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作者:せきつ生花
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prev:ep9.苦渋の選択

「なんなのですかこれは……!」

 不思議な空間に迷いこんだキトカロスは謎のミイラの集団に襲われていた。ミイラの数は4体。キトカロスは剣を構えミイラ達を迎え撃つ。

(……?なんで奪われたはずの剣があるのでしょう?……いや、今はそんなことを考えている場合ではありません!)

「はあああああ!」

 1体2体3体とミイラを切り捨てていく。残る1体を袈裟斬りにしたところで異変が起きた。

「くっ!また出てきましたか……!」

 再び現れる4体のミイラ。キトカロスは瞬く間に切り伏せていく。

「何度来ようと同じことです!はああああ!」

 キトカロスは次々とミイラを切り伏せていく。だが全滅させる度に新たなミイラが4体ずつ出現する。異常な事象にキトカロスは狼狽した。

「一体いつまで続くんですかこれは……!」



「しまった!?」

 十何度目かの出現。ミイラを3体切り伏せたところでそれは起こった。

「離してください!」

 3体のミイラを切り伏せた直後、背後から迫る残り1体のミイラに拘束されたのだ。

(剣を落としてしまいました…拾わないと……)

 キトカロスは足元を見て剣を探す。だが剣はどこにも見つからない。それはまるで消えてしまったかのような……

(そういえば私が斬ったミイラの死体もありません……あんなにたくさん斬ったのに……)

 キトカロスの思考が核心に迫ろうとしていた。だが……

「ひぃあっ!?」

 ミイラの渇いた指がキトカロスの胸を揉みしだく。囚人達によって極限まで虐め抜かれた乳首は今やキトカロスの明確な弱点と化していた。

「や、やめっ…あっ…はぁんっ❤️」

 キトカロスのカラダがビクビクと震える。抵抗する力が失せ、無防備になるキトカロス。その陰部をミイラの肉棒が貫いた。

「ああんっ❤️〜〜っ❤️❤️❤️」

 ミイラの硬く乾燥した肉棒が容赦なくキトカロスの奥を穿つ。キトカロスはカラダを大きく仰け反らせ、乳房を派手に揺らしながらミイラの抽挿を受け続ける。

「ああっ❤️だめっ❤️そんなにっ❤️奥をっ❤️突かれたらっ❤️あっ❤️あんっ❤️みっ❤️ミイラっ❤️のっ❤️あっ❤️赤ちゃんっ❤️できちゃいますぅ❤️❤️❤️うっん、んぅ〜〜〜っ❤️❤️❤️❤️❤️」

 キトカロスの中へと放たれるミイラの精。ミイラは最後の力を使いきったかのように塵となって消え、キトカロスだけがそこに残された。

「はぁ❤️はぁ❤️はぁ❤️はぁ❤️」

 恍惚とした顔で横たわるキトカロス。だがそのカラダにはある異変が起きていた。

「あ…れ……おっぱいが…張って……お腹の中に…何か…いる……?」

 みるみるうちに大きくなっていく己の腹部を見て、キトカロスの顔色がどんどん悪くなっていく。

「ぁ…あ……嫌……嫌ぁ……っ!」

 それはまさしく妊娠。その確信をした途端、破水した。出産が始まったのだ。

「た、たすけて!だれか!だれか!」

 わけのわからない状況に悲鳴を上げるキトカロス。だが助けなど来るはずもない。

「あ゛あっ!あ゛あ゛あ゛ッ!いたいっ!い゛た゛い゛ぃ!」

 想像を絶する激痛にもんどりうつキトカロス。開いた股から赤ん坊のようなモノが出てくる。1体、2体、3体……4体。

「はぁ…!はぁ…!はぁ…!はぁ…!」

 キトカロスから産まれたソレは二足で立ち上がるとその身体を大きく成長させていく。そしてキトカロスを襲ったミイラと同じ姿になった。

「そ、そんな……嫌…来ないで…近づかないで……!嫌!嫌ああああ!!!」

 キトカロスの嘆願など聞くはずもなく、ミイラ達はこぞってそのカラダに群がっていく。再び手元に生じた剣でミイラ2体を屠るが、残る2体にカラダを取り抑えられてしまった。

「い、嫌っ!むむん!?んむ〜〜〜っ!」

 ミイラの包帯が口に巻かれ、言葉を封じられる。片方のミイラが羽交い締めにしながらキトカロスを立たせると、もう片方のミイラはキトカロスの前に陣取った。

「むむ〜〜〜っ!?」

 ミイラの渇いた舌がキトカロスの乳房を這う。ザラザラとした舌が乳輪をなぞり、乳首を蹂躙する。

「〜〜〜っ❤️」

 キトカロスの口元から漏れ出る圧し殺したような喘声。ミイラは片方の乳房を丁寧にねぶり尽くしつつ、もう片方を無造作に揉みしだいた。

「んむ〜〜〜っ!?んんん〜〜〜っ!」

 キトカロスが恐怖の声をあげる。それは乳首の先端から母乳が噴き出したからだった。

「んんっ…んっんぅ……❤️」

(な、なんでぇ……あぁんっ❤️)

 ミイラがキトカロスの母乳を啜り始める。そのおぞましさにキトカロスは恐怖するが、それと同時に未知の快楽に溺れる感覚もおぼえていた。

(こんなのおかしい……❤️絶対おかしいですぅ……❤️)

 口を拘束していた包帯を噛み切り、必死に嘆願する。

「お願いします!夢なら醒めてください。こんなのもう耐えられません!」

 キトカロスの声が届いたのか、彼女を羽交い締めにしていたミイラと彼女の乳を啜っていたミイラが塵となって消え去る。支えを失ったキトカロスはそのまま地面に倒れこんだ。

「はぁ❤️はぁ❤️はぁ❤️はぁ❤️」

 キトカロスはどうにか上体を起こし、この場所の出口を探す。だが見つけたのは出口ではなく別のモノ……

「ひっ……ぃや……来ないで……」

 視線の先には4体のミイラ。緩慢な動きで徐々に徐々にキトカロスへと近づいていく。

「来ないで……来ないでぇ……!」

 キトカロスはおぼつかない手つきで剣を振るう。だがそんなものが通用するはずもなく、4体のミイラに取り抑えられてしまう。

「やめ…やめぇ…ああうっ❤️❤️❤️」

 乱暴に抑えつけられながら、陰部とアナルに肉棒を捩じ込まれる。残る2体も乳房や顔に殺到し、キトカロスのカラダを隅々まで味わい尽くす。

「ぁあっ❤️ああっ❤️ぁあっ❤️ああっ❤️やめれぇ❤️おかひくなりゅ❤️❤️もろれらくらるぅ❤️❤️❤️」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 人気のない場所にキトカロスの喘声が響く。

「あへっ❤️あへっ❤️あへぇ…❤️つぎはなんれすかぁ❤️❤️❤️」

 キトカロスは実体のない幻の中で、犯され、孕まされ、産まされ、また犯されていた。蜃気楼に囚われたキトカロスに脱出する術はない。ただただ凌辱され尽くすのみ……


 大嵐が蜃気楼を吹き飛ばすまでキトカロスは延々と快楽に溺れ続けるのだった。

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