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「うーん、わかっちゃいたけど辛いもんがあるなーこれ…」

 決闘者の青年は悩んでいた。4月から適用されるリミットレギュレーション。それにより彼の使っているデッキ【イシズティアラメンツ】は大幅な規制を受けた。初登場して以降環境を支配していたデッキであり、度々の規制を受けていたがその支配もとうとう終わりを告げた。

 「まぁネットだとボロクソ言われてたからな…嫌な顔も何回されたか…でもなぁ、可愛いんだもんルルちゃん」

 彼が使い続けた理由はただ一つ、ティアラメンツ·ルルカロスが可愛かったから。勿論その進化前のキトカロスも大好きである。宝石のように輝く大きな目、青白く美しい肌、人ではありえないヒレ付きの耳、青い色をした口の中。彼の性癖にはど真ん中であった。

「でもこんなこと言ったらルルちゃんドン引きだろうしなー、嫌われないようにしつつ、デッキ改良しよっと」

 青年はあーでもないこーでもないとデッキを弄っていたが満足の行く答えが出せず、やがて休憩も兼ねて外出してしまった。



「マスター、失礼します…ってデッキ散らかしっぱなしで…」

「新制限リスト?」

「うそ」

「やだ」

「これじゃ もう」





「うーん上手く纏まらなかったな、それにルルちゃんもなんか変だったし…しゃーない!一晩寝てから考えよう!」全てを明日以降に投げた青年は床についた。一度眠ってしまえば頭もスッキリするだろう、と。



 ぴちゃり ぴちゃ ぴちゃ

 水の音が聞こえる、雨降ってる?水道締め忘れた?

 ン… ちゅぷ ちゅっ ぴちゃ

 股間が妙だ。冷たいような、温かいような…

 ぴちゅ ぴちゃ んく… ちゅぷ

 目を向けるとルルちゃんが俺の股間にむしゃぶりついていた。

「ルルカロス!?」

 思わず声を上げると、ルルちゃんは顔をこちらに向けた。息荒く、苦しそうな表情で、宝石のような目にいっぱい涙をためて。

「な、何して っ!? 止めるんだ!」

「んん!んぷ、ぷちゅ、れるっ…」

 止めたけどルルちゃんは止めなかった。拙い動きで俺のモノを咥え続けている。時折舌で舐めているのか、何かが這うような感覚にゾクゾクする。

「お願いだ!このままだと出しちゃうから! くうっ!?」

 突き飛ばせば止まってくれるだろう。だが今、パラパラと真珠の涙を流す彼女を突き飛ばすなんて俺には出来ない。いや、それは建前だ。あんなに可愛いルルちゃんが、醜い俺のモノを咥えているその光景に酷く興奮している。ああ、ルルちゃん…ごめん…

「ルルカロスっ!で、射精るっ!」

「んぶっ!?ん…んうぅ…じゅる…ちゅぽっ♥」

 ああ、口の中にぶちまけてしまった…だけど出したためかルルちゃんはようやく離してくれた。

「ごめん!ほらティッシュ!」

「んぅ!」

 手を口に当てながら首を横に振るルルちゃん。どうしてと思っていると

 ぐちゅぐちゅ

「ん…」

 ぐちゅぐちゅ くちゃくちゃ

「んん…」

 口の精液を咀嚼して

 くちゃあ…

「んぁ…♥」

 俺に見せつけた。

 口から漂ってくる精液の匂いは気にならなかった。ルルちゃんの青い口の中、口の中よりも更に深く青い色の舌。それらを彩る白い精液が映えていて、俺はそれを酷く、美しいと思ってしまった。

「ルル、カロス…」

「ん…くちゅ…くちゃくちゃ…」

「こく、んぐ!?げふっ!?げほげほっ!?えぷっ!おぇ!」

「ルルカロス!?いま水を!っ!?」

 水を取りに行こうとしたら服を引っ張られた。どうして…

「げほげほっ!はぁっ…はぁ…、…めんなさい…ごめん、なさいっ…!こぼしてごめんなさい…!」

 そう言うやいなやルルちゃんはベッドに落ちた精液を啜り始める。流れ落ちる真珠の涙はもうベッドから溢れ床に広がっている。

「じゅる、じゅぞぞ…んぐっ…じゅるる…」

「ルルカロス…何でそこまで…」

「す…で…」

「え?」

「すてないで…すてないでください…!」

 そう言って土下座するルルちゃん。捨てるって?俺が?何で?どうして?

「わたし、もっと気持ちよくできますから!なんでもやりますから!お願いします!もう、暗いとこに行くのは嫌…だから捨てないでください…!」

「ルルカロス、ルルカロス!聞いて!!」

 

 それからはあっという間に誤解は解けていった。新制限を迎えるに当たって勝てなくなるデッキは使いたくない、だから捨てられると思ってしまった、とのことらしい。まぁデッキを広げたままにしてた俺も悪かったなぁ…

「安心して。他の人の力を借りればまだまだ戦える。キトカロスが禁止になっても戦えてたでしょ?」

「そうですけど、本当に…捨てないんですか…?」

「当たり前だよ!俺ルルちゃんに一目惚してデッキ組んだんだよ!?」

「……ルルちゃん?一目惚れ?」

「えっ?あ!いや今のは!」

 しまった!ルルちゃんって呼んじゃった!一目惚れってのも言ったしマズい!引かれる!

「フフッ♪『ルルちゃん』ですか!愛称で呼ばれるってなんかいいですね!壁を一つ乗り越えた感じで!それに一目惚れって言ってくれて…嬉しいです…♥」

「…引かないの?」

「?」

 いつもの顔でルルちゃんが顔を傾げる。ああ、そうか…

「お互いに変な思いこみしてたんだな…俺たち…」

「でも、これで終わりですね!明日からはより良い関係になれますね!マスター!」

「ああ、頑張ろうな!」

「ところで、どんな所に一目惚れしたのか聞いていいですか?」

「ああ、それはね…」

 こうして、お互いに抱えていたものを吐き出した俺たちは色々片付けをして、眠りについた。明日休みで良かった…



 ぴちゃ

 部屋が、明るい…

 ちゅぷ ちゅぷ

今何時…?うん…?

「……ルルちゃん?」

 ちゅぴっ

「ほぁようごふぁいまふ♥まふたー♥」

ルルちゃんがまたむしゃぶりついていた。

「え、何で!?」

「ん…ぷぁっ♥私気づいちゃったんです…♥♥好きな人にご奉仕するのって、気持ちいいんですね♥♥♥」

「あ、あの今日は休みで」

「はい♥だからマスターはずっと気持ちよくなってていいんですよ♥昨日は失敗しちゃったけど、ちゃんと飲めるように頑張ります!」

「昨日の今日でやることないよ!だから休んd…」

「…捨てるんですか…?一目惚れって言ったのに…」

 やばい、ハイライトが消えた

「やっぱりルルちゃんには早く身につけて欲しいな!うん!」

「そう言ってくれるなんて…♥♥じゃあ今日一日、いっぱい気持ちよくなってくださいね♥マスター♥ちゅっ♥」

 そう言ってルルちゃんは俺のモノにキスをしてご奉仕を始めた。ルルちゃんの頭をそっと撫でて上げると嬉しそうな表情をしてくれた。ああ、目覚めさせちゃったことを後悔すりゃいいのか、この快楽を喜べばいいのかわからねえ…

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