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「ただいま」

アイドルたちの寮に近いマンションの一室に、プロデューサーの声。
アイドルたちに何かあった時のため、とわざわざ住居を変えたのは、文字通り責任感の強さからだという。

「お、帰ってきたな。お帰り」

部屋の奥から、エプロンを纏ったアイドルが姿を表す。
最早日常と化したやり取りが、疲れたプロデューサーの心を癒すのだ。
向井拓海、レディースだった彼女の可能性を見出だしスカウトしたのは、紛れもなくプロデューサーである。
確かに粗雑さは見受けられるが、美しく、愛らしく、そして心根は優しい彼女は、すぐに看板番組を手に入れる程には活躍している。

「晩飯の用意は出来てるぜ?風呂も沸かしてる。……さ、どれにする?」
「拓海と風呂、かな」
「……っし、背中も頭もアタシが流してやるよ♪」

プロデューサーが荷物をおき、そそくさと風呂場に向かう。
其処には、プロデューサー以外見ることの敵わぬ、全裸のアイドルの姿があった。
豊満な乳房、引き締まった肉体。
やはり眼福だとプロデューサーは笑む。

「さ、一緒に入ろうぜ!」
「……その前に」
「解ってるよ……」

拓海の身体を抱き寄せて唇を奪うと、その美貌が蕩け、恍惚の色が混じる。
最初は抱き寄せるだけでも身を固くし、キスなどしようものなら恥ずかしがって怯えていたのに。

「な、P」
「ん?」
「アタシ、Pが帰ってくるまでさ?色々読んだんだけどよ?……やっぱりPのが一番欲しいな、って」

身体を開く姿に、股関を晒す痴態に、かつての特攻隊長としての姿も、ましてや子供のための教育番組で奮闘する姿など、欠片も見られない。

「やっぱり拓海はエロいな!」
「しょ、しょうがねぇだろ!Pと一緒に暮らしはじめて、毎晩毎晩エッチなことしてさ。やっと恋人になったんだぜ?」
「……やっぱり拓海はエロいな!」
「……否定はしねぇよ」

毎晩同じ布団の中で抱き締められていたり、一緒に風呂に入ったり。
そんな中でも、公私の分別はしているプロデューサーのギャップに、拓海は完全に堕ちた。
拓海が拾った捨て猫を飼ってくれているのもプロデューサー。
プロデューサーに惚れた拓海は、最初は感情の意味も理解しきれず、泣きながら告白したものだ。

「アタシは、…夜は、Pだけのアイドルなんだからな!」
「愛してるぞ、拓海」
「アタシもだ……」

二つの影が一つになる。
二人の夜は、始まったばかりだ。
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