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「ねぇ、本当に大丈夫なの?」

「平気だって、お嬢様は無理矢理されるのも大好きだもんね?」

アロメルスちゃんの心配をよそに、私はベッドの上でお嬢様に抱きついて服の中に手を入れる。
そのままお腹を撫で、耳に息を吹きかけた。
それだけでお嬢様は気持ちよさそうに悶えている。

「どこが気持ち良いか教えて欲しいなー?」

何処を触られるのが好きかなんてとっくに知り尽くしている。
返事を待つ事なく手を滑らせてお尻を撫でた。
いちばん好きな所はまだ触ってあげない。

「だんまり?」

口を閉じたままのお嬢様は何かに耐えているようで、身体が震えている。
その我慢がいつまで続くか気になったけど、先を促すことにした。

「ちゃんと言ってくれないとわかんないな」

耳元でささやき、手をお嬢様のお腹から下へと進めていく途中で止める。

「せっかくだしアロメルスちゃんに覚えてもらおうか?」

私達を見つめる後輩は、誰もが好き勝手にお嬢様を可愛がるからきっと困ってるに違いない。
先輩として教育してあげなきゃ。
見られるのが恥ずかしいのか、お嬢様の返事がない。いつも皆で見学してるし今更だと思うけど。

「そしたら、好きなだけ触ってあげるんだけどなぁ……」

仕方ないので助け舟を出してあげる。
そうすると彼女がお願い、と言うので笑顔で返事をした。

「じゃ、脱ごっか!」

「息をするように脱がしてんじゃないわよ!」

あまりの手際の良さにアロメルスちゃんからツッコまれた。

「お嬢様の頼みだから仕方ないよね?」

「そう……」

引きながら納得されちゃった。
話してるうちに裸になったお嬢様の背中を身体で受け止め、ベッドに座る。

「ちゃんと準備出来てえらい!」

素直な彼女の胸やお腹を撫でてあげる。可愛くて可愛くて仕方ない。

「さて、アロメルスちゃん」

お嬢様を愛でながら声をかける。
えーっと、確か教えてもらった時は?

「お嬢様はね、こうやってじっくりされるのも好きだし……」

両手で胸を下から持ち上げるように揉んであげる。

「激しくされるのも好きなんだよ」

触る前から存在を主張していた乳首を指で押し、指先を回して刺激してあげると身体を震わせて感じてくれる。

「それでね、下は……」

胸から手を離し、秘裂へ手を伸ばす。
それから割れ目に沿って指でなぞる。

「外よりは中かな」

指先を舐め、湿らせてから中に指を入れる。
優しく中をかき回し、ほぐしていく。

「指と舌でされるのが好きなんだよね?」

震える身体を抱きしめて耳元でささやく。
こくこくと素直に頷く彼女を簡単に絶頂させないように、ゆっくり指を動かしていく。

「中を擦ってあげると喜んでくれるんだ」

今度は天井を指で強く刺激すると、お嬢様の身体がびくりと跳ねる。

「ね、お嬢様?」

トロンとした目で私を見つめ、身体を震わせている彼女。

「聞こえてないかな?」

再びゆっくりと指を動かして、出し入れを繰り返すと中が締まった。
身体で返事をするなんて、お嬢様は可愛いなぁ。
上機嫌になった私は、彼女の一番弱い所を刺激してあげる。

「気にせず気持ち良くなっちゃおうねー?」

そうして愛撫を続けていると、お嬢様の腰が少しずつ浮いてくる。
口から甘い声が漏れてきて、限界が近づいているのが分かった。
指を強く押し付けると、彼女は身体を反らせて絶頂を迎える。
脱力し、倒れ込むお嬢様の身体を受け止めるとアロメルスちゃんの方を向く。

「どう?覚えた?」

「お、覚えるも何も……」

彼女は顔を赤くして、恥ずかしそうにする。

「何かおかしかった?」

「もう良いでしょ?早くしないと2人が旦那様を探しに来るわ」

アロメルスちゃんは周りを気にしているようで、落ち着きがない。

「えー、もう少しお嬢様を可愛がりたいんだけどなぁ」

「具体的には?」

「それは勿論、指の次は舌だよね!そう思わ……」

怯えた様子の後輩の顔が見えたかと思うと、脳天に重い衝撃を受けた。

「い、痛い……」

「いやあ教育熱心で助かるよ、リセ」

振り返るとジーナが本を持って立っていた。
どうやらそれで叩かれたらしい。

「酷い、何も悪いことしてないのに叩いた!」

「うん?お嬢から誘われたのかな?僕も呼んで欲しかったけど……リセ、続けて良いよ」

「殴られ損だよ、もう……」

身体を離して、向かい合うように座り直す。
ジーナはベッドに座ると彼女の手首を掴み、その背中を胸で受け止めた。

「リセにいっぱいしてもらうと良いよ」

その言葉を聞くと私はその脚を開き、顔を近づけた。
濡れた秘裂に小さく息を吹きかけると身体が震える。
割れ目を舐めて刺激すると、とろりとした液体が中からこぼれてきた。
それを絡めて押し返すように舌を中に入れる。
腰を引こうとする脚を押さえ、逃げられないようにして中を舐めると喘ぎ声が漏れた。
私の舌が動く度にお嬢様の身体が反応する。
顔を離すと、物足りなそうな声を出された。

「せっかくだし1番気持ち良くしてあげる」

再び指を秘裂に入れ、指を天井に添えるとわざと音を立てるように指を動かす。

「こうやってされるの大好きだもんね?」

彼女は脚を閉じて抵抗しようとするけど、私が間にいるので閉じられない。
むしろそのせいで顔が秘裂に近づいていく。
その上部で顔を覗かせる淫核を舌で舐めると腰が跳ねた。

「ん……」

そのまま吸いつき、舌で転がすように刺激する。
お嬢様は快感を逃すように身体を跳ねさせるけど上はジーナ、下は私に押さえられて行き場のない快感に押し潰されていく。

「ほら、好きなだけイけば良いよ」

ジーナの言葉に応えるように吸い上げながら指を動かすと、再び彼女の身体が跳ねて絶頂した事を教えてくれた。
脚から解放されたので顔を上げ、締めつけられる指は抜かずに口を開く。

「気持ち良かったでしょ?」

荒く息をするお嬢様はこくこくと頷く。
そこから続きをしようと思ったら、今度はシトリスちゃんの声が聞こえて来た。

「ご主人様、お菓子が出来たんだけど……お楽しみ中だったかしら」

「もうそんな時間?」

「食後の運動みたいなノリでヤらないで欲しいわ……」

「いやぁ、ホントにお嬢は悪い子に育ったね」

私の言葉にアロメルスちゃんが呆れたように返事をして、更にジーナが続ける。

「ほら、旦那様の身体を拭いてあげるから2人も手伝って」

飛んできたタオルを顔面で受け止め、アロメルスちゃんの手伝いをする。

「服は着れるかい?」

そんな事を聞きながら既に服を着せていくジーナにお嬢様を任せ、私は先にベッドから降りて部屋を出た。

「おいしい!」

「喜んで貰えて嬉しいわ」

焼き上がったばかりのクッキーをお嬢様と2人で食べてそう感想を告げる。

「最近アロメルスと何かしてると思ったらコレだったのかい?」

「そうよ、たまには皆でお茶も良いと思って。ジーナもひとつどうかしら?」

「お言葉に甘えようかな……うん、美味しいね」

「誰かに教えるのは初めてだったけど、シトリスは飲み込みが早いから助かったわ」

「アロメルスちゃんっていろいろ知ってるよね、農家で習ったの?」

3人の会話を聞きながら疑問に思った事を口にすると彼女は遠い目をして返事をした。

「いいえ、買われてからね」

「ふーん……なんか珍しいね?」

「たまに居るのよ、そういう人間」

「僕は人間を雇った方が早いと思うけどね」

「そうね、何考えてたのか聞きたかったわ」

アロメルスちゃんにジーナが返事をして会話を続ける。
お嬢様の方を見ると、視線が合う。

「ね、お嬢様は私に何かして欲しいことはある?」

そう問うと彼女は少し考えてから口を開いた。

リセのしたいようにすれば良いわ。

「そう言うと思ったけど、そうじゃないって言うか……」

後でシトリスちゃんやアロメルスちゃんと考えよっと。
思考を後回しにして、今はお茶会を楽しむ事にした。

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