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mobの小説

お兄さんってさ、本当おっぱい好きだよねぇ・・・

情事の後の気だるげなひと時に、私は不意にそんなことを言ってみた。


そもそも私を押し倒したきっかけも私が胸を押し当てたことだし、その後の情事でも胸を・・・その、なかなかに手慣れた手つきで苛めてくれやがった。

おかげで、初めての感覚に大変驚かされたし、胸だけでイくなんて異次元の体験をするハメにもなった。

それからも私の胸はお兄さんのお気に入りになったみたいで、ことあるごとに苛めてくるし、何なら今の様に・・・


今のお兄さんは私に乗っかって、両の胸の谷間に顔を埋める、所謂『乳枕』というのを堪能している状態だ。

これが毎回の恒例というわけではないが、大抵の場合コトが済んだあとのお休みの時間、ピロートーク中はお兄さんは私のおっぱいを弄っていることが多い。

シてるときの愛撫とは違う、いたわるような動きで柔らかく揉むときもあれば、今日の様に顔を埋めている時もある。

最近割とお気に入りなのは今の顔を埋めた状態からの深呼吸。 真正面から言われると死ぬほど恥ずかしいけど、『アウスの香りを堪能できるから』好きなのだという。

・・・お兄さんはやっぱりスケベの変態さんだと思う。


ともかく、揶揄うようにお兄さんのおっぱい星人っぷりを教えてあげた私だが、それに対して兄さんはやや不満顔だ。

不満そうな顔をしながらも乳枕はやめないのだから、やっぱり筋金入りのおっぱい星人だと思う。

不満顔のままお兄さんが口を開いた。『お前のせいだぞ』

その一言が不意打ちに過ぎて、私の動きは止まってしまうが、お兄さんの言葉は止まらない。

『俺はもともと大きさにはこだわってなかったのに』

『あんな見せつけるような服を着やがって・・・俺の服でもお構いなしだ』

『しかもぐいぐい押し付けてくるしよ、我慢してたこっちの身にもなってくれよ』

『新歓コンパで無理に酒飲まされた時! 酔っぱらってるお前をおぶって帰ろうとしたら、背中に胸擦り付けてくるし、ふともも柔らかいしで、正直襲おうか迷ったんだぞ?』


正面から叩き込まれるお兄さんの欲望に、羞恥と嬉しさがないまぜになって、頬が赤くなるのを感じる。しどろもどろになりながらもお兄さんの言葉を押しとどめようとするが、お兄さんは言葉を止めてくれない。


『夏場はお前、特に無防備だったよな? なんだよノーブラにTシャツって』

『それで俺に体を寄せてさ・・・他の男だったら一発で押し倒されてたんだぞ?』

『外から帰って来たときなんか汗でブラジャー透けてたよな? しかも汗はいい匂いするし・・・俺が夏によそよそしかったのは、全部お前に興奮してたからなんだぞ?』


だから、とお兄さんは続ける。

『だから、ずっとお前にお預け食らってた俺がおっぱい星人になるのは、仕方ないよな?』

思わずうなずいてしまう私に、満足そうな顔でお兄さんが続ける。

『俺をおっぱい星人にしたのはアウスなんだから、責任を取ってくれるよな?』


気付く

お兄さんの目は据わっていて、情欲に塗れている。

事後の気だるげな、甘い雰囲気はどこかに消えてしまっていた。

・・・私の太ももに、硬くて熱いものが押し付けられている。


『責任、とってくれるんだよな?』

ギラついた目のお兄さんに、私は一瞬戸惑い、そして・・・

自分の目なんてわからないけど、確信できる。

きっと今の私の目、お兄さんと同じくらいえっちな期待に塗れてるんだ♥


『私をこんなにえっちにしたのはお兄さんなんだから、その責任は取ってくれるんだよね?』

明日私、ちゃんと起きられるのかな♥

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