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「ゆ、百合の間に挟まる……?何それ……」

「ん?何でも屋なのにそんなことも知らないの?……いや、知らない方が良いのか……。まぁ、百合ってのが女の子同士の恋愛だってことは流石にわかるわよね?それに挟まるって言うのは要はその恋愛関係の女の子に割り込んでハーレム状態にしちゃうってことよ」

「へぇ…なんかまた嫌な……」



都会で何でもい屋を営むハンディーレディは同じくこの街で活動している運び屋、I:Pマスカレーナと高層マンションの一室にいた。二人の死線の先には、一人の男が立っている。整った顔立ちに、落ち着いた雰囲気。二人の好みとはズレているが、世間的に見ればイケメンと呼ばれる部類の男だ。



「そんなイケメンで金もあるんだったらわざわざ私たちに依頼なんてしなくても、夜の相手なんていくらでも見つかるでしょうに」

「というか結婚してたでしょ?それなのにどうしてこんな依頼を?」



彼は今話題の青年実業家であり、二人に依頼をしてきた張本人で、マスカレーナの言う通り彼には女優の妻がおり、美男美女夫婦としてメディアにも引っ張りだこだったはずだ。

マスカレーナの言葉に男は何事もないかのように口を開いた。



「こっちの方が興奮するでしょ?」

「うわぁ……」



依頼内容を聞いていたハンディーレディが男の言葉に思わず声が漏れる。隣ではマスカレーナも同意見なのか、呆れた表情をしていた。

大の女好き。彼を一言で言い表すなら、この言葉に尽きるだろう。今でこそ理想の旦那像を演じてはいるが、裏では妻に隠れて様々な女性に手を出し、今もなお、ハンディーレディとマスカレーナの二人に金を積んで「抱かせろ」と依頼してきているのだから、そのクズさ加減が垣間見えるだろう。



「二人とも、お金が欲しいんでしょ?だったら俺に抱かれるのが一番稼げると思うけどな〜」

「くっ…!」



彼の言うとおり、二人には…特にハンディーレディには今すぐにでも金を用意する必要があった。

数日前、ハンディーレディとマスカレーナはそれぞれの依頼でIDチップの争奪戦を繰り広げていた。そんな中そのチップを落としてしまい、中に入っていたデータを破損させてしまったのだ。

当然依頼料はゼロ。さらに違約金と賠償金を請求され、彼女の懐は火の車になっていた。

マスカレーナもまた、運び屋としてさらに活動していくために金が必要だった。



「背に腹は代えられないんだけど…だからって、こんなこと……」



ハンディーレディとてそう言った経験がないわけではない。何でも屋という仕事柄、自分の身体を武器にしなければならない場面には何度も遭遇している。

だからといってこの行為を好き好んでするというわけでもないし、その相手が誰でもいいわけもない。



「だったら依頼取り消して別のところの依頼を受ける?こんな高額報酬で依頼を出してくれるところなんてそう無いと思うけど?」「そ、それは……」



彼の提示する報酬額は他の依頼と比べるまでもない。これがハンディーレディとマスカレーナがこの依頼を受けた理由だった。



「わかったわよ…依頼は受ける。でも、もし報酬をケチったりなんかしたら……!」



ハンディーレディは男をにらみながらも、腹をくくる。

それを確認したマスカレーナはハンディーレディの元に寄ると、軽く抱きしめる。



「え、ちょっ……!?」



突然のことに驚くハンディーレディを無視し、マスカレーナはそのまま唇を彼女の唇に重ねた。



「ん……ちゅっ……」

「ちょっと…んちゅっ……!やめっ…!」



ハンディーレディは抵抗しようとマスカレーナの身体を押すが、女性同士のキスという今までにない経験に思考を奪われてしまう。

そう言えばと、雇い主が女の子同士の関係に割り込みたいと言っていたことを思い出す。

ちらりと男の顔を窺うと、興奮気味にこちらを見つめている。



「んちゅっ…!はむっ…んれぇ……!」

「んぶっ……!」



マスカレーナが舌をハンディーレディの口内にねじ込み、蹂躙する。それと同時に彼女の胸に手を伸ばし、服の上から優しく揉み始める。

下着をつけてはいるものの、その服に押し込まれた豊満な乳房は窮屈そうにしている。

マスカレーナは彼女の胸に手を這わせるたびに、ビクンと反応する彼女に興奮を覚える。



「んあっ!あっ……!だめっ……!」

「ん……ぷぁっ……」



唇が離れると、唾液の糸が二人の間を伝う。ハンディーレディの顔は赤く染まっており、息も荒くなっていた。



「ほら、あたしの方もちゃんと気持ちよくしてよ。アイツが満足するまで延々とレズプレイする羽目になるわよ」

「……っ!わかったわよ……!」



二人の間だけで聞こえるような小声でマスカレーナが話しかけると、ハンディーレディも小声で返事を返す。

そしてハンディーレディがマスカレーナの腿に手を這わし、そのまま股間に移動させる。

スパッツのような素材の短パン越しに、彼女の最も敏感な部分を探り当て、優しく撫でる。



「んんっ…!そうそう…あっ!…ちゃんとシてよね……んちゅっ」

「ちゅるっ……れぇ……」



ハンディーレディの唇を塞ぐようにマスカレーナがキスをする。口内に舌が入ってくる感触に、ハンディーレディの身体が跳ねる。



運び屋めぇ……!なんでこんなにキスがうまいのよ……っ!



マスカレーナの舌遣いに腰が引けてしまうハンディーレディ。

彼女の反応を見て、マスカレーナは笑みを浮かべながら、その唇を離す。



「ふふっ……キスで気持ちよくなっちゃったの?意外と可愛いところあるじゃな〜い」

「う、うるさいわね……!」



マスカレーナが笑い、ハンディーレディは悔しそうな表情をする。



「それじゃあそろそろ俺も混ざろっかな〜……」



そんな中、依頼主の男がハンディーレディとマスカレーナの元へと歩いてくると、二人の乳房を揉みしだいた。



「ひゃんっ!?」

「ひゃっ!ちょっと……!急に触らないでよ!」



突然の出来事に二人の口から可愛らしい悲鳴が漏れる。依頼主の男はニヤニヤと笑いながら二人を見つめる。



「もう準備は十分でしょ。二人がイチャイチャしてるのも満足したし、そろそろ始めよっか」



そう言うと、男はベッドに寝転び、二人を手招く。

二人は互いに顔を見合わせると、観念したようにベッドへと移動する。



「まずはこれ舐めてよ」



男の指示にハンディーレディとマスカレーナは無言で頷き、彼の股間へと顔を近づける。

そして二人は同時に舌を出すと、彼のズボンのチャックを歯で挟み込む。

そのままゆっくりとチャックを下げていくと、その下からはトランクスが姿を見せた。トランクス越しにでもわかるほどの膨らみが二つ。それを確認すると、二人はその膨らみの先端部分に舌を這わせた。



「んれっ……れろっ……」

「ちゅっ……んむっ……」



二人で左右から舌で刺激すると、トランクスにじわりと染みが広がっていく。

男の反応を見ようと、上目遣いでその顔を見つめると、ご満悦といった様子の男が二人を眺めていた。



「あはっ、いいね〜…」



彼の表情を窺いつつ、ハンディーレディとマスカレーナはトランクスを脱がし、直接彼の肉竿に舌を這わせる。



「んれっ……ちゅぷっ……れぇ……」

「んちゅっ……れろぉ……はむっ……」

「ははっ、眼福眼福……!あくまでふりだけど、レズカップルにチンコしゃぶらせるの最高〜!」



二人が左右から竿に、亀頭にと舌を移動させていく。ハンディーレディの舌が裏筋をなぞると、男は思わず声を漏らす。

その反応を見てハンディーレディは裏筋に沿って舌を上下させ、マスカレーナは玉の方を刺激させていく。

二人はただ、男を満足させることだけを考えて、無我夢中で奉仕を続ける。



「あっそうだ。二人とも、ちょっとこっちにお尻向けてよ」

「んちゅ……はぁ……?」

「ちゅぷっ……なによ……」



突然の指示に、二人は首を傾げる。が、文句を言わずに従うことにすると、二人同時にスラックスを下着ごとずり下され、丸く美しい臀部をさらけ出す。



「うぅ…」

「ちょ、ちょっと……!」



二人が抗議の声を上げるが、依頼主の男は聞く耳を持たない。そして突き出された二人の尻に手を這わせると、それぞれの蜜壺に指を挿入していく。

いわゆる69と呼ばれる体位だ。尻を向けさせられた以上、こうなることは予想出来ていたが、実際にやられると、どうしようもなく恥ずかしい。



「うわっ、マスカレーナちゃんの方はグチョグチョになってんねぇ〜。ハンディーちゃんの手がそんなに良かったんだ。…まぁ、この後俺がもっと気持ちよくしてあげるよ」

「いやちがっ…!あぁっ…!」



男は自信満々といった様子で、指を動かす。その刺激にマスカレーナの身体は反応してしまい、嬌声が漏れた。

大の女好きで火遊びしまくっていたこともあってか、そのテクニックは二人が体験したことのないほどの物だった。



「やめっ!んあ……っ!ふっ、ふあっ!?」

「あんっ……んっ!そ、そこ……!」

「ははっ!ハンディーちゃんもどんどん濡れてきたねぇ!ほらほら、しゃぶるのやめない。お金が欲しいんでしょ〜?」



その言葉に二人も負けじと奉仕を続けるが、指使いに翻弄されてしまい、思うように舌を動かすことが出来ない。

しかしそんなことで依頼主が許してくれるわけもなく、二人の蜜壺への愛撫は激しさを増す。

徐々に二人の口から出る言葉がただの嬌声に変わっていく。



「んあぁあぁぁ!!そこダメっ…!あぁぁっ!あ、あっ!」

「あっ、ハンディーちゃんはここが弱いんだ〜ならもっとイジってあげるよ!……ほら、ここを押してあげたら膣の締め付けもやばい

ことになってるよ?気持ちいいんだろ?」

「やめっ……ひゃっ!あああぁぁぁああああぁっ!!」

「うわっ…すごい顔……」



弱い部分を探り当てられたハンディーレディは大きな喘ぎ声を上げる。それと同時に、彼女の膣からは愛液が大量にあふれ出し、ベッドにシミを作っていく。

男が膣内で指を折り曲げると、その刺激に反応して腰を跳ねさせる。

マスカレーナも、ハンディーレディの反応を見て驚いた顔をしているが、彼女もまた、徐々に絶頂へと昇りつめていく。



「ほらほら、マスカレーナちゃんも見てる場合じゃないでしょ?ちゃんとしゃぶらないとダメじゃないか」

「う、うるさい……!んあっ!ああぁぁっ!!」



マスカレーナもまた、指使いに翻弄されて嬌声をあげる。その顔にははっきりと快楽の色が浮かびあがっていた。

二人の反応を楽しみながらしばらく愛撫を続けると、男は二人に指示を出す。



「しゃぶる余裕がないんだったらさぁ…せめてパイズリするとか、ほかに気持ちよくする方法を考えてほしいんだけどねぇ」

「んちゅっ……わ、わかったわよ……!んぶっ……」



二人がシャツをたくし上げ、その豊満な乳房をあらわにする。それを持ち上げて左右から挟みこみ、男根を包み込む。

四方から柔らかな圧がかかり、その刺激に男も思わず声を上げてしまう。



「うおっ…ハンディーちゃんの乳でかすぎでしょ…!でも柔らかさだとマスカレーナちゃんの方が上だね〜」

「んっ……!ちゅぷっ……れぇ……」



マスカレーナが裏筋を舐め上げ、ハンディーレディが亀頭を頬張る。その様子を見て、依頼主の男は満足そうに笑みを浮かべると、二人への愛撫を再開した。

今度はクリトリスに刺激を与えるように指を動かすと、二人が面白いくらいに反応する。「ふあぁっ!?んっ!やっ、やめっ……それやだぁっ!」

「ひゃっ!んあっ……!ああぁぁっ!!」

二人の割れ目からとめどなくあふれ出す愛液がシーツに染みを作っていく。ガクガクと身体を震わせながらも、二人は奉仕を続ける。

その様子に満足げな表情を浮かべながら、男は二人への愛撫を続ける。



「ほらほら、もうすぐイっちゃうんじゃないの?ちゃんとこっちに奉仕もしっかりしてほしいんだけどな〜?」

「ああぁぁっ!むりっ、イっちゃう……!やっ、あっ、あぁぁぁぁあっっ!!」

「んああぁっ!?もうダ……あぁぁんっ!」



彼のその言葉にハンディーレディが絶頂に達し、ガクガクと痙攣する。

絶頂を迎えた彼女の反応に満足そうな表情を浮かべると、男はマスカレーナへの愛撫を再開した。



「はい、先にイっちゃった二人にお仕置き。イってる途中でも容赦なく責めるからね」

「ええっ!?そん……あぁぁんっ!」



絶頂中のハンディーレディが抗議の声を上るが、男に届くはずもなく、さらに三本目の指まで二人の蜜壺に挿入され、搔きまわされてしまう。

それでも何とか二人は、自身の乳房を交互の上下に動かして、男の肉竿に奉仕する。



「あっ!あんっ……!ほら、早くイっちゃいなさいよ……っ!」

「んちゅっ……ちゅるるっ……!さっさとイけばぁ……?」

「うおっ…!急に激しくしてくれるじゃん…このまま乳を擦り続けてたら、俺もすぐにイけそうだな……っ!」

「ひゃんっ!?あっ、また……んあぁっ!?」

「んっ!ちゅるるっ……!ふあぁぁっ!?」



二人の乳房による奉仕で再び男の限界が近づく。

彼はトドメと言わんばかりに、今までよりも激しく指を動かす。その動きに二人は思わず嬌声を上げてしまう。



「んくっ!やばっ…もう出る!」

「ちょっ……!あっ、んあぁぁっ!!」



その男のボヤキの直後、二人が胸で挟んでいた肉棒から白濁液が飛び出る。それを乳房に浴びてしまう二人。精液は熱く、それは胸を伝って二人の口へと飛び込んだ。



「んっ……!んくっ…………ごくっ」

「あんっ……んじゅっ……れろっ…」



二人が互いの顔に付着した精液を舐め合う。その淫靡な光景を見て、男はさらに興奮を高めていった。



「ふぅ〜気持ちよかったぁ〜!二人もどうだった?俺の指テク♡」

「……最っ悪」

「んちゅっ……なんかべとべとするんだけど……」



依頼主の男が身体を起こして微笑みかける。二人は心底嫌そうな顔をし、それを男へと向ける。



「えー、そんな嫌そうな顔しなくてもいいじゃな〜い!これから本番なんだからさ〜…まずはどっちから良いかな〜?」



男は改めて二人の身体を品定めするように見つめる。その視線を受けて、二人は思わず身体を手で隠してしまう。



「ほらほら、隠しちゃだめだよ〜?ちゃんと二人とも見せてくれないとさ」

「うぅ……」



そう言われて二人はその腕を降ろすと、改めてその豊満な身体を披露する。



「いいね〜やっぱ二人ともめちゃくちゃエロい身体してるね〜それじゃあまずは…っと」



男はマスカレーナに覆いかぶさるようにして押し倒すと、その勢いのままに彼女の蜜裂に肉竿を挿入する。



「んああぁっ!ちょっ、いきなりすぎぃ……!」

「はははっ!ごめんごめん、つい興奮しちゃったわ!」



男は悪びれる様子もなく笑い声を上げると、腰を勢いよく前後に動かし始める。

奥にそれを押し込むたびにマスカレーナは嬌声を上げ、それに呼応するように男がさらに腰を打ち付ける。



「ひゃあんっ!あ、あぁっ……!もっ、もっとゆっくり……んあぁあっ!!」

「やっぱマスカレーナちゃんの膣内めっちゃ気持ちいいわ……!最高!」

「あっ、やっ!ダメっ……はやいの、ダメぇ!」

「そうだ、ハンディーちゃんも俺に奉仕してよ。乳首を舐めるとかさ〜」

「……はいはい」



男はマスカレーナの蜜壺を味わうようにゆっくりと腰を動かしていたが、それでもなお激しく攻め立てる。その刺激にマスカレーナは嬌声を上げ続け、ハンディーレディも彼への奉仕を始める。



「ちゅぷっ……んむっ……れろっ」

「うぅっ!あっ!ちょっと……!んっ!そこダメだってぇ……!」



男が乳首を舐めて欲しいといったので、ハンディーレディはその要望に応えようと舌を這わせる。男の乳首は特に性感帯というわけではないが、その光景がたまらないようだ。



「あぁ〜やっぱ最高だわ!二人とも、すごく気持ちいいよ……」

「あんっ……あっ!やっ、あっ!あぁっ!」



男のピストン運動が徐々に激しくなる。それに合わせるように、ハンディーレディは乳首を舐め続け、マスカレーナは身体を捩って快楽を逃がそうとする。



「おっ?マスカレーナちゃん逃げようとしないでよ〜ほらほら」

「だっ、だってぇ……!これっ……はげしっ!」



ハンディーレディの抵抗むなしく、身体を押さえつけられるマスカレーナ。それでもなんとか逃れようと身体をくねらせるが、その程度でこの責めから逃げられるはずもない。



「やぁっ!だ、ダメぇっ!イっちゃう!」

「お〜?もうイっちゃいそうなんだ?しょうがないなぁ」



限界が近そうなマスカレーナを上から見下ろしながら、男はピストン運動を激しくする。



「あぁんっ!だめっ、イっちゃ……!」

「いいよ!思いっきりイきな!」

「あ、あぁぁっ!イっ、あぁぁあぁぁっっ!!」



絶頂を迎えたマスカレーナが身体を仰け反らせる。しかし、男はまだ射精には程遠いのか、マスカレーナを責めることをやめない。



「ひゃっ!も、もうイってるっ!イってるからぁ……!」

「でも俺まだ一回もイってないしさ〜……ほら、まだまだ頑張ってよ!」

「そ、そんなぁ……!うあっ!あぁんっ!」



それからしばらくの間、男は腰を振り続け、そのたびにマスカレーナは喘ぎ続ける。

時折、ハンディーレディの乳房を我が物顔で弄ぶ。



「ふあぁっ!や、やめっ……!」

「ははっ!ハンディーちゃんのおっぱい、片手じゃ収まらねぇんだけど!柔らかくて最高だわ!」

「あんっ!やめっ……!ひゃうっ!」



ハンディーレディもまた、男の責めに声を漏らしてしまう。乳首を親指と中指でつままれ、その先端を人差し指でコリコリと弄られる。その度に、彼女の身体から力が抜けていき、その姿で男の劣情をさらに煽ってしまう。



「はは…ハンディーちゃんも結構気持ちよさそうにしてんじゃ〜ん!それじゃあ二人とも、もっと激しくするよ!」

「う、うそでしょ……!?いやっ!もう無理ぃ……ああぁぁあっ!!」

「くぅ…っ!んあっ!いい加減に…!うぁ…!」



男はハンディーレディの乳房をより強く揉みしだき、マスカレーナに打ち付けている腰の動きを最大限の物にする。



「あぁんっ!やだぁ……やめっ……!もう無理ぃ!」

「ハンディーちゃんも、喘ぐだけじゃなくてちゃんと奉仕してよ〜?」

「わかったわよ!もう……」



ハンディーレディはそう言うと、男の乳首を責めることを再開させる。右側は舌を這わせ、左側は爪で弾くように責める。



「おっ?いいね〜!ハンディーちゃん、やっぱりやればできるじゃん……あっやべっ…そろそろ俺イきそ……!」

「あんっ!やぁっ……激しっ!」



ピストン運動を早めた男根が、マスカレーナの膣壁を勢いよく抉る。

そして、マスカレーナがひときわ大きく身体を跳ねさせた直後、男も絶頂を迎えた。



「おっ!出るっ……!んん…くっ!」

「きゃうっ!うあぁぁあっ!!」



男がマスカレーナの膣内で射精すると同時に彼女もまた絶頂に達する。

しばらく腰を打ち付けた後、男はゆっくりと肉棒を引き抜き、マスカレーナから離れる。



「は〜……気持ちよかったぁ〜!」

「んっ……!ほんと最悪ね……」



ハンディーレディはそう文句を口にしている一方で、マスカレーナは放心状態となっていた。

だが男はそんな二人を一瞥すると、気にする様子もなく、次の相手としてハンディーレディへと手を伸ばしていく。



「よし!次はハンディーちゃんとヤろっと!」

「えっ!?ちょっと待ってよ……きゃっ!!」



男は反デーレディを四つん這いの姿勢にさせると背後から勢いよく挿入する。

「あっ!んんっ!はやいって……!」

「ハンディーちゃんも、マスカレーナちゃんほどじゃないけど名器だね〜ほら、気持ちいいだろ?」

「ふあぁっ!あんっ!ひぅっ……!」

「はは……これはいい。二人とも感度良すぎでしょ」



男は何度も腰を打ち付ける。その度にハンディーレディの乳房が大きく揺れ、男がさらに興奮する。

ハンディーレディはその快感で歪んでいく顔を枕に伏せて隠す。



「っていうか、マスカレーナちゃんはいつまで余韻に浸ってるのさ?」

「んん……ちょっと、休憩ぐらいさせてよ…。いろいろ……疲れちゃったし……」

マスカレーナが力無く答える。

「あらら〜しょうがないね〜。向こうに冷蔵庫とかあるし、飲み物でも取ってきなよ」

「言われなくてもそうするわよ……」



マスカレーナはゆっくりと立ち上がると、ふらついた足で冷蔵庫のほうへと向かう。



「よし!それじゃあ俺らは二人っきりで愛し合おうか」

「んんっ!あんっ……はぁ……」



マスカレーナが離れたことを確認した後、男はハンディーレディへの責めを再開する。

ハンディーレディの乳房を揉みしだき、その先端を弄ぶ。膣奥まで届く肉棒は休む暇もなく彼女を責め立てる。



「おぉっ……すっげぇ締まってる……!気持ちいいよ!」

「んっ!ああぁっ!もっ、もうイっちゃったからぁ……!」



絶頂直後の敏感な身体を責め立てられ、悲鳴に近い声を上げてしまうハンディーレディ。

軽い加虐趣味でもあるのか、男もそんな彼女の声に興奮してさらに腰の動きを激しくする。



「う、噓でしょ……!?あぁんっ!ひゃあんっ!」

「いや〜ハンディーちゃん、いいねぇ!めちゃくちゃエロくて、俺も気に入っちゃった!」

「そんなっ、あんっ!ひゃうっ!も、もうやめ……」

「いいねぇ……その顔が見れないのは残念だけど。…あ、そうだ。俺とセフレになってよ」

「ひゃっ!な、何言って……!いやぁっ!」

「いいじゃんいいじゃん!俺はハンディーちゃんのこと気に入っちゃったし。ね?いいでしょ?」



男はピストン運動をさらに早めながら問いかける。何度も絶頂を迎えたハンディーレディの身体には、その刺激はあまりにも強く感じられた。



「ひゃうんっ!?やぁっ……!だめ、またイっちゃう……!」

「ほら、ハンディーちゃんもこんなによがっちゃって。俺とのセックス、気持ちいいだろ?」



そんなことを言いながら、男はハンディーレディの弱点を責め続ける。



「いやぁっ!そこばっか……!だめ、だめだからぁっ!」

「ほらほら〜早く認めなよ〜ちょうど彼女のマスカレーナちゃんにも聞こえないんだから、本音を出してもいいんだよ?」

「彼女って…あんたの妄想での話でしょ…⁉︎…んぎぃ…⁉︎」



ハンディーレディの言葉を遮るように男は彼女の弱点を強く責め立てる。

まるで動物のように四つん這いにされたまま犯され、彼女は羞恥心よりも屈辱に近い感情を覚える。血が出そうな程に唇を噛み、必死に快感に耐える。



「ほらほら〜イっちゃえよ!」

「うぅっ!あぁっ……!あんた、覚えてなさいよ……いつか殺してっ……やあぁあんっ!!」



勢いよく腰を打ち付けた男根が、ハンディーレディの子宮口を突く。その瞬間に彼女は激しく絶頂し、身体を痙攣させるかのように震わせる。それと同時に膣壁が男の肉棒を強く締め上げる。



「うおっ…急に締め付けが…も、もう無理……!」

「あ……あぁ……」



男が彼女の膣内に射精したと同時に、ハンディーレディは虚ろな目をしてベッドに倒れ込んだ。



「ふぅ〜。めっちゃ気持ちよかったわ……」



男は満足したかのようにそう呟くと、ベッドに尻をつける。ハンディーレディをよがらせていたそれは、未だその硬さを維持したままだ。



「う〜ん…まだマスカレーナちゃんも帰ってくる気配もないし…次も、ハンディーちゃんを使おうかな……」



男は一息つくと、ハンディーレディの尻を乱暴に鷲掴みにする。絶頂の余韻で体力を消耗している彼女は、それでもその痛みに耐えきれず、声をあげてしまう。



「んぎぃ…⁉︎ちょ、ちょっと……!」

「まだ根を上げないでよ〜?俺とセフレになったらこれどころじゃ済まないんだからさ〜」



その言葉にハンディーレディは青ざめる。男はそんなことを気にしていないのか、再び彼女を組み伏せるようにして覆い被さる。



「ま、まだやる気……?」

「もちろん!まだまだ楽しませてもらうよ」



男は再び硬くなった肉棒を、ハンディーレディの秘所にあてがう。そして、そのまま勢いよく彼女の中を貫いた。



「いやぁぁあっ!?」



ハンディーレディの悲鳴はむなしくも無視され、再び男は彼女を犯し始めるのだった。









『あんなことをしてしまい……本当に申し訳ありませんでした!』



バーのテレビに会見映像が映る。謝罪しているのは件の依頼主の男…だろう。

というのも、画面に映る彼は顔を大きく腫らし、髪も一本残らず剃られているため、判別が難しい状態なのだ。



「いや〜あんたを助けに来てあげた時はホント面白かったわよね〜!」

「もっと早く助けに来て欲しかったけどね…」



ハンディーレディとマスカレーナはその会見を見ながら酒を飲む。

あの後、ハンディーレディが犯され続けて2時間ほどたった頃、マスカレーナが彼の妻を連れて帰ってきたのだ。

妻は怒りのままに男に暴力をふるい、二人はその隙を見て逃げることにしたのだった。

そして、謝意を込めてかきっちり依頼料は振り込まれており、ハンディーレディもなんとか違約金を払うことが出来た。

男の方はというと、会社が傾くということはないだろうが、以前の品行方正のイメージが崩れたことでここからさらに苦労を強いられることだろう。



「まぁ…あなたには助けられたわ…ありがと……」

「あらあら…今日はずいぶんと素直ね〜何でも屋ったら〜」

「うるさい…」



揶揄うようにして笑うマスカレーナに、ハンディーレディは不機嫌そうにそっぽを向く。



「そうだ!今回の借りを返すってことでアタシの依頼も受けてよ!知り合いの社長の息子さんの夜のお世話をしてあげてほしいんだけど〜」

「絶対に嫌!!」



マスカレーナのおふざけ混じりの依頼を、ハンディーレディは大声を上げて拒否するのだった。

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