1999年にSNKが発売した対戦格闘ゲーム『武力 〜BURIKI ONE〜』の情報を扱っています。

凱の主力はもちろんミドルキック([F6])です。フェイントをかけつつミドルキックで蹴っとばし、ヒット確認からのバックトルネード([F6, N6])を狙うのがローリスクかつミドルリターンの戦術となるでしょう。ミドルキックの間合いより少しだけ近くなるようならローキック([3])や掌底→ローキック([6, 3])などのローキックも早く長い攻撃なので友好です。尤も、貴人にとって「まず間違いなく振ってくる技(=ミドルキック)」は最優先で取りたい技でもあるので、そこを逆手に取って、構えを誘ってから一歩踏み込んでタックル([F3])を仕掛けるのも悪くない選択です。

貴人の方から考えれば、ミドルキックがギリギリ当たらない距離で中段両手構え([6])を狙ったり、合気の心([4])でかわして合気・下段([4, 3])を当てたりするのが主な狙いです。膝行([G2])からの足取り投げ([G2, 3])は、能動的に狙っても凱のローキックや弱取り→ローキックなど回転の良い打撃に阻まれがちですので、タックルを読んで事前に膝行→タックル空振りを確認しての足取り投げを狙うか、凱の大技への反撃に止めるのが無難です。尚、肘締め(うつぶせ頭側ダウンへ[F3, 8] or [F2, 8])は凱のバウンドエスケープ(肘締め時に[8])でかわされてしまいます。おとなしく急所打ち(あおむけダウンへ[3] or [2])で我慢しましょう。

以上の点から、凱が主導権を握る試合になるでしょう。

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