません。


作成した(ビルドした)手順はほぼ32bit用コンパイラの人と同じですが、一応書いておきます
  1. Qtのインストーラを入手し、Qt5.9.9をインストール。(私の場合、program filesの半角スペースに引っかかり、Cドライブ直下へインストールできなかったため、半角スペースを消したprogramfilesを作成してそこにインストールしました。)
  2. https://github.com/herace/AnimeEffectsより、ソースコードをダウンロードする。
  3. QtCreatorで、先ほどGitHubからダウンロードした中のAnimeEffects.pro、すなわちAnimeEffectsのプロジェクトを開く。(AnimeEffects.proはAnimeAnimeEffects-masterの中のsrcというファイルの中にあります)
  4. QtCreatorのオプション-ビルドと実行(Build & Run)より、キット[Desktop Qt 5.9.9 MSVC2017 64bit]を選択する。(私の場合項目が見つからなかったので、「C++コンパイラをMicrosoft Visual C++ Compiler 15.0(x86)に設定する」という動作をしていません)
  5. 左下のモニターのアイコンより、キットを[Desktop Qt 5.9.9 MSVC2017 64bit]、ビルドを[リリース]にセットし、すべてビルド(Ctrl+Shift+B)する。
  6. [build-AnimeEffects-Desktop_Qt_5_9_9_MSVC2017_64bit-Release]というフォルダができる。その中にある[AnimeEffects.exe]のアイコンを[C:\Qt\5.7\msvc2015\bin\windeployqt.exe]にドラッグ&ドロップすると必要なDLLファイルがコピーされる。
  7. [AnimeEffects.exe]を実行。Win10(64bit)の環境で起動することを確認しました。


参考文献(作る際に参考になれば)
Qtをお勧めするための説明文
https://qiita.com/papparappara/items/7a50b2b5002b7...

このページへのコメント

オープンソースだからこそ、誰でも開発に参加できる…素晴らしいですね!

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Posted by  rysirloin rysirloin 2020年01月23日(木) 06:32:50 返信

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