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作者:名無し
前のエピソード:ルーナ編



 眠らぬ街でも最高級と謳われるホテル、その最上階にあるロイヤルスイートルームの寝室で一人の少年と二人の美女が一糸まとわぬ姿でまぐわっていた。

 窓から望む夜景は価値に例えることすら無粋と言われるほど美しいのだが、三人がそれに関心があるのかと言えば怪しいだろう。

「うふふっ。さぁ、坊ちゃま。ママのおっぱいですよぉ♡」

 銀髪褐色肌の美女が寝そべった彼に覆い被さるようにしながら自らのおっぱいを差し出す。

 彼女の名はルーナ、少年の従者兼お姉さんママである。

「おねーさんおっぱいもあるわよ♡ ボクはどっちのおっぱいを選ぶ?♡」

 その隣でスラッとしながら豊満な身体つきの美女が誘惑するように美乳をぷるぷると揺らす。

 I:Pマスカレーナと呼ばれることの多い彼女は百以上の顔を持つという運び屋だ。

 今回はルーナからの依頼を受け、彼女と共に少年を極上の癒しを与えるためにやって来た。
 少年も最初は彼女に警戒心を示していたが、マスカレーナの巧みな話術によってそれも瞬く間に解け、いまでは彼女もお姉さんママの一人として認識していた。

 もっとも彼の中での一番はルーナであるのは一切変わりがないし、変わる予定もまた微塵もない。

 しかし、少年は迷った末にマスカレーナのおっぱいに飛び込むように顔を寄せる。

 彼にとってマスカレーナはママであるルーナの次に初めて知る女体だ。

 まずママに甘えたいという思いは当然あったが、それ以上の知的好奇心というか誘惑にはさすがに勝てなかったのだ。

「あはっ、いい子ねぇ♡ いい子♡」

 マスカレーナは歓喜の声を漏らしながら少年の頭をよしよしと撫でる。

 その身体はママであるルーナと同じくスラッとしていたが、彼女よりも全体的に柔らかく甘い匂いがした。
 微かに漂うそれが思考を麻痺させ、少年をマスカレーナのおっぱいに没頭させる。

「坊ちゃま、今日もがんばれてえらかったですよ♡ これはそのご褒美です♡」

 ルーナはマスカレーナに抱きつくようにして寝そべった少年を背後から包み込む。

 彼の頭がちょうど二人の美女のおっぱいによって挟み込まれるような体勢だ。

 前後左右の視界全部を二色のおっぱいによって覆われ、クラクラしてしまいそうなほど心地がいい。

「うん、うんっ♡ がんばれ、がんばれできてる子にはママたちがご褒美をあげちゃう♡ ボクは難しいことなんて気にしないで甘えていいんだからね♡♡」

 少年はそのまましばらくマスカレーナのおっぱいを魅せられたように吸い続けていたが、吸っている内に恋しさを覚えたのか、身体を反転させると今度はママのおっぱいを口に含んだ。

 自らの口にフィットするそれに安堵感のようなものを覚えながら、彼は音を立ててルーナの母乳をごきゅごきゅと啜る。

「あぁ、可愛い坊ちゃま♡ ママのおっぱいをちゅぱちゅぱできてえらいでちゅよ♡」

 ルーナは自らの乳首に歯を立てて無我夢中でおっぱいを吸う少年の頭をよしよしと撫でる。

 一方のマスカレーナは彼の背に自らのおっぱいを押しつけると、その手を少年の下腹部の方に伸ばした。

「ふぅぅぅぅ♡♡ うふふっ♡ おねーさんがシコシコしてあげるから、ママのおっぱいを吸いながら気持ちよくなっちゃおう♡♡」

 彼女は少年の耳元に顔を寄せて熱を帯びた息を吹きかけ、勃起した肉棒を上下に扱き始める。

 彼が全身をビクッと震わせれば、マスカレーナはその背にむにゅうと押しつけているおっぱいを滑らせるようにして蠢かせた。

「シコシコ、シコシコ〜♡ さぁ、我慢なんてしなくていいんだからね♡」

「そうでちゅよ♡ 坊ちゃまが精液をびゅうびゅううっていっぱい射精して気持ちよさそうにしている顔をママたちが見ててあげまちゅからね♡♡」

 マスカレーナが耳元で小悪魔的に囁けば、ルーナが少年の身体をトントンとゆっくり叩きながら天使のように導いてくれる。

 二つの快楽が体内で混ざり合うように膨れ上がって、少年は最早訳が分からなくなっていた。

 彼はルーナのおっぱいを思いっきり引っ張るように吸いながら、堪えるように身体を小刻みに震わせる。
 その白ずんだ視界が明滅した直後、マスカレーナの手の中で肉棒が限界まで膨張して精を吐き出す。

 それはルーナママの褐色に染まった下腹部を白く汚すように何度も何度も降り注いだ。

「坊ちゃま、ママのおっぱいをこんなにも元気に吸えてえらかったでちゅね♡♡ よちよち♡」

 少年が脱力したようにルーナのおっぱいから顔を離せば、真っ赤な吸い跡と噛み跡がくっきりと刻まれていた。

 彼女は慈しむように微笑み、愛しの赤ちゃんの頭をよしよしと撫でる。

「あははっ、いっぱいびゅうびゅううできてえらかったね♡ よちよち♡」

 マスカレーナも背後から少年の頭を撫でて、ギュッと抱きしめるように身体を寄せてくれる。

 彼は脱力感に襲われていたが、二人の美女からよしよしギューされて天にも昇るような心地だった。
 そのまま目を閉じて、しばらくの間二人の極上の肢体を堪能し続けた。



 少年はその後もルーナとマスカレーナの二人と甘やかされていたが、至福の時を遮るように着信音が室内に鳴り響く。

 それは彼も聞き覚えがある、ルーナのスマホの着信音だ。

 彼女は顔を微かに強張らせながら、サイドテーブルに置かれたのそれに手を伸ばす。

 ルーナも余程の案件でもない限りは少年とのひと時を優先するつもりだったが、彼女も仕事人である以上は何時であっても優先しなければならないことが少なからず存在していた。

「……もしもし、えぇ。どうされましたか、お嬢様」

 彼女はベッドから起き上がると、声のトーンを微かに落としながら部屋の隅の方に移動していく。

 そう、少年からママを取るのはいつだって双子の姉なのだ。

 彼は胸の内にやるせない気持ちが込み上げるのを感じながら、マスカレーナに抱きつく。

 一方の彼女もそんな少年の心の機微は見透かしているようだ。
 マスカレーナは彼を優しく抱きとめると、その背をトントンとゆっくり叩きつつ囁きかける。

「お姉ちゃんにルーナママを取られるのがイヤ?」

 少年は彼女のおっぱいに顔を埋めながら首を微かに縦に振って答える。

 ルーナはサニーのお目付け役に就く前から彼のママだったのだ。

 だから、現状は双子の姉にママを取られてしまったようで納得できないのは誤魔化しようがない事実だった。

 でも、無理やりにでも納得しなくちゃいけない。

 ルーナママにとっては大切なお仕事なのだから。

「あはっ、よちよち♡ 大人な考えをできてボクはえらい♡ えらい♡ でもね、おねーさんはそれもちょっと違うんじゃないかって思うんだよね♪」

 少年はマスカレーナに頭を撫でられながら不思議そうに首を傾げる。
 彼女はそんな彼の表情を覗き込みながら続けた。

「赤ちゃんであるボクがそんな難しいことなんて気にしなくていいってこと♡ だって、赤ちゃんは甘えたいときにママに甘えていいんだから♡♡」

 少年はその言葉を聞いて衝撃を受けたように目を大きく見開く。

 マスカレーナは楽しそうに口元を緩めると、彼の小柄な身体をゆっくりと起こしてあげる。

「さぁ、行ってらっしゃい♡」

 彼女はそのまま少年の額に軽く口づけを落とし、彼を送り出す。

 少年は部屋の隅で電話し続けているルーナに背後から駆け寄ると、迷うことなくその秘裂に肉棒を挿入した。

「……っっ、んっ♡ あぁ、いえ……何でもありません、お嬢様。えっと、その件については――」

 ルーナは微かに甲高い声を漏らすが、何とか平静を装いながら主との電話を続ける。

 しかし、少年も止まらない。

 彼女のスラッとしたモデルような身体に背後から抱きつくと、不格好にヘコヘコと腰を突き上げる。

「音? いえ、気のせいかと。っあ、んっ……夜もそろそろ遅い頃合いですし、お嬢様も意識が朦朧とされているのでは? 案件をいただいて逸る気持ちも分かりますが、んんっ……休まれた方が――」

 電話の先にいる双子の姉にルーナは自分のママなんだぞと主張するつもりで少年は力いっぱい腰を振り続ける。

 彼女の膣内をかき混ぜるように突き上げれば、ルーナは時折嬌声を漏らしてくれた。

 その甲高い声や破裂音は姉にも聞こえているはずなのだが、やりとりから察するに彼女は然程違和感を抱いていないようだった。

「……えぇ、はぃ。おやすみなさいませ、お嬢様」

 そしてルーナがサニーとのやりとりを終える操作した直後、少年の体内で膨張しきった昂りが弾ける。

 ルーナの膣内で少年の肉棒が大きく膨れ上がり、彼女の子宮を目がけて精の奔流を注ぎ込んだ。

 少年が射精を終えてゆっくりと肉棒を引き抜けば、愛液と混ざった精液がドロォと溢れ出て彼女の太ももを汚すようにゆっくりと垂れていく。

 彼がその光景に魅せられながら荒々しく息を零していると、ルーナが手を伸ばして撫でてくれる。

「あぁ、可愛い坊ちゃま♡ 寂しい思いをさせてしまって申し訳ありません。でも、安心してください。坊ちゃまのママはここにいまちゅよ♡ ずっと、ずぅっと傍にいまちゅからね♡♡」

 ルーナは優しい言葉と共に包み込むように少年の身体をそっと抱き寄せる。

 それだけで、さっきまであった焦りのような感情が自然と溶けていくようだった。

「――いい雰囲気のところ申し訳ないんだけど、今度はおねーさんとも遊んでもらえると嬉しいかな♡ このままお預けされちゃうと、とっても寂しいの♡♡」

 少年が声に誘われるように顔を上げれば、柔らかな肢体をベッドに横たわらせたマスカレーナが大きく脚を開いている。

 濡れた秘裂が少年の方に曝け出されるような体勢で、それはおねだりするように愛液をしとどに溢れさせていた。

 そんな極上の光景を見せられれば、赤ちゃんと言えど少年である彼の中の男が我慢できるはずがない。

 少年はベッドまで移動すると、今度はマスカレーナの秘裂にまだ硬さが残った肉棒を挿入する。

「あはっ。いいね、いいねっ♡ ヘコヘコぱんぱんできてえらい♡ えらいっ♡ そうそうっ。難しいことなんて気にしないで、思うがままに動いていいんだからねっ♡ その調子で、がんばれ♡ がんばれっ♡」

「坊ちゃま、ママのおっぱいでちゅよ♡ ヘコヘコぱんぱんしながら、ごきゅごきゅもできまちゅか?♡」

 少年はがむしゃらに腰を振りながら、ママが差し出してくれたおっぱいにも吸いつく。

 最早目の前に大好きな物を出してもらえたから本能の求めるままに飛びついただけで、彼自身も何をやっているのか訳が分からなかった。

 ルーナが母乳をごきゅごきゅと啜る少年の頭をギュッと抱き寄せれば、マスカレーナが歓喜の声を上げる。

「すごいっ、すごいわっ♡ ヘコヘコぱんぱんしながら、ごきゅごきゅもできるだなんて♡ ボクは赤ちゃんの中の赤ちゃんねっ♡♡ そのままいっぱいヘコヘコぱんぱんして、おねーさんおま×こに精液をびゅうびゅううっていっぱい射精してぇっ♡♡」

「えぇ、坊ちゃま……もうちょっとです♡ がんばれ♡ がんばれ♡」

 ルーナママも耳元に顔を寄せ、応援して励ましてくれる。

 少年が最後の力を振り絞ってマスカレーナの身体に力強く腰を打ちつければ、肉棒は彼女の膣内で限界まで膨れ上がる。
 そして彼女の子宮を目がけて白濁液が激しい勢いで注ぎ込まれた。

 マスカレーナは射精が終わるのを待つと短く息を吐き、少年の頭に手を伸ばして撫でてくれる。

「よしよし、いっぱいがんばれてえらかったわ♡♡ おねーさんもとっても気持ちよかったわよ♪」

「うふふっ。坊ちゃまが元気に吸ってくださったおかげで、こちらにも同じ跡ができましたよ♡」

 少年がヘコヘコしながら吸っていたルーナのおっぱいには先ほどと同様の吸い跡や噛み跡がばっちり刻み込まれていた。

 彼女はそれを愛おしそうに見ながら少年の頭をよしよしと撫でてくれる。

 こんなにもいっぱいよしよししてもらえるなんて、もしかしたら今日は人生で最高の日なのかもしれない。

 少年はそんな脈絡もないことを思いながら、マスカレーナとつながったままルーナママのおっぱいに顔を埋めてゆっくりと目を閉じた。


次のエピソード:アスポートパイレーツ&ハンディーレディ編

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