AnimeEffects非公式Wiki

AnimeEffectsから画像や動画を出力する場合は、設定値に注意を払わないと画質が悪くなったり色がおかしくなるなどの問題が発生します。
gif及び動画形式での出力を行う場合、まずこちらの手順を参考にFFmpegを導入してください。
FFmpegを使った出力には不具合も多く、選んだコーデックによってはうまく再生できない動画が出力されたりします。

FFmpegを使わない出力方法です。
AnimeEffectsから直に動画を出力するよりも、この方法で出力した連番PNGをAviUtl等の動画編集ソフトに読み込ませエンコードした方が自由度は高いです。
PNGは透過情報を持った状態で出力されます。
メニューバーからファイル＞指定の形式で出力＞JPEG連番 か PNG連番　を選択すると
出力先フォルダー名を選択するダイアログが表示されます。
ファイル名ではないので注意。あらかじめ連番画像を出力するためのフォルダを作成しておき、それを選択します。


するとこのようなダイアログが出現します。

• 前置名

初期状態ではnameless_export0000.png,nameless_export0001.png…のような名前で出力されます。
空欄にすることもでき、その場合は0000.png,0001.png…となります。

• 品質

JPEG出力でのみ設定できる項目です。-1〜100の数値を入力でき、数値を大きくすればするほど高画質で大容量になりますが
画質が欲しいのであればJPEGよりもPNGで出力させるべきでしょう。

• 画像幅/画像高さ

出力画像の大きさを指定します。
[アスペクト比を固定]にチェックを入れておくと、縦横比が一定になるように数値が自動で計算されます。

• 開始フレーム/終了フレーム

上記では0フレーム目から30フレーム目まで、合計31枚の連番画像を出力する設定になっています。

• フレームレート

fps(1秒間で表示される画像の枚数)を指定します。0〜60の値が指定できます。
60より小さな数字を指定した場合、その分画像が間引かれます。

• フレームレート

初期値は30(2枚に1枚は間引かれる)ですので注意してください。

• パレットを最適化する

ここにチェックを入れないと色がおかしくなります。

MP4,WebM,AVI,MOV,Ogg形式で出力できます。

• コーデック

動画の圧縮形式を選びます。無劣化でAVI等を出力したいときはここで無劣化の圧縮形式を選択しなければいけません。

• ビットレート

画質を設定します。数値が大きいほど高画質で大容量になります。